あさか開成 校長雑感

2018年11月の記事一覧

県高等学校英語プレゼンテーションコンテストで優秀賞

先週の土・日も、各地で生徒が活躍しました。

11月4日(日)、福島市の福島テルサで第3回福島県高等学校英語プレゼンテーションコンテストが開催され、本校2年生チームが優秀賞(第2位)となりました。このコンテストは、県教育委員会が主催するもので、日本や世界で問題、国際理解・国際協力、ふくしまの復興や将来像等に関する自分たちの意見や考えを英語でプレゼンテーションすることで、社会問題に関する理解を深めるとともに、英語による発信能力の向上やグローバル人材の育成を図ることを目的として実施されているものです。1チーム3名の構成で、1校あたり2チームまでの出場となっており、本校からは、1年生チームと2年生チームの2チームが参加しました。2年生チームの出場者は、2年2組の亀山京玖さん、2年3組の瀬谷百加さん、2年5組の根本桃花さんで、それぞれが海外での研修、留学をした経験があり、それぞれの地で感じたこと、学んだことを、今後の福島県の復興に役立てたいとまとめたものが今回の発表でした。また、1年生チームも、オーストラリア研修での経験を一生懸命発表してきました。

また、ソフトテニス部が11月2日(金)より県高等学校新人体育大会に臨みました。男女団体とも県大会の出場権を獲得しておりましたが、地区大会では女子団体が3位と健闘しました。しかし、県大会では、男子団体が地区大会での悔しさを挽回すべく奮闘をみせ、ベスト16まで進出することができました。女子団体は、残念ながら、2回戦で惜敗してしまいました。

それぞれの生徒の活躍に感謝です。

短期留学生、異地区間交流留学生との別れ

本日で、短期留学生と異地区間交流留学生の5名の本校での全プログラムが終了し、それぞれの地へ帰ることになりました。

短期留学生の3名は、10月10日の午前中のオリエンテーション後、午後からは1年生のクラスに配置され、約1ヶ月間、1年生と同じ授業を受け、遠足などの行事にも参加し、学校での生活をともにしてきました。また、異地区間交流留学生の2名は、今週1週間という短い期間ではありましたが、2年生のクラスに配置され、2・3年生と学習・生活をともにしてきました。

毎年感じることなのですが、留学生の学校生活に馴染んでいく適応力の高さ、日本語や日本文化を吸収しようとする情熱、直向きさには驚かされます。

今週は、留学生とのお別れ行事が続きました。昨日は、1年生全体でホームルームの時間を活用して、スポーツをとおしての送別会が行われました。そして、放課後は国際部主催のDance Party による送別会も開催されました。また、本日は、5名の留学生より全校生徒へお別れのあいさつがあり、口々に、留学中、交流中の生活が楽しかったこと、本校生徒が優しく、かっこよかったことが述べられました。長短の差こそあれ、生活習慣の違う見知らぬ地で不安と闘いながらも、本校生との交流の中で、本校でしか味わうことができないものを感じ取ってくれたのではないかと感じております。

最後になりますが、今年度も、5名の留学生すべてが、生徒のご家庭にホームステイしました。ホストファミリーになられたご家庭のみなさま、大変お世話になりました。今回のホームステイに対して感謝を申し上げるとともに、今後も本校の国際交流事業に対するご理解、ご協力をお願いいたします。

ハロウィーン

昨日は、ハロウィーンでした。

ハロウィーンとは、毎年10月31日に行われる、古代ケルト人が起源と考えられているお祭りのことで、もともとは秋の収穫を祝い、悪霊などを追い出す宗教的な意味合いのある行事であったと言われています。現代では、特にアメリカ合衆国で民間行事として定着し、祝祭本来の宗教的な意味合いはほとんどなくなり、カボチャの中身をくりぬいて「ジャック・オー・ランタン」を作って飾ったり、子どもたちが魔女やお化けに仮装して近くの家々を「Trick or treat」と唱えて訪れてお菓子をもらったりする風習となりました。

本校でも、外国語会話部が中心となり、ハロウィーンを祝うとともに、校内に「ジャック・オー・ランタン」を飾ってくれました。年中行事は、日本、海外問わず、それぞれ日々の生活と深く密着したものです。お祭りを楽しむとともに、日本と海外のお祭りの類似性や相違点を考えることも、異文化理解につながると考えています。