カテゴリ:国際
世界の文化を知る〜プチ国際理解講座「タイについて知ろう」
9月12日(火)前期期末考査最終日の放課後、竹田有理先生を講師としてお招きし、プチ国際理解講座「タイについて知ろう」を実施しました。
1〜3年生の希望者20名と教員4名が参加し、楽しい時間を過ごしました。
今回のワークショップでは、タイの伝統文化「カービング」に挑戦しながら、タイの文化について理解を深めました。
タイカービングとは、野菜や果物に草花などのモチーフを彫刻するタイの伝統文化です。
その昔、宮中の子女たちが王様にお料理を楽しんでいただくために飾り付けたのが始まりだと伝えられています。
今回は、石鹸にお花のモチーフを彫刻しました。初めての作業に苦戦しながらも、竹田先生のサポートのおかげで、どんどん個性豊かなお花が咲いていきます。
作業をしながら、タイの文化や言葉について、理解を深めることができました。
カービングで作った個性豊かなお花をきっかけに、もっとタイ王国について知りたくなりましたね。
✎「総合的な探究の時間」発表会✎
「総合的な探究の時間」2年アクティブ探究中間発表・3年最終発表が行われました。
(メイン教室から各教室へのオンライン配信)
課題解決のためにアクションを起こした素晴らしい発表となりました。
講師のこおりやま子ども若者ネットワークの櫻井様からは
「アンケートを取った際、少数派の意見をどう分析するか」
「自分たちが当たり前と思っていることが相手にとってはそうでないことってよくある。世の中にある社会課題ってそういうところのすれ違いから生じていることがたくさんある」
「参加→参画を目指してほしい」
「テーマ設定の際に、自分の好きなもの(興味のあるもの)と社会問題をがつながるとよい。探究活動を楽しんでやってほしい、自分の「これやりたい」って思いを大切に」
などのお話をいただきました。
3年生、本当に素晴らしい発表でした。皆さんの発表から、後輩たちがたくさんのことを吸収してくれたと思います。
2年生の基盤探究の生徒は、これから中間発表ですが、今後の活動に活かしてください。
1年生は、まず現在行っているチョコプロから、自分の「やってみたいこと」を「やってみる」、行動する楽しさを感じてください。
発表の様子
発表スライド(一部抜粋)
R5猪苗代湖きれいにし隊~猪苗代湖ヒシ刈りボランティアに参加しました!~
9月16日(土)に猪苗代湖白鳥浜で行われたヒシ刈りボランティア活動に1年生5名、2年生8名、3年生5名が参加してきました。
ヒシの実収穫やトリカルネットを使用したヒシ本体の回収活動は重労働ではありましたが、2.5トンもの回収をすることができました。ヒシ刈りボランティアの後は松橋浜へ移動し、湖岸美化活動も行いました。
前日には事前学習会を行い、猪苗代湖の水環境保全活動の意義について学んだこともあり、科学的な視点から清掃活動の必要性について理解を深めることができました。
これからも猪苗代湖の水環境保全活動に取り組んでいきます!
SDGsバスツアーinいわき
7月28日(金)希望者44名が「SDGsバスツアーinいわき」に参加しました。
はじめに訪れたのは、「ザ・ピープル古着倉庫」 服を捨てないための取り組みについて学びます。
ここで集められた古着は、リユースショップでの販売以外に、リメイクに使われたり、海外に送られたり、工場でウェスとして使われたり、自動車の内装材として使われたりします。
初めて倉庫に来た生徒は、この古着の山に圧倒されます。
ザ・ピープルの渡辺副理事長から、取り組みについて詳しくご説明いただきました。東日本大震災で被災した地域ならではの取り組みやサーキュラーエコノミーについて、学ぶことができました。
そのあと、古着の仕分け作業をさせていただきました。
中には、ブランド物や値札がついたままのものも。
暑い倉庫の中の仕分け作業の大変さを感じました。たくさんの古着の山に埋もれながら、自分たちの消費活動について、深く反省し、考えさせられました。
次に訪れたのは、オーガニックコットン畑。「ふくしまオーガニックプロジェクト」を行っている場所です。
5月に種まきをしたコットンは大きく成長し、今日は支柱立ての作業をさせていただきました。夏の日差しの中の重労働。作業の大変さを感じながら、大きく育つことを願って作業を進めました。
お昼は、ららミュウで。「東日本大震災」の学びも外せません。
お昼を食べて元気を取り戻した一行は、小浜へ。これも外せない「海岸清掃活動」です。
きれいな海に心洗われたのもつかの間。浜に流れ着いたたくさんのゴミに愕然とした生徒達。気を取り直して、清掃活動に励みました。
最後の目的地は、「磐城高箸」いわき市田人町の地元の間伐材を利用して、高級割り箸を製造している会社です。廃校になった小学校を利用しています。
2班に分かれて、社長の説明を聞きながらの見学とオリジナル割り箸づくりをしました。
林業の窮状、東日本大震災、いかにお金をかけずにアイディアと工夫でビジネスを続けるか。高橋社長の言葉から、多くの学びがありました。
小学校だった校舎は、東日本大震災当時が偲ばれる絵やカレンダーも。大きくリノベーションするわけでもなく、そのままの姿だからこその味わい、そこで生活していた子どもたちの声が聞こえるようでした。
また、メダカのサブスクで話題になった「メダカの学校」もあり、見学させていただきました。
さまざまなビジネスアイディアに刺激を受けました。
新製品も近日発売されるということで、これからも目が離せない「磐城高箸」。生徒達にとって、地域に対する新たな視点を与えていただきました。
もりだくさんの内容の「SDGsバスツアーinいわき」生徒からも大好評でした。
福島県内のさまざまなSDGsの取り組みを知ることは、地域をフィールドとしたPBL型の学びに大いに役立つと感じました。これらの学びをそれぞれの探究活動に生かしてくれることを願っています。
★この事業は、公益財団法人福島県学術教育振興財団助成対象事業「 学校と社会の連携・協働による”よりよい学校教育を通じてよりよ い社会を創る”カリキュラム開発」(令和5年度・2年目) 研究事業として行っております。
平和への願いを込めて~ 七夕・ウクライナ支援募金活動
7月 今年も「ウクライナ支援募金活動」を有志メンバーが集まって行いました!(1年生3名、2年生6名、3年生8名の合計17名のメンバーです)
七夕に合わせて、平和への願いを込めて、短冊も準備しました。
募金の呼びかけるポスターの作成や募金箱の準備など、みんなで分担して準備を進めました。
昇降口や教室でも呼びかけ、たくさんの人が募金してくれました。
短冊には、ウクライナ語と日本語で平和への願いを書いてもらいました。
3日間の募金活動でしたが、24,000円の募金が集まりました。集まったお金は、国連UNHCR協会に送りました。
後日、協会から感謝状が届きました。
一日も早く、戦争が終わり、故郷で平穏な生活ができますように。
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