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カテゴリ:国際

震災と復興を未来へつむぐ高校生語り部事業はじまります

6月10日(金)前期中間考査最終日。昨年度に引き続き、今年度も「震災と復興を未来へつむぐ高校生語り部事業」の実践校に選ばれたので、さっそく活動を開始しました。

今日は、昨年度活動した2年生4名が「富岡町3.11を語る会 桜風舎」を訪問し、今年度の挨拶をした後、渡辺好先生に伺いたいことをお伝えし、一つずつお答えいただきました。伝える際には、人柄や思いや自分にしか語ることのできない体験を交えることが大切であることなど具体的でわかりやすくご説明くださいました。

先生からは、語り部の必要性や11年経過した風化の問題、語り部の高齢化やコミュニティの存続、さらには廃炉の問題や地球温暖化の問題など、私たちを取り巻くさまざまな問題についてお話いただきました。また、祭りで災害の教訓を語り継ぐ事例のお話は、語り部として語り継ぐヒントをいただいたようで、みな真剣に耳を傾けていました。

「(震災に対する)思いはひとそれぞれ違う」「君たちも被災者。震災の時の想いを語ることが大切」

最後に、「人の駅」に新しく追加されたパークゴルフも体験させていただきました。楽しく勉強になるひと時でした。お世話になりました。また、今年度もよろしくお願いいたします。

留学生ヤコポくんのスクールライフ②

ヤコポくんは、日本の文化が好きなので、「剣道」に挑戦しました。

師匠は、教頭先生です。剣道の基本となる動作やステップを細かく教えていただきました。

真剣に練習に取り組むヤコポくんの姿に、教える教頭先生もうれしそうでした。

教頭先生からは、「Jacopo」という刺繍が入った竹刀ケースと竹刀をプレゼントしていただきました。

ヤコポくんも大喜びで、大切に持ち帰り、土日も自主練習したようです。

イタリア代表の選手を目指して頑張ってね。

留学生ヤコポくんのスクールライフ①

留学生ヤコポ君の高校生活を紹介します。

今日は、「書道」の授業を受けました。

篆書(てんしょ)に挑戦です。書道の先生のご指導のもと、初めて持つ筆の扱いにもすぐに慣れ、滑らかに筆を運びます。

「探求カフェ」では、初めて将棋にも挑戦しました。集まった生徒たちと楽しく交流ができたようでした。

留学生がきました❣ ~Jacopo Tamburini From Italy ~

6月1日(水)待ちに待った留学生があさか開成高校にやってきました。

Jacopo Tamburiniくん17歳はイタリアからやってきた長期留学生です。今日から10月21日(金)まで、2年2組の仲間として高校生活を送ります。

今日は、放送による自己紹介(英語・イタリア語・日本語)からはじまり、オリエンテーションのあと、さっそく「日本の伝統文化」と「体育」と「日本語」の授業を受けました。

緊張した様子でしたが、廊下を歩く生徒から「ciao!」と声を掛けられ、授業でも生徒たちとすぐに打ち解けていました。

留学生がきたことで生徒たちも大喜びです。

明日からの生活も楽しみですね。

ヤコポ君の自己紹介です。『ヤコポ タンブリーニです。イタリアからきました。17歳です。日本語と日本の文化を勉強しにきました。よろしくお願いします。』

勉強してきた日本語でしっかりと話してくれました。

『MOTTAINAIイベント』~生徒が動く課題解決の方法~

SDGs1番「貧困をなくそう」12番「つくる責任つかう責任」にかかわる解決に向けて、今年度、3年生の箭内さん、高橋さん、坪井さんが校内で『MOTTAINAIイベント』を実行中です。

家にある使わなくなった文房具を集め、必要とする人に届ける活動です。

昨年度より行っている「探求カフェ」でお世話になっている、NPOこわかネット様のお力添えがあり、校内であつめた文房具を「郡山市スクールソーシャルワーカー」様、「みんなの学校」様、「児童発達支援事業所はなはな」様に寄付し、有効活用してもらおうという内容です。

先日、校内で呼びかけを行い、校内3か所に回収ボックスを設置しました。たくさんの生徒が協力してくれています。まだまだ募集中です。よろしくお願いします。

SDGs Day(5月)『ジェンダー平等を実現するための具体的な方法をClassroomで提案しよう!』

5月のSDGsDay(5月17日)は、3年4組の国際交流委員会からの提言です。

今月は、SDGsの五番の目標である「ジェンダー平等」についての提言でした。

『ジェンダー平等を実現するための具体的な方法をClassroomで提案しよう!』

「ジェンダー平等の考えを日本中に浸透させるために、私たちができることは何でしょうか。みなさんの考えをClassroomで教えてください。みなさんのたくさんの回答をヒントに、あさか開成から、ジェンダー平等を実現しましょう。お互いの存在や考えを尊重して、行動により、多様性が魅力になる社会が創れたらいいですね。」と呼び掛けてくれました。

6月2日現在、172件の提案が集まっています。どんな提案がなされているか、楽しみですね。

5月[3-3]ポスター⑤「ジェンダー平等を実現しよう」.pdf

主体的な活動をする先輩から学ぶ~1年生国際オリエンテーション

4月28日(木)6時間目、1学年全員を対象に「国際科学科としての学び」をテーマに、2年生3年生6名の発表が行われました。

本校の教育目標「国際的な視野に立って物事を考え、主体的に行動できる資質を養う」ことをめざし、さまざまな活動を行う先輩達の話を聞くことで、これからの学習や取り組みに生かして欲しいと願い、企画されたものです。

国際交流委員会、JRC委員会、日本文化部などの取り組みに加え、「探究カフェ」「コンタクトレンズ回収」「クリアファイル回収」「もったいないプロジェクト活動」「語り部事業」など、自主的に企画した個人の活動の紹介もあり、「1年生だからと遠慮せず、積極的に活動しよう」と熱い激励が込められた発表でした。

1年生は、先輩の発表をメモをとりながら、熱心に聞き入っていました。

これからの1年生の活躍を期待します。

 

多様な人・自然の共生について考える~「山の学校」第1回・春

 4月23日(土)NPOしんせい様による「山の学校」が開校し、本校生徒と教員が参加してまいりました。場所は、郡山市逢瀬町にある「山の農園ハニカム」です。

「山の学校」は、地域(農家)× 企業 × 国立環境研究所 × NPO × あさか開成高校 という、所属や文化、価値観の異なる様々な人が協働し、互いを認め合い、多様で豊かな社会を考えていくすばらしい取り組みです。今年度、継続的に実施する予定です。

第1回目の今回は、あさか開成を代表して、3年生6名と教員3名が参加しました。

午前中は、「山の学校」開校式からはじまり、さっそく近くの山にフィールドワークにでかけました。慣れない山歩きに苦戦しながらも、山に入り、さとやまを形成する樹木や春の訪れを告げる草花、山菜についてご説明いただき、自然と共生することについて体験的に考えを深めることができました。

ランチは、持ってきたお弁当にしんせい様よりいただいたサラダとヨモギの天ぷらを加え、春爛漫の景色を見ながらいただきました。自然の中で食べるごはんは格別でした。

午後は、「さとやまにみる自然共生と持続可能な社会」というテーマで、国立環境研究所の境優先生のご講義をいただきました。生徒達にとって、少し難しい内容もあったようですが、皆熱心に聞き、積極的に質問もして、持続可能な社会のために、どのような行動を心がけていくべきか考えを深めたようです。

その後、4つのグループに分かれて、NTT労働組合さまのご進行で「働くとは」というテーマで、意見交流をしました。さまざまな経験を持つ社会人からの言葉に刺激を受け、視野を広げることができたようです。

今回、コロナ対策含め、さまざまなご配慮をいただきながら、参加させていただき、本当にありがとうございました。ご参加されたすべての方々に感謝申し上げます。

 

最後に、参加した生徒の感想を紹介いたします。

『午前中のフィールドワークではサンショウウオやニリンソウなどなかなか見ることのできない植物、生物が見られてとても楽しかったです。最初はロープを使って山を降りたり、小さい川を渡ったりするのが不安でしたが、帰る時にはもう体が慣れてすいすい動けました!家や田んぼで見かけるカエルとはまた違う別の種類の大きなカエルがいて驚きました。山に行って植物などをただ見つけるだけだと、なんの葉でどういう時期に咲くとかよく分かりませんが、国立環境研究所の方の説明があったおかげで食べられる植物や何科のなんという名前かなどをたくさん教えていただき、植物に対する知識がより深まりました。この植物はなんだろう。と興味が湧くことにより自分から積極的に活動することが出来ました。お昼ご飯ではサラダを頂きました。家では再現することが難しいオシャレな味付けで少し苦手なお野菜も美味しくいただきました!今度味付けなども知りたいです。午後は里山についてお話を聞いて、専門用語がたくさん出てきて理解するのが難しい部分ありました。ですがイラストや境先生の説明で高校生でも分かりやすい内容でした。植物の話には人間の歴史が関わっていることから、共生社会について前よりも実感したと共に他人事ではないと思いました。「働く」というお題にたいして、人それぞれ考え方が違いました。表現する言葉は違くても根本的な部分にあるものは大体似ていました。農学部の方が3人もいて驚きました!!人生においてこうでなきゃいけないというものはなく自分が働きたいように働ける多様性が今の社会で実現されつつあると思いました。NTTさんや国立環境研究所の方、しんせいさんの方とお話ができて貴重な経験が出来ました。夏の活動もぜひ参加したいです。』(オイガ部部長:3年須藤聖菜さん)

『午前のフィールドワークでは普段あまり見ていない自然を探索することが出来てそこで植物などの発見や堤さんのお話を聞いてとても楽しい時間でした。午後の座学では日本の環境問題や生物の生き方、そして農業について学びました。これからの将来で持続可能な社会を作るために私たちが貢献してきたことが少しでも農業や生物のために役立っていたらと考えると嬉しい気持ちになりました。最後に"働く"とはどういうことかをグループで考えました。今まで大人の方々の考え方や経験談などを聞く機会があまりなく、今回このような場を設けていただいて将来に役立つことを教えてもらったので充実した時間になりました。今回初めて山の学校に行ってみて、外国語会話部でも外国人の方々に紹介するなど自分の中で色々な案が出たので、それを実現できるようにこれから積極的に取り組んでいきたいと思いました。』(外国語会話部部長:3年松本凜さん)

 

SDGs Day(4月)『ニュースや新聞から正しい情報をたくさん得ましょう』

本日は、SDGsDayです。

本校では、毎月、17日前後にSDGs Dayを設定し、国際交流委員会から、SDGs実現に向けた提言を行います。

小さなことでも、自分達の生活を見直し、行動し、みんなで行うことで、SDGsを実現したよりよい社会にしていこうと企画し、昨年度から行っています。

今月は、3年5組からの提言です。SDGs目標16番「平和と公正をすべての人に」に関連させ、『ニュースや新聞から正しい情報をたくさん得ましょう』と校内放送で呼びかけました。さらに放送を受けて、各クラスの国際交流委員もクラスで呼びかけました。情報にあふれる社会だからこそ、その情報が正しいのかという疑いの目を持つことも重要です。この提言をきっかけに、さまざまなメディアから情報を得、考え、判断する力を身につけて行きたいですね。

世界平和実現に向けて、小さな事から少しずつ、行動していきましょう。

ユニセフ・ウクライナ緊急募金

 3月15~18日(17日は地震のため中止)に行われたウクライナ募金、総額26,921円を、

本日郡山市国際政策課より橋本様、平出様にご来校いただき、

国際交流委員会・箭内佑都くんとJRC委員会・室井愛華さんが代表となり、無事にお渡しすることができました。

生徒のみなさん、先生方の善意を、ユニセフ協会を通じて早急にウクライナの子どもたちを支援するために

届けていただきます。早期停戦とこれ以上の犠牲者が増えないことを祈るばかりです。

贈呈式

今日の記念に