あさか開成 校長雑感

校長より

学校保健会県南支部総会、本校で開催

5月22日(火)、本校を会場として、福島県学校保健会県南支部保健主事部会総会が開催されました。今年度より2年間、学校保健会の県南支部の事務局が本校におかれることになった関係で、県南支部の会長も務めることになりました。

学校保健会は、学校保健の向上発展を目的として設立されたものです。子どもたちが安心して健やかに育っていくためには、教育の場であり、生活の場でもある学校が、常に子どもたちの身体に気を配り、安全・安心に過ごせる場である必要があります。現在、子供たちを取り巻く状況は大きく変化し、特に本県では、原子力災害以後、子供の肥満の問題、体力の低下等は、大きな問題となっております。これらの問題を解決するためには、単に知識を獲得させるだけではなく、どのように意識させ、行動させるかが大きな鍵となってくると思います。そのためにも、学校に所属する全教職が意識を持ち、学校が保護者、地域と課題を共有し、チームとして動くことが大切になります。

本校においても、昨年度より、栄養教室に保護者を加えて開催しております。そして、PTAのみなさまと協議をして、自動販売機の飲料水の内容を糖分の少ないものへと変えました。また、今年度より、生徒を対象としていたAED講習会に加え、教職員を対象としたAED講習会を、別日に開催することも決定しております。これからも、生徒の健康・安全の向上に努めて参りたいと考えています。

インターハイ県大会へむかう選手を激励

本日5月23日(水)7校時目、インターハイ県大会の選手壮行会が開催されました。私より選手へ、「自分を信じ、仲間を信じ、そして今までの練習を信じて、全力で戦ってきてください。そして、正々堂々、競う相手を讃えながら、悔いの残らない戦いをし、開成スピリットを県下に轟かせて欲しい」、また生徒会長より、「3年生にとっては最後の大会となります。全校生徒で応援します」という言葉をおくりました。

その後、各部より、「チーム全員で最後まで戦ってきます」、「一人ひとり強い気持ちを持ち、やるべきことをやってきたい」、「1戦でも多く、悔いの残らない戦いをしたい」などの今回の大会に対する抱負が述べられました。

インターハイ県大会が終わると引退する生徒もおり、このチームで戦う最後の試合になる部活もあるかと思います。一分・一秒・一点・一本を大切に、仲間との時間を十二分に楽しんできて欲しいと願います。

コーヒー講座、開催

昨日5月22日(火)の放課後、株式会社富久栄紹介の代表取締役中島茂氏をお呼びして、国際部主催のコーヒー講座を家庭科室で開催しました。中島氏は、日本スペシャルティコーヒー協会認定アドバンスドコーヒーマイスター、ブラジル政府公認コーヒー鑑定士等の資格をお持ちの方で、現在郡山市の亀田とうすい百貨店内に富久栄珈琲を展開されている方です。今回の講座は、コーヒーを楽しみながら、講義を聴くという形式のため、生徒は限定14名の参加となりました。

まず最初に、中島氏より、コーヒーについての基礎知識を聞き、その後、美味しいコーヒーの入れ方、産地、焙煎の差によるコーヒーの飲み比べをしました。今回生徒が試飲したのは、エチオピアのインガチェフ産(ウォッシュド、浅煎り)、エチオピアのグジ産(ナチュラル、中深煎り)、ブルンジ産(ウォッシュド、深煎り)の3種類でした。浅煎りのフルーティさ、中深煎りの甘さ、深煎りの香ばしさ・苦さを味わいました。ちなみに、私はブルンジ産の深煎りが好きでした。

最後に、まとめの話がありました。私は、中島氏「コーヒーは、途上国において、外貨を稼ぐ貴重なもので、現在国を動かす原動力になっている。以前は、市場が量と低価格を求めたために、品質は置き去りにされ、農家は低収入に苦しみ、児童労働が蔓延し、農園も荒れていた。しかし、現在、世界中で価値の転換が図られている。スペシャルティコーヒー(品質の良いコーヒー)の登場である。スペシャルティコーヒーは、農家の頑張りがそのまま収入につながり、消費者にとっても品質の良いコーヒーを享受することにもなった。」のという言葉に非常に感動しました。

コーヒーは、最も知られたフェアトレード(私はオールタナティヴトレードの呼称が好きだが)商品の一つです。スターバックスコーヒー、ダンキンドーナッツ、タリーズ等でも扱っています。私は、フェアトレードを、消費者の立場から、「責任のある」買い物だと思っています。この「責任のある」買い物について、今後生徒たちと話をしたいと思っています。

 

 

郡山支援学校へ

昨日5月21日(月)の午後、福島県立郡山支援学校の郷家俊哉校長のお招きで、郡山支援学校を訪問する機会を得た。郡山支援学校と本校は以前より結びつきがあり、毎年、支援学校の学習発表会の際にボランティアとしてJRC等の生徒が、またフラダンス同好会もダンスを披露に行っている。

郷家校長より郡山支援学校の概況の説明を受けた後、校内や寄宿舎を見学させてもらった。車いすで自由に移動できるように、廊下は広く、スロープも完備されていた。また、窓が広く、校舎全体が明るく、全館美術館構想と言うことですべての壁が生徒の絵で溢れていた。素晴らしい施設である。生徒もとても人懐っこく、授業にお邪魔した際には、私に近寄ってくる生徒もおり、小さな声で「こんにちは」とあいさつをした。

最後に郷家校長と、学校同士、いろいろな意味で交流活動をしましょうということで、1時間あまりの訪問を終えた。

本校は国際系の学校である。生徒にどのような力を身につけさせているかと聞かれたときにはコミュニケーション能力だと答える。コミュニケーション能力とは、論理的に物事を考え、伝える力も大切だが、相手の話を聞く力、感じ取る力、寄り添う態度も必要である。これから、いろいろな場面での交流、ふれあいの中から、その力を伸ばしていきたいと考えている。

正面玄関の花は

昼休みに廊下を歩いていたら、真っ赤な百合とグラジオラスの生け花を持った生徒が正面玄関に歩いてきた。そう言えば、いつも正面玄関には、立派な生け花があったと気付き、生徒に話しかけた。生徒は、日本の伝統文化の授業で生けた花を、定期的に正面玄関に飾っていることを私に説明した。

正面玄関に花があるだけで心が落ち着く。生け花とは相手に対する心づくしであろう。これこそ、日本文化の「おもてなし」であろうと感じた。

改めて、生徒、そして伊藤弘子先生に感謝である。

面接週間、インターハイ県大会へ

先週、教務と進路による履修指導が終わり、今週から31日まで面接週間に入ります。その期間、放課後の面接の時間を確保するために40分授業となり、月・水・金は14:40放課、火・木は7校時なので15:30放課となります。お子様が、通常より早く帰宅することもありますが、よろしくお願いします。

なお、今週末より、インターハイ県大会も始まります。県大会は次のとおりです。今までの練習の成果を十二分に発揮して、悔いのない戦いをしてきて欲しいと願ってます。

今週末

 陸上競技部   5月25日(金)~28日(月) とうほう・みんなのスタジアム

 剣道部     5月26日(土)~28日(月) 郡山総合体育館

 バレーボール部 5月26日(土)~28日(月) 河東総合体育館(26日)あいづ総合体育館(27日~)

来週末

 ソフトテニス部 6月2日(土)~4日(月)   あづま総合運動公園

 バドミントン部 6月2日(土)~4日(月)   郡山総合体育館

 バスケットボール部 6月9日(土)~11日(月) あいづ総合体育館

 卓球部     6月2日(土)~4日(月)   あいづ総合体育館

 サッカー部   6月2日(土)~3日(日)   広野町サッカー場

 

保育体験実習授業を実施

本日5月18日(金)、3年生の家庭科の「子供の発達と保育」選択者22名が、家庭科の目時教諭の引率のもと、保育体験実習授業のために桃見台保育所に行きました。このj実習授業は、桃見台保育所との連携のもと、本校では毎年実施しているものです。担当の目時教諭からは、今年度は、1日の体験実習だけでなく夏休みに3日間程度実習を行い、保育についての理解をより深めたいということでした。本日は、所長より保育所の概要についての講話を受け、その後、子供たちと直接触れあう時間を持ったようです。今回の参加者のほとんどが、保育士、幼児教育または福祉関係を目指しているということで、この体験授業をとおして、自分の進路についてより考えを深めることを期待します。

なお、生徒を受け入れてくださった桃見台保育所の所長を始め、職員の皆様に、改めて感謝を申し上げます。

履修指導について

 

本日5月17日(木)の6・7校時、明日18日(金)の5~7校時の時間に、1・2年生を対象とした履修指導が行われます。履修指導とは、次年度の科目選択の決定に際して、生徒各自が希望路や興味関心に応じた科目選択ができるように、本日は教務的観点から教務部、各教科の主任より教科の特徴について、明日は進路指導部より、進路的観点から1年生については全体説明、2年生については進路希望別に分かれ、進路実現のために必要な科目選択等について指導をするものです。その後、5月21日(月)から31日(木)まで、クラス担任よる個別の面接指導を経て、保護者の確認をもらい、6月22日(金)に次年度の科目選択を決定することになります。

本校は、単位制の高校のために、多様な教科・科目が用意されております。将来の進路にも関わる選択ですので、将来どのような職業に就きたいのか、そのためにどのような進路を目指し、どのような科目選択をしたのかなど、ご家庭でもお子様とよく話をいただければ幸いです。

英語ボランティアガイドプログラム参加者に修了証書

 

昨年度、1年間を通して実施してきた英語ボランティアガイドプログラム(コカコーラ教育・環境財団主催)が終了し、生徒33名一人ひとりに修了証書が手渡されました。このブログラムは、コカコーラ教育・環境財団が、被災三県の復興を手助けするため、特に次世代の子供たちの教育支援をする目的で昨年度より実施されたもので、昨年度本県では、本校と南会津高校の2校で選ばれたものです。本校は、2020年のオリンピック・パラリンピック開催を目の前にして、本校がどのような関わり方をすれば良いかを考えていた時だったので、生徒の英語コミュニケーションスキルの向上を図るために参加を決意しました。昨年の7月9・10日の2DAY研修から今年の2月26日の東京研修までの長期にわたる研修となりました。生徒たちにとっては、普段の勉強の他に自主課題研究をしなければならず、少し大変だったかもしれません。しかし、郡山市の英語ガイドから実際のガイドについて学んだり、郡山市国際課と協力して実際のガイドを経験したりと、普段は味わうことができない学習ができたのではないかと考えております。今年度も、昨年度のノウハウを活かし、このプログラムを継承したいと考えています。

国際理解講座、本格始動

1年生の国際理解国座

国際理解講座が、5月10日(木)より、本格的に始まりました。今年度のテーマは「共存」です。昨年度のテーマも「水との共存」でした。国際部の先生方によると、昨年度は生徒が熱心に活動したということで、自然環境との「共存」だけでなく、社会的弱者等との「共存」についてもより深く考察して欲しいということで、本年度も同じテーマにしたということでした。確かに、現在世界には、障がい者、LGBT、難民を含む外国人等、社会的マイノリティとの「共存」という課題が存在します。昨日、校長雑感にも、本校がオリンピック・パラリンピック教育推進校に選ばれたという話を書きました。今年度は、1年間、未来の世界、社会の在り方について、生徒とともに、じっくりと考えていきたいと思います。

ちなみに、次の論文は、私の授業で生徒がまとめたものです。

(平成28年度)

女性の社会進出に向けて.pdf

戦争と平和について.pdf

(平成29年度)

水との共存 ~水から考え、そして自ら考え、自ら行動しよう~.pdf

インターハイ地区大会始まる

 

高等学校体育大会地区大会が天候に恵まれて熱戦がくりひろげられています。連休中より本日まで、会場の視察と生徒の応援に駆けずり回る日々を送りました。スポーツは、どうしても勝ち負けをつけなければなりませんので、勝者、敗者の別が出てしまいます。しかし、スポーツを愛し、直向きにプレーする姿は、美しく、非常に感動するものです。県大会の出場権を得た生徒には大いに賞賛の言葉を述べたい。また、敗者についても、これまでの頑張りと再挑戦に激励を送りたいと思います。最後に、いままで支えてきたマネージャー、応援に駆けつけている保護者の皆さん、そして各競技の運営を支えている先生方に、改めて感謝を申し上げます。

連休中の生徒の活躍

 

 

連休中、多くの場所で生徒の頑張りが見られました。

5月4日・5日(土・日)には、ホテルプリシードで、日本文化部の生徒が、池坊の花展に参加し、作品を出展するとともにお手前などを披露しました。伊藤弘子先生には、日頃の部活動の指導だけでなく、練習の成果を披露する場をいただいたこと、心より感謝申し上げます。

また、5月5日(日)には、40名を越える生徒が、郡山市のこどもまつりにボランティアとして参加しました。あさか開成では、年間延べ300名を越える生徒がボランティアに参加しています。ボランティアは、自分のできるものを見つけ、周囲と協力しながら行う社会活動です。一人ひとりの力は小さいけれど、その力が集まれば大きな力になることを実感してもらいたいと思っています。

連休明けは、インターハイの地区大会です。今後も、生徒の頑張りに期待します。

生徒総会、開催される

本日5月2日(水)、生徒総会が開催されました。生徒会役員のみなさん、放課後遅くまで、総会の準備、大変ご苦労様でした。

生徒会活動とは、生徒による自発的・自治的な活動を通して、学校生活に関する諸問題の解決に取り組み、互いに協力して改善向上を図ろうとする実践力を育てるものです。現在、主権者教育の充実が叫ばれていますが、生徒が身近に感じる生徒会活動こそが、その原点であると言えると思っています。「自分たちの意思がよりよい学校をつくる」という強い気持ちを持って、違う意見にも耳を傾けながら、そして、あさか開成の良き伝統であるボランティア精神を発揮し、生徒会活動の充実を図ってもらいと願っています。

生徒の発案による難民支援への募金活動始まる

先日、3年生2名が校長室を訪れ、校内で難民支援のための募金活動をやりたいので許可が欲しいとの申し出がありました。理由を聞いてみると、昨年、講演会で聞いた難民問題で、何か自分たちにできることはないかと考えていたということでした。そして、新入生にもあさか開成高校の伝統である国際理解・国際交流の精神を学んでもらいとの願いがあり、この4月を選んだということでした。私からは、自分たちの思いがきちんと伝わるよう、具体的な計画を立て、活動をして欲しいと助言をしました。

2人で試行錯誤をしながら計画を練り、仲間を募って、本日4月26日(木)放課後より、募金活動が始まりました。事前に、昼休みの放送で難民問題への自分たちの思いを伝えたり、募金のための自作チラシを配付してのスタートでした。この思いが、多くの生徒たちの心を動かし、初日の募金活動は大成功に終わったようです。この募金活動は、28(土)のPTA総会時まで続くようです。生徒の頑張りに感謝です。

オリンピック・パラリンピック教育推進校へ

 

本日、県の担当者より、本校がオリンピック・パラリンピック教育推進校に決定されたことの報告を受け、その事業に関する説明をいただきました。これも、本校が長年、国際理解、異文化理解の教育の実践を積み重ねてきた結果だと思い、大変嬉しく感じました。実際、学校を見渡しますと、生徒が作った国際理解、異文化理解に関する掲示物がたくさんあります。是非とも、PTA総会時に見ていただければ思います。

そして、今年度は、国際部を中心に、オリンピック・パラリンピックに関する講演、行事が増えることと思われます。この機会に、オリンピック、パラリンピックの意義への学びと同時に、おもてなしの精神の育成やインクルーシブな社会の構築へ向けた教育の充実を図っていきたいと考えております。

本格的な授業開始

 

早いもので、始業式、入学式から2週間が経とうとしています。先週は、年度初めの身体測定、学習ガイダンス等の行事が多く、慌ただしい1週間でした。今週は、全学年、授業が本格始動し、学校の中も静かで、非常に落ち着いた状態です。昨日の4月18日(水)、本校の大会議室で、オーストラリア研修のオリエンテーションが開催されました。今年度は、1年生を中心に24名の生徒が挑戦するようです。オーストラリア研修は、生徒にとって不安や困難と闘いながらも、自己と世界の関わりを考えることができる貴重な体験だと考えています。生徒が、半年後、大きな成長を遂げていることを期待します。

平成30年度あさか開成高等学校、始動

 

 

 

 無事、始業式・入学式が終え、平成30年度あさか開成高等学校が本格的に始動しました。今年度は、201名の新入生を迎え、全校生徒599名での出発となりました。今年は、桜の開花が早く、入学式前に散ってしまうのではないかと心配しました。しかし、桜も入学生の顔を見たかったのか、頑張って満開の状態を維持し、桜吹雪の中の入学式となりました。

 鈴木睦治前校長が残したチューリップも無事に花が咲き始め、新入生を歓迎しているようです。鈴木校長が好きだった言葉、"March winds and April showers bring forth May flowers."を思い出しながら、今後、生徒一人一人の花を咲かせるべく、努力を継続したいと決意をしたとろこです。

 

皆さん、花を咲かせましょう。

  

 早いもので、つい3日前に平成29年度の終業式を終えました。体育館を見渡した時、やはり3年生が巣立ってしまって空虚感というか寂しさを感じました。しかし、4月からはまた新たに201名の1年生が加わるので、もう少しの辛抱でしょう。いずれにしても、この季節は別れと出会いの繰り返しです。

 さて、このコラムで紹介してきましたが、あさか開成にはいろいろきれいな花が咲きます。左の写真は私から皆さんへのささやかな贈り物です。正門の左脇にチューリップを20球、昨年の内に(用務員さんに)植えてもらいました。既に芽吹いて力強い葉が出ています。また、本校の symbol である桜の木も、右の写真のように大きな芽を膨らませてきました。どちらも、来月早々にはきれいな花を咲かせます。是非楽しんでください。そして次は、自分の花を咲かせるべく、直向きな努力を継続してください。きっと、春にはきれいな花が咲きます。"March winds and April showers bring forth May flowers." (2018年3月23日)

Old Man Winter is coming along.

   
  
    いよいよ、Old Man Winter(冬将軍)の到来、厳しい冬がやって来ます。今朝は、会津で初雪が降りました。来週から後期中間考査が始まり、3年生の大学・短大進学希望者は今週から月末にかけて受験のピークとなります。厳しい試練の時期が続きますが、負けないで乗り越えてください。
 学校の草木はもう冬に向かっています。紅葉も終わりかけ、グラウンド脇の土手は枯葉で埋め尽くされています。一方で、来春に向けて用務員さんが pansy(パンジー)の苗を植えてくれています。パンジーは冬越えすると、格段に根付きがよくなり、たくさんのきれいな花を咲かせます。きれいな花が咲くためには、人間同様試練が必要なのですね。
 pansy(パンジー)の語源は、フランス語のパンセ(「思索」の意。パスカルの著書名)だそうです。パンジーの花が人間の顔のようで、前傾し「思索」に耽っている様に見えるからだそうです。Have a look at them.  If Winter comes, can spring be far behind. (2017年11月16日)

いよいよ10月 実りの秋に!

 

 昨日10月2日は後期始業式でした。衣替えとなり、もう周りは秋の気配が濃厚に感じられます。正門近くには、夏の名残でしょうか、まだホオズキがいくつか見られます。ホオズキは英語で Chinese lantern plant(中国のちょうちん植物)や husk tomato(殻つきトマト)と言います。見たままの表現で興味深いと思いませんか。目を本校舎裏手に向けると、校章にもなっている銀杏(イチョウ)の葉がかなり黄色く色づいてきました。イチョウは英語で何と言うでしょう。ginkgo(「銀行」とほぼ同じ発音)と言います。「銀杏」の音読みを誤って発音し、誤記したことに由来するそうです。これも面白いですね。
 さて、始業式でもお話ししましたが、後期は実りの秋にすべく、各自目標 goal をもって準備し、さまざまなことに挑戦し実行してください。皆さんの実りの秋に期待しています。(2017年10月3日)