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進路指導部主催『キャリア講演会』を開催しました
10月17日(木)に全学年を対象に『キャリア講演会』を実施しました。
講師として一般社団法人 大学イノベーション研究所 所長の山内太地先生をお招きして、『将来の進路の選び方』をテーマに講演をしていただきました。山内先生は大学研究家 ・ 教育ジャーナリストとして、 理想の大学教育を求め、47 都道府県 14 か国及び3地域の 884 大学 1,174 キャンパスを見学、日本国内の4年制大学約 800 校(2017 年度 現在)はすべて訪問するなど大学研究のプロであります。またユーチューバーとしても活躍しており、講演中もテンポの良い話し口と大きなジェスチャーで生徒を魅了し、1時間があっという間に感じるほど有意義な講演会となりました。
1・2年生にとっては、「入れる大学ではなく入りたい大学を目指して、能動的に学習に励むこと」の大切さを、3年生には入試を直前に控える中で、確実に合格を勝ち取るためのアドバイスをいただきました。この講演を通して気づいたことを活かして、自分のこれまでの生活を変えていって欲しいと願っています。そして、より多くのチャンスをつかむためにも学業だけでなく、部活や資格取得、ボランティア参加など充実した高校生活を送ることを期待しています。
山内先生、お忙しいなか貴重な講演をいただきありがとうございました。
進路だより 第5号
進路だよりを発行しました。R6進路だより第5号.pdf
AED講習会(7/16)
「心肺蘇生法・AED講習会」7月16日(火):保健厚生
明日から夏休みということもあり、身近で起きる緊急時の対応ができるよう、心肺蘇生法・AEDの使用方法についての講習会を実施しました。各部活動から30名の生徒と顧問の先生方が講習会に参加し、消防士の伊藤様より熱心にご指導をいただきました。参加した生徒達は、和やかな雰囲気の中でも真剣に取り組み、「倒れている人を発見してからAEDを使うまでの流れがわかった。胸骨圧迫をずっと続けるのは大変だった。」「自分も運動部でこのような事が必要になる場面に出くわすかもしれないのでとてもためになった。」との感想を寄せています。事故が起こらないようにすることが何より大切ですが、もし不測の事態が起きた場合、行動することの大切さを学べました。
AUS研修~エクスカーション2
エクスカーション2日目は、午前中にGriffith University (グリフィス大学)の見学をしました。
グループに1人ずつ大学生がガイドとして付き、
説明を受けたり、会話をしながらワークに取り組んだり、楽しく見学ツアーに参加しました。
その後、Surfers Paradise(サーファーズパラダイス)に移動して、
買い物やビーチで最後のオーストラリア滞在日を楽しみました。
AUS研修~エクスカーション1
Wisdom Collegeでの研修を終えてからの2日間はゴールドコーストでのエクスカーションに出かけました。
Gecko Enviroment Center (ゲッコー環境学習センター)では
マングローブ林を1時間半弱歩きながら生態系について学びました。
その後、Currumbin Wildlife Sanctuary (カランビン動物園)では、広大な敷地内で
オーストラリアならではの動物を見て回りました。
日本とは異なる自然環境での動植物の生態系について学ぶよい機会となりました。
AUS研修4日目
Wisdom College での学習は4日目の最終日を迎えました。
Morning Teaから教室に戻ると、なんと軽部校長先生がはるばる日本から激励に駆けつけてくださいました。
うれしいサプライズに皆、大きな活力をいただきました。
昼のFarewell Partyではバディたちと一緒に昼食をとりながら、あさか開成高校や福島について、また、日本の駄菓子やアニメについてプレゼンを行いました。
最後にWisdom College から修了証をひとりずつ手渡しされ、4日間の研修を無事に終えることができました。
国際部 ブリティッシュヒルズ宿泊研修 2日目
英語漬けの2日目が始まりました。Lesson2はTravel Abroadで、入国審査官との会話を中心にロールプレイを行いましたが、2名程入国審査で入国できない事態となり必死になって対応していました。Lesson3はDanceで、楽しくダンスを4種類習い踊りました。身体を動かしながらの英語でのコミュニケーションは初めてでした。そのせいもあり、ランチでは皆お代わりして沢山食べていました。わずか2日ではありますが、この英語漬けの生活が英語力の向上に繋がることを期待しています。
国際部 ブリティッシュヒルズ宿泊研修 1日目
7月18日木曜日より、国際部主催のブリティッシュヒルズ研修が行われています。基本的に全ての活動が英語で行われます。到着後すぐに各自チェックインしました。その後のLesson 1「English Language in Film」では、ハリーポッターの動画にオリジナルのセリフを考え、そのセリフを当てる活動を行いました。そして夕食は、refectoryというホールでbuffet dinnerを頂きました。夕食後は、connectというアクティビティに参加し、英語漬けの1日目が終了しました。
英語レッスン
英語のレッスンでは、オーストラリアについてカードや動画などを使ったり、
アボリジニアートを体験したり、ダンスをしたり、
さまざまな活動を通して英語を学びました。
2時間目が終わったあたりに25分ある、Morning Tea の時間には
テス先生がオーストラリアならではの果物や蜂蜜を振る舞ってくれました。
AUS研修
飛行機の遅延などハプニングもありましたが、ブリスベンにも無事到着し、
現地校での研修がはじまりました。
2班に分かれ、バディと一緒に一日一緒に現地の授業に参加する班と、
本校生徒だけの英語レッスンの班に分かれて活動します。
オールイングリッシュの環境に苦戦しながらも楽しんでいる様子でした。
進路だより 第4号
「進路だより」を発行しました。R6進路だより第4号.pdf
2学年「上級学校見学会」
6月27日(木)に、2学年主催で『上級学校見学会』を実施しました。
生徒の希望をもとに大学・短大・専門学校など6つのコースに分かれて、上級学校を見学してきました。施設などの学習環境を確認したり、模擬授業を受けたりする中で、上級学校で学ぶイメージを膨らませることができたようです。刺激を受けた生徒も多かったようなので、この経験いかして進路探究を深めて欲しいと思います。
なお、『進路だより 第4号』でも詳細をお伝えしますので、ぜひご覧ください。
【生徒の感想】
〇東北学院大学の五橋キャンパスに行きました。まず初めに感じたことは、キャンパス内の建物がとてもきれいだったことです。私は今回参加するまで、大学に行ったことがなかったため、とても驚きました。一番印象的だったのは、自習スペースが充実していたことです。ラーニング・コモンズという部屋には机やソファ、誰でも使用できるパソコン、プリンターが設置されていた。また、図書館もすばらしく、勉強のための環境が整っており、私立大学のすごさに圧倒された。自分の進路を考える良い機会になった。(2-1)
〇実際の施設を見学してみて、学校の雰囲気などが分かりました。子どもの成長過程の話を聞いたり、子ども目線で粘土やおままごとを体験でき、貴重な見学会となりました。これから積極的にオープンキャンパスなどに参加し、進路活動に生かしていきたいです。(2-2)
〇私は国際マルチビジネス専門学校に見学に行きました。ホテルやブライダル関係を専門的に学び、他国語の能力を培うことができる学校です。時刻のずれた時計で時差の勉強をしたり、ホテルを模した教室で自習したり、生徒が考えた旅行プランで実際に旅行に行ったりと、実践的に学ぶ機会が多いという印象でした。学校の周りにはホテルが多く、学校で学んだことを放課後にホテルなどでアルバイトで活かしている生とも多いそうです。他国語を学ぶ授業では、英語力向上に特化したコースと、多言語学習が可能なコースがあります。特に英語力向上には期待できるそうで、TOEICの点数を例にいうと、卒業する頃には700点ほど取れる生徒もいるようです。実習ではテーブルセッティングの体験をしました。改めてテーブルマナーを学んだり、食器の置かれ方の理由などの新しい知識を得たり、ナプキンでバラの作り方を教えていただいたりと、とても充実した時間になりました。(2-3)
〇私は上級学校見学会で仙台理美容専門学校に行きました。この学校では、美容と理容の国家試験の勉強が中心であり、他にも自分で選択したメイクやネイルなどのコース別での勉強もできます。また、ここの学校の先生方は全員、卒業生で技術の高い人をスカウトしているので指導力が高く、生徒への愛も大きいそうです。さらに校内にはトータルビューティサロンを生徒のために作り、そこで実際にお客さんを接客することもできるそうです。専門学校を選ぶ際には、イメージや決めつけで選んではいけないとおっしゃっていました。また、1つ技術だけでなく様々な技術を身につけ、自分の強みにしていくことが大切ということが分かりました。(2―4)
令和6年度1学年対象『出前講座』
6月27日(木)に1学年対象の『出前講座』を開催いたしました。
大学教授や専門学校の先生方から講義を受けることを通して、進路意識を高めるとても良い機会となりました。1年生の早い時期であり、進路希望が明確になっていない生徒が多いですが、この貴重な機会を機会を生かし、高校生活最初の夏休みを活用して少しずつ進路探究を深めてほしいです。
《生徒の感想》
〇私は公務員就職と経済学の講座を受講しました。最初の公務員講座では公務員の細かな仕事内容や、目指すにあたっての工夫などを主に教えていただきました。私の将来の選択肢に公務員が入っていたため、とてもためになりました。2講座目の経済学では、日常生活と結びつけて経済のしくみについて教えていただき、とても分かりやすく学ぶことができました。このような機会はとても貴重な経験であり、今後の進路に向けて生かしていきたいと思いました。(1-1)
〇ウクライナ侵攻によって日本や世界はどのような政策をとったのかを学べました。日本は金利を下げたが、アメリカは金利を上げており、どうして政策が違うのかを講師の先生の体験を含めて教えていただきました。私は日本の物価は上がったが、それはなぜなのかを知りませんでした。今日学ぶことができて良かったです。日本とアメリカの価値観の違いから政策も違うことを知れて、とても面白く学ぶこと賀できました。(1-2)
〇2種類の講座を通して、これから将来に役立つようなことをたくさん学ぶことができたと思います。私の将来の夢はまだ正確には決まっていませんが、興味のあるジャンル全体について知ることができたので、とても良い経験になりました。今日学んだことを生かして、じっくり考えながら、自分が希望する道へ進めるように頑張りたいと思います。(1-3)
〇私は服飾・ファッションの分野の講座を受講しました。ファッションデザイナーの体験として服のデザインをしました。最初はどうしていいのか分からなかったけど、実際やってみると楽しかったです。また、他の人のデザインを見ても、様々なアイデアがあって楽しかったです。今回学んだことを進路に生かせるようにしていきたいと思います。(1ー4)
お忙しい中、講義をしていただいた講師の先生方ありがとうございました。
今回の経験を生かして早期の進路希望の確立につながるように生徒の今後の活動に期待したいと思います。まずは夏休み中に積極的にオープンキャンパスに参加するなど、アクションを起こしてみましょう!!
進路だより 第3号
進路だよりを発行しました。R6進路だより第3号.pdf
一日体験入学の申し込みシートの訂正について
令和6年度一日体験入学の申し込みについて
下記をクリックして詳細をご覧ください。
こちらです
避難訓練の実施について
6月17日火曜日、前期避難訓練が実施されました。地震が起き、火災が起きた設定での実施となりました。軽部校長からは、高校生としてやるべき事が示され、高校生としてしっかり考え行動することを学びました。
進路だより 第2号
進路だよりを発行しました。R6進路だより第2号.pdf
R6年度『キャリア講話』(1年次生)を実施しました
今年度も進路指導部主催で1年生を対象とした『キャリア講話』を、4月25日(木)に実施しました。
講師としてキッズコーポレーション株式会社の渡正志先生をお招きして、『進路について考えよう』をテーマに講話をしていただきました。
入学して間もない時期であり、まだまだ進路の希望も全然見えていない生徒が多い中で、「今の私・5年後の私・10年後の私」をイメージさせ、将来のなりたい自分から逆算していくことで進路について考えを深めることができました。そしてかけがえのない高校生活を、どのように過ごすかをイメージすることができた生徒も多かったようです。この講話を通して気づいたことを活かして、学業に励むことだけでなく、部活や資格取得、ボランティア参加など充実した高校生活を送ってほしいと願っています。
また、講演会の進行等も各クラスの進路係が担当し、生徒が主体となって講演会を運営することもできました。
【生徒の感想】1-1、1-4 ※1-2、1-3に関しては次号の『進路だより』に掲載する予定です
〇10年後・5年後・2年後と考えていくと、今後の高校生活でどんな生活をしていけば良いのかが分かってきて、面白かったです。今、自分の中で将来はこの仕事に就きたいと思っていて、それについても今日・明日にでも調べて、高校の間に取得できる資格などがあれば良いなと思っています。そうやって自分の将来の夢を、「なりたい」「なれたら良いな」という曖昧なものから、実体のある確実になれるようなものにしていきたいと思いました。今日の講話を卒業までに忘れずに、課外活動やボランティア活動、学校生活・地域の活動に生かしていきたいと思いました。AIやロボットに負けないように頑張りたいです。(1-1代表)
〇大学進学・就職の夢を叶えるためには、高校での基礎学力がとても必要だと思いました。国・数・英・理・社の勉強も大切だけど、その他の学力なども大切だと分かりました。勉学だけでなく特別活動、資格など様々なことに挑戦することによって、将来の夢実現につながる。だからこそ、これからは興味があるものには迷わず挑戦していきたいと思った。短大か大学か迷っていたけど、大卒しか採用しない会社もあると聞いたので、高校卒業後は大学進学がいいなと思いました。自分の目標が曖昧だったところが明確になった良い機会でした。(1-4代表)
猪苗代湖クリーンアクション2024Vol.1に参加しました
4月20日(土)に開催された猪苗代湖クリーンアクションVol.1に2年生4人、3年生6人、教員3人で参加しました!
この日は猪苗代湖三城潟&サイクリンクロードのゴミ拾いを2時間程度行いました。
猪苗代湖周辺は桜が満開で、そんな景色も楽しみながらボランティア活動ができました。
活動の様子をご覧ください。
↓
9:00開会前 昨年お世話になった中村先生と(*^^*)
発泡スチロールの破片が多く落ちていました
参加者は400人超!
サイクリングロード沿いの桜の木の下で
沢山集まりました
本校での猪苗代湖水環境保全活動も7年目!
皆で郡山の水源地、猪苗代湖をきれいにしていきます!
進路だより 第1号
進路だよりを発行しました。R6進路だより第1号.pdf
広報あさか開成について
スクールミッション・スクールポリシー
〇本校のスクールミッション・スクールポリシーを掲載しました。
✎総探の時間「合同発表会」に参加しました。
3月19日(火)に郡山高校で開催された「探究活動合同発表会」に参加してきました。
この会は、郡山市内の高校が各学校の探究活動の成果を共有することで、各校の生徒が刺激を受け、探究活動がさらにレベルアップすることを目的に、はじめて開催されました。
参加校は郡山高校・安積黎明高校・あさか開成高校の3校でした。
本校からは、
「片平町を綺麗にする」
「猪苗代湖を綺麗にし隊」
「留学生との交流会をやってみた」※マイプロ福島summit特別賞
「沖縄の米軍基地問題と跡地利用について」
の4班が参加しました。
また本会は、生徒が主体となり運営されました。
郡山高校・本校の生徒会が事前打ち合わせを重ねて開催されました。
郡山高校さん、講師の方々、福島大学の学生の皆様、ありがとうございました。
次年度は本校での開催が予定されております。
今回の参加で学んだことを生かし、有意義な発表会になるよう準備をしていきたいと思います。
〈打ち合わせと発表の様子〉
令和5年度1学年対象『進路別キャリア講座』を実施しました
3月18日(月)に1学年を対象とした『進路別キャリア講座』を実施しました。
今年度も、「子どもにかかわる仕事」や「地域医療(看護師)にかかわる仕事」、「ホテル・ブライダルの仕事」など10分野の講座を開設し、実際の現場で活躍されている講師の先生をお招きして実施しました。生徒は自分の進路希望により講座を選択し、自分のキャリアを考える機会とすべく熱心に講話を伺っていました。特に今回は本校のOBやOGを講師として依頼した分野も多かったため、身近な先輩の体験談を通して仕事のやりがいや苦労などを肌で感じ、自分のこれからの高校生活や将来的な生き方をイメージすることにつながったようです。
①子どもに関する仕事 ②地域医療(看護師)に関する仕事 ③リハビリに関する仕事
ヒューマニティ幼保学園 公益財団法人 会田病院 公益財団法人 会田病院
佐藤 凪 先生 芳賀 幸代 先生 安齋 光男 先生
④理容美容に関する仕事 ⑤製造・ものづくり・デザイン ⑥コンピュータ・ITに関する仕事
美容室clear 有限会社 久保木畳店 富士電機ITソリューション株式会社
小野寺 秀斗 先生 久保木 史朗 先生 土屋 裕樹 先生
⑦食に関する仕事 ⑧ホテル・ブライダルの仕事 ⑨国際関係・外国語を生かした仕事
スターゼンミートプロセッサー株式会社 郡山ビューホテル株式会社 福島県立テクノアカデミー会津
長橋 大樹 先生 竹田 カレン 先生 手塚 美寿々 先生
⑩公務員の仕事 各講座の代表生徒による全体報告会の様子
ライセンスアカデミー郡山校
佐藤 由美子 先生
各講座での講演終了後には第2体育館で全体報告会を行い、それぞれの分野の仕事の魅力や大変なことなどを学年全体で共有しました。発表者は要点を絞ってわかりやすく発表していました。また聞く側の生徒も真剣にメモを取るなど有意義な時間を過ごしました。現段階で明確な進路目標を持っている1年生は少ないかと思いますので、今回のキャリア講座を通して幅広く進路を考えるきっかけにして欲しいと思います。そのためにもこの春休みに積極的にオープンキャンパスに参加するなど進路研究を深めていきましょう。
最後に、今回お忙しい中講師を引き受けていただいた先生方、誠にありがとうございました。引き続き本校の教育活動へのご支援を賜りますようお願い申し上げあげます。
在日ハンガリー大使館のコバーチ・エメシェ様があさか開成高校に来てくださいました!
生徒はせ
2月28日、在日ハンガリー大使館 文化担当官のコバーチ・エメシェ様があさか開成高校にきてくださいました!
ハンガリーとの国際交流や高校生同士の交流活動について、校長、国際交流担当教員、そして生徒とも意見交流をしてくださいました。
コバーチ様は、ハンガリーのフマギ高校との継続的な交流を提案してくださいました。
交流にとても意欲的な生徒たちは、目を輝かせて、先日のハンガリーのフマギ高校とのオンライン交流の感想、そして、これから、フマギ高校との交流でやってみたいことやアイデアをお伝えしました。
とても活発な意見交流がなされました。
ハンガリーのフマギ高校との今後の交流が楽しみです。
チマチョゴリ作りました!~「ハングルⅠ(2年)」 치마 초고리를 만들었습니다!
あさか開成高校では、2年次に「ハングル(韓国語)」「スペイン語」「中国語」を選択できます。
「ハングルⅠ(2年)」の今年度最後の授業では、折り紙でチマチョゴリを作りました。
伝統服を韓国ではハンボク(한복・韓服)と言い、女性用の伝統衣をチマ(スカート)チョゴリ(上衣)と言い、男性用の伝統衣をパジ(ズボン) チョゴリ(上衣)と言うそうです。
ハングルの授業では、言語だけでなく、韓国の文化や習慣なども学ぶことができます。韓国語の先生は、韓国ドラマのあるあるや韓国のトイレ事情、韓国の食べ物のお話もしてくださるので、生徒達は先生の話を楽しみにしています。今日は、今年度最後の授業だったので、みんなで折り紙でチマチョゴリを作りました!好きな色の折り紙で、それぞれのチマチョゴリに仕上がりました。
やさしい日本語でさまざまな国の人と話そう!~オンライン国際交流
本校では、今年度「やさしい日本語」を学んでいます。
「やさしい日本語は、難しい言葉を言い換えるなど、相手に配慮したわかりやすい日本語のことです。日本語の持つ美しさや豊かさを軽視するものではなく、外国人、高齢者や障害のある人など、多くの人に日本語を使ってわかりやすく伝えようとするものです。」(文化庁「在留支援のためのやさしい日本語ガイドライン2020年8月」より)
福島県の在留外国人の数は、15,000人を超え、郡山市では約3,000人の方が住んでいます。郡山市では、ベトナム人と中国人が700人を超えていますが、その他にもフィリピン人、韓国人、ネパール人、インドネシア人、タイ人、ミャンマー人と国籍は様々です。本校にも、外国籍の生徒が複数人います。日本に住む外国人が増 え,その国籍も多様化する中で,日本に住む外国人に情報を伝えたいときに,多言語で翻訳・通訳するほか,やさしい日本語を活用することが有効です。「やさしい日本語」は、外国人だけでなく、こども、高齢者、障がい者など、誰にもわかるように配慮した「易しい」「優しい」日本語のことであり、インクルーシブ社会、誰も取り残さない社会実現にとって、とても大切なツールです。
本校では、5月18日(木)プチグローバルセミナーで、福島県国際交流協会の福島様に「やさしい日本語セミナー」を行ったことをきっかけとして、地域での活動のさまざまな場面で「やさしい日本語」を取り入れてきました。
2月には、さらに郡山市国際政策課の平出様に「やさしい日本語」をレクチャーしていただき、理解を深めました。
また2月には、郡山市国際政策課主催の「オランダ・ハンガリーの学生に郡山を紹介しよう!」に参加したり、福島県国際交流協会主催の「インドネシアの日本語学習者とやさしい日本語で話そう」に参加したりする中で、より実践的に「やさしい日本語」を学ぶことができました。ブレイクアウトルームで、個別に交流できたので、とても楽しんで交流できたようです。「やさしい日本語」だけでなく、英語や写真なども使い、交流している様子にたくましさを感じました。特に、ハンガリーのフマギ高校との交流は、昨年度の「オンライン書道交流」に続き、2回目の交流でしたが、今回はよりたくさんの交流ができました。ハンガリー伝統の楽器演奏も披露してくださり、盛り上がりました。
交流の中では、あさか開成高校の紹介に加え、日本の文化や福島の魅力をPRしました!「福島クイズ」では、楽しみながら福島の観光地や文化、方言などを伝えることができたようです。
今後は、オンラインだけでなく、地域に住む外国の方々とも交流の機会ができればと思っておりますので、交流していただける方がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡ください。
郡山市国際政策課、福島県国際交流協会の皆様、オランダの皆様、ハンガリーフマギ高校の皆様、インドネシアの皆様、一緒に交流に参加してくれた方々に感謝いたします。
祝卒業 進路だより第8号
進路だより第8号を発行しました。R5進路だより 第8号.pdf
世界プレゼンテーションに参加しました!
2月17日(土)株式会社With the world主催の「2024世界合同プレゼンテーション」に本校の生徒3名が参加しました。
昨年10月から、「次世代を担うリーダー育成プロジェクト」として、台湾の学生とチームを組み、TOTO株式会社の担当の方や大学生スタッフの力を借りながら、エジプトのトイレ事情をリサーチし、それを解決するための商品を提案するという探究活動をしてきました。これまで、5回のオンラインミーティングと調査をしながら、探究活動を進め、エジプトの方へのオンラインインタビューにも挑戦した生徒たち。言語の壁に苦戦しながらも、一つ一つの課題をクリアし、今日の発表までたどり着きました。直前まで、スライドを修正し、リハーサルを繰り返しつつ、いよいよ本番です。少し緊張した様子もありましたが、3人とも堂々と発表できました。残念ながら、「企業コラボレーションプログラム」の入賞は逃しましたが、一つの大きなミッションをやり遂げた生徒達の顔には、すがすがし笑顔と自信の色が感じられました。
生徒達に、いつもやさしく親身になって伴走してくださった大学生スタッフの佐々木さん、いつも細やかな配慮と連絡、励ましの言葉をくださったさやかさんはじめWith the worldのスタッフの皆様、一緒に活動に取り組んでくれた台湾の生徒さん方と学校の先生、本当にお世話になりました。ありがとうございました。
2024世界プレゼンテーション(With the world)については、こちらをご覧ください↓
https://www.withtheworld.info/worldpresentation2024
With the world HP:https://withtheworld.co/
ブログ:https://withtheworld.co/with-the-world-staff-blog-15/
クリーンアップRUN&CHANGE FOR THE BLUE福島Youth Symposiumに参加しました!
2月18日(日)希望生徒25名が参加し、いわき市に行ってきました!
午前中、いわきサンシャインマラソン2024開催記念プレイベントとして開催された「クリーンアップRUN」では、マラソンコースのゴミ拾いをさせていただきました。アクアマリンパークやイオンモールの近くは、ほとんどゴミがなくきれいだったのですが、少し進むと、たばこの吸い殻やコーヒーカップなど大人が捨てたと思われるゴミが多く目につきました。参加した生徒達が一生懸命拾ってくれたので、来週に控えたマラソンのコースをとてもきれいにすることができました。コース以外のところのゴミをたくさん拾いました。海ゴミ0(ゼロ)をめざして、みんなで行動していきたいですね。
午後は、いわき駅前の「LATOVいわき」に移動して、「Youth Symposium」に参加しました。
駒沢女子大学教授富田隆先生の「なぜ、人はポイ捨てするのか?」という講演では、行動心理学という視点でゴミのポイ捨てについて理解を深めることができました。そのあとの、ワークショップでは、いわき地区の高校生と一緒にグループ活動を行い、ゴミ拾い用のゴミ箱の設置について、場所やネーミングのアイディアを出しました。
ゴミ拾いボランティア+講演会・グループワークという、とても充実した一日となりました。
(生徒の感想)
・思っていた以上にゴミが落ちていて、特にタバコの吸い殻やプラスチックがいっぱい落ちていて残念でした。でもみんなで協力してチームで燃えるゴミ2袋分も拾えて、ポイ捨てのゴミが少しでも減ったならHappyです。でも届かないところに落ちていたゴミが拾えなくてがっかりでした。ガラスもいっぱい落ちていて、もし子供や動物が踏んだらケガをしていたかのせいもありI felt really disappointed in the people who threw it away。これからもゴミ拾いボランティアがあったら絶対にまた参加したいです。
・クリーンアップRUNを通して感じたことは人目につかないところにごみが多いということです。人目につかないところはポイ捨てしやすいし、拾われにくいからだと思いました。こんなにポイ捨てする人がいるのだと思うととても残念です。youthシンポジウムではいろんな高校の人とコミュニケーションをとることができました。私には思いつかなかったアイデアや視点などたくさんあってとてもいい勉強になりました。また参加したいと思いました。
・講義の話の中で、【ポイ捨てをするのは本能だが、人間には適応能力があるからそれは犯罪になる】と聞きとても納得した。私はポイ捨てをする人を終身刑などにしたらいいと思っていたが、ただ罰を与えるだけでは限界があると学べた。ネガティブな行動を止めるにはポジティブな行動を増やせば良い、というシンプルだけど大切にしなければならないことも学べた。なのでこれからはみんながポジティブな行動を増やして行き、自然とネガティブな行動が減っていくように学校での企画や地域の活動を行っていきたいと思った。また、同世代のみんなでゴミ問題について考えられてとても楽しかった!こういうポイ捨てなどのゴミ問題について考える機会があればもっと綺麗な社会になると思った。
・みんなでコミュニケーションを取りながらボランティアをする楽しさややりがいをとても感じました。またいわきは郡山に比べてごみが少ないなと感じました。郡山はごみが多いので郡山でもゴミ拾いのボランティアなどたくさんして綺麗にしたいと思いました。小学生のとき登下校中にゴミ拾いをしていました。学校などでこのような週間日を作ったりすればみんなやってくれそうだなと思いました。
・ポイ捨てを減らす対策として、隠すように捨ててあることから、隠す場所をなくす→人通りや車の通る道の脇に生えてる雑草を刈る。私有地にも捨てていることから、罪悪感を持たせるために街にあなたの敷地ではないと啓発ポスターを貼る。綺麗な場所を汚す人は少ないと思うので、ポイ捨てが多いポイントを花壇にする。
ゴミを持ち帰ってもらうために、海の家やキャンプ場にゴミ袋を持って来るように呼びかける&ない人用にゴミ袋を海の家やキャンプ場に用意する→川や海にゴミを投棄する人が減る
拾い箱のアイデアとして、ゴミ箱の中身を見えるようにして、分別の意識を高める&捨てるところに何を捨てるか絵柄があるとわかりやすい&どのくらいの量があったのかわかる(キャッチコピー:拾ってくれてありがとう!!そんなあなたに幸あれ!!)
などのことを考えました。イベント終了後に考えました。
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ふくしま海ゴミ削減プロジェクトの皆様をはじめ、関係したすべての方々に感謝申し上げます。
これからも、あさか開成高校は、「WITH(みんなで一緒に)」「TAKE ACTION!(行動しよう)」を合い言葉に、SDGsゴールを目指します!
「ごみ減量!アイデア動画コンテスト」で本校生徒が最優秀賞をいただきました!
福島県が主催した「ごみ減量!アイデア動画コンテスト」で、本校生徒の作品が入賞しました。
福島県消費生活課HP一般廃棄物課ページでご覧いただけます。
→ https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/16045a/gomigenryou-r5-2.html
【最優秀賞】 2年 難波 らんら さん
使用テーマ「わたしから始めるごみ減量!」
<動画概要>
エコバッグやマイボトルなど、身近でできる「ごみ削減」をコマ送り動画でやさしく解説。
【入選】 2年 小野寺 颯斗さん
使用テーマ「忘れないで、冷蔵庫の奥で待ってるの」
〈動画概要〉
家族が毎日使う冷蔵庫、そこにずっと残された食材の視点で、食品ロスの削減を呼び掛ける。
日本文化部エシカル消費活動がテレビで紹介されました!
2月21日(水曜日)、KFB福島放送「シェア!」内にて、「クッキーで広めるエシカル消費」が特集されました。
福島県消費生活課のホームページよりご覧いただけますので、ぜひ!!
エシカル消費活動についても、ホームページ内に詳しく掲載されていますので、ご覧ください。
福島県消費生活課ホームページ→ https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/16005b/ethical-fukushima.html
2月24日(土)25日(日)イオンスタイルいわき小名浜店で「エシカルやってるキャンペーン」の高校生ブースで、日本文化部開発のエシカルクッキーが販売されます。いよいよ最後の販売です。
イトーヨーカドーでの販売の様子です。
内堀知事へ動画完成報告をしてきました!~「ふくしまゼロカーボンへの挑戦表彰制度」最優秀賞受賞した取組を紹介する動画
県内のモデル的な地球温暖化防止対策を表彰する県の「ふくしまゼロカーボンへの挑戦表彰制度」で最優秀賞を受賞した本校の取組を紹介する動画が完成しました!
また、事業所版「コープあいづ」さんの動画にも、本校生徒2名が出演しています!
2月19日(月) 動画に出演した本校生徒6名が、内堀雅雄知事のもとを訪れ、動画の完成披露を行いました。参加した生徒たちは、動画に込めた想いや日頃の活動、そしてカーボンニュートラル実現に向けて取り組んでいることを伝えました。
県庁で行われた動画の完成披露について、各種新聞、テレビでも紹介されています。
完成した2本の動画は、福島県の公式YouTubeチャンネルで、2月25日から公開されますので、ぜひご覧ください。
福島県公式チャンネル → https://www.youtube.com/user/preffukushima
福島大学 STEAM FESTIVALに参加しました!
2月11日(日)希望者7名(1年生3名、2年生4名)と教員3名が、福島大学で行われたSTEAM FESTIVALに参加しました。
本校では、今年度9月から、「STEAM部」として、福島大学の学生との交流会を実施してきました。
9月20日(水)第1回STEAM部「アイデアだしワークショップ」
10月23日(月)第2回STEAM部「Scratch」
11月13日(月)第3回STEAM部「Scratch・ドローン」
12月18日(月)第4回STAEM部「Scratch・ドローン・3Dモデリング」
今年度は、のべ55名の生徒が参加し、大変好評だったSTEAM部の活動でした!
今日は、特に関心の高い生徒7名が参加し、STEAMに関するさまざまな活動について、学ぶことができました。
午前中は、小中高の学校での取り組みについての発表のあと、大阪万博のテーマプロデューサーでもある中島さち子様の講演を聞きました。
午後は、音楽と映像のスペシャルステージで、美しい音色とプログラミングされた映像の世界を楽しみました。
「素数音頭」なる、音楽に合わせて数字を数え、素数で手をたたきながら、会場を練り歩くアクティビティがとても楽しく、参加者の気持ちが一つになる瞬間でもありました。楽しみながら学ぶことの大切さを感じました。
他にも、STEAMラボやドローン体験、3Dプリンターやレーザープリンターなどにも触れることができ、とても楽しい時間でした。
来年度のSTEAM活動につながる、STEAM FESTIVALでした。
参加させていただき、ありがとうございました。
タイの高校生とのオンライン交流~ブンワッタナー学校3年生とのオンライン交流
1月22日(月)希望者25名が参加し、ブンワッタナー学校の3年生と交流させていただきました。
ブンワッタナー学校は、タイのナコーンラーチャ―シーマ県にある中等教育校です。中学1年~高校3年の生徒約4000人というとても大きな学校です。
12月にタイ研修で交流させていただいた、JICA海外協力隊國井友里さんにタイ研修メンバー3名がタイの高校生と交流したいと熱烈アピール!そのご縁で実現しました。そのため、今回の交流は、タイ研修に参加した3名が企画し、参加生徒を募集して実施しました。國井さんは、なんと福島県出身。さらに、協力隊としてモザンビークで活動した経験やJICA二本松訓練所でも勤務経験があるということで、とても親近感を感じました。
ブンワッタナー学校で日本語を勉強している生徒は、約1300人いるそうで、今回の交流言語は、なんと「日本語」です。本校では、今年度「やさしい日本語セミナー」を開催していたこともあり、実践で生かすチャンスです。
交流に先立ち、タイ研修メンバーから、タイ語の挨拶をレクチャー。こんにちはは、女性はm「サワッディ」+「カー」で、男性は「サワッディ」+「カップ」です。ありがとうは、「コップクン」+カー(カップ)です。手を合わせる「ワイ」についても説明しました。
交流は、それぞれの学校で、①学校紹介②国に関するクイズ③自分の県の観光スポットについて発表し、最後に質問コーナーで交流しました。日本語を学ぶ海外生と日本語で交流するのは初めてでしたが、とても盛り上がりました。
ブンワッタナー学校の3年生は、1週間に6時間日本語を勉強しているそうです。とても日本語が上手で、大変驚きました。
生徒達からは、もっと話したかった!という声があがりました。また、ぜひ、交流させていただけると嬉しいです。
ブンワッタナー学校の3年生と先生方、國井隊員に感謝いたします。ありがとうございました。ขอบคุณค่ะ
後日、素敵なメッセージカードが届きました。感激です!
國井隊員の「世界日記」の記事はこちらから↓
https://world-diary.jica.go.jp/kuniiyuri/activity/7.php
さらに、後日、2月3日に安積高校で行われた、郡山市国際政策課主催のタイオンラインにも、タイ研修メンバーが参加し、國井隊員の発表を聞かせていただきました。「すべてのことには意味がある」というメッセージに、これまでの人生とこれからの人生について考えさせられました。参加させていただき、ありがとうございました。
安積高校 令和5年度SSH生徒研究発表会でポスター発表をさせていただきました
2月3日(土)本校生徒2グループが、安積高校のSSH生徒研究発表会でポスター発表させていただきました!
「タイ研修」の発表の様子 ~ 英語で発表しました。タイ研修での交流やアンケートについて、発表しました。タイで見つけた「日本語」として、「BENTO」というおつまみ系のお菓子や「HANAMI」という○っぱえびせんのようなお菓子、そしてタイで流行している「ヤードム(メンソールの吸入薬)」を実物で紹介しました。クイズ形式も取り入れ、楽しく発表しました。
「猪苗代湖の未来を考える~沖縄戦恩納村の取り組みから」(沖縄研修 × 猪苗代湖水環境保全活動)
沖縄研修で調査した沖縄恩納村の「サンゴ礁保全活動」を本校が6年間続けている「猪苗代湖水環境保全活動」に生かしていけるのではないか。2つの異なる探究活動グループが意見交換をしながら、探究活動に取り組みました。課題をチャンスと捉えて、地域活性化に生かしていく視点は、これからの地域課題解決に大事な視点です。さらに、活動を進めて、実現できるとおもしろそうな内容でした。
他校の探究活動の取り組みも知ることができ、大変有意義な一日でした。
参加させていただき、ありがとうございました。
さよならスピノ
2023年8月から、あさか開成高校に留学生として過ごしていた、アンドレア・スピネッリ君(イタリア)が2月3日帰国しました。
1年2組のクラスメートとして、震災復興スタディツアーや遠足、スポーツ大会に参加したり、猪苗代湖清掃活動やヒシ刈りにも参加したり、部活動では剣道部に所属し大会にも出場したりしました。
何に対しても前向きに取り組むスピノ君。日本語も上達しました。あさか開成高校の生徒は、礼儀正しく、真面目で、どんなことにも手を抜かず、向上心をもってチャレンジするスピノ君の姿から、たくさんのことを学びました。
帰国前に、国際交流委員会では、送別会を企画し、お菓子やジュースを飲みながら、ゲームをして楽しみました。最後は、みんなで書いた寄せ書きと「須比之(スピノ)」の名前入り白河だるまをプレゼントしました。
2月3日、帰国当日。たくさんの生徒が郡山駅に見送りに来ました。
たくさんの思い出と素敵な笑顔を残してくれたスピノ君のこれからの活躍を楽しみにしています。
ありがとう!スピノ!
✎総探の時間~【MY PROJECT AWARD 2023】福島県Summit~
1月27日(土)オンラインで行われた【MY PROJECT AWARD 2023】福島県Summitに4チームが本校として初めてエントリーしました。
①みんなで知ろう献血のこと
②留学生との交流会をやってみた!
③ふくしまSDGs「ふくしまの未来」につなぐ~今を知り、ふくしまの魅力を伝える活動
④猪苗代湖を綺麗にし隊
学校を飛び出し、他校の様々なプロジェクトに触れることで、自分の「やりたい」を形にしていたり、同じような悩みを抱えていたり、サポーターの方からアドバイスをいただいたり…、様々な刺激を受けることができました。
今回学んだことを活かしアクションを続けることで、自分の力で社会をよりよくしていく楽しさに気付くとともに、本校生の探究活動のモデルとなってくれることを期待しています。
✎総探の時間「ちょこプロ学年発表会」
1年生後期の「総合的な探究の時間」で行った“ちょこプロ”のクラス代表者の発表が行われました。
この探究活動は
①2年次に本格化する探究活動に向けて
②主体的なテーマ設定をし
③クイックステップとして(まずはやってみる)
④課題を解決する楽しさを知る
⑤そして探究サイクルを回す
ことを目的に、今年度初めて実施されました。
以下は生徒の感想の抜粋です
◆満足度が高い生徒
・最初の目標である、誰かを喜ばせることを達成出来たから
・達成する楽しさを味わうことが出来たから
・多くのプロジェクト、意見があり、考え方の幅が広がるきっかけになったと思う
◆満足度が低い生徒
・プロジェクトの規模が小さくて学びが少なかったから
・もう少し質の良いチョコプロを作る事ができると感じた
◆学んだこと、気づいたこと
・友達と協力すると楽しさ倍
・自分から行動を起こすことの難しさ
・自分の立場だけから考えるのではなく、いろいろな人の立場から考えて行うことが大事だと気づいた。
・自分にとってやりがいを感じてやることが大事であることと、対象者も楽しんで貰うことがお互いにとってwin-winであること
1学年通信 その16
1月25日木曜日に、「総合的な探究の時間」ちょこプロ学年発表会を実施しました。各クラスの代表2名が、学年全体にプレゼンしました。自分のプロジェクトと比し、共通点や相違点を見つけ出し、来年度の活動や自分の進路へつなげることが出来ました。また、2月帰国予定の留学生スピノ君から、流ちょうな日本語のあいさつを頂きました。さよならスピノ!
✎総探の時間【沖縄探究ゼミ×水環境ゼミのセッション】
2年次「総合的な探究の時間」において、沖縄探究ゼミと水環境ゼミのセッションを行いました。
①沖縄探究ゼミがフィールドワークで学んだ沖縄県恩納村の取り組みを紹介
②水環境ゼミが中心となり本校生徒が行っている猪苗代湖の水質保全活動を紹介
③ディスカッション
の流れで、恩納村の取り組みを参考に、猪苗代湖の水質保全活動をさらにレベルアップさせることはできないか考えました。実現したら面白そうなアイディアがたくさん出ました。
こわかネットの方々からは、「地域の協力者を探す」「ぜひ実際にアクションを」等の助言をいただきました。
この活動は、安積高校で行われる「SSH探究活動報告会・成果発表会」のポスターセッションで報告させていただきます。
進路だよりを発行しました
進路だより 第7号R5進路だより 第7号.pdf
ふくしまの震災の記憶と教訓を次の世代へ語り継ぐ④〜長崎、福岡、広島研修 第4日目盈進高校との交流
12月23日(土)
日本文化部・オイガ部20名と「3.11あさか開成語り部隊」3名が参加する長崎福岡広島研修いよいよ最終日です。
本校では、福島県の語り部活動実践校として、2011年の福島の震災を学び、記憶と教訓を語り継ぐための活動を続けています。
この活動の一環として、本日より3泊4日で長崎・福岡・広島を巡り、その土地の方々との交流の中で、福島の震災の記憶と教訓を語り継ぐことや福島の復興、福島の未来について、一人ひとり自分の考えを深めることを目的とした研修を行っています。
最終日は、広島県福山市に移動し、盈進中学校高校ヒューマンライツ部との交流です。今年3月11日のオンライン交流をきっかけに、今年度オンライン交流させていただき、12月は対面で交流しましょうと約束していたので、生徒たちは楽しみにしていました。
それぞれの活動紹介から交流ははじまりました。感想や質問が活発に交わされました。
本校からは、紙芝居の披露と「きぼうのとり」ワークショップを行いました。
初めて会ったとは思えないほど、すぐに仲良くなり、楽しく交流していました。
続いて、ヒューマンライツ部がガイド活動をしている「ホロコースト資料館」に移動して、語り継ぐことについて学びます。
ヒューマンライツ部に案内してもらい、ホロコーストについて学びました。地域の資料館を地域の高校生が上手に案内する様子を見て、大いに刺激を受けた生徒たちでした。
(本日の感想)
・盈進高校との交流では、盈進高校が行っている活動に驚きました。学校紹介で、みなさんで手話を交えて歌を歌われていたり、演劇のような形で紹介をされていました。聞いている人に伝えるためのツールには、このようなものもあるのだと関心しました。また、盈進高校では、郊外のさまざまな活動などもされていて、ハンセン病の患者の方にお話を聞き、生きる意味とは何かを学んだり、広島・中高生による署名キャンペーンなどを行い、核廃絶を呼びかけたりしていることを知りました。それだけではなく、東日本大震災にも目を向け、福島のことについても考えてくださっていて、嬉しくなりました。今の自分たちには何ができるかを考え、自分の住む地域だけでなく、他の地域についても学び、世界全体で平和のために活動されていることがすごいと感じました。(3年)
・最初の演劇から心を奪われました。被爆者や被災者に寄り添いながらみんなに思いを伝える姿はとてもかっこよくて、参考にしたいと思いました。私たちにも伝えるということは出来ると思うので、盈進高校さんを参考にしながら思いが必ず届くような語り部活動をこれからやっていきたいです。(2年)
・ホロコースト記念館を盈進高校のみなさんにわかりやすく説明していただきました。日本で起こったことではなくても、600万人の方が犠牲になりその中の150万人の子どもが虐殺されたという事実を忘れてはいけないと感じました。小さな男の子がユダヤ人と知られただけで銃をむけられている写真が印象に残っています。年齢関係なく人種で差別され、人間の扱いもされていなかったことに驚きが隠せませんでした。みんな平等な人間なのに、その時代の人は働ける人か働けない人かを選別され、嘘をつかれてガス室に連れて行かれたり、ひどい環境で強制労働されられたりしていたと聞いてとても胸が痛くなりました。オットーフランクさんがおっしゃっていた「平和を作り出すために、何かをする人になって下ださい」という言葉は私達がこういった歴史を学ぶだけではなく、そこから行動に移さなければ平和な世の中にはならないという事だと感じました。平和を作るために何ができるのかをちゃんと考えなければいけないと思いました。(1年)
・盈進高校のみなさんが、学んだことを自分の言葉でガイドしてくださり、展示物からより深い学びを得ることができた。そういうふうにもう一歩深い学びをしてもらえるような伝え方をしていきたいと感じた。(2年)
※日本文化部・オイガ部の活動は、福島県の「チャレンジ!子どもがふみだす体験活動応援事業」の助成を受けています。
※「3.11あさか開成語り部隊」の活動は、福島県「震災と復興を未来へつむぐ高校生語り部事業」における交流活動として行っています。
ふくしまの震災の記憶と教訓を次の世代へ語り継ぐ③〜長崎、福岡、広島研修 第3日目広島交流、崇徳高校、広島経済大学
12月22日(金)
日本文化部・オイガ部20名と「3.11あさか開成語り部隊」3名が参加する、長崎福岡広島研修3日目です。
本校では、福島県の語り部活動実践校として、2011年の福島の震災を学び、記憶と教訓を語り継ぐための活動を続けています。
この活動の一環として、本日より3泊4日で長崎・福岡・広島を巡り、その土地の方々との交流の中で、福島の震災の記憶と教訓を語り継ぐことや福島の復興、福島の未来について、一人ひとり自分の考えを深めることを目的とした研修を行っています。
本日は、広島市のおりづるタワーにあるエソール研修室で、ひろしま紙芝居村、南相馬ボラバス応援隊、紅葉会、アスチカ、崇徳高校の皆様と交流させていただきました。紅葉会以外の方々とは、昨年度にもお会いし交流させていただいています。久しぶりの再会に嬉しさも倍増でした。
到着してすぐ、私たちを迎えてくれたのは、広島名物「ひろしまお好み焼き」。福島からくる私たちのために、準備してくださいました。数多くのお好み焼きを準備するのは、とても大変だったと思います。私たちを迎えてくれるその気持ちに、胸が熱くなります。
とてもおいしくいただきました。戦時中、野菜や卵、肉をバランスよく食べられるように作られたというお話も聞き、災害と食文化について学びました。
参加者の自己紹介のあと、エソール研修室のテラスから、原爆ドームや平和記念公園が見渡すことができ、参加された方々から、建物の紹介をしていただきました。すばらしい眺めに心が晴れましたが、この美しい場所に原爆が落とされたことを思うと胸が締め付けられるようでした。
まず、初めは、楽しみにしていたひろしま紙芝居村の紙芝居上演です。「見えない雲の上で」を上演していただきました。震災当時、浪江町で起きたこと、それを語り継ぐ思いに触れ、最後の「あなたのふるさとが美しい空を取り戻すまで、語り続けます。」の言葉に、涙をこぼす生徒たちが多くいました。大きくうなづく生徒もいました。
続いて、紅葉会の語り部の笠岡様のから、原爆についてのお話を伺いました。張りのある声で、原爆当時のことをくわしく教えてくださいました。悲惨な状況だけでなく、平和のためにできることについても話してくださいました。「平和のために私たちにできることは何ですか?」に対し、「話し合うこと。ゆがんだままではだめよ。」の言葉に、対話することの重要性を学びました。
本校からは、「ヒデさんのパトロール」の紙芝居を披露しました。ひろしま紙芝居村の方の前で行うということで、いつも以上に緊張していた生徒でしたが、セリフに感情を込めて演じることができました。
このあと、広島平和公園散策と広島平和資料館もお付き合いいただき、たくさんお話させていただきました。
さらに、課外授業を終えた崇徳高校新聞部の生徒も駆けつけてくれて、案内してくれました。
地元の高校生から広島原爆について聞くことができました。このあと、崇徳高校へ移動し、交流は続きます。
これまでの新聞部の歩みや広島サミットの裏側について、新聞部顧問の花岡先生の軽妙な話に、みな引き込まれました。貴重な資料も見せていただきました。活動を楽しむことや行動することの重要性について学ぶことができました。花岡先生、短い時間にもかかわらず、貴重なお話と資料をご準備いただき、本当にありがとうございました。
急いで、ホテルに帰ると、広島経済大学の「災害を知り未来へつなごうプロジェクト」の先輩方が来てくださいました。9月に学校に来てくださったときに「広島でまた会いましょう」の約束を忘れず、守ってくれたことに感動する生徒たち。ここでも「ご縁」の大切さを実感しました。急いで夕食を食べて、平和通りのイルミネーションを案内してもらいながら交流させていただきました。福島を思ってくれる大学生がいることに胸を熱くしました。
広島でも、たくさんの方に出会うことができました。
今回、私たちのために、さまざまな準備をしてくださいまして、本当にありがとうございました。感謝の気持ちをもって、学びを深めていきたいと思います。
(本日の感想より)
・私は富岡町の紙芝居を今まで何回かやってきたので、広島の方々がする紙芝居がとても楽しみでした。実際に聞いてみると最初の一声から鳥肌がたち、ギターや歌によって臨場感が伝わってきたり、震災の記憶はほとんどないけど思いが込み上げてきました。登場人物は何人もいたけど、それぞれの立場になってどんな気持ちなのかを考えて紙芝居を読んでいるんだなと伝わってきました。特に津波の所の表現は雰囲気が一変して聞き入ってしまいました。会話の所は状況が伝わりやすく、実際にその場にいるような感覚でした。体が弱っていても必死で伝えたかった佐々木さんの思いを広島の方々が伝えていっているという事はすごいことだなと思いました。震災の記憶がなくても、佐々木さんのような伝えたい思いをを私たちが語り継いでいくことは大事な事なんだなと改めて思いました。これから紙芝居での語り部をする時は今日のような相手と感動を共有できるような紙芝居を披露したいです。(1年語り部)
・紙芝居を見させていただいたのは2回目でした。伝えたくても伝えることが出来ていない震災経験者の方はたくさんいらっしゃると思います。そんな中で紙芝居という方法は伝えたいことを分かりやすく伝えられる手段だと考えています。今回「見えない雲の下で」を見て、声のトーンや音楽で、見る方と一緒に当時の状況に入ることが出来るということを学びました。またセリフの言い回しによって、人の気持ちや関係性を表現出来るということも学びました。当たり前の日常が一瞬のうちになくなってしまった原発事故というものは決して二度と起こして良いものではなく、私たちの手で防ぐことが出来ると思います。語り部を通して震災のことや原発事故のことを伝えるのはもちろん、減災、防災などについても私たちの世代が伝えていくことに意義があるのだと思いました。またお会いして紙芝居についてもっとお話したいと思いました。(3年語り部)
・崇徳高校との交流会では、まずやってみる事の大切さを学べました。同じ高校生という立場でありながら大きなことに挑戦し、国内だけではなく国を超えて多くの著名人に取材を取り付けるのは簡単では無いと思います。ですが、どうせ無理だろうと最初からやらないのではなく、まずチャレンジするという姿勢に心を打たれました。これは新聞に限らず何事にも言えるので、私もこれからはまずチャレンジしてみたいと思います。(3年)
・広島経済大学の方々と二回目の交流で、とても楽しかったです。復興したひろしまの街並みをガイドしてもらいながら、一緒に歩きまわりました。この交流をここで終わるのではなく、進学した後も続けて、一緒に活動していきたいと考えました。
※日本文化部・オイガ部の活動は、福島県の「チャレンジ!子どもがふみだす体験活動応援事業」の助成を受けています。
※「3.11あさか開成語り部隊」の活動は、福島県「震災と復興を未来へつむぐ高校生語り部事業」における交流活動として行っています。
ふくしまの震災の記憶と教訓を次の世代へ語り継ぐ②〜長崎、福岡、広島研修 第2日目長崎語り部・被災者支援ふくおか市民ネットワークとの交流
12月21日(木)研修2日目
日本文化部・オイガ部20名と「3.11あさか開成語り部隊」3名が参加する、長崎福岡広島研修2日目です。
本校では、福島県の語り部活動実践校として、2011年の福島の震災を学び、記憶と教訓を語り継ぐための活動を続けています。
この活動の一環として、本日より3泊4日で長崎・福岡・広島を巡り、その土地の方々との交流の中で、福島の震災の記憶と教訓を語り継ぐことや福島の復興、福島の未来について、一人ひとり自分の考えを深めることを目的とした研修を行っています。
2日目の午前中は、長崎原爆資料館、平和祈念公園を巡りながら、グループごとに語り部のの方と交流し、平和とは何か、語り継ぐことの意義について考えを深めました。
午後は、福岡へ移動し、被災者支援ふくおか市民ネットワークの方々と交流させていただきました。
東日本大震災により、避難をした人を受け入れる方、実際に子供を連れて避難した方、福岡へ移住を決めた方、東日本大震災を語り伝える活動をする方から、お話を伺いました。避難した方は、本校の卒業生だったこともわかり、卒業として生徒たちの活動に励ましの言葉をいただきました。遠く離れた福岡の地にも、福島を思い続け生活をする人がいることを知り、様々な立場から震災について考える必要があることを感じました。
福島をよく知る方たちとの交流に心が温かくなりました。
福島からの高校生を温かく迎え、福岡のお土産までご準備いただきありがとうございました。
今回、伺ったお話をそれぞれで受け止め、これからの学びに生かしていきたいと思います。
本日、お世話になったすべての方々に感謝申し上げます。
(本日の感想より)
・ガイドの野田さんのお話を聞いてまず思ったことは平和についてしっかり考えるということです。わたしたちは平和平和と言っているけどその平和って何?peaceって何?と野田さんがおっしゃった時私はあまり考えがまとまりませんでした。そして核兵器廃絶と言っているのに発電所はどうなのか?ということをおっしゃった時は、私も同じものなのにどうしてだろうと思いました。これらの通り野田さんからは知識もそうですがそれ以上のことを教えて頂いたなとおもいます。人間は事を忘れてしまうので二度とこのようなことが起きないように語り継ぎみんなの心にとどめることが大切なんだと思いました。(1年)
・ゆきこさんのガイドが語り口調でとても心に染みるものがあった。又、語り継ぐにあたって知識を持っているだけじゃなく当事者の気持ちやスポットライトが当たっていない部分の把握などもっと寄り添いながら知っていかないといけないなと感じた。(3年)
・語り継ぐとは、過去にあった悲惨な現実を教訓に、平和な日常があることが当たり前だと思わず、平和な未来のために、1日1日を大切に生きることだと思います。(3年)
・長崎原爆について、日本側からの視点だけでなく海外からの視点で考えてみる、など常に他方面からの思考・視点を大切にすることを教えていただきました。(3年)
・今回被災者支援ふくおか市民ネットワークさんと交流をし、避難するにしても、福島に残るにしてもそれぞれが別の境遇にあり、考えを持ち、いろんなことを経験しているということに気づきました。また福島からたくさんの方が福岡に避難し、関係があるということを初めて知ることが出来ました。当時より繋がることが簡単になってきた時代だからこそ、多くの人と関わりを持ち連絡を取り合うことも大切だと改めて思いました。私は齋藤さんの同じ被害をうまないために語り継ぐという言葉が印象に残っています。私たちが大人になり語る人がいなくなれば、原子力のリスクを知らないままになったり、震災のありのままを知らない世代が増えていったりしてしまいます。被害を最小限にするためにも今回の東日本大震災を教訓とし、伝え続ける必要があると思いました。これからも紙芝居やいろいろな手段の中で、震災を語り継いでいきたいと思います。(3年)
・私は避難当事者からのメッセージを語ってくださった、橋本さんの「自分の意思で動くことが大切」という言葉が心に残りました。橋本さんはもともと郡山の方で、震災後約1年後に福岡に避難されたそうです。震災が起こり、何も分からない状態でこれからの未来が想像できないような状況だったと思いますが、そこで避難をすることを決心し、福岡に避難されました。避難をして正解かどうかは、誰にも分かりません。ただ、そういった状況で未来について考え、自分の意思で最善をつくすことが大切なのだと学ぶことができました。(3年)
・避難した被災者の方々から当時の苦悩についてお聞きした時、私たちの親もそういった苦悩があったと考えると本当に感謝しないと行けないなと改めて感じる交流になりました。元あったコミュニティーが一瞬にして無くなってしまうことはとても恐ろしいことであるし、人生においても大きな出来事だと思います。私は、橋本さんの自分の意思で動いて欲しいというお言葉に感銘を受けて、やらないで後悔するよりやって後悔した方がいい経験になるのでこの教えを活かし、何事にも失敗を恐れずに挑戦し続ける人材になりたいです。(3年)
物事を多方面から考えることの大切さ、何をどう語り継ぐのか、考えを深めた生徒たちでした。
※日本文化部・オイガ部の活動は、福島県の「チャレンジ!子どもがふみだす体験活動応援事業」の助成を受けています。
※「3.11あさか開成語り部隊」の活動は、福島県「震災と復興を未来へつむぐ高校生語り部事業」における交流活動として行っています。
第2回 モザンビークオンライン交流 ~シマを作って食べてみよう!~
10月18日(水)放課後 JICA協力隊として、モザンビークに派遣されている金田将裕先生とオンラインで交流させていただきました。7月に引き続き、2回目のオンライン交流です。
今回は、モザンビークの主食であるシマの作り方を教えていただきます。
シマ(白トウモロコシ)の粉は、日本ではなかなか手に入らないのですが、今年8月にJICA教師海外研修でモザンビークに派遣された本校教員が現地から購入してきました。現地では、金田隊員との対面を果たし、その様子も生徒達に伝えられました。
詳しくは、こちらをご覧ください。
沖縄探究【基地課題探究班】~総探の時間✎~
米軍基地に関する探究として「基地問題」「国際交流」の2つの視点からフィールドワークを行いました。
沖縄国際大学では米軍ヘリ墜落現場の視察と資料の閲覧、”基地の街コザ”では、50を超える国籍の方が住む街としての取り組みや課題について学びました。また、普天間基地が市の中央に位置する宜野湾市役所まち未来課を訪問し、基地返還後の跡地利用について学びました。
【1日目】
沖縄国際大学→かでな道の駅→基地の街コザ街歩き→KozaInternationalPlaza訪問
【2日目】
佐喜眞美術館→宜野湾市役所まち未来課訪問→美ら海水族館
以下、生徒の感想(抜粋)です。
koza international plazaの方に聞いた住民の声は私が調べていたことよりも現実的でとても驚きました。やはり基地がどうあるべきかでは、そこで働いてある人々もいるので判断しかねられるという話もされていて難しい問題であると再認識させられました。次にコザの街歩きに行きました。街歩きでは外国人の方々が福島にいる時とは比べ物にならないくらい目にしました。59カ国の人々がいることを聞いてとても驚きました。また、建物がコンクリートでできており、英語標識のが多くてアメリカにいるような気持ちにもなりました。そしてこの街歩きを通して多国籍、多文化の人々と共生していくことはお互いを認め合うというような点で大切なことであると感じました。最後にkoza international plazaでも、多国籍の人たちとの交流をしていて料理やカラオケといった体を使うということで言葉の壁をなくすという工夫をしていたり、優しい日本語を使った理といった工夫をしていて誰でも参加しやすい形をとっていてとても素敵だと思いました。
まず、沖縄国際大学では、ヘリが衝突した場所を見てきて、図書館の資料室にはその衝突したところの写真や当時の新聞があってみてきました。大学の壁は真っ黒になっていて、そこに誰もいなかったのが本当に奇跡だったと思いました。道の駅かでなでは、嘉手納基地が見渡せて、とても大きかったです。
コザの街歩きでは、チャンプルー文化を見て体験出来ました。コザの道には外国人がたくさんいて、日本人を見つける方が難しいくらいでした。英字看板だけでなく、インドの店や台湾の神様がいる所もありました。また、ミュージックタウンとも呼ばれているので、楽器店では昔のラジオみたいなのを見れたり、三味線のプロの方から三味線と歌を聞かせてもらったりしました。お店の人がとても優しかったり、すごく国際色豊かで魅力のある街だと思いました。また、米軍の人たちの車も当たり前のようにあって、昔コザ騒動があったところとは思えないくらい、共生しているとも思いました。KIPさんでは、国際交流について聞いてきました。今までは、調べてもあまりよく分からなかったけど、直接国際交流の事業の方からの話を聞けたので理解できる話やこれからのヒントになることが沢山聞けました。特に、イベントを企画する時の工夫していることでは、59カ国もの国の人たちが住んでいる中で、ベトナム人が多いから、ベトナムの人たちに向けたイベントをして、その中でベトナム人と何かを作り上げるということを大切にしていると言っていました。私が企画したイベントでは、留学生と交流することだけが目的だったので、聞いたことを生かしてもっと楽しく、深く交流できるイベントをできるようにしたいと思いました。また、職員さんたちがなんでKIPさんに就職したかを聞きました。職員さんたちはみんな、留学先で現地の人たちから良くされてきたので、帰って来た時に自分もそうしたいと思ったり、そうするのが当たり前と思ったりして、それでKIPに就職したという話でした。いつも外国人が周りにいる沖縄にいるからこそ実践できることだと思いました。私も、外国人を助けられることがないか、こっちにいる時でも考えながら生活したいと思いました。
私は米軍基地に関する騒音や墜落といういわゆる影と呼ばれる事柄について今まで学んできました。しかし今回影ではなく光の部分の跡地利用での話を聞いて、影の部分を薄めないようにすることだけではなく将来を見据えた活動も必要であることが分かりました。私が特に印象に残ったのは、住民と観光客との利害関係の話しとどこを開発するかなどです。普天間基地の土地の大きさは広いことから上手くゾーンを分けて(標識をつけたりして)両立させることと山など開発が難しいところとそうでないところを分けることは必要であることが分かりました。また、基地で働いている人の失業者を出さないようにしたりすることを考えたりすると長い時間をかけて返還された時の時のために計画を練り上げていてすごいと思いました。私は今回沖縄国際大学を訪れて昔に起きた墜落が東日本大震災や原子力発電所事故のように今の世代に忘れられないために語り継ぎ、風化させないことが必要だと思いました。
本事業は、公益財団法人福島県学術教育振興財団の令和5年度助成対象事業となっており、財団の助成を受けて実施したものです。
沖縄探究【自然環境探究班】~総探の時間✎~
恩納村役場桐野龍様のご協力をいただき、赤土流出防止プロジェクトのフィールドワークを行いました。
【1日目】
赤土対策講座→サンゴ養殖のハウス見学→ベチバー2次活用作業場見学→ヒルトン北谷とのコラボレーション見学
→昼食→ハニーコーラルプロジェクト養蜂場視察→赤土対策畑・沈砂地視察→ハニーコーラルプロジェクトメンバー交流会
【2日目】
サブマリン号乗船、海中展望→サンゴ苗植え付け体験→美ら海水族館
以下、生徒の感想(抜粋)です。
赤土についてですが、こちらは年に2回海岸の70地点以上でspss調査という堆積度を調べており若者が中心に行なっています。この調査のメリットとしては若者中心にすることで若い世代の中で赤土問題が認識しやすくなるということです。それに加えて恩納村では観光産業が注目されるようにダイビングイベントで赤土を楽しく取り除くというものを企画しており、こちらを猪苗代湖でのイベントに取り入れていただきヒシ狩り、ヨシ狩りがさらに楽しく行うことが可能になり、より注目されるのではないかと思います。今回お話を伺った上で見つかった課題は恩納村の企業の担当者が期間により代わるたびに桐野さんのようなプロジェクトの方々がゼロから企画の説明をしなければならないということです。
ベチパー畑のベチパーは想像以上にがっちりと土に根を張っていて土をガードできそうでした。ただベチパーは伸びが早く手入れが大変だそうであまり目立たない畑のところにはベチパーが植えられていませんでした。難しいですがそのような部分も改善していけばより大きな効果が出ると考えました。そして作業所では実際にしめ縄を作るところを見せていただきました。それとあと阪神も持ってるという小さなベチパーお守りもいただきました。この商売方法は捨てるところがないエコでいい取り組みだと思うのでもっと発展するというさいと思います。・・・赤土を流失させないために植えたお花が、そこに蜂が来てハチミツになるというサイクルがいいなと思ったので福島でも活用できないかなと思いました。
今日は、朝から充実して楽しい時間になりました。最初にサブマリンに乗って水中を観れるということで本当に気分が良かったです。結構下の所までいってサンゴ礁やそこにいる熱帯魚がきれいでした。2日までは知識が増えて、サンゴを守らなきゃいけないという感じだけど今日は目に訴えてくる美しさが心で守らなきゃいけないと感じました。
SDGsの本質をとらえた活動で、生徒は「SDGsの本当の在り方」について学べたような気がします。今回学んだことをこれで終わりにせず、本校に持ち帰り、広げていく活動を行っていきます。
本事業は、公益財団法人福島県学術教育振興財団の令和5年度助成対象事業となっており、財団の助成を受けて実施したものです。
ふくしまの震災の記憶と教訓を次の世代へ語り継ぐ①〜 長崎、福岡、広島研修 第1日目長崎活水高校との交流
12月20日(水)
日本文化部・オイガ部20名と「3.11あさか開成語り部隊」3名が長崎福岡広島研修に出発しました。
本校では、福島県の語り部活動実践校として、2011年の福島の震災を学び、記憶と教訓を語り継ぐための活動を続けています。
この活動の一環として、本日より3泊4日で長崎・福岡・広島を巡り、その土地の方々との交流の中で、福島の震災の記憶と教訓を語り継ぐことや福島の復興、福島の未来について、一人ひとり自分の考えを深めることを目的とした研修を行います。
朝早く、郡山駅を出発し、飛行機で長崎を目指します。
本日は、長崎市にある、歴史と伝統ある活水高校平和学習部6名と交流させていただきました。
「ふりそでプロジェクト」や「高校生1万人署名活動」、マーシャル諸島の方との交流など、平和な社会をつくるための社会貢献活動を目的に国内外に向けた活動やさまざまな人との交流をしている活水高校の活動に、生徒たちは多くの刺激を受けていました。
本校の「3.11あさか開成語り部隊」からは、震災クイズと震災プレゼンテーション、そして紙芝居「ヒデさんのパトロール」の上演を行いました。
オイガ部からは、絵本「きぼうのとり」の読み聞かせワークショップを行い、感想の共有やメッセージカードの作成を通して、楽しく交流しました。
交流の最後に、芝生広場の一番奥にある3本の溝が刻まれたモニュメントを案内していただきました。それぞれの溝には「NAGASAKI」「HIROSIMA」「FUKUSHIMA」と刻まれ、長崎の「グランドゼロ(爆心地)」を指しており、毎年、平和祈念集会の日には、ここに水が流されるそうです。福島と長崎のつながりを感じ、生徒同士の絆も強くなったような気がします。
平和な社会のために、国内や海外の活動を行っている活水高校の生徒たちとの交流は、本校生徒のこれからの活動に生かされていくはずです。ふくしまの未来のために、自分たちにできることは何か、考えを深めたようです。
ホテルの夕食の時、12月4日に「長崎原爆語り部講話」でお話してくださった野田さんが、なんと五島市から来てくれました。明日は、ガイドもしてくださるということで、今回の私たちの研修に際し、激励のメッセージをくださいました。「ご縁」の大切さを実感した生徒たちでした。ありがとうございました。
(生徒の感想より)
・原爆の風化を防ぐために高校生が実際に活動されており、身近な先輩のような感覚でした。きぼうのとりの共有では、「命は1つきりで最終的には自分の命は自分で守らないといけないということを改めて思った」という言葉をいただきました。自然災害は人間の力ではどうにもならないから、命だけは自分でなんとかするしかないという言葉が印象に残っています。自分の行動で自分の命を救い、相手もの命を救えるように行動していきたいと思いました。福島で震災が起きたことは分かっていたけど、詳しいことは理解していなかった、と仰っていて今回の福島震災クイズや紙芝居で伝えることが出来ていたら良いと思いました。そして復興を応援してくださったので、これからの私たちの行動を全国のみなさんを巻き込んでより良いものにしたいと改めて思いました。(3年)
・活水高校では原発を伝える活動を行っていて、修学旅行生への伝承の活動も行っていると言っていた。活動の内容の濃さに驚いたし、私たちが東日本大震災を伝えるのと同じようにほかの地域、学校でも活動を行っていることが嬉しかった。きぼうのとりの読み聞かせで互いに感想を伝える中で、伝えること、風化させないことの大切さを改めて実感した。(2年)
・福島に関するクイズを出した時に、福島の野菜は誰もが安心安全に食べられていて、震災後も福島県産の野菜を食べる人の人数が増加傾向にあるという質問で、増加傾向にあると思っている人が沢山いて、福島の現状はあまり伝わっていない部分もあるのだなと痛感した。(語り部2年)
・活水高校の方達と考えを共有して福島のイメージなどを聞きましたが、やはり震災や寒いなどのイメージがあるそうでやっぱり完全な復興までには遠いかなと感じました。いづれ福島のイメージが復興した所だと思われるようにしていきたい。又、それによって風化させるのではなくしっかり語り継いでいきたいと思う。(3年)
※日本文化部・オイガ部の活動は、福島県の「チャレンジ!子どもがふみだす体験活動応援事業」の助成を受けています。
※「3.11あさか開成語り部隊」の活動は、福島県「震災と復興を未来へつむぐ高校生語り部事業」における交流活動として行っています。
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