あさか開成 校長雑感

校長より

野球部必勝激励会

昨日、毎年恒例の「あさか開成高等学校野球部必勝激励会」が保護者会の主催で開催されました。

私より、初戦に向け、集中力を高め、全力で戦ってきて欲しいとあいさつを述べた後、長久保幸男監督、齋藤享平部長より日頃の保護者からの支援への感謝の言葉が述べられました。

その後、塩澤峻司部長より、今までの周りからの支援への感謝とその恩返しのための必勝への誓いが、力強い述べられました。

あさか開成高等学校の初戦は、予定どおり試合が進めば、7月11日(水)12時30分より、いわきグリーンスタジアムで、石川高等学校とふたば未来学園高等学校の勝者と対戦することになっていまず。

新規高等学校卒業者の求人票公開始まる

先週より、異常な暑さが続いております。学校においても、冷房をフル稼働させ、暑さ対策をしております。ご家庭においても、お子様に水分補給のための水筒や凍らせたペットボトルの持参の協力をお願いします。

さて、7月1日(日)、全国一斉に新規高等学校卒業者に対する求人票が公開となりました。

本校においても、進路意識を高めるため、公開日に合わせて、卒業生による講演会及び求人票の閲覧を行いました。就職希望者は、希望企業からの求人票が出ているかを確認し、熱心に閲覧をしていました。

この後、夏休み始めに希望企業への応募前見学を行い、9月上旬までに応募書類を整え提出し、9月16日以降選考試験が実施されるという日程になります。

最近の気温と同じく、暑い(熱い)夏が始まっています。

7月の花に、ゴッホを想う

 

授業「日本の伝統文化」の生徒、3年生の飛田愛生さんの作品が、正面玄関を飾っています。今回の作品は、ひまわりをメインとして、アワ、チンシバイを脇役とし、そしてレザーファンで整えたものです。私は、まっすぐ天に伸びるひまわりが大好きです。そのひまわりの良さを、シンプルに著した作品だと思います。

ひまわりを見ながら、ゴッホを思い出しました。

ゴッホは、花瓶に生けられたひまわりの絵画を複数描いています。ゴッホにとってのひまわりは明るい南フランスの太陽、ひいてはユートピアの象徴であったと言われている。

絵を鑑賞することが好きだった私は、若い時は、有名な絵画が来ると、東京まで見に行っていました。ゴッホのひまわりも見ました。かなり大きな絵だったこと、黄色が素晴らしかったことを覚えています。歴史を勉強していたので、ゴッホは気むずかしい人というイメージを勝手に持っていましたが、絵を見て、シンプルに、ゴッホは情熱的で、純粋な人だったのではないかと思いました。情熱的で、純粋だったがために、その後、大きな悩み、苦悩を抱え込んだのではないかと。

また、また、生徒に感謝です。

「レヌカの学び」とは

本日6月28日、総合的な学習の時間で、1・2年生はアクティブ・ラーニングの統一授業「レヌカの学び」、3年生は大学講師による「学ぶということ ~大学の講座から世界を見る~」を実施しました。

「レヌカの学び」とは、多文化共生と人間尊重を考えるカードゲームです。ネパール生まれの女性レヌカが、日本の教育を学ぶために来日してから、行動や考え方が変化したことを題材にした教材で、自分の中にある「偏見」や「思い込み」をあぶり出すものです。例えば、「私はご飯を食べる前に必ず手を洗うのよ」という行動は、ネパール、日本のどちらにいる時のレヌカか。答えは、ネパールにいる時です。手でご飯を食べるので、必ず手を洗います。日本にいると「箸」を使うので、手を洗う必要性を感じなくなったそうです。このように、異文化理解を邪魔する「バリア(障がい)」は、自分自身の中に存在することを気づくことができます。

3年生は、福島大学、宇都宮大学、山形大学、会津大学、国際医療福祉大学から5名の講師を招き、大学における高度で専門的な分野を直接学ぶことによって、国際理解を深める機会としました。

校内スポーツ大会、無事終了

2日間の日程の校内スポーツ大会が無事終了しました。

今年も3年生が、総合優勝を成し遂げました。総合の成績は以下の通りです。

優勝 3年3組

2位 3年1組

3位 2年3組

今年度の校内スポーツ大会をみながら、またまた生徒の良いところを発見しました。クラス対抗の競技は、各競技がベストメンバーが組めるわけではありません。チームの少し弱いところを、どのようにチーム全体でカバーするかが鍵となってきます。声を掛け合いながら、励まし合って、そして皆で喜び、泣く姿を見ることができました。生徒は、勝ち負けに関係なく、多くのものを得たと思っています。