あさか開成 校長雑感

2019年9月の記事一覧

気持ちは期末考査

前期期末考査が、来週の12日(木)より始まります。

今週初めより、放課後、教室で、一人で集中して学習をしている姿、グループを作ってお互いに問題を解き合っている姿が、ちらほらと見られるようになってきました。特に、今回は、1年生の各教室でこの光景を見ることができ、大変嬉しく思っています。そして、本日より、職員室等の入室が制限されますので、放課後は、廊下よりお目当ての先生を呼びかけたり、廊下で問題の解法を教えてもらったりする生徒が増えてくるのでないかと思っています。

この時期は、学校全体に、通常とは少し違った活気・緊張が出てきます。この時期だけ、勉強すれば良いという訳ではないですが、やはり、大きな区切りであることを意識すれば、自分自身の半年の足跡を残すために全力を挙げるのが当然のことです。

私は、定期考査は、振り返りが大切だと思っています。つまり、自分自身を見つめ直すチャンスだと思っています。

できたことに関しては、自分自身をいっぱい褒めてください。そして、何ができなかったのか、点数だけを気にすることはやめてください。できなかった原因を、しっかりと自分自身の中に落とし込み、どのような行動をすれば、それば少しでも改善するのかを、是非とも考え欲しいと思います。

本来、学問を身につけることは、他人との戦いではなく自分自身との闘いであると思っています。多くの知識を身につけることは、自己の可能性を切り開いていくことにつながります。完璧な人間はいません。理解できないこと、できないこともあってもあります。しかし、点数がとれないといって、諦めないでください。できないことと諦めることは、決して一緒ではありません。

中学生や高校生の柔軟思考ができる時期だからこそ、単に点数のみを追い求めるではなく、点数はとれなくても良いので、学問本来の楽しさ味わって欲しいと思っています。

実りの秋

ほおずきの実が、真っ赤になり始めています。

この真っ赤な実は、萼の部分が発達したもので、ちょうど提灯のような形になり、8月から9月にかけて次第に赤く色づき始めます。

このように、ほおずきの時期はいつですかと聞かれれば、8月から9月ですと答えます。しかし、各地で開催されるほおずき市は7月に開催されることが多いようです。大学時代、浅草でアルバイトをしていた関係で、浅草周辺のお祭りにはちょっと詳しくなりました。ほおずき市も、その一つです。50万人を越える人が浅草寺に集まりますので、この日は浅草周辺は大変賑わうことになります。

ほおずき市の始まりは、江戸時代といわれています。江戸時代、浅草寺では7月9日~10日を観音様の特別な縁日として、お祭りを行うようになりました。その時期はお盆の時期でもあり、盆棚飾りにほおずきが求められることもあって、ほおずきの販売したのが定着したようです。

そして、正面玄関の前には、サルスベリが、鮮やかな紅紫色の花を満開に咲かせています。サルスベリは別名「百日紅」(ヒャクジツコウ)の名のとおり、初夏から秋までの長い間鮮やかな紅色やピンク、白などの花を咲かせる花木です。樹皮が白くなめらかな手触りをしていることが特徴です。猿も滑って落ちてしまうほどツルツルという様子からサルスベリと名付けられました。

実りの秋がやってきました。生徒にとっても、実り多き季節となることを期待します。

高校説明会、後半開始

昨日は大槻中学校で、本日は富田中学校で高校説明会が実施され、今年度から始まる新しい入試や本校の概要について説明をしてきました。この2校を皮切りに、今年度後半の中学校主催の高校説明会が10月末まで開催されることになります。

新たな制度の導入時期は、誰にとっても不安なものです。分からない点があれば、お答えしますので、中学校の先生をとおして質問していただければと思っています。

実は、高校でも、現在の高校2年生から始まる新制度の大学入学試験への対応に向けて、様々な情報を集めています。特に、英語に関して、民間の資格検定試験の大学入試への導入は、今までにないものです。今後、11月の大学入試英語成績提供システムの共通ID発行申込に向け、生徒・保護者へ説明をしていくことになります。

大学で求める力が変わるということは、のちのち、専門学校においても、就職においても、求める力が変わってくるということです。正確な情報を集め、しっかりとした対応をしていきたいと思っています。

 

季節のもの

期末考査も来週に迫り、教室でも居残り勉強をする生徒が少しずつですが増え始めてきました。

例年ではありますが、3年生の就職希望者にとっても、この時期は、就職試験と前期期末考査が重なる、非常に苦しい時期となっています。就職試験の日程は、9月5日(木)より出願応募書類の提出が開始され、そして、16日(月)からは就職試験が解禁となります。

例年、応募書類を完成した者から、面接指導に入ります。昨年も、この時期、私のところにも「面接指導お願いします」と就職希望者が来室しました。昨日、今年度の第1号の面接指導希望者がやってまいりました。例年通り、時間を調整しながら、面接の心構えや模擬面接などを行っていこうと思っています。

現在、生徒たちは、期末考査に向けての勉強と就職試験の対策と、その両立に向けて頑張っているところです。大変ですが、ここが踏ん張りどころでもあり、全力を向けて欲しいと願っています。朗報が届くことを強く願うばかりです。

もう一つの花

ルイスくんの作品とともに、授業「日本の伝統文化」の生徒、3年生の根本琴未さんの作品が正面玄関を飾っています。

花材は、昨日紹介したルイスくんと一緒のものですが、雰囲気が大きく変わっています。とても、かわいらしく、落ち着いた作品です。

ピンクのカーネーションがどっしりと中央を飾り、木いちごの葉の緑とのコントラストが絶妙で、ピンク色をより一層際立たせています。そして、青のクジャク草の使い方がうまいですね。クジャク草が良いアクセントになり、この作品にかわいらしさを付け加えています。

同じ花材を使っても、こんなに雰囲気が変わるとは思ってもいませんでした。やはり、生け花は奥が深いですね。

9月も、生徒に感謝です。

 

9月の花

ついに、パラグアイから来た留学生のルイスくんの作品が、正面玄関を飾ることになりました。

この作品の主役は、ピンクのカーネーションでしょうか。それとも、木いちごの葉となるのでしょうか。個人的には、葉の青々とした緑は大好きです。この作品にとっても良い味を出していると思います。しかし、やはりメインは、ピンクのカーネーションでしょうね。ピンクのカーネーションの花言葉は、「感謝」「温かい心」です。ルイスは、とても謙虚で、やさしさに満ちあふれた青年です。いろいろな人にお世話になっているということで、このピンクのカーネーションを選んだのでしょう。そして、青のクジャク草、スモークグラスが、なんとも愛らしいですね。ルイスくんにぴったりの作品です。

ルイスくん、ありがとう。

よさこいでShow

昨日9月1日(日)、大町通りで、イベント「おおまち笑・Show・商」の「よさこいでShow」が実施され、本校のよさこい部開成舞彩が出演してきました。

「おおまち笑・Show・商」は、おおまち通りの青年部が主体となり、『街は劇場 通りは舞台』をテーマに、商店街の活性化を図ることを目的としたイベントです。毎月第一日曜日が開催日となっています。

これまでも、市内の学校の様々な部、委員会が出演し、地域の活性化のために、高校生ができることをしてまいりました。今回、本校も、その一翼を担うことができ、大変嬉しく思っております。

よさこい部の皆さん、暑い中、お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。