News&Topics

記事をお探しの際は【カテゴリ】を選択してください。

SDGs達成に向けての取り組み~猪苗代湖清掃と「ヒシの実」を用いた「天狗」作り

 8月7日、猪苗代湖の清掃活動と「ヒシの実」を用いた作品作りを行い、3年生10名が参加しました。

 本来は、猪苗代湖に入り、水底にある「ヒシの実」を除去する活動に参加の予定でしたが、水量が例年より多く危険なため、残念ながら除去作業をすることはできませんでした。そのため、猪苗代水環境センターで「ヒシの実」を使った工作活動を行いました。まず、センターの方より、「ヒシの実」がもたらす猪苗代湖の水質汚染についてのお話を伺いました。ヒシなどの水生植物が枯死し腐食し、大腸菌を発生させることが水質汚濁の一因ですが、「ヒシの実」は以前よりも大きくなっており、また、そのトゲを地面にさして流されないようにしているため、水底にとどまってしまうのだそうです。とげのある外見と厄介なところがコロナウイルスに似ているなと思いました。工作では、「ヒシの実」の形を生かし「天狗」を作製しましたが、地元の磐椅神社で「天狗」がまつられていることに由来しています。

 その後、天神浜に移動し清掃活動を行いました。例年、ボランティア団体が春から夏にかけて湖畔の清掃活動を行いますが、今年はコロナウイルスの影響で行われていません。そのため、昨年打ち上げられた「ヒシの実」が数多くそのままになっていました。短い時間ではありましたが、猪苗代湖のマイナスイオンを浴びながら作業を行いました。拾った「ヒシの実」は学校に持ち帰り、後日、キリバスの子供たちに送る「天狗」作成のワークショップで使用する予定です。

「天狗」以外にも創造力を生かし、いろいろなものを作りました。天神浜にて。特別に許可を得て入れていただきました。

 

 

【24期生】夏季学習会2日目

夏季学習会も二日目が終了しました。

二日目は1コマ目に黒川校長先生から「なぜ学ぶのか?」というテーマで講話をいただきました。

校長先生の青年海外協力隊としてのガーナでの体験談など交えて話をしていただきました。ガーナでの子供達の生活や学習環境についての話を聴き、生徒たちは自分達の置かれている恵まれた学習環境について再確認すると共に、ガーナの同年代の子たちに負けてられないぞという感想が聞かれました。

遠い国の知らない世界についての話をきけて、目を輝かせて聞いていました。

黒川校長先生講話1黒川校長先生講話2

【24期生】学習合宿第一日目

2学年では8月3日から三日間、学校にて8:30から18:00まで集中学習会に取り組んでいます。

49名の生徒が参加しています。

国語、数学、英語に加えて時事演習やグループディスカッション演習なども行っています。

開会式では、黒川校長先生から「自分の未来は自分で変えられる!」とお言葉をいただき、生徒たちは火が付いたようで、初日は最後の自主学習の時間まで集中して取り組んでいました。

あと2日、頑張りましょう!

学年主任のあいさつ黒澤先生による激励真奈美先生の授業

グループディスカッション

プチ国際理解講座(タイのおもてなし文化について)

 夏休み前日の放課後を利用し、今年度第1回目となるプチ国際理解講座を開催しました。コロナウイルスの影響を受け、講座や講演会を相次いでキャンセルさせなければいけない状況が続いていましたが、ようやく外部の方をお呼びしての講座を開催となりました。

 今回は、「東京2020オリンピック・パラリンピック教育推進事業」の一つとして、「タイのおもてなし文化」と題し、タイに3年間滞在されていた竹田有理さんをお迎えし、野菜のカービング体験を行いました。カービングは野菜や果物を時間をかけて彫ることで、来客者を心待ちにしていたという「おもてなし」気持ちを表現している王宮文化です。今回は、パプリカとキュウリを用いて体験を行いました。

 まず、全員起立し、タイの国歌を聞きました。タイには「王様を讃える国歌」とオリンピックなどで演奏される「一般の国歌」があり、今回は「王様を讃える国歌」を聞きました。大変美しいメロディで、この曲が流れると、タイの国民は駅でも仕事場でも直立不動で聞くそうです。タイ在住時に、この国歌を聴く機会がたくさんあったそうで、今でも聞くと胸がジンとすると竹田さんはおしゃっていました。その後、タイの画像と共にお話を伺いました。タイは性転換手術を受ける人たちが多くいますが、そういった人たちも仕事の面でも差別されることなく、社会の中で普通に受け入れられているというお話が印象に残りました。タイは「自分が自分らしく生きられる」ことを大切にしている社会なのだということに、生徒たちは大きくうなずいていました。

 その後、タイで流行しているポップソングを聞きながら、カービング体験を行いました。タイのポップソングは日本の歌謡曲に似ていて、昭和時代を思い出させるメロディに懐かしい気持ちになりました。生徒たちは音楽に聞き入りながら、一言も喋らすに作業に熱中していました。

 今回の講座は海外に触れる機会となり、久しぶりに国際科学科らしい時間を持つことができました。当初予定していた行事が行えずにいますが、感染に配慮しながら、できることを少しずつ実現していきたいと思います。

 

明日から夏期休業です

6月1日より本格的に学校が再開され、約2ヶ月が過ぎました。

本日は午前中に授業を行い、昼食後大掃除そして放送による夏期休業前の集会を実施しました。

学校長より、現在の新型コロナウイルス感染症が再拡大している現状を踏まえ、「自分の健康と他者の健康を守るための行動を適切にとれる人になってほしい」という講話がありました。また、生徒指導部長からは、休業中の過ごし方について話がありました。

LHRでは、担任からの話と様々な配布物が手渡されました。ご家庭においてもご確認ください。

コロナウイルスの影響で暗い気持ちにさせられることが多いですが、こんな時だからこそ、勉強を積み重ねたり、部活動に参加したり、ボランティア活動に取り組んだり、読書をしたり、と自分を高めるためにできることは沢山あります。ひとり一人にとって有意義な夏休みになることを期待しています。

「東京2020オリンピック・パラリンピック教育推進事業」について

 7月16日から本日までの5日間にわたり「東京2020オリンピック・パラリンピック教育推進事業」の一環として、2004年度のアテネオリンピックから来年度開催予定の東京大会について、1学年各クラスの国際交流委員が昼休みに放送にて発表を行いました。

 まずは、2004年のアテネ大会から2016年のリオオリンピックまでの、名場面、金メダリストの名言、エピソード、各大会で取り組まれた活動について、各大会のテーマソングと共に説明を行いました。最終日の今日は、東京2020大会について、「環境保全」に対する取り組みなどについて話をしました。本来であれば、あづま球場を皮切りにオリンピック大会が今日スタートする予定でしたが、来年の7月22日に無事にオリンピックが開催されることを願いつつ、これまでのオリンピック大会が残したレガシーを振り返る活動になりました。卒業生が描いたカウントダウンパネル(郡山駅に設置)・多様な背景を持つ人々が同じ場所で応援している姿が描かれている。

SDGs達成に向けての取り組み~コンタクトレンズケース回収始めました。~

 国際交流委員長の呼びかけにより、コンタクトレンズケースの回収が始まりました。これは『アイシティecoプロジェクト』に参加したものです。コンタクトレンズのケースは、ポリプロピレンというリサイクルにとても適している素材で作られています。また、ふたに使われている銀紙をはがすだけで洗う必要もないので、回収がしやすいのも特徴です。このプロジェクトは次の3つの社会貢献につながっています。

①再資源化による環境保全・CO2の削減

②障がい者の自立・就労支援

③売却代金を日本アイバンク協会へ寄付

SDGsの目標3「すべての人に健康と福祉を」・目標12「つくる責任・つかう責任」・目標14「海の豊かさを守ろう」につながる活動にしたいと思います。

 

【24期生】大学入試突破講座

 今年度、2学年(24期生)で国公立や有名私立大学・短大進学希望者に通年で放課後の時間を活用し、「大学入試突破講座」を開いています。

 第1回は6月15日に、「進路実現に向けての心構えと学習方法」というテーマで授業が行われました。

 第2回は7月13日に、「模擬試験の活用と夏休みの計画」というテーマでした。

 生徒たちは第1回で学んだことの振り返りや、一週間前に行った模擬試験の活用法など受験生としての一歩を踏み出し始めました。お互いを高めあいながら受験に挑むべく、チーム開成として頑張っていきたいです。

エッセイコンテスト参加

 本日は、1~3年生全員が総合的な学習(探究)の時間を使って、JICAエッセイコンテストの原稿を書き上げました。2,3年生は昨年までの経験や学習を通してテーマを決め、準備してきた下書きなどを基にすらすらと書いていました。しかし1年生にとっては、初めてのエッセイコンテスト参加であり、なおかつ今年度は新型コロナウィルス感染の影響で、上半期の国際理解講座がすべて中止になり、高校入学後のさまざまな体験がまだ十分出来ていない中でのエッセイ作成は本当に大変だったと思います。けれども、中学時代までのボランティア体験や、本やニュースなどで知った国際問題を自分なりに考え、なんとか形にしようと努力していた姿が印象的でした。「海外研修に参加したい」、「留学生たちと積極的に交流したい」と考えている1年生が本当にたくさんいます。彼らのためにも何とか来年度こそは、と願うばかりです。