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本日の和菓子~日本文化部~

 今週の上生菓子は「赤鬼」です。疫病除けの意味をもつ会津の「赤べこ」が売れ切れているそうです。「赤」は古くから厄除け・魔除けの色ということもあり、コロナ禍の中、伝統工芸が見直され人気を集めています。反面、赤は「貪欲」を意味し、「赤鬼」はすべての悪心の象徴です。 そのため、豆をぶつけることで、自分の中の悪い心が取り除かれるそうです。今回「赤鬼」をいただくことで「病除け」と「悪を取り去る」という両方の意味での厄払いになりました。

 来週から暦の上では春です。

角はお豆でできています。 

本日の和菓子~日本文化部~

 今年度初めてのお茶のお稽古(初釜)が行われました。しかし、現在のコロナ感染の状況からソーシャルディスタンスを考慮し、立礼式(りゅうれいしき)でのお点前となりました。本日のお菓子は、新年を祝う和菓子「花びら餅」です。裏千家の初釜ではこのお菓子を頂きます。(本校は表千家です。)桃色の餅の上に甘く煮たゴボウを白味噌の餡をのせ、白餅で巻いたものですが、うっすらと透けて見える桃色が、新春を感じさせます。「花びら餅」の歴史は平安時代にまでさかのぼり、お雑煮の起源とも言われています。古くは「土佐日記」の中にも記されているようですが、有吉佐和子著「和宮様御留」という本の中でも、宮中女官が自分で作って食べるシーンが描かれています。今回は飲食を避け簡略化された活動でしたが、「花びら餅」が平安御所の雅な世界へと連れて行ってくれました。いとおかし。

花びら餅

2020年度第4回プチ国際理解講座開催

12月24日(木)に今年度最後となるプチ国際理解講座が開催されました。

今回の講師は「ティーエキスパート」の資格をお持ちである本校英語科 大石田緑先生です。

紅茶の歴史や紅茶の淹れ方、テイスティング、ヴィクトリアケーキなど、紅茶とイギリスの文化について学びました。

私たちの身近にある紅茶には、深い歴史がありました。

どうぞご覧ください。

2020年度第4回プチ国際理解講座.pdf

2020年度長期留学生がやってきました!

12月16日(水)に、成田での2週間の待機を経て9ヶ月遅れで留学生が本校にやってきました。

冬休み直前の留学スタートとなりましたが、とても充実した3日間となりました。

留学生の出身国コスタリカや、留学生歓迎会、メディア取材の様子などについてぜひご覧ください。

2020年度長期留学生がやってきました.pdf

冬期休業前集会

明日からの冬休みを前に、本日午後は冬期休業前集会を開催しました。

まず、集会に先だって賞状伝達式が行われ、多くの部活動や委員会、個人が表彰を受けました。

コロナ禍にあって大会のスケジュールや日程が大きく変更されるなど苦労が多い年でしたが、

多くの生徒が入賞を果たす活躍を見せてくれました。受賞した生徒の皆さん、おめでとうございます。

その後の集会では、校長先生、教務部、生徒指導部から冬休み中の過ごし方について講話がありました。

この冬休みは、これまでと違い様々な制約を強いられ、自宅で過ごす時間が増えるかもしれません。

そのことをプラスと捉え、健康に気をつけながら自分自身を成長させる時間にしましょう。

"If we had no winter, the spring would not be so pleasant.

 If we did not sometimes taste the adversity, prosperity would not be so welcome."

                                                                                                                            Anne Dudley Bradstreet

「もし冬がなければ、春はそれほど心地よいものではないだろう

 もし時折困難を味わうことがなければ、成功は、さほど喜ばしいことではないだろう」

                                  (アン・ブラッドストリート)

皆さんにとって、よい年の瀬となりますように。

留学生とお正月のお花を生けました。~日本文化部~

 今回の部活は、コスタリカからの留学生と共にお正月のお花を生けました。留学生のS君は本日が最初の登校日でしたが、早速日本の伝統文化を体験となりました。部員たちも積極的にサポートを行い、一緒に作品を完成させました。菊の花は初めて見る花材でしたが、「日本の皇室のシンボル」という説明に大きく頷いていました。一足早いお正月の準備となりましが、初めて過ごす日本でのお正月を心待ちにしているようでした。次回はお茶席にご招待したいと思います。花材ー松、百合、南天、菊

私たちにできること~募金活動を行いました~

 12月15日、16日の2日に渡り、昼休みを利用して募金活動を行いました。

 活動を行った生徒たちは、2年生の有志を中心に結成された、AKS24【Asaka Kaisei Sekine(学年主任)24期生の略】’のメンバーです。今回は「コアラ募金」と「ユニセフ外貨・円」募金を行いました。活動の内容としては、①ポスター作製 ②お昼休みの放送 ③朝の呼びかけ ④募金活動 ⑤事後活動報告です。この2つの募金は、先輩たちが行ってきた活動ですが、本校のレガシーを受け継ぎ持続可能な活動になれるよう、いろいろなアイデアを出し合いながら活動を行って欲しいと思います。

 AKS24は現在36人で構成されていますが、他に「クリアファイル回収」・「使用済み切手回収」・「チョコ募金」・「コンタクトレンズケース回収」をグループに分かれて行っています。それぞれの活動の様子や募金額の報告については、今後アップしていきます。

コアラ募金雪が降る中、呼びかけを行いました。ユニセフ外貨・円募金

本日の和菓子~日本文化部~

今年最後のお茶のお稽古が終了しました。今日の上生菓子の可愛いらしさに生徒たちも歓声を上げていました。

ここ最近、郡山市内のお菓子屋さんの中には上生菓子の製造をやめてしまっているお店もあります。非常に手間がかかるものですが、日本独特の茶菓子文化がなくなっていくことは大変残念です。「一期一会」は茶道におけるお茶会の心得ですが、お茶席でいただくお菓子も「一期一会」です。毎回生徒たちが喜ぶようなデザインを取り入れて、一つ一つ丹精込めて作っていただいている職人さんへ改めて感謝したいと思います。

「いつもありがとうございます。心を込めていただきます。」

サンタさん・クリスマスツリー・鈴

主権者教育を行いました

12月3日(木)に3学年対象の主権者教育を行いました。

福島県選挙管理委員会事務局の佐藤広太氏と渡部智康氏にお越しいただき、事前学習、模擬演説視聴、模擬投票を行いました。

その様子をご覧ください。

12.3主権者教育.pdf

本日の和菓子~日本文化部~

 今回の上生菓子は何を表現していると思いますか?

 答えは「薄氷」です。真ん中の透明な部分が薄く張った氷を表現しています。うっすらと氷が張っている蹲(つくばい・茶庭の手水鉢)の中に見える朱色は紅葉?南天の実?、そこに寄り添う緑は、寒椿の葉?そんな師走の寒い朝の情景を切り取っているような風情があります。

 日本文化部のお茶のお稽古では、職人さんの手によって一つ一つ作り上げられた上生菓子をいただいています。上生菓子をとおして美しい日本の四季や情景、日本の伝統文化の素晴らしさを感じています。

私たちにできること~沖縄戦の記憶・絵パネル展~が行われました。

 11月6日に国際交流・理解発表会があることから、11月を「平和月間」とし、過去の戦争の記憶を学ぶことで平和を考える期間としています。今年度は沖縄平和祈念資料館さんより、「沖縄戦」を伝える絵パネル18枚と写真パネル2枚をお借りして展示しました。地上戦が行われた沖縄戦では、県民の4人に一人が亡くなったと言われ、米軍により「ありったけの地獄を集めた戦い」と例えられる程の悲惨なものでした。お一人お一人が体験された記憶を目の当たりにすることで、戦争が人々にもたらす悲劇と残酷さを十分に理解すると共に、亡くなった方々への追悼の念を忘れずに語りついていくことの大切さを改めて感じることができました。

以下は生徒の感想です。                                      

 私は「語り継ぐ」という行動は本当に重要なことだと思います。実際に現実に起きた残酷で悲惨な実態を、今生きている人が皆よく理解し、生まれてくる未来の人々に語り継いでいかなければならないと思うからです。なぜなら、決して忘れてはならない事が過去に起きているからです。絶対に無知・無関心であってはならないと思います。こうして今平和に生きていられるのも昔の人たちのおかげであり、命を犠牲にしてまでも戦った人たちがいたということに、感謝をするべきです。そして語り継いでいくことによって多くの人が命の尊さを知り、生かされているということに責任を持つと思います(2年)

  どの絵も「命の価値」について考えさせるものだと感じ、「戦争は酷く残酷だが、決して目を背けてはいけない」、そんなことを教えてくれるような絵でした。また、戦争の恐ろしさを忘れてしまうと、同じことの繰り返しになると思いました。沖縄戦で亡くなった人々の死を、絶対に忘れてはいけないと私は強く感じ、日々こうして平穏な一日を過ごしていることのありがたさも感謝しなければいけないと感じました。(3年)

残された手記を読む生徒たち追悼の念が薄れた時から“風化”が始まる

SDGsの取り組みについて取材がありました。

11月12日(木)にテレビ局の方がお見えになり、本校のSDGsの取り組みについて取材がありました。取材の内容は、「地域の伝統を守ること」に関する取り組みの紹介です。インタビューを受けた際には、慣れないカメラを前にしての受け答えに緊張した面持ちでしたが、自分たちのことばで取り組んだことを話していました。撮影されたものは12月に入ってから放送される予定です。(予定では福島中央テレビの番組の中で紹介されます。)

ヒシの実を使っての天狗作りも撮影されました。

2020国際理解・交流発表会を行いました

11月6日(金)に本校の大きな行事の一つである国際理解・交流発表会を開催しました。

生徒発表や、講師の日本キリバス協会代表理事 ケンタロ・オノ氏による国際理解講演会(演題「国連による『持続可能な開発目標(SDGs)』から考える~私たちにできること~だれ一人取り残さないために=僕の国キリバスからのメッセージ=)が行われました。

その様子をご覧ください。

2020国際理解・交流発表会.pdf

国際理解講座が開催されました

10月29日(木)の総合的な探究の時間に国際理解講座が開催されました。

今回は郡山市政策開発課の河野将之氏を講師としてお迎えし、「SDGsってなに?」をテーマに講演していただきました。

その様子をご覧ください。

10.29国際理解講座.pdf