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キャリア講演会を開催しました

10月19日(木)にキャリア講演会を開催いたしました。

2020東京オリンピックの女子レスリングで姉妹そろって金メダルを獲得した、金城(旧姓川井)梨紗子様・川井友香子様(ともにサントリービバレッジソリューション株式会社所属)をお招きし、『千金の絆‥‥2020東京オリンピック 勇気と未来を創造する力』をテーマにして講演していただきました。講演に際しては、元福島中央テレビアナウンス部長の菅佐原隆幸様の司会のもと、生徒の質問に答える形式で進めていただきました。お二人のお話から、『夢を持ち、簡単に逃げ出さずに努力すること』や『過去の実績に満足することなく、今現在を大事にすること、さらに先を見据えて行動していくこと』など、成功に向かって歩むためのヒントをたくさん得ることができました。3年の早川愛莉さんのお礼のことばで『受験を控えている私たちにとっても、前向きに考えることの大切さを理解し、とても勇気をもらえました』と述べた通り、本校生徒にとってこれからのキャリアを形成していく上で貴重な財産となりました。

大会等も控えたお忙しい中で、本校生徒のために講演をいただきありがとうございました。金城梨紗子・川井友香子姉妹の今後の益々のご活躍を祈念し、これからも全校あげて応援していきます。また、生徒の理解がより深まるよう進行していただいた菅佐原様にも感謝いたします。

なお当日、KFB福島放送の夕方のニュースで放送されました。下にリンクがありますので、ぜひご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「目標があれば変われる」金メダリスト姉妹が高校生にエール(KFB福島放送)

 

 

 

福島ファイヤーボンズ「バスケットボールクリニック」を行いました

10月4日(水)プロバスケットボールチーム“福島ファイヤーボンズ”によるバスケットボールクリニックを、本校バスケットボール部を対象に行っていただきました。

菅野翔太選手が講師として来校し、ゲーム形式の練習を行うなど部員のスキルアップにつなげることができました。

福島ファイヤーボンズのチームスタッフの方々にもいろいろご指導をいただきました。本当にありがとうございました!

R5猪苗代湖きれいにし隊その2~猪苗代湖漂着水草回収活動に参加しました!~

10月7日(土)に猪苗代湖天神浜で行われた漂着水草回収活動に1年生2名、2年生18名、3年生3名が参加しました。あいにくの雨そして寒さに耐えながらの作業ではありましたが、猪苗代湖岸に漂着している水草回収に尽力することができました。

 その後湖南港へ移動し、NPO法人輝く猪苗代湖をつくる県民会議中村先生、佐々木先生にご指導いただき、CODのパックテストによる簡易水質検査の方法についても学びました。

 漂着水草はこの季節になると、大量に枯死し腐ってしまうことで水質悪化の一因となります。猪苗代湖の水質悪化の原因を知るとともに、水質の調査方法についても理解を深めることができました。

 今後も地域の方々と協働して猪苗代湖の水環境保全活動に取り組んでいきます!

1学年通信 その12

  10月6日金曜日に、震災復興スタディーツアーを実施しました。東日本大震災・原子力災害伝承館、大平山霊園、浪江町立請戸小学校を廻り、12年前の大震災・原子力災害について多くのことを学びました。

福島大学の学生と一緒に学ぶ〜STEAM部はじまりました

9月20日(水)福島大学の学生5名と本校生徒12名が参加し、本校を会場に「STEAM部」第1回ワークショップを実施しました。

福島大学中田文憲先生のご尽力により、大学生と高校生が一緒に、STEAMの視点で、ワクワクするような面白いことを考えてやってみよう!というコンセプトで、フランクな交流をしていこうということで、始まりました。

このようなワークショップに初参加の生徒も多く、緊張した様子で始まりましたが、アイスブレイクを通して、徐々に緊張が解け、楽しく笑顔溢れる交流となりました。

今回、グループワークで取り組んだのは、「アイデアジェネレーション」。

短時間で、アイデアを考え、絵で表現します。

まずは、練習として、「自分の好きなもの、好きだったもの」を絵で描きます。

そして、いよいよ本番は、「◯◯な探究」。YouTuberや有名人とコラボ、アニメとコラボ、音楽や映像を使った、テクノロジー・AI・ロボット・ドローンなどを使った、福島県の観光地とコラボ、福島県の名産とコラボ、福島県の自然を生かした、100億円あったらできる、の8つのテーマで、次々とアイデアを出して、絵で表現します。

その中から、自分のお気に入りのアイデアをグループで共有し、それらをグループで一つにまとめて、全体に向けて発表しました。

素晴らしいアイデアばかりでした。それぞれのグループが大学生のリードのおかげで、楽しく和気あいあいと活動できました。

これからの活動も楽しみです。

福島大学の皆様、ありがとうございました。

 

 

 

多様な人・自然の共生について考える~「山の学校」第5回秋

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9月23日(土)生徒6名、教員2名が参加し、山の学校に参加しました。

★山の学校・秋のメニュー★

・「アイスブレイク」と「災害」をテーマにしたワークショップ(ポリ袋調理と郷土料理「まんがこ」づくり)

・「震災を語り継ぐ語り部活動~3.11次の世代へ 伝え・繋ぎ・紡いでゆく」3年相樂碧姫さんの発表

・ ランチ 「ごはん(ポリ袋調理)」「まんがこ汁」「山の農園の前菜セット(鶏の唐揚げ・塩こうじ豆腐・パプリカサラダなど」

・フィールドワーク「さとやまの生物生態」(国立環境研究所・境先生)

・講話「福島原発事故による放射能汚染の実態と推移について」(同・林先生)

 

開講式のあと、それぞれのグループに分かれて、アイスブレイクとワークショップを行いました。

本日はじめての先生役に挑戦する生徒もおり、どきどきした面持ちでしたが、アイスブレイクや参加された方々の協力もあり、笑顔があふれるワークショップとなりました。防災時の食事として、ポリ袋調理を紹介しました。何度か参加された方もおりましたが、今回のごはんが一番おいしいと絶賛でした。米は同じものを使っているので、手際や水加減、給水時間、加熱時間、そして参加者の和やかなムードが、ごはんをおいしくさせたのでしょうか?

また、郷土料理「まんがこ」もつくり、汁物としていただきました。とてもおいしくいただきました。

そして、今回は、これまでの語り部活動の集大成として、「3.11~次の世代へ 伝え・繋ぎ・紡いでゆく」というテーマで、これまでの語り部活動とその思いを、3年の相樂碧姫さんが発表しました。聞いてくださった方々から、活動についてお褒めと励ましのお言葉をいただきました。

楽しみにしていたランチタイム。


とてもおいしくいただきました。

午後は、フィールドワークと講義です。山の中の川に住む水生昆虫を調べました。

澱んでいる場所と急な流れ場所の、それぞれの水生昆虫を採集し、比べます。

住んでいる生き物で、どんな環境かがわかります。環境を図る指標生物のお話も伺いました。

みんなで採集した水生昆虫は、こちら。

左が、よどんでいる場所。右が流れが急な場所。

よどんでいる場所は、落ち葉や砂、泥がある場所で、大きな昆虫は、オニヤンマの幼虫(ヤゴ)。3年間幼虫として過ごすので、大きさの違いは年齢の違いです。他には、サナエトンボやふたすじモンカゲロウ、トビケラやサワガニ1匹もいました。

流れが急な場所は、比較的大きい石があり、砂がありません。ちいさなサワガニがたくさんいました。

ヘビトンボやミルンヤンマ、シマトビケラもいました。シマトビケラは、口から糸を出して石の隙間に蜘蛛の巣のようなものを作るので、水力発電のダムなどでは、害虫なのだそうです。ハリガネムシもいました。(写真のロープ?ひも?のような昆虫です。)ハリガネムシの生態は興味深く、カマドーマやバッタ、カマキリなどに寄生し、神経操作して、入水自殺させるそうです。

今回採集できなかったのですが、この川に生息する水生昆虫は、70~100種類ほどになるそうです。

それぞれの環境に応じて、住んでいる生物が異なることがわかり、いろいろな環境が組み合わさった「里山」には、多様な生き物が存在すること。環境の多様性が、生物の多様性に影響していることがわかりました。

なお、今回採集した昆虫の中の指標生物は、サワガニとヘビトンボでした。山の農園の川は、とても環境が良いことを示すそうです。

 

おいしいおやつを食べて、林先生の「福島原発事故による放射能汚染の実態と推移について」講話です。

実際に、山の農園で放射能の数値をはかったものを含めて、解説していただきました。

目に見えない放射能にどのように対応してきたのか、そして、これからどのようにすべきなのか、処理水の海洋放出問題についても考えさせられます。福島県民として、しっかりと学び、説明できるようにしたいですね。

今回も大変学びの多いプログラムでした。

関係されたすべての方々に御礼申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

国際協力について考えを深める〜JICA二本松訓練所バスツアー

9月30日(土)希望生徒22名、教員2名が参加し、JICA二本松訓練所に行ってまいりました。

 午前中は、JICAについての概要や国際協力についての講話の後、2つのグループに、分かれて施設見学をさせていただきました。

ランチは、タイメニュー(グリーンカレーと春雨サラダ、マンゴー)をいただきました。

辛さ控えめで、とっても美味しくいただきました。

午後は、また2グループに分かれて、ソロモン諸島で環境教育活動をされていた清水梨沙さんのお話と黒木靖子先生のアラビア語体験です。

※このネックレスは、もともと何に使われていたでしょう?(答えは、最後に)

清水さんからは、ソロモン諸島について、ピジン語について、協力隊としての活動について詳しく知ることができました。また、自分の考えを言語化することの大切さも教えていただきました。

黒木先生のアラビア語は、先生のわかりやすい説明と素敵なお人柄のおかげで、楽しく語学体験をさせていただきました。アラビア語だけでなく、中東の国や文化も教えていただき、いつか中東の国に行ってみたい気持ちが強くなりました。

 最後は、みんなで振り返りと質疑応答のリフレクションタイム。みんなで、今日の学びを共有しました。

素晴らしいプログラムと講師の先生方のおかげで、楽しく国際協力について学ぶことができました。

JICA二本松の皆様、お忙しい中、ご対応いただき感謝申し上げます。

来月は、1年生対象にした国際理解講座、「協力隊の体験から学ぶ」を行う予定です。今から、楽しみです。

 

※ネックレスは、貝殻でできていて、貨幣(貝貨)としてつかわれていたそうです。

世界の文化を知る〜プチ国際理解講座「タイについて知ろう」

9月12日(火)前期期末考査最終日の放課後、竹田有理先生を講師としてお招きし、プチ国際理解講座「タイについて知ろう」を実施しました。

1〜3年生の希望者20名と教員4名が参加し、楽しい時間を過ごしました。

今回のワークショップでは、タイの伝統文化「カービング」に挑戦しながら、タイの文化について理解を深めました。

 

タイカービングとは、野菜や果物に草花などのモチーフを彫刻するタイの伝統文化です。
その昔、宮中の子女たちが王様にお料理を楽しんでいただくために飾り付けたのが始まりだと伝えられています。

 

今回は、石鹸にお花のモチーフを彫刻しました。初めての作業に苦戦しながらも、竹田先生のサポートのおかげで、どんどん個性豊かなお花が咲いていきます。

作業をしながら、タイの文化や言葉について、理解を深めることができました。

カービングで作った個性豊かなお花をきっかけに、もっとタイ王国について知りたくなりましたね。

 

 

 

✎「総合的な探究の時間」発表会✎

「総合的な探究の時間」2年アクティブ探究中間発表・3年最終発表が行われました。

(メイン教室から各教室へのオンライン配信)

課題解決のためにアクションを起こした素晴らしい発表となりました。

講師のこおりやま子ども若者ネットワークの櫻井様からは

「アンケートを取った際、少数派の意見をどう分析するか」

「自分たちが当たり前と思っていることが相手にとってはそうでないことってよくある。世の中にある社会課題ってそういうところのすれ違いから生じていることがたくさんある」

「参加→参画を目指してほしい」

「テーマ設定の際に、自分の好きなもの(興味のあるもの)と社会問題をがつながるとよい。探究活動を楽しんでやってほしい、自分の「これやりたい」って思いを大切に」

などのお話をいただきました。

3年生、本当に素晴らしい発表でした。皆さんの発表から、後輩たちがたくさんのことを吸収してくれたと思います。

2年生の基盤探究の生徒は、これから中間発表ですが、今後の活動に活かしてください。

1年生は、まず現在行っているチョコプロから、自分の「やってみたいこと」を「やってみる」、行動する楽しさを感じてください。

 

視聴覚発表の様子

 

情報処理・パソコン発表スライド(一部抜粋)

  

 

R5猪苗代湖きれいにし隊~猪苗代湖ヒシ刈りボランティアに参加しました!~

 9月16日(土)に猪苗代湖白鳥浜で行われたヒシ刈りボランティア活動に1年生5名、2年生8名、3年生5名が参加してきました。

ヒシの実収穫やトリカルネットを使用したヒシ本体の回収活動は重労働ではありましたが、2.5トンもの回収をすることができました。ヒシ刈りボランティアの後は松橋浜へ移動し、湖岸美化活動も行いました。

前日には事前学習会を行い、猪苗代湖の水環境保全活動の意義について学んだこともあり、科学的な視点から清掃活動の必要性について理解を深めることができました。

前日の事前学習の様子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これからも猪苗代湖の水環境保全活動に取り組んでいきます!

SDGsバスツアーinいわき

7月28日(金)希望者44名が「SDGsバスツアーinいわき」に参加しました。

はじめに訪れたのは、「ザ・ピープル古着倉庫」 服を捨てないための取り組みについて学びます。

ここで集められた古着は、リユースショップでの販売以外に、リメイクに使われたり、海外に送られたり、工場でウェスとして使われたり、自動車の内装材として使われたりします。

初めて倉庫に来た生徒は、この古着の山に圧倒されます。

ザ・ピープルの渡辺副理事長から、取り組みについて詳しくご説明いただきました。東日本大震災で被災した地域ならではの取り組みやサーキュラーエコノミーについて、学ぶことができました。

そのあと、古着の仕分け作業をさせていただきました。

中には、ブランド物や値札がついたままのものも。

暑い倉庫の中の仕分け作業の大変さを感じました。たくさんの古着の山に埋もれながら、自分たちの消費活動について、深く反省し、考えさせられました。

次に訪れたのは、オーガニックコットン畑。「ふくしまオーガニックプロジェクト」を行っている場所です。

5月に種まきをしたコットンは大きく成長し、今日は支柱立ての作業をさせていただきました。夏の日差しの中の重労働。作業の大変さを感じながら、大きく育つことを願って作業を進めました。

お昼は、ららミュウで。「東日本大震災」の学びも外せません。

お昼を食べて元気を取り戻した一行は、小浜へ。これも外せない「海岸清掃活動」です。

きれいな海に心洗われたのもつかの間。浜に流れ着いたたくさんのゴミに愕然とした生徒達。気を取り直して、清掃活動に励みました。

 

最後の目的地は、「磐城高箸」いわき市田人町の地元の間伐材を利用して、高級割り箸を製造している会社です。廃校になった小学校を利用しています。

2班に分かれて、社長の説明を聞きながらの見学とオリジナル割り箸づくりをしました。

林業の窮状、東日本大震災、いかにお金をかけずにアイディアと工夫でビジネスを続けるか。高橋社長の言葉から、多くの学びがありました。

小学校だった校舎は、東日本大震災当時が偲ばれる絵やカレンダーも。大きくリノベーションするわけでもなく、そのままの姿だからこその味わい、そこで生活していた子どもたちの声が聞こえるようでした。

また、メダカのサブスクで話題になった「メダカの学校」もあり、見学させていただきました。

さまざまなビジネスアイディアに刺激を受けました。

新製品も近日発売されるということで、これからも目が離せない「磐城高箸」。生徒達にとって、地域に対する新たな視点を与えていただきました。

 もりだくさんの内容の「SDGsバスツアーinいわき」生徒からも大好評でした。

福島県内のさまざまなSDGsの取り組みを知ることは、地域をフィールドとしたPBL型の学びに大いに役立つと感じました。これらの学びをそれぞれの探究活動に生かしてくれることを願っています。

★この事業は、公益財団法人福島県学術教育振興財団助成対象事業「 学校と社会の連携・協働による”よりよい学校教育を通じてよりよ い社会を創る”カリキュラム開発」(令和5年度・2年目) 研究事業として行っております。

平和への願いを込めて~ 七夕・ウクライナ支援募金活動

7月 今年も「ウクライナ支援募金活動」を有志メンバーが集まって行いました!(1年生3名、2年生6名、3年生8名の合計17名のメンバーです)

七夕に合わせて、平和への願いを込めて、短冊も準備しました。

募金の呼びかけるポスターの作成や募金箱の準備など、みんなで分担して準備を進めました。

昇降口や教室でも呼びかけ、たくさんの人が募金してくれました。

短冊には、ウクライナ語と日本語で平和への願いを書いてもらいました。

3日間の募金活動でしたが、24,000円の募金が集まりました。集まったお金は、国連UNHCR協会に送りました。

後日、協会から感謝状が届きました。

一日も早く、戦争が終わり、故郷で平穏な生活ができますように。

 

 

 

SDGsスタディプログラム ~東京研修~

7月26日(水)希望生徒19名が参加し、SDGs東京研修に行って参りました。

 まずは、「JICA地球ひろば」へ。

地球案内人の方から展示についてお話いただきました。たくさんの体験型の展示を見学しながら、SDGsや世界の諸問題について学びます。

続いては、モザンビークで協力隊として活動されていた方からお話を伺いました。福島県出身ということもあり、親しみを感じます。モザンビークについては、事前に、調べ学習や現役協力隊の方とのオンライン交流を行っていたこともあり、質問にも自信を持って答える生徒達。日本と異なる文化や生活に興味津々。しかし、途上国ならではの課題に胸が痛くなる場面も。日本で豊かな生活をしている私たちに何ができるのか、国際協力とは何か。誰一人取り残さない社会を作ることの難しさを感じているようでした。

続いては、お待ちかねのランチです。サモアとトルコのメニューから選びます。どちらもとてもおいしかったです。サモア大使館お墨付きのココナツミルクたっぷりです。

次に訪れたのは、無印良品銀座店です。このお店の売り上げは全国一だそうです。各階ごとに工夫を凝らしたディスプレイが印象的です。社員の方から、無印良品の持続可能な取り組みについて説明をいただきました。見せていただいたのは、かわいいホッキョクグマが描かれたTシャツ。これは、気候変動や環境破壊などによって生息が減っている状況にある絶滅危惧種の動物です。ほかにもラッコ、パンダ、レッサーパンダやジュゴンなども。かわいい!このTシャツの売り上げの一部は国際自然保護連合日本委員会に寄付され、買って着ることで、絶滅危惧種を救う取り組みができるのだそうです。また、オーガニックコットンで作られているそうです。農薬の使用による環境負荷が高い綿栽培をオーガニックコットンに変えると環境負荷がすくなるものの、生産効率は低く、生産者にとっては大変な労力が必要です。このような農家を支援する取り組みとして、無印良品は「Tシャツ一枚の販売ごとにコットンの種2つをインドの生産者に無料で提供する」活動を始めたそうです。Tシャツ購入することで、オーガニックコットンの栽培を支援することになるのです。このような消費活動を企業が率先して進めてくれることで、SDGsも大きく前進することを感じました。持続可能な未来に向けた社会システムを構築することが大事です。

また、働き方がフレックスであることも伺いました。企業を支えるのは、ひと。説明してくださったかたは、ヨガのインストラクターもされているそうです。いきいきとした生活を支えるために、さまざまな働き方ができること。これも持続可能な社会のためには、大切な要素であることを感じました。

この店舗には、ホテルも併設されていました。外国人観光客が多く目につきました。ちなみに、この店舗で一番の売れ筋商品は。。。スーツケースなのだそうです!

このあと、帰りの新幹線までの時間を自由に過ごしました。

外国人観光客が多いこと、お店でのSDGsの取り組み、東京銀座の街をSDGsの視点で眺めます。

さまざまな気づき、発見がありました。

JICA地球ひろば、無印良品の皆様、大変お世話になりました。

 

*この研修は、「あさか開成高校国際交流基金」の事業として行っております。

 

世界のリアルを知り考え、行動しよう~ザンビアの子供たちとのオンライン交流・ザンビア編 2023.7.24

7月24日(月)希望生徒20名が、アフリカの国ザンビアに住む子どもたちとオンライン交流をしました。

ザンビアの桜子ムタレさんが教育支援を行っているザンビアの子供たちと交流する中で、「教育の必要性」について、考えを深めるオンラインプログラムです。

自己紹介に続いて、「私のお気に入りのもの」を紹介し合い、仲良くなった後、映像ツアーとして、「ザンビアの街探検」の動画を見せていただきました。ムタレさんが支援する学校の様子やそこで育った子供たちのインタビューを見たり、疑問に思ったことを質問したりする中で、生徒達は「教育の必要性」について考えを深めていきます。

初めて接する、アフリカの子供たちとの交流は、生徒達の心に深く刻まれました。

自分たちに何ができるか、世界のリアルを「自分ごと」として考え、行動していきましょう。

Take Action! あさか開成高校からはじめよう!

本プログラムは、昨年度に引き続き、With the world様のご協力により実施しております。

(With The World HP: https://withtheworld.co/)

関わっていただいた全ての方々に深く感謝いたします。

*本プログラムは、あさか開成高校国際交流基金の「SDGs学習プログラム」事業として行っています。

 

夏のお泊まりブリティッシュヒルズ研修

7月19日20日、希望者20名が、天栄村にある「ブリティッシュヒルズ」に行って、語学学習をしてまいりました。

まるでイングランドにきたような雰囲気に生徒達はわくわくが止まりません。

ここでは、原則すべて英語でコミュニケーションします。

ホテルのチェックインからはじまり、館内ツアー。そしていよいよ英語のレッスンが始まります。

館内ツアーと「リスニング」のレッスンの様子。

おいしいご飯にテンションもあがります。まるでハリーポッターの世界。

自由時間にも自由参加型のレッスンがあります。他の学校の生徒とも交流することができました。

翌日もレッスンが続きます。「SDGs」「シャーロックホームズ」難しかったけど、楽しんで参加できたようです。

とても充実したブリティッシュヒルズ研修となりました。

多様な人・自然の共生について考える~「山の学校」第4回・7月

7月15日(土)山の学校・7月のプログラムを行いました。生徒9名、教員2名が参加しました。

午前のメニューは、あさか開成高校の生徒が先生となって行う「防災ワークショップ」アイスブレークに続き、災害時のポリ袋調理と「竹ひごタワーワークショップ」を担当しました。それぞれのグループごとに、先生の個性を発揮しながら、防災時に必要な知識とコミュニケーションについて学びました。

午後は、国立環境研究所の林先生が担当する「放射能」の授業です。実際に「山の農園」周辺の放射能を測定しました。

放射能について、詳しく学ぶことができました。

そのあと、みんなで、新しくつくる街の学校のネーミングを考えました。

それぞれが考える「○○の学校」とそこに込める想いを話し合いました。

みんなが集まる新たな場所づくりに関わることができて、わくわくする時間でした。

本日も大変お世話になりました。関わってくださった全ての方々に深く感謝申し上げます。

 

 ★この事業は、公益財団法人福島県学術教育振興財団助成対象事業「 学校と社会の連携・協働による”よりよい学校教育を通じてよりよ い社会を創る”カリキュラム開発」(令和5年度・2年目) 研究事業として行っております。

多様な人・自然の共生について考える~「山の学校」第3回・6月のプログラム

6月17日(土)山の学校・6月のスペシャルプログラムを行いました。

「山の学校」は、多様な人々が集い、自然と向き合い、ともに学ぶ中で、これからの未来について考えていく学びの場です。6月の「山の学校」は、本校から、過去最多29名の生徒が参加しました。企業の方々、NPOしんせいの皆様、国立環境研究所の方々、そしてスペシャルゲストとして、ラグビーチーム・浦安D-Rocksからも選手やスタッフが参加し、大いに盛り上がりました。

高篠山森林公園では、まず、あさか開成高校の生徒が先生となって行う「防災ワークショップ」です。学校で勉強した「自助・共助・公助」と「防災ウォーキング」を大人の方たちに教え、みんなで「災害の備え」について学びました。

続いて、NPOしんせいの小針さんの「防災ワークショップ」災害が起きたときのさまざまなジレンマについて、意見を出し合います。さまざまな視点からの意見が出るので、楽しみながら、学び多い時間でした。

お昼も、みんなで一緒にいただきながら、さまざまなお話で盛り上がります。

午後は、浦安DーRocksさん担当の「ラグビー運動会」です。

グループ対抗で行う「運動会」は、大人も子どももみんなホンキモードで、楽しく交流ができました。負けたチームには罰ゲームもあり、恥を捨てて思い切り「キラキラジャンプ」をやりきる大人の姿に大笑い。みんな仲良くなりました。ラグビー体験もあり、パスやタックルにも挑戦。ラグビーが大好きになりました。

そのあとは、「逢瀬ワイナリー」に移動して、交流会です。よさこい部の三人も、よさこいで会場を盛り上げます。

自然の中で、体を動かしながらの交流と学びは、とても楽しい時間でした。

大人も子どもも関係なく、対等な立場として尊重され、それぞれの意見や思いを伝えられる「山の学校」。お互いが刺激を受け合い、これまでとは違った見方、解像度で自然を社会を見ることができるようになります。「平和で豊かな社会」を築いていくために、私たちは学び続けます。

関係された全ての方々に感謝申し上げます。

 

★この事業は、公益財団法人福島県学術教育振興財団助成対象事業「 学校と社会の連携・協働による”よりよい学校教育を通じてよりよ い社会を創る”カリキュラム開発」(令和5年度・2年目) 研究事業として行っております。

プチ国際理解講座~インドについて知ろう

6月13日(火)前期中間考査最終日、参加者が楽しみにしていたプチ国際理解講座「インドについて知ろう」を行いました。希望者20名が参加しました。

 講師として、パリーク喜美子さまとインド出身のラクシュミ ラモラさまをお招きし、インドの文化について、サリー体験やチャイづくり、ヨガ体験を含めて教えていただきました。

 笑顔あふれるプチ講座でした。

 

オーストラリア海外研修

 7月8日(土)~19日(水)、クイーンズランド州ゴールドコースト・ブリスベン近郊にホームステイを含む語学研修に行ってきました。本校のAUS研修としては4年ぶりの開催で、今年度は1年生9名、2年生6名、3年生3名が参加しました。4月から週2時間、事前研修を行い、オーストラリア概要や英会話を学び、本校の説明や福島県、日本のアニメ、相撲、若者文化を紹介するプレゼンテーションの準備を重ねてきました。南半球のオーストラリアは現在冬で、日本では見られない珍しい鳥の鳴き声や、満点の星空など大自然の恵みを満喫しながら、4日間のWisdom Collegeでのバディとの授業参加、3日間の市内観光(Mt Coot-tha lookout, Griffith University, Currumbin Wildlife Sanctuary, etc.)など充実した12日間を過ごしました。Farewell Partyの最後に七夕を紹介し、バディと一緒に短冊に願い事を書いて飾りつけを楽しみました。ホストファミリーとは家族の一員のように、Wisdom Collegeのバディたちとは以前からの友だちのように本当に仲良く接することができ、再会を約束して帰路に就きました。

 保護者の皆様をはじめとする多くの方々からのご理解とご支援に心より感謝申し上げます。

    

    

1学年通信 その11

  4月11日月曜日に入学した我々1年生も、無事夏休みを迎えられそうです。7月18日火曜日には、修学旅行説明会を実施しました。グアムのことについて、色々と質問が出ました。

1学年通信 その10

  7月7日金曜日は、本校20期生、我妻教育実習生の最後の実習日でした。

  「三週間、大変お世話になりました。素敵な先生になって下さい!」 1年1組の生徒より

1学年通信 その9

 7月3日月曜日、生徒指導部主催の薬物乱用防止教室を実施しました。山田善之進学校薬剤師から、サザエさんの磯野波平を例に挙げながら、薬の効用について講義して頂きました。

1学年通信 その8

 7月1日土曜日、進路指導部主催の上級学校見学会(国際医療福祉大学)に1年生8名が参加しました。栃木県大田原市にある広大なキャンパスで、関連職種連携ワークの発表会や、看護学科・視機能療法学科・理学療法学科の実習室など見学することができました。

1学年通信 その7

  6月29日木曜日、進路指導部主催の出前講座・体験型ガイダンスを実施しました。11の講座の中から2講座を受講し、2年後へ向けて進路意識を高めることができました。

1学年通信 その6

  19日月曜日、ブリティッシュヒルズ研修を実施しました。天気が正にイングランドの初夏の様でした。Survival EnglishとIntroducing Japanというレッスンを受け、通常の授業よりもアクティブに活動できました。マナーハウスでのランチタイムも、記憶に残るものでした。

✎探究カフェがはじまっています✎

「総合的な探究の時間の相談」「進路相談」「フリースペース」・・・

NPO法人こども若者ネットワークの3名のスタッフさんのご協力のもと、探究カフェが今年度もスタートしています。地域のサポートもいただきながら探究活動を行う体制も2年目に入りました。

本日は、スタッフさんの自己紹介もかねてミニプログラム「社会課題の見つけ方」が行われました。

1学年通信 その5


  7日水曜日、避難訓練を実施しました。大きな地震の後校舎から火が上がる設定で、全員が無事校庭へ避難することができました。3学年が校庭に集合するのは、コロナ禍以降初めてでした。

『第55回県中支部高等学校野球選手権大会』結果報告

5月31日(水)に開幕した第55回県中支部高等学校野球選手権大会に、春季支部予選と同じく小野高校・船引高校・伊達高校と連合チームとして出場しました。1回戦はヨーク開成山スタジアムにて安積黎明高校と対戦しました。

本校の我妻(3年)が投手として先発し、序盤は相手打線を完璧に抑え込む好投で試合の流れを作りましたが、中盤以降に相手の足を使った攻撃に翻弄され、力及ばず敗戦となりました。この試合では夏に向けて打撃力強化の課題も見えてきたので、夏までの残り1か月でここ一番で勝負できる打撃力を磨きたいと思います。

 

なお、第105回全国高等学校野球選手権記念福島大会も、今の4校での連合チームで出場となります。連合チームと感じさせないほどのチームワークも出てきています。各校の選手たちが夏に躍動してくれることを期待したいと思います。みなさんも応援よろしくお願いいたします。

多様な人・自然の共生について考える~「山の学校」第2回・春

5月27日(土)今年度第2回目の「山の学校」が行われ、3年生8名、教員2名が参加して参りました。

 「ときどき先生、ときどき生徒」のコンセプトに基づき、午前のプログラムではあさか開成高校の生徒が「先生」となり「アイスブレイク」「防災ワークショップ」「ふくしまの郷土料理」を担当しました。

 事前に生徒同士で考えたアイスブレイクは自己紹介や趣味などの話題から始まり、各グループ盛り上がりを見せていました。ポリ袋調理ではその必要性や美味しく炊飯するコツなどを丁寧に説明することができ、小野町の郷土料理「まんがこ」づくりでは福島県の食の魅力もアピールし、今回も好評でした。また、調理の待ち時間にはNTT労働組合の方による「ダイバーシティ(多様性)とインクルーシブ(包括)」についてのワークショップを行いました。 なぜダイバーシティの考え方が必要であるのか、年齢、職業、立場の違う人々と意見を出し合い、多様な価値観を共有することができました。

 午後のプログラムは国立環境研究所の先生方による「里山のフィールドワーク」を行いました。 さとやまを形成する樹木について学び、生き物探しをしました。 前日の雨の影響もあり足場が悪いところもありましたが、 体験的に考えを深めることができました。国環研の境先生による「講義 さとやまにみる自然共生と持続可能な社会」 では皆メモをとりながら熱心に聞き、 積極的に質問もしていました。さとやまと森林の自然環境の違いから、生息する動植物の違いについて学びを深めることができました。

 6月の山の学校は本校から過去最多30名の生徒が参加します。これからも多様な人々が集い、自然と向き合うことで、これからの未来について考えていきます。

 この事業は、公益財団法人福島県学術教育振興財団助成対象事業「 学校と社会の連携・協働による”よりよい学校教育を通じてよりよ い社会を創る”カリキュラム開発」(令和5年度・2年目) 研究事業として行っております。

 
 
 

多様な性から社会のWell-Beingを考える~春の国際理解講演会「LGBTQから考える多様な性と社会」

5月26日(木)全校生徒対象に、令和5年度春の国際理解講演会を実施いたしました。「LGBTQから考える多様な性と社会」と題して、NPO法人共生ネット副代表理事・筑波大学人間系 研究員の渡邉歩様にご講演いただきました。

LGBTQを取り巻く現状、そして、日本の「ジェンダー平等」の課題を知り、「どんな性のあり方でも、お互いが尊重される社会」をつくるためにも、「制度と風土」両面からのアプローチが大切であることを改めて考えさせられる時間となりました。

「違いがあることが社会を豊かにする」という意識を持ち、社会のWell-Being実現に向けて、自分の未来と社会の未来を考え、行動できるグローバル人材になってくれることを期待します。

講演会のあとは、楽しみにしていた座談会を行いました。

渡邉様とお話したいと集まった13名が参加し、和気あいあいとした時間を過ごしました。一人ひとりの質問に親身になって考え答えてくださり、ありがとうございました。

講演会も座談会もとても楽しく、充実した学びの時間となりました。

Well-Being、多様性あふれる社会をめざして、Take Action!あさか開成高校からはじめましょう!

 

 

 

グローバル人材育成~福島県のグローバル化の現状を知り、社会のWell-Beingを考える

5月18日(木)放課後、福島県国際交流協会やさしい日本語コーディネーターの福島哲也様を講師としてお招きし、今年度第1回目のプチグローバルセミナーを実施しました。

1年生~3年生までの希望者23名が参加し、福島様の豊富な海外経験に根ざしたお話に熱心に耳を傾けていました。また、講演のあとの質問コーナーでは、たくさんの生徒が質問をして、大いに盛り上がりました。生徒一人ひとりの質問に、真摯にお答えいただき、感謝申し上げます。

 

 参加した生徒達は、福島県に住む外国人の現状を知り、身近に暮らしている外国人とコミュニケーションを取ることの大切さを感じたようです。今回の講演を機に、世界や身近にいる外国人に目を向け、自分の未来と社会の未来を考え、行動できるグローバル人材に育ってくれることを期待しています。

 

(生徒感想)

・外国と日本の習慣や文化による違いによって、起こりうることを知れて、楽しかったです。日本では、あり得ないようなことが海外では普通だし、逆に、海外では当たり前ではないことが日本では普通で、そのことを忘れないようにしたいです。外国の方には、英語でないとダメだと思っていましたが、必ずしもそうではないし、日本語の方が通じることもあるということが知れたので、もし機会があれば、頑張ってお話ししようと思います。(3年)

・とても情熱的に国際、外国の生活していた時の話を詳しく聞くことができてとてもいい経験になりました。自分の国のことも話されてて、聞いててとても面白かったです。また聞きたいです!(2年)

・わたしは海外に行った経験がないので、貴重なお話を聞くことができました。価値観や考え方に違いがあることは知っていましたが、改めて考えてみると大きな違いがありました。日本に来た外国人が1番理解できる言語は日本語だと聞いて驚きました。また福島さんの講演を聞きたいです。(2年)

・誘われ参加しましたが、行ってよかったと思いました。グローバル化により英語や中国語を話せる人材を求められる中、福島様がおっしゃったように、近くにいる外国人の方と日本語で会話するところからはじめるというやり方も1つの手だなと思います。また「やさしい日本語」については私自身、留学生と学校生活を送ったり遊びに出かけたりしていたため簡単ではなかったことを覚えています。また、日本語で通じないものをどう日本語で、または自分たちの知っている簡単な英語で伝えるかがすごく難しかったです。これからもっと外国人の方と関わる機会が増えると思います。価値観の違いや文化の違いを理解しながら上手く関わっていきたいです。安い飛行機についてもお話頂けてちょっと得した気分でした。(2年)

・初めて参加させて頂いたのですが、たくさんのお話を聞くことができてとても有意義な時間でした。国際関係に強い福島さんのお話は国際人を目指す私にとって絶対に必要なものでした。知識や視点を増やすことができたので今後の国際交流に活かしたいなと思っています。また、ぜひともこのようイベントに参加したいです。本日はありがとうございました。(1年)

・福島県には外国人がたくさんいて、これからもっと在住する人が増えると分かりました。日本と海外の違いを知り驚くことが多くありました。駅などで外国人を見かけることが多いので、ためらわずに声をかけるようにしたいです。(1年)

 

 

Take Action!SDGsアクション宣言~2023あさか開成高校SDGs Day 

本年度も「Take Action!」を合い言葉に、SDGs活動を推進しております。

今年度のSDGs Dayは、委員会からの提案、SDGsを一人一人が意識して行動していくための啓発呼びかけをしております。

4月は、生徒会からの提案

「みんなで意見を出し合い、一緒によりよい学校をつくっていきましょう!」

と呼びかけ、GoogleClassroomを活用して、意見の集約をする活動を紹介してくれました。

 

5月は、国際交流委員会からの提案

「ジェンダー平等について理解を深め、あさか開成高校からジェンダー平等を実現できるように行動していきましょう!」

と呼びかけました。各学年の国際交流委員は、それぞれジェンダー平等に関するポスターを作成し、校内に掲示しました。

あさか開成高校から「SDGs Action !」

#みんなで♥WITH♥  #Well-Being

 

 

『先輩との座談会 2023』

5月17日(水)の放課後に『先輩との座談会』を開催しました。

昨年度も参加していただいた福島大学に在籍する先輩(24・25期生)に加え、今年度は郡山女子大学に在籍する先輩(24期生)にも参加していただけたことでより幅広くアドバイスをいただくことができました。

1年生から3年生まで約40名が参加し、先輩の高校時代の勉強方法や探究活動の成果などについて質問している様子が見られました。特に3年生は志願書の書き方など目の前に迫ってきた本格的な受験についてのアドバイスに熱心に耳を傾けていました。

先輩のアドバイスを受けて、早速翌日から朝のSHR前の30分間を進路学習室にて自習に励む3年生が出てきて、この座談会を開催した意義を感じることができうれしく思いました。その後も毎朝進路学習室に通っている3年生頑張れ~、「継続は力なり」です。

今後も何か先輩に聞きたいことがあれば進路室にぜひ相談に来てください。

平澤麻莉奈さん 塩田優莉さん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

渡邉吏玖さん

岡部桃葉さん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

渡辺莉実さん・平澤愛莉奈さん

自分の足元から主体的に行動できる人になるために~地球に優しい消費推進事業(エシカル消費)・エシカルバスツアー

 今年度、福島県消費生活課との協働プロジェクトとして、本校日本文化部を中心に「地球にやさしい消費推進事業」を行っております。

第1回目は、4月21日(金)放課後。福島県消費生活課の方にお越しいただき、「エシカル消費説明会」を実施しました。「エシカル消費」に興味のある生徒42名(1年~3年希望者)が参加しました。参加した生徒は、熱心にメモを取りながら、話を聞いていました。

5月13日(土)第1回エシカルバスツアーを実施しました。希望者19名(1年~3年)が参加し、オーガニックコットン畑(コットンの種まき)、ザ・ピープル古着回収倉庫(サーキュラーエコノミー学習・古着の仕分け作業体験)、そして、道の駅「ひらた」(地域活性化を学ぶ)を巡るツアーです。

まずは、いわき市小名浜上神白にある「オーガニックコットン畑」に向かいます。被災したいわき市で東日本大震災からの復興を目的として2012年から始まったプロジェクト「オーガニックコットンプロジェクト」を学びました。地域の人と一緒に、放射能の影響の少ないコットンを栽培したいきさつやそこに込められた想いを知ることができました。昨年、一度来たことのある生徒もいましたが、ほとんどがはじめて見るコットン畑。10月に摘み取るかわいらしい「コットン」を想像しながら、今日は、「種まき」をします。今日は、東京・埼玉からお越しのボランティアチームの方と一緒に作業をします。まずは、やり方をレクチャーしていただき、そのあと、種まき作業をしました。初めての経験でしたが、慣れてくると作業もはかどり、2枚の畑の種まきを終えることができました。

午後は、ザ・ピープル古着回収倉庫へ移動して、「サーキュラーエコノミー」の学習と古着の仕分け作業を体験させていただきました。ザ・ピープル代表の吉田様からは、住民主体の循環をつくることや衣服を捨てない仕組みづくり、いろいろな人と一緒に取り組むことの大切さ、茶色のオーガニックコットンに込められた想いなど、貴重なお話をいただきました。また、日本リファッション協会代表の鈴木様からは、「サーキュラーエコノミー」とアパレル業界が抱える環境問題と社会問題について具体的なお話を伺いました。「学んだことを行動に生かしてみましょう」という言葉に生徒達の目が輝きます。お話のあとは、古着の仕分け作業を体験しました。作業をしながら、たくさんの気づきがありました。そして、日頃の消費活動を反省する良い機会になりました。

 

 

第75回春季東北地区高等学校野球福島県大会県中支部予選 結果報告

 4月22日(土)から、第75回春季東北地区高等学校野球福島県大会県中予選が始まりました。今大会は小野高校・船引高校・伊達高校との4校で連合チームを結成して出場しました。

 1回戦の安積高校戦では、中盤まで完璧なゲーム運びでリードしましたが、終盤に強風の影響などでアンラッキーなヒットも重なり逆転負けを喫しました。勝利まではあと一歩でしたが、連合チームとしての公式戦初戦としてはベストゲームでした。

 敗者復活1回戦は郡山東高校と対戦し、序盤からヒットを集められ苦しい展開となりました。そのようなゲーム展開の中でも、諦めることなく全員で3点を奪い返すなど底力を見せてくれました。

 今大会では勝利を挙げることはできませんでしたが、次大会での勝利に向け引き続き努力していきたいと思います。今後も応援よろしくお願いいたします。

 

1学年通信 その4

   4月29日金曜日、ALTカイラ先生の双子の弟のギャレットさんがアメリカから来校しました。兄弟で1年生の英語の授業に参加し、カイラ先生お手製の人生ゲームをしました。ギャレットさんは、1時間で百以上の生徒の英語の質問に答えてくださいました。一番気に入っている日本語は、「火」ということでした。

1学年通信 その3

  22日土曜日に、学年集会を実施しました。入学式以降163名が会するのは初めてでしたが、完璧なバースデイチェーンを作ることができました。

多様な人・自然の共生について考える~「山の学校」第1回・春

 4月15日(土)今年度第1回目の「山の学校」が行われ、3年生4名、2年生4名、教員2名が参加して参りました。NPO、研究者、企業の方々、高校生、教員と、年齢、職業、立場の違う多様な人々が集い、自然と向き合い、これからの未来について考え、語りあうことができる「山の学校」はすばらしい学びの場となっています。今年度はさらに、ふくしま連携復興センター様もレギュラーメンバーに加わり、よりパワーアップしています。内容も、昨年度末に行った「みんなの作戦会議」を経て、「ときどき先生、ときどき生徒」のコンセプトも取り入れ、バラエティ豊かなプログラムにアップデートされております。

 朝の「開校式」のあと、午前のプログラムが始まりました。4つのグループに分かれて、あさか開成高校の生徒が「先生」となって、「アイスブレーク」「ふくしまの里山の恵みの天ぷらと郷土料理」「防災ワークショップ」を担当します。大人の人を前に、緊張した様子の生徒達でしたが、アイスブレークが終わる頃には、みんな笑顔になりました。また、防災時に役立つ「アイラップクッキング」や春の恵み「行者ニンニク」「コゴミ」「タラの芽」「ふきのとう」の天ぷら、小野町の郷土料理「まんがこ」は大好評でした。

午後は、里山のフィールドワークです。境先生と一緒にスプリングエフェメラル(早秋に開花、夏から秋に枯れる)や食べられる植物を探しにでかけました。少し雨が降っていましたが、白い可憐なお花「ニリンソウ」や「カタクリ」に癒やされながら、山を歩きました。「モミジガサ」「アサツキ」「ツクシ」「タンポポ」「ヨモギ」など、里山にはたくさんの食べられる植物がありました。また、森林をよく見ると、管理された森林とそうでない森林があり、人間の活動と森林との関係について考えさせられる時間となりました。

そのあとは、国立環境研究所境優先生の講義「さとやまにみる自然共生と持続可能な社会」です。フィールドワークでみたことが生かされ、より実感として理解が深まる時間となりました。「さとやま」という適度な攪乱をもたらす人の営みが生物多様性を高めるという視点こそが、自然との共生には必要であると感じました。また、「持続可能な農業」や「エコロジカルフットプリント」、「デイリーの限界を超えない人間活動の3原則」から、私たちの生活や考え方を見直す必要性を強く感じました。

 地球にすむ仲間として、自然環境と人間社会のバランスを考え、多様な存在がお互いを必要とする社会。そのような社会こそ、「共生社会」「社会のWell-Being」であると感じる、今年度第1回目の山の学校でした。

 出会った皆様方、活動を支えてくださった方々に感謝申し上げます。

 この事業は、公益財団法人福島県学術教育振興財団助成対象事業「学校と社会の連携・協働による”よりより学校教育を通じてよりよい社会を創る”カリキュラム開発」(令和5年度・2年目)研究事業として行っております。

#Well-Being #ときどき先生、ときどき生徒 #共生社会 #エコロジカルフットプリント

 

 

【生徒の感想】

・昨年度から引き続き参加させていただきましたが、あさか開成高校の生徒が先生側にたつということは初めてで緊張もしましたが、NTTの方や国立環境研究所の方がとても優しくて楽しむことが出来ました。ですが、伝えることはこんなにも難しいことだと改めて実感した時でもあり、今までたくさん私たちに教えて下さっていたNTTや国立環境研究所の皆さん、先生方に感謝と尊敬の気持ちでいっぱいになりました。今回は私たちが経験してきた活動をアウトプットする機会ですごく貴重な時間でした。アイスブレイクや料理などでグループの方やグループ以外の方ともいつもより仲良くなれた気がします。座学の時は植物の多様性ということで、人に関しての多様性は学ぶ時が多くありましたが、植物にも多様性があり地球上全てのものに多様性というのが存在していて、決してどれも必要のないものは無いと思いました。  
 次の山の学校にも参加し、もっとたくさんの情報を集めたり楽しく学んだりしてより良い時間にしたいと感じました。(3年SM)

・今回2回目の参加でした。昨年10月に参加した時は「働くってなに」というテーマで、大人の方たちと意見交流をしました。その時も自分と違う立場の方々の考え方を聞けてとても良い活動だと思ったのですが、今回高校生が「時々先生」ということで午前に一応先生になりました。私たちあさか開成高校の生徒は今まで多くの活動に参加し、伝えられることが多くあると思います。今まで覚えたことを同じ高校生だけじゃなく、幅広い世代の方たち、職業の方たちにアウトプットできるいい機会だと思いました。今回は残念ながら時間の都合上出来なかったこともありますが、今後の活動で参加することがあれば伝えて行けたらいいなと思います。(2年YT)

・午前は、私たちが先生の立場で説明をしました。私が社会人の方に教える立場に立ったことがなく、心配もありましたが、皆さんが優しく受け入れてくださいました。アイスブレイクがとても盛り上がり、その後の料理でも色々な会話をしながら楽しく行えました。たくさんの山菜の天ぷらがおいしかったです。人間の多様性だけでなく、植物、動物、虫との共生や多様性が大切だと思いました。何度も山の学校に参加していますが、毎回、多くの人の支えや協力がないと成り立たない大切な活動だと感じます。本当に皆さんに感謝です。次もぜひ参加したいです。(2年YM)

1学年通信 その2

  1年生も今週から本格的に授業が始まりました。通常は制服で授業を受けますが、心電図検査が行われた19日水曜日には、中学校のジャージで授業を受ける非常に稀な授業風景がありました。その一葉です。

『第75回春季東北地区高等学校野球福島県大会県中支部予選の組合せ』

4月22日(土)より、第75回春季東北地区高等学校野球福島県大会県中支部予選が開幕します。

今大会につきましては本校と小野高校・船引高校・伊達高校の4校で連合チームを結成し出場します。

4月15日(土)から連合チームとして練習試合に臨み、初勝利も挙げることができました。

まだまだ課題も多いですが、チームとしてのまとまりも出てきましたので、大会で各校の選手達が躍動することを期待したいと思います。

今後も応援よろしくお願いいたします。

 

 

1学年通信 その1

 10日月曜日、校長先生より163名の入学が許可されました。

 11日火曜日には、対面式と部活動紹介が行われました。先輩方、大変お世話になりました。

☆野球部グラウンド完成☆

今年も例年と同様に、3月末に学校の予算からグランドに黒土を入れていただきました。

現在は野球部員も少なくなり、選手とマネージャー4名で2日がかりで黒土を広げ、ローラーをかけて仕上げました。部員たちも、完成したグラウンドを見て、達成感を得た様子でした。

日頃練習できるグラウンドや、黒土を準備していただいた学校にも感謝の気持ちを持って、これから日々精進していきたいと思います。

今シーズンもすでに3月上旬より練習試合が始まり、4月22日(土)からは春季東北地区高等学校野球福島県大会の支部予選が始まります。

春の1勝に向けて、部員と一丸となって突き進んでいきます。

どうぞ応援よろしくお願いいたします。

 

総合的な探究の時間 「進路別キャリア講座」 ~1年~

3月17日(金)に1学年対象とした総合的な探究の時間「進路別キャリア講座」を実施いたしました。

生徒のアンケートをもとに、11の講座を開設し、講師の先生をお招きしました。講師の先生から実際に働く現場での生の声をお伺いすることができる貴重な機会となりました。

講座及び講師の先生は以下の通りです。 

 ①子どもに関わる仕事:あい・サポ保育園園長 大越洋子 様

 ②地域医療(看護師など)に関する仕事:あさかホスピタル看護部ナースディレクター 河野千秋 様

 ③医療(リハビリなど)に関わる仕事:郡山健康科学専門学校 髙野真一 様

 ④心理学に関する仕事:福島学院大学福祉学部福祉心理学科助教 千葉浩太郎 様

 ⑤理容・美容に関わる仕事:(有)ジョイ商事専務取締役 中島正裕 様

 ⑥建築・製造・ものづくり・デザインに関する仕事:(有)久保木畳店 久保木史朗 様

 ⑦コンピュータ・ITに関する仕事:WIZ国際情報工科自動車大学校 香西梨沙 様

 ⑧食に関わる仕事:夢成株式会社 代表取締役 鈴木厚志 様

 ⑨ホテル・ブライダル・旅館の仕事:郡山ビューホテル(株)広報企画課 竹田カレン 様

 ⑩国際関係・外国語を生かした仕事:(株)JTB教育営業課長 酒井雅人 様

 ⑪福祉に関わる仕事:特別養護老人ホームうねめの里施設サービス部長 逵乃介 様

 

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

講義を通して、職業人として求められること、実際の仕事の厳しさや苦労、その中に見出す喜びやうれしさなど、書物では得ることができないことを生徒達はしっかりと心に刻むことができた様子でした。その後は全体会として各講座ごとの報告を行いました。報告者もそれを聞く生徒も真剣に取り組み、とても有意義な時間となりました。

1年生のみなさんはこの経験を生かし、春休みに進路研究を深め、自分の進路実現のための第一歩として欲しいと考えています。ぜひ有意義な春休みにしてください。

最後に、講師の先生方の熱意に溢れる講演ありがとうございました。

主権者教育を実施しました~1学年・2学年

3月16日(木)5・6校時、1学年2学年合同で「主権者教育~18歳で有権者になるみなさんへ~」を実施しました。

本校では、「社会に参加し,自ら考え,自ら判断する主権者を育てること」を目指して,若者の政治意識の向上や
将来の有権者である生徒の意識の醸成のために、毎年実施しています。(昨年度は、地震のため実施できませんでしたが。)

福島県選挙管理委員会及び県中地方振興局からも3名来校していただき、本物の記載台や投票用紙、投票箱を使用することで、本格的な模擬投票を経験できます。今回は、「未来の福島県知事選挙」の模擬投票を行いました。事前に、授業で選挙制度や選挙について学んでいるので、模擬選挙を楽しみにしていました。

生徒達は、候補者3名の政見放送を見ることで、それぞれの政策を比較します。選挙権クイズもあり、楽しく見ることができました。そのあと、いよいよ模擬選挙です。選挙管理委員やクラスの書記が、模擬投票作業を行います。福島県選挙管理委員会事務局の方からのレクチャーを受けた後、投票を運営します。一番最初に投票する生徒は、投票箱が空であることを確認します。その後、次々と入場券を提出して、投票用紙を受け取り、記載台で記入をし、投票箱へ投票します。初めての経験の生徒達は少し緊張した様子でした。このあと、本校選挙管理委員会が開票作業を行い、翌日投票結果が発表されました。

 本格的な模擬選挙をを通して、主体的に社会に参加し,自ら考え,自ら判断する主権者たる自覚を持ち、高校生としての学びを充実させてくれることを期待しています。

福島県選挙管理委員会のご協力に感謝申し上げます。