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2022年8月の記事一覧

Think globally,Act locally.~SDGs東京スタディツアー

 

 8月3日(水)~8日(月)本校主催の「SDGs東京スタディプログラム」を開催しました。コロナ禍により、海外研修の代替事業として企画された、SDGsに関する世界の実情について、英語を使って、英語で学ぶ、体験型のスタディプログラムです。「フィリピンオンラインスタディツアー」「TOKYO GLOBALGATEWAY」「JICA地球ひろば」での学習を含めた計4日間のプログラムです。1年~3年の希望者が参加しました。

***8月3日(水)4日(木)のフィリピンオンラインツアーについては、「世界の現状を知るSDGsスタディツアー~フィリピンゴミ山から見る貧困と環境問題オンラインスタディ」の記事をご参照ください。***

8月5日(金)早朝、郡山駅に集合したのは、1年生1名、2年生2名、3年生14名の合計17名。新幹線で東京へ向けて出発します。午前中に訪れたのは、「TOKYO GLOBAL GATEWAY」。「生きた英語」を体験的に学ぶことができる施設です。

「オールイングリッシュ」の環境でのプログラムに緊張した面持ちの生徒達でしたが、3つのグループに分かれての「チームビルディング」で、だんだんと緊張がほぐれてきた生徒達。伝言ゲームやジュエスチャーゲームで自然と笑顔になってきます。

 セッション1は、アクティブイマージョン・エリア。英語で、「SDGs 地球の17の目標を考えよう」というプログラムです。SDGs の 17 の課題について様々なシーンの写真から推察し、問題解決に向けたディスカッションを行いました。ここでも常にエージェントが英語で話しかけてくれます。世界の課題が複合的で正解のない問いであることを再認識することができました。英語で伝えること、英語で学ぶこと、オールイングリッシュの大満足なプログラムでした。

 

セッション2は、ミッションカードを使って海外で遭遇しうる多様な場面に挑戦する「ホテルゾーンプログラム」。海外で実際に体験するようなさまざまな場面、状況が用意され、生徒たちはすべて英語でやりとりをします。本格的な施設にテンションが上がる生徒達です。ここでもエージェントがたくさん英語で話しかけてくれます。英語でのやりとりにも徐々に慣れてきた生徒達は、英語で伝えることの楽しさを感じている様子でした。

 すべてのセッションが終わると、ミーティングルームに戻って、振り返りのグループワークを行いました。ここでの振り返りのおかげで、学びをさらに深化させることができました。半日のプログラムでしたが、自分の英語力に自信をつけた生徒も多く、未来のグローバル人材となるべく、さらに英語力を磨いてくれることを期待します。

午後は、「JICA地球ひろば」を訪れました。世界が直面する様々な課題や、開発途上国と私たちとのつながりを体感できる施設です。JICA青年海外協力隊でケニアに派遣経験がある方からのお話を聞いた後、体験ゾーンを自由に見学しました。SDGsの目標到達度がわかる展示を体験して8年後のゴールに向けて、何をすべきか、それぞれ考えるきっかけとなったようです。

 

大満足の「SDGs東京スタディツアー」でした。

土日をはさんで、最終日は、学校で振り返りを行いました。プログラムでの学びを発信する活動につなげます。

「8年後の未来に向けて」をテーマに、今回の学びを新聞やポスターで表現することにしました。できあがったものは、9月24日25日にビックパレットで開催予定の「ふくしまSDGs博」で展示したいと思います。できあがりを楽しみにしています。

生徒感想(一部)

・TGGセッションでは、グループでのSDGsに対するディスカッションをすることができた。SDGsだけでなく、数の表現の仕方や発展途上国と発展国のことなど基礎についても学ぶことができた。SDGsについてこれまで、自分はこの問題に対して解決策や思ったことなどどう考えているか行ってきたが、今回は、SDGsと各国に着目し、世界全体が目指すべき目標の再確認を行うことができた。加えて、日本の現状についても考えた。グループでディスカッションをすることにより意見を出したり、それに対する意見の食い違いの発生が起こるのでそれを利用してグループ内で英語で話していくため、あらゆる表現のしかたを思いつくことができた。SDGsは意外と明白に分かれていて、発展国で目指すべき目標が少なく、発展途上国で目指すべき目標がやや多い傾向にあることを学んだ。正解がない問題もあったので他のグループと意見交換をするなかでグループでは出なかった意見が出てきて、このような解決策もあるのかと講師だけでなく他のグループから学ぶこともあった。

・JICA地球ひろばでは、実際JICA職員になりケニアに行った講師の先生がケニアで何を学び何を得たか具体的に話してくれました。 「Usijali Endelea,tu」 スワヒリ語で「心配しないで、前に進むだけさ」という言葉です。この言葉に講師の方は励まされたと言いました。とても印象深い言葉でした。 そして展示の方では、SDGsに関する沢山の展示がありました。ダッシュボードやアクションカードゲーム、5Pについての説明や衣食住のSDGsなど、とにかく沢山ありました。どれもわかりやすくて興味深く、遊びながらSDGsについて学んでいる感じでした。とても面白かったです。

・今回のツアーでは、英会話とSDGsを中心に学んだ。発展途上国と発展国では目標の達成度の高低は明白だが、依然として発展国のなかでも日本のなかでも達成されていない目標は数多くある。一つ一つのゴールは壁が高いものの地球ひろばで学んだ通り、自治体や企業など小さいまとまりでも解決した事例がある。自分個人としても環境によい生活スタイルをすることができる。自分はあるイベントなどに参加することが多く自発で目標に取り組んだことがない。ある商品でも、あるものとあるものを組み合わせたことで不便さが解決した上に利点が生まれて、一石二鳥なものができた事例がある。このように、地球ひろばでは考えることがあまりできなかったが製品や産業など目標の深いところに着目し、考えたことを提案していきたいと思った。

ふくしまの今を知り、発信する~京都光華高校との交流会

8月3日(水)「ふくしまホープツーリズム」で企画された京都光華高校との交流会に参加するため、生徒9名でいわき市に行ってまいりました。

はじめは、それぞれの学校の生徒による「学校紹介プレゼンテーション」です。あさか開成高校は、学校の取り組みとして、障がい者就労支援事業所NPO法人しんせいさまとの協働事業「山の学校」の取り組みや福島の風評払拭のための「食」に関する取り組み、そして、福島民報社「きぼうのとり」を使った震災学習の取り組みを中心に紹介しました。京都光華高校は、京都の学校らしい「日本の伝統文化」を大切にする授業や礼儀を重んじる学校の特徴について、具体的に紹介してくれました。はじめは、緊張していた生徒達でしたが、プレゼンテーションが終わると少しずつ緊張もほどけ、3つのグループに分かれてのディスカッションでは、学校についての質問や震災当時の様子をお互いに話し合い、時間が足りなくなるほどでした。震災のことをあまり覚えていないという生徒も、話しはじめると、思い出すことがたくさんあったようです。福島の外から見る「ふくしま」という視点は、生徒達の新たな見方と考え方につながったようでした。

グループワークの最後には、「きぼうのとり」が両校のこれからのご縁となってほしいと願い、京都光華高校のみなさんに、持って行った「きぼうのとり」にくちばしと「×京都光華」の文字入れを行っていただきました。書いてもらったエコバッグを学校へ持ち帰り、完成させたものを、次の再会の約束としました。エコバッグは、本校の生徒に仕上げてもらいます。

今回の交流会に参加させていただき、ありがとうございました。京都光華高校のみなさま、フィールドパートナーの山口様、ホープツーリズムの皆様、関係された方々に厚く御礼申し上げます。

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交流会のあと、「いわき震災伝承みらい館」で震災学習を行いました。

たくさんの人が犠牲になった薄磯地区の様子を知り、胸がつまる思いがした生徒も多かったようです。また、減災のために海岸の整備された防災緑地の様子や久しぶりの海開きで、海を楽しむ笑顔の人々の様子を見て、復興に向かって力強く歩みを進める被災地に勇気をもらっているようでした。

薄磯海岸は、とてもきれいな砂浜でした。この美しい海、ふくしまを守っていきたいという思いでいっぱいになった生徒達でした。

あさか開成高校からはじめる SDGsアクション!!

生徒の感想(一部)

・あさか開成からは震災の時雪が凄かった地域があったことや震災後の生活の自由が制限された話が出ました。京都の高校生の皆さんからは福島の食材が美味しかった話や震災後に安全が保証されたのになんでまだ中傷的なことを言うのかと疑問に思っていたなどの話を聞きました。それを聞いて、そう思ってくれてた人もいたんだなと嬉しい気持ちになりました。他の県の人に震災の時福島のことをどう思っていたのかを知る機会があまりなかったので、今回参加して良かったと思いました。
いわき伝承館ではどれぐらいの津波がきたのかを実際にみれて改めて災害の大きさを実感しました。また、震災後の人口の変化や施設も詳しく書かれていて勉強になりました。地層について知る機会が今までなかったので目に見てわかる形で展示してあったのがとても印象的でした。
今回の交流会で語り部で話したい内容が増えたので良かったです。 

・交流の中で、私が体験したことを思い出しながらお話することが出来ました。一時的に車の中に避難したこと、外で遊ぶことができなかったこと、避難してきた学生を猪苗代町で受け入れたことなど話していく中で思い出したこともたくさんありました。震災伝承館で見た津波の事や放射線のことを忘れていた部分があり、また思い出すことができました。交流の中で改めて、震災の事を風化させないためにも、語り継いでいくことが大切だと感じました。また、たくさん学ぶことができてよかったです。

・福島県産の食材を美味しいと言ってもらえて嬉しかったです。良い雰囲気で楽しく交流できました。私たちも11年たち少しずつ記憶が薄れてきていたので再度思い出したり、友達の話を聞き初めて知ることがあったりとても良い機会になりました。
 伝承館では津波や地震、復興についてたくさん学ぶことができました。卒業式の日の黒板が展示してあり、涙が出そうになりました。災害はいつどこで起こるのかわからないのでしっかり逃げられるように対策したいと思います。
東日本大震災を経験していない子供達にも繋いでいかないといけない大きな出来事なので伝えて行きたいです。

世界の現状を知るSDGsスタディツアー~フィリピンゴミ山から見る貧困と環境問題オンラインスタディ

8月3日(水)4日(木)3年生18名、2年生2名、1年生1名が参加して、フィリピンオンラインスタディツアーを実施しました。With The World 様のご協力をいただき、フィリピンイロイロ市のゴミ問題と貧困問題について、映像ツアーと現地の若者との英語による対話交流を通じて学び、世界の問題を自分事として考えるきっかけとするスタディプログラムです。8月3日(水)~8日(月)の東京SDGsツアーを含めた4日間のスタディプログラムの一部として行われました。8月3日(水)~8日(月)の東京SDGsツアーを含めた4日間のスタディプログラムの一部として行われました。

1日目は、事前学習です。まずは、フィリピンイロイロ市の紹介動画を見ながら、フィリピンの町の様子や人の様子、交通や観光名所など、気づいたことをメモしていきます。思っていたよりも発展していてきれいな町並みに、「行ってみたい!」という声も聞こえてきます。フィリピン社会問題ゴミ山の話を聞くつもりだったので、「きれいになったってことかな?」と少しいぶかしげな様子の生徒もいます。明日の交流に向けて、気になったことを英語で表現します。交流で使える英語のフレーズも覚えます。

2日目は、いよいよ「フィリピンオンラインスタディツアー」です。5,6名のグループに分かれて、タブレットをつなぎます。昨日の大雨で電車が運休になり、自宅からの参加者もいたため、少し手間取るところもありましたが、スタッフサポートのおかげで、スムーズに進めることができました。バイリンガルスタッフとのアイスブレーキングから始まり、いよいよフィリピンメンバーとの交流です。英語で自己紹介して、「食」をテーマにした文化交流をします。「まんじゅう」「桃」「じゃがりこ」など日本のおいしい食べ物を紹介します。フィリピンの食べもの「HaloHaloハロハロ」「サテ(串焼き)」も紹介してもらい、おいしいものの話で、会話も弾み、自然と笑顔が増えていきます。

 次はいよいよ「イロイロ市」のカラフナン地域にあるゴミ山について、映像とそこに住む高校生から学びます。フィリピンのゴミ処理の不衛生な実態とゴミを拾って生計を立てる(ウェストピッカー)の存在と生活の実態を知るにつれ、昨日見たきれいなイロイロ市の裏側にある影の部分に気づきはじめます。また、そのような状況を改善しようと活動するNGOLOOBの存在を知り、自分たちにもできることがあるのではないかとを考えはじめる生徒達でした。

 グループごとに分かれて行うディスカッションでは、映像に登場した高校生がいるグループもあり、話が盛り上がります。英語での表現が難しい場面では、バイリンガルスタッフがサポートしてくれるので、生徒達は聞きたいことをしっかり聞くことができました。「どうしてゴミ山に住んでいるのか?」「政府の対応は?」などの質問に、「生活のためにあえてゴミ山に住んでいる」「イロイロ市の富裕層はゴミ山の存在を知らない。高い壁を作って隠している」「ゴミ山に住む人には、頭痛や下痢などの健康被害がある」などの話を聞き、ゴミ山問題が抱える貧困・政治・衛生問題について考えさせられました。

 その後のスラム街を歩くバーチャルツアーでは、生活用水を井戸からポンプでくみ上げる様子や町中にある「サリサリストア」など、リアルな生活の様子を垣間見ることができました。グループごとのディスカッションでは、さまざまな質問や意見が飛び交います。自分が知らなかったことや考えたことを英語で伝える生徒達。英語の表現が難しい場面では、サポートスタッフが手伝ってくれます。最初は、遠慮しがちな生徒達も、終盤になると知りたいことをどんどん聞いていきます。カメラを自宅の外に移して、ライブ中継をしながら、飼っている家畜や自宅周辺の様子を紹介してくれる現地高校生もいて、生徒達はまるでゴミ山に行ったような感覚になりました。フェアトレード商品として紹介されたフルーツジュースのアルミパックを素材にした「アップサイクルバッグ」の説明では、「私たちも持っています!」とすぐにアピール。貧困問題解決のためのフェアトレード商品の購入が大切ということを改めて実感しました。

 最後に本日の学びをフィリピンメンバーを含めて全員と共有して、オンラインプログラムが終了です。フィリピンイロイロ市の光と影の部分を知り、多くの気づきと学びを得ることができました。そして、ゴミ山に住む若者たちの、怒りや悲しみよりも、毎日を明るく強く、そして前向きに生きている姿が印象的でした。このような力強い生き方から、私たち日本人が学ぶことも多い気がします。そして、今回学んだ生徒達が、世界の現状を解決するために、自分たちができることは何か考え、これから行動に移してくれることを期待します。

 すばらしい学びの場を作ってくださった、With The Worldの皆様をはじめ、NGOLOOBの皆様、関係の方々すべてに厚く御礼申し上げます。

 オンライン終了後は、校内でのグループでの学びを全体で共有するための振り返りディスカッションタイムです。グループをミックスして、グループを作り、それぞれの学びを発表します。それぞれのグループでどのような話がでたか、初めて知ったことは何か、何を学んだか。グループごとに共通することもあれば、自分のグループでは出なかった内容もあり、新たな学びを得ることができました。

明日は、東京SDGsスタディツアーです。今日の学びを生かしましょう。

 

☆生徒の感想(一部)

・今回のオンラインツアーは本当に参加してよかったと思います。SDGsや貧困、ゴミ問題について話すだけでなく、多言語で伝えることの大事さも知ることが出来ました。私たちは国際科学科としてほかの学校ができないような学びに取り組んでいますが、これほどに貴重な体験ができるのはほんとに極わずかです。これを自分の進路に繋げて、もっと他の人とは違った視点、国際的な視点で物事を見れるような人材へと1歩ずつ進んでいきたいです。

・今回のオンラインツアーでは事前学習と比べてイメージがガラリと変わった。フィリピンの中のイロイロ市に焦点を当てたが、最初はビジネスパークなどがあり発展していて良い街だと思ったが、その裏ではさまざまな問題がありイロイロ市が二極化していると思った。その現状を自分たちが知って、交流のなかで現地の方々に質問を投げかけたが何にでも答えていただいて現地の方々のおかげでいろいろな知識を入れることができた。家庭科の授業でもジュースパックで作られたバッグを見たことがあり、前々からフィリピンについて一部のことを知っていたが今回は本格的にフィリピンについて知ることができた。さまざまな問題がある上にイロイロ市の一部の市民の生活が営まれており、その裏ではその問題を知らない人もいる。日本ではあり得ないことだけど、イロイロ市ではあり得ることになっていて、問題の大きさも増し続けるばかりで、SDGsに直結する問題だが解決されないのは、政府や行政が現実に目を背き具体的な政策を具現化しないことが少し要因となっていて、イロイロ市は2018年から2022年のASEAN Clean Tourist City Standard Awardに選出されているがそれもゴミが一つの場所に過剰に集められていて他が綺麗になっているだけで市民の中でも目の前の景色が綺麗か汚いかで分かれる。この問題がスラム・いじめなどのあらゆる要因にもなっているので、その元凶となっているものを素早く解決すべきと思った上にゴミの減量の努力も必要と思った。自分は、オンラインツアーのなかでゴミ山の現状についてとても印象に残った。知らされないことを自分たちに知らせてくれて良い交流となった。
・目に見える情報に囚われず、現地の人々と交流することで、現状を知ることができ、とても貴重な体験をすることが出来た!また、ゴミ山というとても大きな課題を解決するために、若者が主体となって、声を上げている姿にとても感動した。しかし、ゴミ山の問題を解決できたとしても、ゴミ山の有価物を売って生計を立てている人々の今後の生計の立て方など、まだまだ課題が残っているのだとかなり悲しくなり、私達、日本人も1つの海で繋がっているため、他人事には出来ないと改めて感じた。

【延期のお知らせ】8月8日9日ウォーターエデュケーション

8月8日(月)9日(火)に予定していた「裏磐梯ウォーターエデュケーション日帰り体験ツアー」は、過日の大雨の影響により、延期となりました。

8月8日(月)→8月20日(土) 8月9日(火)→8月21日(日) に変更となります。

日時変更により、参加できなくなった生徒は、GoogleClassroomまたは、電話にて、国際部へ連絡をお願いいたします。

承諾書につきましては、プログラムの内容に変更がないため、改めての提出は不要です。

ご不明の点がございましたら、国際部まで連絡をお願いいたします。

世界の人との交流を楽しむ~カナダマニトバ学生とのオンライン交流

7月29日(金)本校で行われた、ヨークベニマル文化財団主催の「カナダマニトバ学生とのオンライン交流」に、希望者5グループ21名が参加しました。

グループごとに自分たちで、テーマを決めて、英語でプレゼンテーションを行ったあと、意見交流を行います。内容は、「日本の風物詩」「日本のアニメ・ゲーム」「日本の文化」「SDGs」「福島県について」など、グループごとに異なります。初めてのオンライン交流に緊張した様子の生徒達も、交流が進むにつれて、笑顔になります。もっと話したい!でも英語が出てこない!この経験が、これからの英語学習のモチベーションになっているようでした。

交流を企画してくださったヨークベニマル文化財団様、カナダマニトバの関係者様に深く御礼申し上げます。

 

 生徒の感想(一部)

・自分の英語力のなさを痛感しました。実際話しを聞いてると何を言っているか理解出来ない所もあり、もっと英語力を磨いてコミュニケーションを取れるようになりたいと思いました。発表は、とても緊張しましたが、練習の時よりも上手く話せたので良かったです。カナダについても沢山知ることが出来たので、もっと理解を深めていきたいと思いました!

・マニトバ州のことや、学校についてよく学べました。また、最初は単語の発音が分からず上手く喋れませんでしたが本番にスラスラ言えるようになってプレゼンが成功できたので良かったです!福島の風評被害の払拭ためにもなったのかなと思います。動画を本当は見せたかったのですが、なかなか再生されずに難しかったのでパワーポイントの使い方や、プレゼンのしかたなど沢山学んで将来プレゼン等で紹介する時に役立てたいです!マニトバ州の皆さんだけではなく他の外国の人と繋がってみたいと思いました!

・自分の地域の魅力を相手に伝えようとすることで、自分が知らなかった魅力的な部分を知ることができ、より福島が好きになりました。また、福島のことだけでなく、他の人たちが、日本の特徴や文化の魅力を伝えているのを見て、そのまとめ方や、表現の方法なども、勉強になりました。カナダのことも、その国の人から教えてもらえて、インターネットから知るよりも、より興味を持って知ることができました。ただ、英語が上手く聞き取れなかったり、話していることがよくわからなかったりしたので、もっと単語を日常的に調べたり、英語を聞いたりするようにしようと思います。