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人材育成プロジェクト「Color us project:CORE1@ふくしま」に参加しています

10月15日(土)人材育成プロジェクト「Color us project:CORE1@ふくしま」(福島国際交流協会)(カラプロ)に参加している本校生徒4名が、福島大学にて、「震災そして復興の10年・・・これからの10年で「ふくしま」に必要なこと」のプログラムに参加して参りました。

毎月2回のすばらしい学びの場であるカラプロ。高校生だけでなく、大学生・短大生・専門学校生との学びの場は、生徒達にとっての貴重な財産となっているようです。

くわしくは、福島県国際交流協会の記事をご覧ください。https://www.worldvillage.org/news.html?id=5418

参加した生徒の感想です。

・今回のColor us projectのイベントでは、大きく2つ、浪江まち物語つたえ隊の八島さんのお話と、福島大学地域未来デザインセンターの天野先生のお話を聞きました。八島さんは、震災直後、役場からの情報が双葉町などよりもかなり少なかった浪江町の状況とそれからの自治の発展を紙芝居というツールを使ってお話して頂きました。震災があった時浪江町では、双葉町のようにバスが出ず、歩いて避難所まで行かなければなりませんでした。そしてそれがだんだんと積み重なったり仮設住宅に嫌気がさし、遂に役場に抵抗すべく自治会を立ち上げようと元々役場職員だった主人公が立ち上がり、町の人々の名簿を集め、見事自治会を作ることが出来ました。そして自治会のリーダーとしてフォロワーである町民の要望を叶えるために役場に必死に訴えていった、というお話でした。天野先生のお話では、東日本大震災にしろ今のこの世の中にしろ、繋がることが大事だということをお話して頂きました。先生はこのCOVID-19を病気としてでなく災害とみなしており、今こそ私たちは繋がりを大事にすべきだと教えてくれました。それも今の世の中ではFace to FaceだけでなくSNSなどをも通してSide By Sideな関係が大事であるということを知りました。
そして1番の印象に残ったのがビッグパレットふくしまでの自治です。約2700人が避難し、初めはたくさんの人が不安やストレスに押しつぶされ、孤独死して行った人も居るようになりました。避難援助をビッグパレットで行っていた天野先生もどうすれば良いかとても悩んだそうです。しかし天野先生はそこで以前に阪神・淡路大震災で孤独死した人の遺書を読んだのを思い出しました。そこには「もう一度避難先に帰りたかった」という奇妙な文章が書かれていました。なぜこのような事が書かれているのだろう、と読んだ当時は意味がわからなかったのですが、ビッグパレットに居るうちに、孤独死した人は「独りで死んで行くのがとても辛い」ということを意味していることがわかりました。それを思い出し天野先生は憩いの場として足湯やサロンを作りました。それらはとても好評で皆の活気がどんどん取り戻されていき、それがコミュニティとなって自治が生まれていきました。どちらの話もとても興味深くまだまだ話し足りないところですが、結論を言わせて頂きますと、どちらも自治や人と繋がることの大事さが共通しており、人は人にしか救えないということを感じました。そして機会があったらまた話を聞きたい、そう思いました。

凜優祭報告❷ 有志企画 ARM(アーム)

  私たちARM(アーム)は、2年生女子3名で結成し、体育館ダンスパフォーマンス大賞を受賞しました。このコロナ禍の中、有志発表の機会をいただけると聞いて、3人で沢山練習しました。特に苦戦したことは、お互い習っているダンスのジャンルが違うため、苦手な動きもできるようになるまで練習したことです。お互い教え合うことにより前より仲が深まったと思います。この有志発表を通して沢山のことを学び、沢山応援が貰えて嬉しかったです。何よりこの3人で最高のパフォーマンスができて良かったです。来年もこのような機会があればいいと思います。本当は、静止画だけでなく動画でも見て頂きたいと思っています。
 
  あさか開成高校には、文化祭や体育祭などの、高校生でしか体験することが出来ない行事が沢山あります。一生の思い出をあさか開成高校で作りませんか?

凜優祭報告② 3年2組

  私たち3年2組のクラス企画は、縁日とカジノで、最優秀賞を受賞しました。クラスを半分に分け、ヨーヨーや輪投げが体験できる縁日と、まるでラスベガスの様なトランプやルーレットを楽しめるカジノをやりました。想像以上に学年問わず大人気で大盛り上がになりました。


  仮装のテーマは、アナと雪の女王でした。女装をして女の子の気持ちが少し分かった気がします。


  クラス看板は、カジノと縁日の2種類を作りました。カジノではトランプやダーツの絵を、縁日ではカラフルな屋台を描きました。ほかのクラスの人達にも好評だったのでよかったです。


  凛優祭は全学年・全生徒が一丸となって作り上げる最高のお祭りです。一人一人の努力が、工夫が、皆を楽しませる味付けになります。高校生活1番の思い出を、凛優祭で作りましょう。

サステナブルブランド国際会議 student ambassador 東北大会に参加しました

10月15日(土)本校生徒4名が、サステナブルブランド国際会議 student ambassador 東北大会に参加しました。

日本大学工学部を会場に、東北各地からたくさんの高校生が集い、「サステナビリティ(持続可能性)」をビジネスに取り入れる企業の取組からSDGsについて学び、ディスカッションを通して、学びを深めるイベントです。冒頭の挨拶では、品川郡山市長もかけつけてくださり、激励のお言葉をくださいました。

午前中の基調講演では、プロギングジャパンの常田英一朗様から、フィットネスとゴミ拾いを組み合わせた「プロギング」というイベントを通じて「興味がない人も巻き込んで行うSDGsアクション」について学ぶことができました。「みんながハッピーな社会かつSDGsを達成する」という言葉は、生徒達の活動の大きなヒントとなりました。

 

午後は、いよいよテーマごとに分かれて、ディスカッションを行います。初めて出会う生徒とうまく話ができるか不安そうな生徒もいましたが、お昼の時間を一緒に過ごすことで、あっという間に仲良くなっているようでした。

本校の分科会では、「TRAVEL×MORE」(郡山中央交通株式会社様)、「SDGsと報道」(福島民報社様)について、それぞれお話をいただいた後、グループごとにディスカッションを行いました。本校生徒のグループのテーマは、「新聞社と一緒にSDGs実現へ活動するとしたら何をしたいか?」です。それぞれのグループごとにいろいろな意見を出し合います。企業の講師の方や学生メンターからもアドバイスをいただき、考えを深めていきます。

ディスカッションの内容を模造紙にまとめて、グループごとに発表しました。他のグループの発表のよかったところや感想をメモしながら、聞きます。

それぞれのテーマごとに代表発表のグループを決めて、全体会で発表しました。

学生メンターや講師の先生方から、多くの学びが得られた1日でした。

このあと、本日の学びを生かし、全国大会を目指して論文を作成します。

関係されたすべての方々に深く感謝申し上げます。

あさか開成高校からはじめる SDGsアクション!

 

(生徒の感想より)

 ・SDGsの1つの項目は他の他の項目も関わっているためゴールが難しいという言葉で、ひとつを解決しても意味が無いのかなと感じた。グループディスカッションでは90分という短い時間だったが、簡単な探究活動のようでとても楽しかった。他の人の話は、私にはない考えで視野を広くして考えているなと思った。これからを担う世代の人が集まり、他県の人と交流することで話の深め方や進め方がわかり大きな学びとなった。

・私はこの行事に参加してSDGs についてもっと詳しく知ることができました。自分が毎日あってる人ではなく、他校や初対面の人と話し合って、考えをまとめて発表するという貴重な体験は、他のところではできないと思うので、SDGSに関心のある人人はぜひ参加して欲しいです。

・自分達が主体となって企業と協力し、地域の課題やSDGsの問題に取り組む事で、世界がより良くなることを学べた。

SDGs Day(10月)『平等で公正で、質の高い教育を受けられていることに感謝しよう』

10月17日(月)はSDGsDayです。今月は、2年1組からの提言です。

お昼休みの放送で「世界には、教育を受けられない子どもがたくさんいます。その現状を知り、私たちが質の高い教育を受けられることに感謝して過ごしましょう。」と全校生徒にむけて伝えました。

生徒達は、国際部のGoogleClassroomにより、世界の教育の現状を伝える動画を視聴し、感想を入力します。

教育とは何か、考えるよい機会になっています。今月、一年生は国際理解講座で、ラオスに学校を建てるプロジェクトを行っている宍戸様の講演会が予定されています。この機会に、しっかりと考え、学ぶことの意義を再確認してほしいと思います。

10月SDGsDay2-1.pdf

凜優祭報告❶ 有志企画 aenergy

  私達aenergyは、1・2年女子4名で結成し、KPOPアイドルのカバーダンス(TWICE、aespa、NMIXX、JYPark)を披露しました。2年生の先輩は、バレエ「オーロラ姫第3章のヴァリエーション」も披露しました。全員で練習する時間がなかったので、1回の練習に集中しました。フォーメンションも1から自分たちで考えて、本番ギリギリで完成させました。本番直前に、急遽もう1曲踊ることになり焦りましたが、なんとか間に合わせました。リハーサルも順調でした。また、イヤカフをお揃いにしてモチベも爆上げしました。しかし本番、まぁいろんなことが起きて完璧なステージではなく悔しかったです。しかし、みんなで最後まで踊り切ることができて良かったです。あんな大きい有志のステージに立てたことがとっても嬉しいし、楽しかったです。ステージに立てたことがとっても嬉しいし、楽しかったです。aenergyのみんなにも感謝です。 カムサハムニダ〜
  

  本校は、自分の思いや考えを表現できる楽しい高校です。1人1人の意見を出せたからこそ、今回の3年に1度の大文化祭を楽しいものにすることができたと思います。皆さん、これから受験を乗り越えなくてはならないと思います。それはとても苦しく大変なことですが、自分が高校生になった姿をモチベーションにして頑張ってください。最後にもう1度言います。あさか開成高校は、本っっっっっ当に楽しいです。

 

凜優祭報告① 3年1組

   私たち3年1組のクラス企画は、「康夫からの挑戦状」と題して迷路を制作しました。積極的なメンバーが企画運営し、非常に完成度の高い迷路が出来てクラス一同大満足です。ホラー要素のある内装で皆様の遊び心を擽る挑戦状になったのではないでしょうか。当日は多くの方にご来場頂き、感謝御礼。クラスの仲を育み、学年の壁を越えることができたクラス企画になりました。

  クラス仮装のテーマは「チャイナタウンで働くゲイバーの女たち」で、優秀賞を受賞しました。メンバー全員が異なる体型で、サイズが合わず種類を変えたり、家庭科の目時先生に手伝ってもらいサイズアップしたりと工夫しました。また、可愛くなるためにクラスの女子にメイクをしてもらい、最高の女になれました。普段女装する機会がないのでとてもいい経験になりました

  クラス看板は、挑戦状らしくシンプルに仕上げました。クラス企画やクラス発表に力を入れていたので、あまり手の込んだ看板になりませんでした。ですが皆で協力してできたので良かったです。 今年の文化祭は一般非公開でしたが、生徒会が楽しい企画を考え、全校生がひとつとなって楽しむことが出来ました。

第10回『探究カフェ』開催しました

 10月13日(木)に第10回目の『探究カフェ』を開催しました。

 1年生の探究活動も分野別に分かれ本格化していくこと、2年生は中間発表を行うということで『探究カフェ』のスタッフが各教室を見学しました。生徒の活動の様子を見ることにより、より効果的な指導をするための情報収集を行いました。スタッフも日々勉強中です。

 3年生は下級生とのポスターセッションも終了し、いよいよ報告書の作成に入っていくということで、まとめ方や報告書の作成方法などをスタッフからレクチャーを受けていました。また、面接練習に来てくれた生徒もいました。緊張しながらも良い経験になったのではないでしょうか。

 『探究カフェ』の最近の流行は「折り紙」です。「折り紙」の世界に魅せられた人がどんどん増加中です。教室にも高度な技術が必要な作品が飾られています。ぜひ作品も見に来てください。

 こばてぃ( 小林直輝さん)、もんごー(櫻井龍太郎さん)、いつもありがとうございます。

 次回は10月20日(木)です。 ちょっとした疑問・質問にも丁寧にお答えしますので、『探究カフェ』をどんどん活用してください。みなさんのお越しをお待ちしています。

ヤコポ君 躍動す!

 今年の6月1日から本校に留学してきたイタリア人のヤコポ君は、日本の伝統文化である剣道に興味を持ち、本校教頭の荒義紀先生ご指導のもと、稽古に励んできました。どこかでその成果を発揮できないか考えていたところ、県南地区高体連剣道専門部の先生方のご厚意により、地区新人大会の際、特別にエキシビションマッチを設定していただけることになりました。

 

 会場前での写真です。荒先生にプレゼントしてもらった特製垂袋を付け、気合いが入っております。

 

 1日目の全日程終了後、いよいよヤコポ君の出番です。戦いに臨む気迫と若干の不安が入り混じった良い表情です。

 

 準備が整い、試合場に入ろうとするヤコポ君。先ほどまでは緊張気味でしたが、対戦相手を前に、覚悟が決まったようです。

 

 ヤコポ君の相手をしてくれるのは、学法石川高校の2選手。どちらも高校から剣道を始めたそうで、顧問の後藤寛明先生から今回の趣旨を説明していただき、相手を務めてくれることになりました。

 試合の様子は以下の動画をご覧ください。

④1試合目.MOV

⑤2試合目.MOV

 試合は2分三本勝負。動画を観ていただけると分かりますが、学法石川高校の両選手がヤコポ君の良いところを上手に引き出してくれています。ヤコポ君も、日頃磨いてきた跳び込み面や返し胴、出ばな小手などを積極的に出していました。

 その日の大会に出場した各校の男子選手が試合場後方で観戦していましたが、ヤコポ君が良い技を出すたびに大きな拍手を送ってくれました。それに乗せられるように、ヤコポ君の発する気合いも激しさを増し、素晴らしい雰囲気の中、試合をすることが出来ました。

 

 試合終了後、学法石川高校の選手と記念撮影です(ヤコポ君の両隣が相手を務めてくれた選手)。

 観戦していた多くの選手から声をかけてもらいました。まさに、剣道を通した国際交流です。

 

 審判を務めてくださった(左から)金澤克美先生(岩瀬農業)、有賀久芳先生(安積)、正木克也先生(安積)と一緒に写真撮影です。

 

  この場を語る上で忘れてならないのは、先生方への感謝です。公式戦の最中に(翌日も大会)このような機会を設けていただき、審判までかって出てくださいました。さらには、後藤先生から面手拭いのプレゼントもありました。先生方の懐の深さや高校生を思いやる気持ちで、心がぽかぽかと温まりました。

 この日サポート役として帯同してくれた本校3年生の櫻井優和君にも感謝です。彼は、本校で培った英語力とボディランゲージを駆使し、試合に向けて稽古に励むヤコポ君を一生懸命指導してくれました。

 この企画は、様々な縁とみなさんのご助力によって実現することができました。剣道の持つ魅力や可能性、そこに携わる方々の優しさや愛情に触れることができ、私自身にとっても貴重な体験となりました。

 最後に、その後のヤコポ君について。今回の経験が彼の剣道愛に火を付けたようで、自らホストファミリーにお願いし、近隣で行われている稽古会に参加し始めたようです。今月イタリアに帰国しますが、ヤコポ君の修行はまだまだ続きます。

 著:剣道部顧問 安藤英貴

令和4年度総合的な探究の時間成果発表会を行いました

 9月30日(金)に25期生の総合的な探究の時間成果発表会を行いました。

 合計12名の代表による発表はこれまでの取り組み状況の苦労や新たな気づき、解決に向けた方策の提示などがあり、どれも内容の濃いものばかりでした。質問も多く出て活気のある発表会となりました。3年生の勇姿を目の当たりにして1・2年生の知的好奇心にも火がついたかも知れません。先生方も素晴らしい発表に驚きと感動で盛り上がりました。

 1年生は探究活動の本格化に向けて、2年生は中間発表に向けて、3年生の今回の発表の良い部分を吸収し、生かしてほしいと思います。来週には他の3年生によるポスターセッションも行われます。3年生の取り組みを引き継ぐことも可能ですので、積極的に3年生の話を聞いてみてください。

 今年度はGoogle Meetの活用、講師を招いての講評などの新しい取り組みも多々ありました。成果発表会の開催方法・内容についてより工夫をしていきたいと思います。これからのあさか開成高校、生徒の活動を楽しみにしていてください。

『探究カフェ』開催しました

 9月29日(木)に第9回目の『探究カフェ』が開催されました。

 3年生は通常授業で、進路活動と探究活動を絡めた相談に来た生徒、フリースペースで折り紙をスタッフにレクチャーしてくれた生徒、自身の探究活動での取り組みの作業をする生徒などが利用してくれました。活用の仕方は様々です。自分なりの空間の楽しみ方を考えてみてください。

 『探究カフェ』の効果的な活用についてスタッフミーティングも行いました。生徒のみなさんの学びの支援をしていきたいと思いますので、要望等があれば声をかけてください。

 今回はこばてぃ( 小林直輝さん)もんごー(櫻井龍太郎さん)、綾さんの3人でした。ありがとうございました。

  次回は10月13日(木)です。 みなさんのお越しをお待ちしています。

令和4年度生徒会役員認証式について

 21日の生徒会選挙を経て、本日7名の新役員に校長先生より認証状が交付されました。生徒会長には、2年3組國分葵心さん。副会長には、2年3組小野寺陽泉さんと1年4組難波らんらさん。書記には、2年1組冨塚歩さんと、2年4組増子輝良さん。会計には、2年1組庄子諒太さんと1年1組力丸稜太さんにそれぞれ交付されました。

 

生徒会長の國分葵心さんより

「この度、生徒会長に任命された國分葵心です。この生徒会役員が一丸となり、皆さんが過ごしやすい学校を目指し尽力していきます。そのためにも、各公約の実現を目指し活動していきます。新生徒会をよろしくお願いします。

 

福島民報社主催 ふくしまSDGs博に参加しました

9月24日(土)25日(日)の2日間、郡山市のビッグパレットふくしまで開かれた「SDGs博」に、本校日本文化部と読み聞かせボランティア部オイガが参加して参りました。

当日は、日本文化部が考案し、平田屋様とNPOしんせい様のご協力で完成した「きぼうのとりまんじゅう」(にんじんパウダーとブルーベリー餡入り)と「ハイブリッド和菓子」、「きぼうのとりクッキー」(にんじんパウダー入りクッキーとよもぎクッキー)が販売されました。また、読み聞かせボランティア部オイガは、SDGs缶バッチづくりと新聞紙バッグのワークショップを行いました。たくさんの方にお越しいただき、たのしい時間を過ごすことができました。販売したお菓子は、両日とも完売しました。

初日には、本校3年生の大和田麗さんが、福島県知事内堀様、あばれる君とのトークセッションに参加しました。2日目には、本校フラ・タヒチアンダンス同好会ALOHAの演舞があり、フィナーレには3年生の箭内佑都くんがステージに上がり、県内の中学生高校生とともに会場を盛り上げました。

県内外の約100の企業・団体が出展するブースに刺激を受け、SDGsを楽しく学び、生活に取り入れることの大切さを改めて感じました。

主催の福島民報社はじめ、本校の取組に関心を持って来てくださった方々、参加してくださった方々、お菓子をお買い上げくださった方々、励ましのお言葉をくださった方々、本当にありがとうございました。生徒の活動の励みになります。

あさか開成高校からはじめるSDGsアクション!

 

SDGs Day(9月)『毎日当たり前に使っている水について知り、自分の生活を振り返り、改善できることをしよう!』

今月のSDGs Dayの提言は、2年2組からです。『毎日当たり前に使っている水について知り、自分の生活を振り返り、改善できることをしよう!』
私たちは、普段当たり前に水を使いますが、人間が使える地球上の水は地球全体の0.01%しかありません。また、私たちが生活で汚した水を川に流したり、人が使えるようにしたりするためには、もとの水の数倍のきれいな水が必要になります。限りある水を無駄にしないために、節水、洗剤やシャンプーの使用量に気をつけるなど、普段の生活で自分が改善できそうなことを探し、実践してみてください!

9月SDGsday ポスター.pdf

AFSホストファミリー募集~募集説明会9月16日17日

留学生として本校で学ぶ生徒のための、ホストファミリーを募集しています。短期でも可能です。

コロナ禍でなかなか海外に行けないこのご時世です。日本にいながらにして、家族まるごと異文化交流できるチャンスです。

ご興味のあるご家庭向けの説明会を実施しますので、興味のあるご家庭は、生徒を通じてお申し込みください。

なお、一般の方向けのオンライン説明会もあります。

詳しくは、こちらをご覧ください。→AFSホストファミリー募集説明会(オンライン 2022年9月 郡山ver) (1).pdf

留学生の生活

ヤコポくん(イタリア)とトラビスくん(タイランド)は、日本の文化を学ぶために、「書道」や「日本の伝統と文化(華道・茶道)」の授業を本校生徒と一緒に受けています。

 ↓ こちらは、ヤコポくんの作品です。なかなかのセンスだと、先生からお褒めの言葉をいただきました。

 ↓ こちらは、トラビスくんの作品です。はじめての華道体験で、りんどうの紫色が気に入ったそうです。黄色の花は、マリーゴールドだそうです。黄色と紫のコントラストが素敵です。

 

留学生がやってきました!

 

本年度2人目の留学生が本校にやってきました。

トラビス・ガンウォンワッタナくんです。タイランドから来ました。

英語と日本語勉強してきたので、日本語の挨拶もとても上手です。

初日は、先生方への挨拶と全校生徒への挨拶をしたあと、さっそく、本校生徒と一緒に授業を受けました。

ホームルームは、1年3組です。これからの交流が楽しみです。

 

地域とともに~裏磐梯観光旅行を考える ウォーターエデュケーション日帰り体験ツアー

8月20日(土)21日(日)1年生~2年生の希望者生徒51名、教員4名が「裏磐梯ウォーターエデュケーション日帰りツアー」に参加して参りました。8月3日の大雨で当初の予定が延期になっていたため、待ちに待ったイベントです。

このツアーは、裏磐梯観光活性化協議会様の企画で実施されたもので、裏磐梯地域における誘客の推進につながる、楽しく学べるSDGs学習旅行のプランニングを目的としています。これまで、本校で2回、今回参加した生徒を含め、多くの生徒を対象とした講座(裏磐梯の水環境と多様性)とグループワーク・ディスカッション(裏磐梯でやってみたいこと・楽しくてためになる観光プランを考えよう)を行いました。その学びの中で生まれたアイディアも、今回のツアープランに生かされています。(下の写真が、事前ミーティングの様子です。)

当日は、天気に恵まれ(20日は少し雨に降られましたが)、8:00に学校に集合し、元気に出発です。

グランデコに向かう途中、3日の大雨で道路が崩れている場所をいくつも見ました。ニュースで見た通行止めになった道路は今も通れず、迂回道路を使っていました。これらの姿には、自然の脅威を感じます。

裏磐梯グランデコ東急ホテルに到着すると、午前中のプログラム「百貫清水トレッキング」を案内してくださる、富良野自然塾裏磐梯校の校長先生が笑顔でお出迎えしてくれました。トレッキングの持ち物の確認を済ませ、いざ、ロープウェイで山頂へ。ロープウェイから見える磐梯山を望む絶景に、わくわくが止まりません!山頂に到着するとすぐ、旅する蝶「アサギマダラ」が私たちを出迎えてくれました。その幻想的な風景、海を越えて何千キロもの距離を旅する「アサギマダラ」の姿に、浪漫を感じずにはいられません。まだ、解明されていないことが多いため、捕獲した成虫の翅の半透明部分に捕獲場所等をマジックで記入(マーキング)、放蝶するという方法で個体識別を行っているそうです。可憐な姿に秘めた力強い羽ばたきに感動する生徒達でした。

いよいよ、校長先生から、歩き方のポイントを教えていただき、片道60分の百貫清水トレッキングのスタートです。途中、校長先生と2名のインストラクターの先生からガイドしていただきながら、進みます。ヨツバヒヨドリに群がるアアギマダラの姿や美しいリンドウの花に癒やされながら、ブナの原生林を歩いていくと、360度回転した珍しいブナの木に出会います。さらに、その先のデコ平湿原の木道を過ぎると大きなブナの木がありました。その大きな幹に聴診器を当てると、なんと、低い音で樹液が流れる音が聞こえてくるではありませんか!「一本のブナの木から8トンもの水がわき出る」とも言われています。「森のダム」と言われるブナの自然林の大いなる力に感動する瞬間です。

そして、しばらく歩くと、いよいよ今回の目的地「百貫清水」に到着です。日本百名水の「小野川湧水」の源流部に位置する湧水です。おそるおそる、その湧き出る水を飲んでみると、冷たく、透き通ったおいしさです。試しに持ってきた「郡山の水」と飲み比べてみると、全く違うと確信しました。その昔、百貫(=千五百万円)の値以上に価値があると讃えられたそうです。ロープウェイがなかった時代、この水を求めて、山を登った先人達を思いながら、何百年も越えてきた湧水を味わう一同でした。猪苗代湖に流れる水源地「百貫清水」を後に、来た道を戻ります。大雨で流れた土砂や崩れた道、小川を飛び越え、木道を歩きながら、自然の美しさと大いなる力、そして脅威を感じたトレッキングでした。

 ランチは、ホテルのカフェでおいしいチキンカレーをいただきました。トレッキングのあとのご飯は格別で、細身の体で、大盛りおかわりをする生徒もたくさんいました。

 午後のプログラムは、小野川湖に移動して「カヌー・SUP体験」です。ライフジャケットを着用して、いざ小野川湖へ!穏やかな湖面で、思う存分楽しみました。インストラクターの楽しくて、ためになるクイズに答えながら、大きな湖を進みます。見えてきた磐梯山の雄大さに息を飲む一幕もありました。

 カヌーやSUPの操作にも慣れてきたころ、「みんなでアート」に挑戦です。インストラクターの指示に従い、カヌーを横に連結させて、端のメンバーの手を静かに離していくと,,,なんと、「カヌーでフラワー」ができあがりました。大きな歓声とともに、その姿をドローンで撮影してもらい、「みんなでアート」の完成です。SUPでも、同じように挑戦しました。みんなで協力して作り上げたアートは、楽しい思い出となりました。

 体験のあと、小野川湖の生き物たちを見せていただきました。「川エビ」や「カワニナ」、「イワナ」の稚魚の姿に、「釣りもやりたい!」「湖で実際に見てみたい!」の声も。インストラクターから「(餌になる)カワニナがいるから、小野川湖には蛍がたくさん飛び交うんだよ。」のお話に、満点の星空に飛び交う蛍の小野川湖を想像し、うっとりする生徒達でした。そして、この美しい水環境を守ることの大切さを実感しました。また、道中や小野川湖の周辺に咲いていた「オオハンゴンソウ」が多いことにも気がつきました。背の高いコスモスのようなかわいらしい姿の「オオハンゴンソウ」。群生していると、黄色のじゅうたんのようで美しいのですが、この花が「特定外来生物」。つまり、「外来生物法」により、栽培したり、生きたまま運搬したりすることなどが禁止されており、違反すると重い罰則が科せられます。「オオハンゴンソウ」は、北アメリカ原産のキク科の多年生の植物で、日本へは明治中期に観賞用として導入され、 1955年に野生化が確認.されたそうです。繁殖力が強く、在来の植物と競合して駆逐してしまうため、駆除しなければならない植物です。また、裏磐梯には、「ウチダザリガニ」という、特定外来生物もいて、駆除対象となっています。生物の多様性を脅かす「特定外来生物」について考えさせられました。

 充実した一日に大満足の生徒達。今回のモニターツアーを通して、何を考え、どのようなアイディアがでるのか、楽しみです。

 今回お世話になった「裏磐梯観光活性化協議会」「裏磐梯グランデコ東急ホテル」のみなさまに、深く感謝いたします。