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令和4年度『探究カフェ』オープンしました

5月26日(木)に令和4年度の第1回『探究カフェ』が開催されました。

本日は「こおりやま子ども若者ネット」とより鈴木綾さんと櫻井龍太郎さんにお越し頂きました(お二人には昨年度から大変お世話になっています)。

本日は第1回目ということで1年生の学年集会と2年生の各探究講座にお邪魔して『探究カフェ』の目的と役割についてお二人から説明をして頂きました。

放課後には興味を持って来てくれた人、探究活動のアドバイスを受ける人、今後こんなことしてみたいと話す人、多くの場面が見られました。今後が非常に楽しみです。

『探究カフェ』の活用方法は人それぞれです。探究活動の相談、作戦会議、放課後の居場所など自分で構築して行くフリースペースです。どんどん活用して欲しいと思います。

今年度は計20回開催が計画されており、次回は6月2日(木)に開催予定です。ぜひお越しください。

 

 

『先輩との座談会』

 5月19日(木)の放課後に「先輩との座談会」を開催しました。3月に卒業した24期生の先輩3名に協力していただき、有意義な時間をもつことができました。1年生から3年生まで合計25名が参加し、受験についてや高校時代の勉強方法、探究活動のテーマなどについて熱心に質問し、おおいに刺激を受けている様子が見られました。塩田優莉さん(福島大学行政政策学類)は高校時代に参加したナラティブ・スコラの経験を通しての自身の成長、平澤麻莉奈さん(福島大学経済経営学類)には探究活動や勉強と部活動との両立について、渡邉吏玖さん(福島大学人間発達文化学類)には具体的な勉強方法などそれぞれ的確なアドバイスをしていただき、参加した生徒にとっては進路実現に向けての良い財産になったようです。

参加した生徒の皆さん、先輩の話を聞いた今の気持ちを大切にして、即行動あるのみです。「鉄は熱いうちに打て」

 

福島の未来を変える国際人になるために~プチ国際理解講座①

5月19日(木)福島県国際交流協会人材育成プロジェクト担当・外山裕久様をお招きして、第1回プチ国際理解講座「グローバル人材とは~福島の未来を変える国際人になるために」を開催しました。1年生から3年生の希望者50名が参加し、講師の先生の話に熱心に耳を傾けていました。日本からアメリカの高校・大学に進学し、オーストラリアやインドネシア、日本でのビジネス経験を持つ先生のお話から、言語や文化、価値観を乗り越え、勇気をもってチャレンジすることの大切さや、日本の外へ出て「自分の目で見て、知ること」の重要性を学ぶことができました。さらに、常に周りの人のために何かできるか考え、目の前のことに最善を尽くす先生の生き方から、自分達が住む福島、地域のことを知り,何ができるか考え、行動することの大切さを改めて感じていたようです。時間が足りないくらい、内容の濃い講演内容でした。お忙しい中、お話しくださった外山先生(福島県国際交流協会)ありがとうございました。

最後に、生徒の感想の一部です。

「今回の講演会を聞いて印象に残ったのは、日本の常識は世界の非常識という言葉です。今の世界はバイリンガルが大事とおっしゃっていたので、今習っている英語、スペイン語をできるようにしていきたい。」

「将来、世界で活躍できるアーティストになりたいと思っています。この講座の話を聞いて、ビザとか働きながら自分のやりたいことをやったりとか、海外での過ごし方がすごく分かりやすくて参考にしたいと思いました。日本も好きだけど、講座の話を聞いて海外に行きたいという気持ちがもっと大きくなりました。お話を聞けて嬉しかったです。ありがとうございました。」

「自分の思い描く生活と違うなと思ったらすぐ行動に移せる外山さんがかっこいいなと思いました。私もこれから外山さんのような生き方をしてみたいと思いました。」

「本日はこのような会を開いて頂きありがとうございました!海外についての興味がより一層の深まりました!オーストラリアの休日の過ごし方は、とてもアクティブに感じました!僕は、この講演を通して将来の夢実現のために役立てていきたいと思います!外山さんは、昔からとても挑戦的な人で、僕もそのような人材になれることを願ってます!そのために、自ら何かしようと行動して行きたいと思いました!」

「興味を持ったことをなんでも学んでおくことはいつか役に立つことがあるのだなと感じました。また、自分がしたことはいいことも悪いこともいつか自分に返ってくるということを改めて感じました。今関係ないからとか役に立つか分からないと思って諦めるのではなく、いつか必ず役に立つと信じて何事も真剣に取り組んでいきたいと思います。」

「実際に海外で働いたことのある方からのお話はとても貴重で、自分がもし海外で働くことになった時にとても役立つと思った。国際的に望まれる人材になれるように頑張りたいと思った。自分で見る、知るを大切にし、積極的に行動をしたい。」

「外山さんは高校生の頃から海外で過ごされていて、絶対に怖いのにやってみようとチャレンジされていて凄いなと思いました!私はやろうと思ってもマイナスなことしか考えず行動できない所があるので見習いたいと思いました。また、日本の常識は世界の非常識という言葉から自分の価値観にとらわれず行動しなければと思いました。」

「今まで留学体験記や、JICAの方のお話を聞く機会はあり、どれもとても面白かったが、高校、大学、大学卒業後も海外で生活してこられた外山さんのお話を聞けて嬉しかった。1980年代のアメリカでは既に温暖化について勉強していたことにとても驚いた。外山さんの行動力。チャレンジ精神。今日初めてあったけど憧れの人になった。そしてその国の人々に寄り添い大いに貢献してこられた外山さんへ震災のニュースを見てすぐ「家族みんな連れてきなよ!僕らが面倒見るよ!」と言ってくれたオーストラリアの人の温かさに感動した。高校生活で何とも思っていないことでも、いつ役に立つか分からないから、何事も なあなあにせず、つまらないと思っていることもきちんと取り組もうと思った。」

SDGs Day(5月)『ジェンダー平等を実現するための具体的な方法をClassroomで提案しよう!』

5月のSDGsDay(5月17日)は、3年4組の国際交流委員会からの提言です。

今月は、SDGsの五番の目標である「ジェンダー平等」についての提言でした。

『ジェンダー平等を実現するための具体的な方法をClassroomで提案しよう!』

「ジェンダー平等の考えを日本中に浸透させるために、私たちができることは何でしょうか。みなさんの考えをClassroomで教えてください。みなさんのたくさんの回答をヒントに、あさか開成から、ジェンダー平等を実現しましょう。お互いの存在や考えを尊重して、行動により、多様性が魅力になる社会が創れたらいいですね。」と呼び掛けてくれました。

6月2日現在、172件の提案が集まっています。どんな提案がなされているか、楽しみですね。

5月[3-3]ポスター⑤「ジェンダー平等を実現しよう」.pdf

多様な人・自然の共生について考える~「山の学校」第2回・春

5月14日(土)第2回山の学校「春」に、3年生5名・2年生3名・教員2名で参加してきました。前回とはメンバーをかえての実施です。前回同様、逢瀬町にある「山の農園ハニカム」で、多様な人との協働の中で、人や自然の共生について考えました。前日からの雨が心配でしたが、現地に着いた頃には、雨も上がり、予定通り実施することができました。午前中は山のフィールドワークです。慣れない山道に苦戦しながらも、沢を探索し、サンショウウオや沢ガニなどに大盛り上がりでした。山の中で見る植物や動物についての詳しい説明や、さとやまを構成する人工林と自然林のお話し、自然の恵みの中で生活するというお話しから、普段の生活では感じることのできない自然との共生について考えることができました。その後ランチを挟んで、午後は、講義「さとやまに見る自然共生と持続可能な社会」(国立環境研究所・境優先生)です。午前中のフィールドワークで見た経験が、講義で学ぶ知識と融合し、さとやまについての理解を深め、自然と共生すること、持続可能な社会のために自分達にできることは何か、深く考える時間となりました。そのあとは、農園手作りのお菓子をいただき、グループワークをしました、テーマは「働くこと」。たくさんの大人の方に囲まれ、緊張した面持ちでしたが、大人の方の話を聞いたり、自分の考えを聞いてもらったりする中で、「働くこと」について、様々な視点で考えることができ、大きな刺激と展望を持つ時間となったようでした。

 初めて参加した生徒達からは、「また参加したい!」という声が多く聞かれ、背景や文化、価値観の異なる人が同じことについて、学び、考え、意見交換をすることのすばらしさ、多様性が生み出す学びについて、深く考える一日となりました。本日、一緒に過ごしてくださった方々、「山の学校」の関係者の皆様に深くお礼申し上げます。

 

最後に、参加した生徒の感想を紹介いたします。

『昨年の山の農園プロジェクトとは違い、実際に山に入り自然を感じることができました。山に登り山椒魚等の生き物や植物を見たあとにさとやまの講義を聞くことで、より自然に対する意識を高めることができました。自然環境、さとやまを守るために自分たちにできることとして「節電」が挙げられたので今まで通り節電を心がけようと思いました。また、グループディスカッションでは「働く」ということに関して大人の方々と意見交換をすることができました。働くことはお金を稼ぐためだけのものではないということ、自立や自分の成長であったり様々な視点で考えることができ、働くことに対するイメージが変わりました。山登りという普段なかなかできない貴重な体験や新たな発見があり、とても充実した1日になりました。また参加したいです。』(3年)

『今回のこの山の学校ボランティアの活動を通して里山について学んだり、「働く」ということについてのディスカッションなどをして、自分がまだまだ知らないことを知ることができる、新鮮で、貴重で、充実した1日になりました。「環境に優しい生活をする」とか「SDGSについての活動をする」と口では簡単に言えてしまうものの、いざなにか行動しようと思っても、それが難しくてなかなか動き出せない中で、NPO法人しんせいの皆様が積極的に行っている「持続可能な社会、持続可能な農業」に向けての活動を目の当たりにし、たくさんの刺激をもらえたとても良い機会でした。まずは節電や節水、無農薬の野菜を食べるなど、自分にも出来ることを積極的にやっていきたいと思いました。そして、今回学んだことを自分のこれからにつなげていきたいと思います。』(2年)