News&Topics

タグ:総合的な探究の時間

✎総探の時間~【MY PROJECT AWARD 2023】福島県Summit~

1月27日(土)オンラインで行われた【MY PROJECT AWARD 2023】福島県Summitに4チームが本校として初めてエントリーしました。

①みんなで知ろう献血のこと

②留学生との交流会をやってみた!

③ふくしまSDGs「ふくしまの未来」につなぐ~今を知り、ふくしまの魅力を伝える活動

④猪苗代湖を綺麗にし隊

学校を飛び出し、他校の様々なプロジェクトに触れることで、自分の「やりたい」を形にしていたり、同じような悩みを抱えていたり、サポーターの方からアドバイスをいただいたり…、様々な刺激を受けることができました。

今回学んだことを活かしアクションを続けることで、自分の力で社会をよりよくしていく楽しさに気付くとともに、本校生の探究活動のモデルとなってくれることを期待しています。

✎総探の時間「ちょこプロ学年発表会」

1年生後期の「総合的な探究の時間」で行った“ちょこプロ”のクラス代表者の発表が行われました。

  

 

 

 

 

 

この探究活動は

①2年次に本格化する探究活動に向けて

②主体的なテーマ設定をし

③クイックステップとして(まずはやってみる)

④課題を解決する楽しさを知る

⑤そして探究サイクルを回す

ことを目的に、今年度初めて実施されました。

以下は生徒の感想の抜粋です

◆満足度が高い生徒

・最初の目標である、誰かを喜ばせることを達成出来たから

・達成する楽しさを味わうことが出来たから

・多くのプロジェクト、意見があり、考え方の幅が広がるきっかけになったと思う

◆満足度が低い生徒

・プロジェクトの規模が小さくて学びが少なかったから

・もう少し質の良いチョコプロを作る事ができると感じた

◆学んだこと、気づいたこと

・友達と協力すると楽しさ倍

・自分から行動を起こすことの難しさ

・自分の立場だけから考えるのではなく、いろいろな人の立場から考えて行うことが大事だと気づいた。

・自分にとってやりがいを感じてやることが大事であることと、対象者も楽しんで貰うことがお互いにとってwin-winであること

✎総探の時間【沖縄探究ゼミ×水環境ゼミのセッション】

2年次「総合的な探究の時間」において、沖縄探究ゼミと水環境ゼミのセッションを行いました。

①沖縄探究ゼミがフィールドワークで学んだ沖縄県恩納村の取り組みを紹介

②水環境ゼミが中心となり本校生徒が行っている猪苗代湖の水質保全活動を紹介

③ディスカッション

の流れで、恩納村の取り組みを参考に、猪苗代湖の水質保全活動をさらにレベルアップさせることはできないか考えました。実現したら面白そうなアイディアがたくさん出ました。

こわかネットの方々からは、「地域の協力者を探す」「ぜひ実際にアクションを」等の助言をいただきました。

この活動は、安積高校で行われる「SSH探究活動報告会・成果発表会」のポスターセッションで報告させていただきます。

 

沖縄探究【基地課題探究班】~総探の時間✎~

米軍基地に関する探究として「基地問題」「国際交流」の2つの視点からフィールドワークを行いました。

沖縄国際大学では米軍ヘリ墜落現場の視察と資料の閲覧、”基地の街コザ”では、50を超える国籍の方が住む街としての取り組みや課題について学びました。また、普天間基地が市の中央に位置する宜野湾市役所まち未来課を訪問し、基地返還後の跡地利用について学びました。

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【1日目】

沖縄国際大学→かでな道の駅→基地の街コザ街歩き→KozaInternationalPlaza訪問

【2日目】

佐喜眞美術館→宜野湾市役所まち未来課訪問→美ら海水族館

 

以下、生徒の感想(抜粋)です。

koza international plazaの方に聞いた住民の声は私が調べていたことよりも現実的でとても驚きました。やはり基地がどうあるべきかでは、そこで働いてある人々もいるので判断しかねられるという話もされていて難しい問題であると再認識させられました。次にコザの街歩きに行きました。街歩きでは外国人の方々が福島にいる時とは比べ物にならないくらい目にしました。59カ国の人々がいることを聞いてとても驚きました。また、建物がコンクリートでできており、英語標識のが多くてアメリカにいるような気持ちにもなりました。そしてこの街歩きを通して多国籍、多文化の人々と共生していくことはお互いを認め合うというような点で大切なことであると感じました。最後にkoza international plazaでも、多国籍の人たちとの交流をしていて料理やカラオケといった体を使うということで言葉の壁をなくすという工夫をしていたり、優しい日本語を使った理といった工夫をしていて誰でも参加しやすい形をとっていてとても素敵だと思いました。

 

まず、沖縄国際大学では、ヘリが衝突した場所を見てきて、図書館の資料室にはその衝突したところの写真や当時の新聞があってみてきました。大学の壁は真っ黒になっていて、そこに誰もいなかったのが本当に奇跡だったと思いました。道の駅かでなでは、嘉手納基地が見渡せて、とても大きかったです。
コザの街歩きでは、チャンプルー文化を見て体験出来ました。コザの道には外国人がたくさんいて、日本人を見つける方が難しいくらいでした。英字看板だけでなく、インドの店や台湾の神様がいる所もありました。また、ミュージックタウンとも呼ばれているので、楽器店では昔のラジオみたいなのを見れたり、三味線のプロの方から三味線と歌を聞かせてもらったりしました。お店の人がとても優しかったり、すごく国際色豊かで魅力のある街だと思いました。また、米軍の人たちの車も当たり前のようにあって、昔コザ騒動があったところとは思えないくらい、共生しているとも思いました。KIPさんでは、国際交流について聞いてきました。今までは、調べてもあまりよく分からなかったけど、直接国際交流の事業の方からの話を聞けたので理解できる話やこれからのヒントになることが沢山聞けました。特に、イベントを企画する時の工夫していることでは、59カ国もの国の人たちが住んでいる中で、ベトナム人が多いから、ベトナムの人たちに向けたイベントをして、その中でベトナム人と何かを作り上げるということを大切にしていると言っていました。私が企画したイベントでは、留学生と交流することだけが目的だったので、聞いたことを生かしてもっと楽しく、深く交流できるイベントをできるようにしたいと思いました。また、職員さんたちがなんでKIPさんに就職したかを聞きました。職員さんたちはみんな、留学先で現地の人たちから良くされてきたので、帰って来た時に自分もそうしたいと思ったり、そうするのが当たり前と思ったりして、それでKIPに就職したという話でした。いつも外国人が周りにいる沖縄にいるからこそ実践できることだと思いました。私も、外国人を助けられることがないか、こっちにいる時でも考えながら生活したいと思いました。

 

私は米軍基地に関する騒音や墜落といういわゆる影と呼ばれる事柄について今まで学んできました。しかし今回影ではなく光の部分の跡地利用での話を聞いて、影の部分を薄めないようにすることだけではなく将来を見据えた活動も必要であることが分かりました。私が特に印象に残ったのは、住民と観光客との利害関係の話しとどこを開発するかなどです。普天間基地の土地の大きさは広いことから上手くゾーンを分けて(標識をつけたりして)両立させることと山など開発が難しいところとそうでないところを分けることは必要であることが分かりました。また、基地で働いている人の失業者を出さないようにしたりすることを考えたりすると長い時間をかけて返還された時の時のために計画を練り上げていてすごいと思いました。私は今回沖縄国際大学を訪れて昔に起きた墜落が東日本大震災や原子力発電所事故のように今の世代に忘れられないために語り継ぎ、風化させないことが必要だと思いました。

 

本事業は、公益財団法人福島県学術教育振興財団の令和5年度助成対象事業となっており、財団の助成を受けて実施したものです。

沖縄探究【自然環境探究班】~総探の時間✎~

恩納村役場桐野龍様のご協力をいただき、赤土流出防止プロジェクトのフィールドワークを行いました。

  

 

 

 

 

 

 

 【1日目】

赤土対策講座→サンゴ養殖のハウス見学→ベチバー2次活用作業場見学→ヒルトン北谷とのコラボレーション見学

→昼食→ハニーコーラルプロジェクト養蜂場視察→赤土対策畑・沈砂地視察→ハニーコーラルプロジェクトメンバー交流会

【2日目】

サブマリン号乗船、海中展望→サンゴ苗植え付け体験→美ら海水族館

以下、生徒の感想(抜粋)です。

赤土についてですが、こちらは年に2回海岸の70地点以上でspss調査という堆積度を調べており若者が中心に行なっています。この調査のメリットとしては若者中心にすることで若い世代の中で赤土問題が認識しやすくなるということです。それに加えて恩納村では観光産業が注目されるようにダイビングイベントで赤土を楽しく取り除くというものを企画しており、こちらを猪苗代湖でのイベントに取り入れていただきヒシ狩り、ヨシ狩りがさらに楽しく行うことが可能になり、より注目されるのではないかと思います。今回お話を伺った上で見つかった課題は恩納村の企業の担当者が期間により代わるたびに桐野さんのようなプロジェクトの方々がゼロから企画の説明をしなければならないということです。

ベチパー畑のベチパーは想像以上にがっちりと土に根を張っていて土をガードできそうでした。ただベチパーは伸びが早く手入れが大変だそうであまり目立たない畑のところにはベチパーが植えられていませんでした。難しいですがそのような部分も改善していけばより大きな効果が出ると考えました。そして作業所では実際にしめ縄を作るところを見せていただきました。それとあと阪神も持ってるという小さなベチパーお守りもいただきました。この商売方法は捨てるところがないエコでいい取り組みだと思うのでもっと発展するというさいと思います。・・・赤土を流失させないために植えたお花が、そこに蜂が来てハチミツになるというサイクルがいいなと思ったので福島でも活用できないかなと思いました。

今日は、朝から充実して楽しい時間になりました。最初にサブマリンに乗って水中を観れるということで本当に気分が良かったです。結構下の所までいってサンゴ礁やそこにいる熱帯魚がきれいでした。2日までは知識が増えて、サンゴを守らなきゃいけないという感じだけど今日は目に訴えてくる美しさが心で守らなきゃいけないと感じました。

 

SDGsの本質をとらえた活動で、生徒は「SDGsの本当の在り方」について学べたような気がします。今回学んだことをこれで終わりにせず、本校に持ち帰り、広げていく活動を行っていきます。

 

本事業は、公益財団法人福島県学術教育振興財団の令和5年度助成対象事業となっており、財団の助成を受けて実施したものです。

沖縄探究1日目~総合的な探究の時間✎~

12月20日~23日の日程で「総合的な探究の時間」で沖縄探究ゼミの6人が【基地課題探究班】【自然環境探究班】に分かれてフィールドワークを行いました。

今回の研修は次の日程で行います。

1日目 ひめゆりの塔

2日目 【自然環境班】恩納村の赤土流出防止プロジェクト

    【基地課題班】沖縄国際大学→道の駅かでな→基地の街コザ街歩き→Koza Internatioal Plaza

3日目 【自然環境班】海洋学習・サンゴ植え付け体験→美ら海水族館

    【基地課題班】佐喜眞美術館→宜野湾市役所まち未来化→美ら海水族館

4日目 首里城

以下は、本日のひめゆりの塔の生徒の感想です。

沖縄の女子学生が戦争の時にどんな状況だったのかをよく知れました。戦争が始まって音楽祭では軍歌を歌ったり、髪型や制服も統一されてどんどん自由がなくなって行くのが分かりました。戦時中も看護要員されて強制的に看護教育を受け、動員させられて酷いと思いました。米軍が沖縄に上陸したことで沖縄の人たちがどんどん自決したのを知って戦争がすごく残酷なことだと感じました。映像で語り部の人たちが話してた中で、解散命令を受けたあとの女子学生たちの行動に驚きました。外に出る怖さから自決したり、友達に殺してと言ったり、米軍に捕まるよりも死んだ方がマシだと考えるところが、異常で残酷だと思いました。今まで沖縄の中でどんなことが起きていたのか知らなかったので、今回ひめゆりの塔に行ってたくさん学ぶことが出来ました。戦争によってどれだけ人たちが苦しむかをより考えさせられました。また、この出来事から今でも苦しむ人がいることを頭において沖縄の探究研修をしなければいけないと思いました。

一番印象に残ったことは、鎮魂のエリアです。
そこだけ、空気が違う感じがしました。沖縄戦で亡くなった227人の生徒と教師の「名前」「その後」が詳細に書かれていて、見るに耐えなかったです。彼女たちは、1人1人命があって生きた形跡があるのだと考えたら、あの空間は言葉では表せない物があります。体験談を聞くと、ウジ虫の撤去、人体切断、を今の自分よりも小さい子がやっていたなんて、想像もつきません。体験談の中でひとつ心に残っていることは、ひめゆりの生徒が人の死を初めて目の前にして、「なぜこの人たちは天皇陛下万歳と言って死なないんだろう?」と疑問に思った、と話していたことです。亡くなる直前は「お母さん、」など家族のことを嘆いて最後亡くなるそうです。やはり結局、人は亡くなる時家族のことを思うのだなと再認識させられました。政府が自分たちの都合のいいように、生徒を軍使用に育て上げ時間稼ぎのために利用するのは非道だなと思いました。しかし、政府が全部悪いわけでもなく、政府にもきっと事情があってせざるを得なかった犠牲だと思います。

引率教員としては、過去の出来事の学習で終わらせるのではなく、ウクライナ戦争やパレスチナ問題、民主主義とは、平和とは、といった現代の諸課題と関連付けて考えてもらう機会になればと思います。

 

 

 

 

 

 

 

本事業は、公益財団法人福島県学術教育振興財団の令和5年度助成対象事業となっており、財団の助成を受けて実施したものです。

総合的な探究の時間✎×外国語会話部~「留学生交流会」~

「総合的な探究の時間」で『国際交流を盛んにしたい』をテーマに活動している生徒が、留学生との交流会を企画しました。外国語会話部と2・3年生が参加してくれました。

【交流会の内容】

①留学生によるイタリア紹介

②留学生によるイタリア語レッスン

③日本の伝統文化を楽しもう!~福笑い~

以下、参加者の感想です。

I’m happy to share my culture with people that are interested in learning it

学年を越えて交流できたのがとても楽しかった。

文化を学ぶことにより、自分の国際的な視野を広げることもできましたのですごく良かったと思います、ありがとうございます!

イタリアのことについて知れたのとイタリア語のいろいろな表現だったり省略しつつ使ってるところに違う言語との共通点とかも知れて勉強になった。

あさか開成に入って初めての留学生の交流会はとても楽しかったです。もっと留学生のことを知りたいと思いました。

 

★2枚目の写真は留学生の作品です!上手!!