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つながるひろがるSDGs~国連 高田実様との交流会

7月26日(火)国際連合連経済社会局で活躍しておられる、郡山市出身ニューヨーク在住の高田実さまをお招きし、交流会が実現しました。本校生徒32名が出席し、高田様との貴重な時間を過ごすことができました。高田様より、国連で働くようになった経緯や国連でのお仕事など具体的にお話いただきました。また、本校のSDGsの取り組みについて、ご助言いただきました。生徒たちは、SDGsゴール7の作成に尽力した高田様のお話に目を輝かせていました。

お忙しい中、本校生徒のためにお話いただき、ありがとうございました。また、交流会実現にご尽力いただきましたみんなのふくしまネットワーク様はじめ関係された方々に心より感謝申し上げます。

 なお、本日の交流会の様子が、7月27日にFCTで放送されます。11時30分からの「NNNストレイトニュース」の中で、11時40分頃から取り上げられる予定です。ご都合のつく方はご覧ください。

【生徒の感想の一部】

・今回講演会を聴き、国連という加盟国をまとめ代表する機関で働いている方のお話を直接聴けて、本人から話していただけたので国連を身近に感じながら今の現状課題に関して、その話とリンクさせながら身につけることができた。今回の話は世界規模だけれども自分の規模でもあり、エネルギーは使わないことはできない、だが使うけど別の使い方があると意識を多少変えるだけでも一人一人の多少の意識の違いが重なってその効果は大きくなると思った。今回は、他の機会では聴くことのできないことを知れて、よい貴重な体験となった。

・「差別なくみんな一緒に仕事をする」という言葉がスゴく印象に残りました!今現在争いが起こり怪我をしたり、尊い命を落とす人がいます。また、人種差別が起こっていることも事実です。だから今私たちが出来ることをして、将来そのようなことが少しでもなくなり、色んな人が住みやすい、生きやすい環境が実現できるといいなって思います!

・国連の活動内容や、SDGs7のエネルギーをみんなにそしてクリーンにという内容を中心に、国連の方々が国際的にどのような活動をしているかやSDGs達成のための課題解決策などについて学べました。また、繋がることで広がるというキーワードの大切さについても学べました。

・国境を超えてお仕事をなさっている姿がカッコイイと思いました。様々な国の方と共に仕事をし、考えを深め合うことが出来るのはまさに国連でしか出来ない事だと感じます。学校で行っている取り組みが福島県全体に広がり、そして世界に繋がっていけばいいなと思いました。自分ももっとボランティア活動に参加し、地域の方と考えや価値観を共有し、ボランティア活動の輪を広げていきたいです。

 

ふくしまの今を知り未来について考える~震災と復興を未来へつむぐ高校生語り部事業

7月22日(金)本校会議室にて、飯舘村の前村長菅野典雄様をお招きして、「3.11震災当事者の軌跡から学ぶ~いま私たちにできること」をテーマにご講演をいただきました。夏休みにもかかわらず、50名を超える申し込みがあり、原子力災害により全村避難を余儀なくされた当時の思いについて、メモをとりながら熱心に耳を傾けていました。およそ70分のご講演でしたが、写真や広告のキャッチコピーを活用したおもしろくてためになるお話で、時間の流れを忘れるほどでした。「第3の転換期」であったという震災・原発事故後の社会。先の読めない時代を生きるために「おカネの世界」から「いのちの世界」「こころの世界」を大切にしなければならないという菅野様のお話に、大きく頷きながら聞く生徒の姿が印象的でした。「までい(真手・全手)」(丁寧に・心をこめて)をスローガンに村の舵取りをし、震災当時住んでいた5700人の村民の生活を守るために、他の自治体や国とも協力して、「おたがいさま」と、相手を責めることなく、前向きに取り組んできた姿から、人としての生き方も学ばせていただきました。「原発事故から何を学ぶか?」「世界スケールで考えると、原発事故はSDGsにも通じる。」生徒一人一人が震災について、そして、世界のあるべき姿について考えを深めるきっかけとなりました。そして、柔軟な発想で取り組んで来られた飯舘村のさまざまな施策から、多方面から物事を捉えることの重要性も感じたようです。

 お礼の言葉では、代表の生徒が、「『べっぴん(別品・心優しい気配りができる)』な人になれるように、『本を読み』知識を増やし、柔軟な発想でものごとを捉え、未来に向かって何ができるか考え、行動していきたい。」と、未来への思いを述べていました。

 お忙しい中、お越しいただき、素敵なお話をしてくださった菅野典雄様に深く感謝申し上げます。

 今を知り、思いを伝える

 あさか開成高校からはじめる SDGsアクション! FORからWIITHへ

生徒の感想(一部)

・今日の講演会を聞いて自他の命を大切にしていこうと改めて思いました。私の住んでいる地域では、幸い被害が少なく、震災当時怖いなと思った記憶があまりないのですが、多くの方々がお亡くなりになってしまいその悲しみは計り知れないものだったのだとこの講演を聞いて思い知らされました。
また、様々な広告が印象的でした。フレーズや写真にしっかり意味があって社会問題や「優しい心を持つこと」の大切さだったり、、とても勉強になりました!

・私は今回の講演会を聞いて、心の優しさが本当に重要であることがわかりました。自分に不幸が起きた時に批判することは出来ますが、それは自分を正当化しているだけで何もできません。しかし、心の優しさがあれば、自分の意見をしっかり口にするだけでなく相手の立場を尊重できるので、1番物事を解決する上での近道だと思います。だから私はこの公演を通して心の優しさを磨いて、素敵な人材になりたいです。

・震災当時はまだ小学生にもなっていなかったので当時のことは少ししか覚えていないけど、今回、講演会を聞いて、飯舘村だけでなく、福島県の震災の対応について学ぶことが出来ました。飯舘村は村民全員が避難しなければならない所を、どうすれば村に人を残すことが出来るか考えて、少しでも村に村民を残していたのに驚きました。柔軟な考え方を持って、今の時代の流れを掴みながら生活していきたいです。

・東日本大震災を通して飯舘村であったこと、思ったことを直接聞けてとても貴重な時間を過ごしました。新聞の切り抜きの言葉も今まで気にして見た事もありませんでしたが、今回の講演会で私ももっと広い視野を持って周りの言葉とかフレーズを見てみようと思えました。私は飯舘村の3月11日をあたりまえをありがたいと思う日という所が今日で一番印象に残りました。大地震の後に起こった津波は予想外のもので、亡くなった方も大勢います。私たちが今、当たり前に過ごしている日々は一瞬にして変わってしまうこともあるのです。私も今ある当たり前はありがたいことなのだと思ってこれから当たり前の日々に感謝しながら生きていきたいと思います。

・今日の講演会では、胸を打たれるような、痛むような、あたたまるような、そんなお話ばかりでした。自分の行動を今一度見直したいと今までよりも強く思った。私は興味のある本しか読まないところがあるので自分が読まないジャンルの本を読もうと思った。本を読んで知識をたくわえた方がいい。国語力だけではなくて知識や表現力、想像力をつけたいと思った。

・「までい」の意味を今回初めて知り、これからの私たちの生活にも丁寧、思いやりというのは必要不可欠だと感じました。心に残っているのは「生きているということは借りを作ること、生きていくということは借りを返すこと」といい言葉です。私も今は家族や友人に色々な借りがある分大人になった時にしっかり返して行きたいと思いました。

・今回の講演は主に震災についてだと思っていたけど、新聞などの広告のキャッチコピーをたくさん紹介していただいて心があたたまったり、胸がチクチクするような時間でした。私が特に心に残ったキャッチコピーは''人は一生育つ''です。人間は生きている間学ぶことだらけだと思ったし、何歳になってもたくさん経験をして脳を柔軟にするというお話に心が動かされました。また、べっぴんな国をつくろうという話ではべっぴんと言ったら美人!と考えるけれど、顔とは関係なく気配りができたり相手の気持ちを理解するといった心の綺麗な人のことだということが分かりました。私もそんなべっぴんさんになれるよう、これから頑張っていきたいです。そして、菅野典雄さんが言っていた''迷った時は楽をするのではなく大変な方を選ぶ。経験は宝物になる!''という言葉に勇気をもらいました。私は新たに挑戦するということが怖くどちらかと言えばこれまで楽な選択をすることが多かったので、経験は宝物になる!という言葉を忘れずたくさんのことを経験して様々なことを学んでいきたいと思いました。

SDGsを自分ごととして考える~カードゲーム2030SDGs

7月21日(木)夏休み中ではありますが、プチ国際理解講座「カードゲーム2030SDGs」が本校会議室で行われました。希望者40名が参加し、2030SDGs公認ファシリテーターである小針丈幸様におこしいただき、カードゲームを体験しながら、SDGsについて深く学ぶことができました。

小針様の自己紹介、SDGsについてのご講演をいただいた後、いよいよ「カードゲーム2030SDGs」の始まりです。学年も関係なく、初めて会う人同士のグループで、ゲーム開始です。はじめは、ぎこちない様子の生徒達も、ゲームが進むごとにコミュニケーションが増え、笑顔になっていきます。

このゲームはSDGsの17の目標を達成するために、現在から2030年までの道のりを体験するものです。ゲームの進め方は、それぞれ設定された価値観のもとで、与えられたお金と時間を使い、プロジェクトを行い、目標の達成を目指します。さらに、各グループが行うプロジェクトによって、「経済」「社会」「環境」の世界の状況が刻々と変化します。

ゲームの開始当初は各グループが思い思いにプロジェクトを行ったために、「バランスの悪い世界」になってしまいました。この状況を改善するために、ゲームの後半では、グループ間で協力や取引を行いつつプロジェクトを行うようにした結果、徐々に世界の状況がバランスよくなっていき、目標を達成するグループが増えていきました。

SDGsの目標を達成するためには、「世界全体を考えて行動すること」「価値観の違いを理解し協力すること」「コミュニケーションをとること」などが重要であることを、このゲームを通して学んだようでした。

ゲームのあと、SDGs17の目標のカードを並べました。SDGsのそれぞれの目標に対する自分の思い確認しながら、並べ方、形で表現します。優先順位・カテゴリーなど、グループで話し合って、形を作ります。はじめの時のぎこちなさはすっかりなくなり、仲良く作業を進めます。

このプチ講座で、生徒たちが「SDGs」に対する理解がより深まり、以前よりも「世界」の問題を「自分ごと」として捉え、行動しくれることを期待しています。

本日、すばらしい講演をしてくださった小針様に感謝申し上げます。

あさか開成高校からはじめる SDGsアクション!!

 

 

生徒の感想より

・経済、環境、社会の中で1つでも欠けたら世の中が良い方向に進まないので、互いに協力して平和にしていくということが大切なのだと学ぶことが出来ました。カードのプロジェクト内容にはSDGsのことが主に書かれてありそれをひとつひとつ理解することができました。小針さんが言っていた"1人の100歩より100人の1歩"という言葉を胸にし、今後ゴミ拾いなどのボランティア活動があれば積極的に参加したいと思いました。

・物事を自分のためだけにやっていて必ずどこかが残されるということが目に見えて実感できた。実際この世界も先進国ばかりが良い思いをして、発展途上国などが良い思いをできない世界があるということを再認識することができた。

・SDGsに解決に向けて目標を持ち理想の社会を形成していくことで、より良く、住みやすい社会ができていくと思った。各国同士の繋がりもSDGsを進めていくには大事だと気づいた。

・知識を身につけても行動しなければ意味がない!ということが最も印象に残りました。また、SDGsを達成することがいかに大事かを学ぶことができました。特に環境に配慮した製品を購入するようにしたいと思いました。

・SDGsカードゲームは実際の状況とリンクしていて、私たちの行動が世界に繋がりバランスを取っていくことが大切だと実感しました。また、山の学校は私たちにも出来るSDGsの取り組みを行っているので積極的に参加したいと思いました。SDGsには、お金も時間もかかりますが、2030年のより良い地球を目指して行動したいと思いました。

・今回初めて国際部のイベントに参加しました。このように楽しみながら世界の「今」を知ることができるのはとてもよかったです。また機会があれば参加したいですし、このカードゲームの存在をクラスメイトや家族、友人に伝えたいなと思います。

 

『第6回探究カフェ』開催しました

 7月20日(水)に第6回目の『探究カフェ』が開催されました。

 今回は夏休みに入ったということ特別企画として”探究”と”日常”を面白くする「まちあるきワークショップ」を開催しました。まずはじめに、「だるまさんが転んだ」をリメイクする活動を通して、そこにどんな意味があるのか、どんな価値を見いだすのかというミニ講義を受けました(探究活動の課題解決型と価値創造型について)。その後、21世紀記念公園 麓山の杜、中央図書館、歴史資料館、(中央公民館)を巡り、ここがこうなったらいいのになと気になった場所の写真を撮りました。学校に戻り、撮影した写真の説明するとともに新しい価値を見出し、表現する活動を行いました。新しい視点や捉え方があり、意義ある時間となりました。

 探究相談にも生徒が来てくれました。夏休みを利用しての施設・企業への訪問やインタビューに向けて、あるいは、探究活動の深化をめざして助言を受けていました。

 綾さん(鈴木綾さん)、もんごー(櫻井龍太郎さん)とこばてぃ(小林直輝さん)、ありがとうございました。

 次回は7月27日(水)の13時から16時です。みなさんのお越しをお待ちしています。

多様な人・自然の共生について考える~「山の学校」第4回・夏

7月16日(土)NPOしんせい様による「山の学校(夏のプログ ラム)」に本校生徒3年生8名、教員2名が参加して まいりました。

前日の雨で、天候が心配されましたが、雨もあがり、山のフィールドワークも予定通り行うことができました。

午前中の山のフィールドワークでは、山の農園西側の森林の特徴を計画図と照らし合わせながら学びました。

山の中にある白い棒は、山の所有者・管理者が示されており、この棒より左側は国有林として、杉や赤松がいつ、どれくらい植樹されたものか、ということが示されています。よく見ると、この棒を境に右側は、広葉樹など様々な種類の樹木があるのに対し、左側は同種類の杉の木が植えられ、森林管理がされているの森林であることがわかります。また、国有林の中には伐採された木が切られたまま、横たわっている木がありました。これは、、「切り捨て間伐」といい、間伐で切った木の多くは値段のつかないものが多く、そのままにされているそうです。切断面の年輪をみると、何年くらい前に切られた木なのかがわかります。

下山後は、みんなで火おこしをして、お昼のカレーを温めるための湯をわかしました。なかなか火がつかず、苦労した場面もありましたが、大人も高校生も一緒になって作業をすすめます。

かまどに火がついた順に、ブルーベリー畑に向かいます。おいしそうなブルーベリーに胸が高鳴ります。みんな夢中で、ほおばります。農薬を使わず育てられたブルーベリーは、甘いものも酸っぱいものも。たくさんのおいしい水と空気と太陽をあびて、おいしさもひとしおです。昨年みんなで作ったプランターには、生命力あふれるズッキーニが元気に育っていました。

外でいただくランチは、 持ってきたお弁当にしんせい様よりいただいたサラダとNPOしんせい自慢の「にんじんおからカレー」です。自然の中でいただくランチはいつもおいしい!

午後は、「森林と持続可能な地域づくり」というテーマで、 国立環境研究所の中村先生のご講義をいただきました。 皆、メモをとりながら熱心に聞いていました。日本の国土の66%を占める森林。20年経った木は、ほとんど二酸化炭素を吸収しないので、あたらしい木を植えなければならないそうです。そのために必要な森林管理が「間伐」と「植樹」です。ゼロカーボン社会に向けて、必要な考え方が「森林吸収源」です。森の持つ多面的な役割を生かしながら、いかに森を管理していくか。二酸化炭素を吸収する「森林」をいかに育てるかが大切であるかがわかりました。また、「森林管理」と「林業」による町おこしとエネルギーの地産地消をめざす「三島町」との協働研究のお話も興味深かったです。

最後に、NTT労働組合さまのご進行 で「働くとは」というテーマで、意見交流をしました。参加は2回目という生徒も多かったのですが、 前回とは違ったメンバーでの交流により、さらに多様な考え知るき っかけとなっていました。

今回もコロナ対策含め、さまざまなご配慮をいただきながら参加させていただき、本当にありがとうございました。 ご参加されたすべての方々に感謝申し上げます。

生徒の感想(一部)

・山登りや、火おこし体験はなかなか出来ることではないので体験することができて貴重な経験になりました。
働く事についてのディスカッションをして、いろいろな大人の方の仕事についての話を聞いたことで、自分の知らなかった選択肢があることや、大変な所、楽しい所などを知ることができて良かったです。これから自分で調べてみて自分に合った仕事を見つけていきたいと思いました。

・間伐について沢山学べました。仕事については、○○さんの言う理不尽や、辛い部分もあるけど、仕事は「組織の一員になる」に心打たれました。今後は受験勉強で忙しくなると思うけど、今日学んだ事を胸にしまって生活したいです。

・森林と持続可能な地域づくりについて、わかりやすく説明していただいて、詳しく理解することができたし、実際に山に登って説明を聞けて貴重な時間になりました。ブルーベリーも美味しくいただきながら、社会人の方と将来の夢や上京した時の話などが出来てとても楽しく自分の視野が広がりました。「働くとは?」というテーマでディスカッションをしましたが、実際に働いている方の考えと私たち高校生の考えの違いや新しい発見などもできてとてもいい経験になりました。お昼のサラダやおやつのムースなど、親切に接してくださった山の学校の方々にも感謝したいです。今回、社会人の方と考えを共有するというのを事前に聞いていて不安な部分もありましたが、皆さん親切にして下さって本当にありがたかったし、とても楽しかったです。今回の経験を自分の進路に活かして、良い人生が切り開けるようにまた頑張りたいです。

第9回 凜優祭に向けて その4

 皆さんこんにちは 文化祭実行委員長柴田凌汰です。

 さて、皆さんが投票した凛優祭のテーマ曲が決定しました。

 1年3組と2年3組推薦の、ミセスグリーンアップルの「青と夏」です。涼しい風吹く 青空の匂いに乗って、準備も進めて行きましょう。

 

第104回全国高等学校野球選手権福島大会 2回戦結果

7月11日(月)にヨーク開成山スタジアムにおいて、安達高校と対戦しました。

初回に3年酒井のタイムリーなどで2点を先制し試合の主導権を握りましたが、中盤に逆転を許し苦しい展開の中、5回に同じく3年柴田の3塁打で再逆転し、終盤まで緊迫した試合展開が続きました。7回・9回と失点し、追い込まれた最終回にも3年生がヒットで繋ぎ、1点を返しましたが反撃及ばず6ー8で敗退となりました。

何度も満塁のピンチがありながらも、監督が日頃から「粘り強く我慢だよ」と言い続けたことを選手達は体現し、接戦を演じてくれました。選手達のこの1年間の成長を見ることができ、とても嬉しく感じるとともに現チームのベストゲームでした。

学校が終わった後に応援に駆けつけてくれた生徒や先生方、ありがとうございました。また熱い中スタンドで2時間48分間応援していただいた保護者の皆様ありがとうございました。

夏の1勝は来年に持ち越して、明日より1・2年生とまた努力していきたいと思います。

 

JICA青年海外協力隊ベトナム派遣隊員(福島県出身)とのオンライン交流第1回

7月8日(金)青年海外協力隊2021年度第3次隊の幼児教育職として、ベトナム社会主義共和国に派遣されている、福島県出身の浅田美乃里隊員とのオンライン交流が実現いたしました!そして、これから定期的に交流をさせていただきます。

 JICA隊員として派遣されている今だからこそ感じる浅田隊員の思いを知り、共有させていただくことで、視野を広げ、現在の自分にできること、未来のために行動するきっかけとなることを期待しています。

 第1回目の今回は、浅田隊員から、ベトナムについて気候風土や文化、生活、JICA青年海外協力隊の果たす役割やベトナムの保育事情など、わかりやすく、楽しく、丁寧にお話いただきました。参加した30名の生徒たちは、初めて知るベトナムの生活に興味津々で、どのお話にも目を輝かせていました。

 浅田隊員のお話を受けて、生徒からたくさんの質問が寄せられました。一つ一つの質問に、浅田隊員は丁寧に答えてくださいました。

 オンライン交流のあとは、参加した生徒たちだけでフィードバックをおこないました。今日知ったことをまとめたり、ベトナムやJICAの活動、国際協力やSTEAM教育についてなど知らなかったことを調べたり、次回の交流に向けて質問したいことをまとめたりしました。熱心に取り組む生徒の様子から、今回の交流が生徒たちにとって、大きな刺激となったことを感じました。

 隊員としての任務でお忙しい中、準備を含めて交流をしてくださった浅田隊員、今回のオンライン交流にご尽力くださったJICAスタッフの皆様に深く感謝申し上げます。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

世界を知り、己を知る 

あさか開成高校からはじめよう! SDGsアクション  FORからWITHへ!

次回は、10月7日です。楽しみです。

 

 

【生徒の感想】(一部)

・今回のお話を聞いて知らないことを沢山学べてとても楽しかったです。JICAについてもほぼ無知だったが、今回で理解が深まり、保育についても沢山知ることができました。個人的に、衛生面が1番気になり、多少の不衛生は免疫になるとは考えますが、不衛生すぎる印象だったので、どう改善していこうかと個人的にも考えてしまいました。

・ベトナムは日本よりも貧困そうなイメージでしたが、今回浅田さんのお話を聞いて、実際は予想していたよりも豊かな生活を送っている事がわかりました。私は海外との文化の違いなどが怖くて、海外への旅行はあまり考えていませんでしたが、実際に行かないと分からないこともたくさんあると知れたので、コロナが落ち着いたら海外旅行に行ってみたいと思います。コロナが落ち着くまでは、今回のオンライン交流などを通して、知識を蓄える事から始めたいと思います。

・私はベトナムと日本の教育方法は全く違うや、保育環境は崩壊しているみたいな偏見を持ったまま講座を聞いていたが、そうではなく、日本と教育は変わりないし、環境は良いとは言えないとこもあったが、子供たちは沢山笑ったり楽しんで遊んでいたりしていたので、ベトナムの保育も良いんだなと思いました。私は日本で保育の仕事をやりたいと思っていたが、案外、外国で保育の仕事をやるのもいいなと思いました。

・本日の講演会で日本とベトナムの違いや共感点などをたくさん知ることができました。ベトナムは朝ご飯を職場に来てから食べ、大人もお昼寝をすると言うことを聞きとても驚きました。日本でもお昼寝をする文化があればいいのになぁと思います。また、浅田さんのように日本だけでなく他の国の文化に触れながら働いてみたいなと思いました。

・ベトナムについて事前学習をしていなかったので、お昼寝文化や、物価が安いことなどに驚きました。また、私が思っていたよりも発展していて、郡山よりもオシャレな感じだったことも驚きました。幼稚園では生活環境や衛生環境が悪いとのことだったので少しでも改善できるといいと思いました。

・将来保育士になりたいと考えているので、ベトナムでの教育方法や日本やベトナムの子供の違いなどを知ることが出来て良かったです!ベトナムは日本よりは貧しい生活をしてるのではないかと考えていたので、豊かな生活をしていていることが分かりびっくりしたし、思った以上に日本と似たような生活をしている事が多いなと感じました。しかし、朝早くに登校してみんなで朝ご飯を食べるという習慣には驚きました。お昼寝文化があることや食べ物が150円~200円で買えてしまうこと、朝ごはんは幼稚園で大人も一緒にみんなで食べているなどたくさんのことを知ることが出来ました。もっと色んな国の教育方法や文化にも興味を持ちました。とても学びの多い時間になり、楽しかったです。次回もぜひ参加したいです!!

・ベトナムと日本の保育の違いはあまり変わらなくて驚きました。変わるところは朝ごはんを食べることや子どもと一緒に考えることなどは違うと思いました。ベトナムの良さがとてもあってすてきでした。コロナが流行った時は地域から出てはいけないなど感染予防をきちんとやっていてコロナにかかった人はあまりいないのがとてもすごいと思いました。日本も見習うべきと感じました。JICAのことを講演の時初めて聞いたのでとても感心しました。JICAで働いたら海外の人とも交流を深められることや自分の経験を他の国で活かせることができると思い少し興味が湧きました。ベトナムの子どもは日本の子どもよりも身体能力がとても高いのがすごいです。最近の子どもはあまり公園で遊んでいる様子を見かけないのでお家で遊んだり、コロナの影響でお外に出れないと思うのでどんどん身体能力が落ちると思いました。ベトナムの子どもたちも日本の子どもたちもベトナムの先生や日本の先生も違いはあるけどその文化に適していると思うととても尊敬するしわたしのいつかそういう人になってみたいと心から思いました。

・本日は貴重な時間ありがとうございました!この講演会で学べたことは大いにあります!ベトナムの教育はSteam教育を主にしてると聞いて調べてみたら日本とは違った教育方法なんだなと思いました。時差2時間はあまりないので身近に感じることが出来ました!将来ベトナムに行ってみたくなりました!フォーが大盛りサイズみたいなのが日本円で150円から200円だと聞いてベトナムに住むことを少し考えました笑

→ 知ることはとても大切ですね。勝手な思い込みで物事を判断するのではなく、自分の目で見て感じたことを大切にしたいですね。みなさんのために準備をしてくださった浅田隊員に感謝しかありません。浅田隊員やベトナムの子どもたちに、みなさんができることはないでしょうか?

『第4回探究カフェ』開催しました

7月7日(木)に第4回目の『探究カフェ』が開催されました。

 今回は綾さん(鈴木綾さん)、もんごー(櫻井龍太郎さん)とこばてぃ(小林直輝さん)が来てくださいました。

 前回の探究相談は大行列ができたため、今回から予約制となりました。さまざまな解決への糸口が見つけられると大好評です。探究活動に行き詰っている方はぜひお越しください。

 そして、今回は教室の飾りつけに協力してくれた生徒がいました。折り紙で探究カフェの空間に彩りを与えてくれました。スタッフとともに折り紙をしている光景は今までにない新鮮な風景でした。探究カフェももう一段階ステップしたようです。このように探究カフェはみんなで作っていくものです。新しい感性で素晴らしい空間を作っていきましょう。

 次回は7月17日(木)です。プチ講座も予定されいますので楽しみしていてください。