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凜優祭報告② 3年2組
私たち3年2組のクラス企画は、縁日とカジノで、最優秀賞を受賞しました。クラスを半分に分け、ヨーヨーや輪投げが体験できる縁日と、まるでラスベガスの様なトランプやルーレットを楽しめるカジノをやりました。想像以上に学年問わず大人気で大盛り上がになりました。
仮装のテーマは、アナと雪の女王でした。女装をして女の子の気持ちが少し分かった気がします。
クラス看板は、カジノと縁日の2種類を作りました。カジノではトランプやダーツの絵を、縁日ではカラフルな屋台を描きました。ほかのクラスの人達にも好評だったのでよかったです。
凛優祭は全学年・全生徒が一丸となって作り上げる最高のお祭りです。一人一人の努力が、工夫が、皆を楽しませる味付けになります。高校生活1番の思い出を、凛優祭で作りましょう。
サステナブルブランド国際会議 student ambassador 東北大会に参加しました
10月15日(土)本校生徒4名が、サステナブルブランド国際会議 student ambassador 東北大会に参加しました。
日本大学工学部を会場に、東北各地からたくさんの高校生が集い、「サステナビリティ(持続可能性)」をビジネスに取り入れる企業の取組からSDGsについて学び、ディスカッションを通して、学びを深めるイベントです。冒頭の挨拶では、品川郡山市長もかけつけてくださり、激励のお言葉をくださいました。
午前中の基調講演では、プロギングジャパンの常田英一朗様から、フィットネスとゴミ拾いを組み合わせた「プロギング」というイベントを通じて「興味がない人も巻き込んで行うSDGsアクション」について学ぶことができました。「みんながハッピーな社会かつSDGsを達成する」という言葉は、生徒達の活動の大きなヒントとなりました。
午後は、いよいよテーマごとに分かれて、ディスカッションを行います。初めて出会う生徒とうまく話ができるか不安そうな生徒もいましたが、お昼の時間を一緒に過ごすことで、あっという間に仲良くなっているようでした。
本校の分科会では、「TRAVEL×MORE」(郡山中央交通株式会社様)、「SDGsと報道」(福島民報社様)について、それぞれお話をいただいた後、グループごとにディスカッションを行いました。本校生徒のグループのテーマは、「新聞社と一緒にSDGs実現へ活動するとしたら何をしたいか?」です。それぞれのグループごとにいろいろな意見を出し合います。企業の講師の方や学生メンターからもアドバイスをいただき、考えを深めていきます。
ディスカッションの内容を模造紙にまとめて、グループごとに発表しました。他のグループの発表のよかったところや感想をメモしながら、聞きます。
それぞれのテーマごとに代表発表のグループを決めて、全体会で発表しました。
学生メンターや講師の先生方から、多くの学びが得られた1日でした。
このあと、本日の学びを生かし、全国大会を目指して論文を作成します。
関係されたすべての方々に深く感謝申し上げます。
あさか開成高校からはじめる SDGsアクション!
(生徒の感想より)
・SDGsの1つの項目は他の他の項目も関わっているためゴールが難しいという言葉で、ひとつを解決しても意味が無いのかなと感じた。グループディスカッションでは90分という短い時間だったが、簡単な探究活動のようでとても楽しかった。他の人の話は、私にはない考えで視野を広くして考えているなと思った。これからを担う世代の人が集まり、他県の人と交流することで話の深め方や進め方がわかり大きな学びとなった。
・私はこの行事に参加してSDGs についてもっと詳しく知ることができました。自分が毎日あってる人ではなく、他校や初対面の人と話し合って、考えをまとめて発表するという貴重な体験は、他のところではできないと思うので、SDGSに関心のある人人はぜひ参加して欲しいです。
・自分達が主体となって企業と協力し、地域の課題やSDGsの問題に取り組む事で、世界がより良くなることを学べた。
SDGs Day(10月)『平等で公正で、質の高い教育を受けられていることに感謝しよう』
10月17日(月)はSDGsDayです。今月は、2年1組からの提言です。
お昼休みの放送で「世界には、教育を受けられない子どもがたくさんいます。その現状を知り、私たちが質の高い教育を受けられることに感謝して過ごしましょう。」と全校生徒にむけて伝えました。
生徒達は、国際部のGoogleClassroomにより、世界の教育の現状を伝える動画を視聴し、感想を入力します。
教育とは何か、考えるよい機会になっています。今月、一年生は国際理解講座で、ラオスに学校を建てるプロジェクトを行っている宍戸様の講演会が予定されています。この機会に、しっかりと考え、学ぶことの意義を再確認してほしいと思います。
凜優祭報告❶ 有志企画 aenergy
私達aenergyは、1・2年女子4名で結成し、KPOPアイドルのカバーダンス(TWICE、aespa、NMIXX、JYPark)を披露しました。2年生の先輩は、バレエ「オーロラ姫第3章のヴァリエーション」も披露しました。全員で練習する時間がなかったので、1回の練習に集中しました。フォーメンションも1から自分たちで考えて、本番ギリギリで完成させました。本番直前に、急遽もう1曲踊ることになり焦りましたが、なんとか間に合わせました。リハーサルも順調でした。また、イヤカフをお揃いにしてモチベも爆上げしました。しかし本番、まぁいろんなことが起きて完璧なステージではなく悔しかったです。しかし、みんなで最後まで踊り切ることができて良かったです。あんな大きい有志のステージに立てたことがとっても嬉しいし、楽しかったです。ステージに立てたことがとっても嬉しいし、楽しかったです。aenergyのみんなにも感謝です。 カムサハムニダ〜
本校は、自分の思いや考えを表現できる楽しい高校です。1人1人の意見を出せたからこそ、今回の3年に1度の大文化祭を楽しいものにすることができたと思います。皆さん、これから受験を乗り越えなくてはならないと思います。それはとても苦しく大変なことですが、自分が高校生になった姿をモチベーションにして頑張ってください。最後にもう1度言います。あさか開成高校は、本っっっっっ当に楽しいです。
凜優祭報告① 3年1組
私たち3年1組のクラス企画は、「康夫からの挑戦状」と題して迷路を制作しました。積極的なメンバーが企画運営し、非常に完成度の高い迷路が出来てクラス一同大満足です。ホラー要素のある内装で皆様の遊び心を擽る挑戦状になったのではないでしょうか。当日は多くの方にご来場頂き、感謝御礼。クラスの仲を育み、学年の壁を越えることができたクラス企画になりました。
クラス仮装のテーマは「チャイナタウンで働くゲイバーの女たち」で、優秀賞を受賞しました。メンバー全員が異なる体型で、サイズが合わず種類を変えたり、家庭科の目時先生に手伝ってもらいサイズアップしたりと工夫しました。また、可愛くなるためにクラスの女子にメイクをしてもらい、最高の女になれました。普段女装する機会がないのでとてもいい経験になりました
クラス看板は、挑戦状らしくシンプルに仕上げました。クラス企画やクラス発表に力を入れていたので、あまり手の込んだ看板になりませんでした。ですが皆で協力してできたので良かったです。 今年の文化祭は一般非公開でしたが、生徒会が楽しい企画を考え、全校生がひとつとなって楽しむことが出来ました。
第10回『探究カフェ』開催しました
10月13日(木)に第10回目の『探究カフェ』を開催しました。
1年生の探究活動も分野別に分かれ本格化していくこと、2年生は中間発表を行うということで『探究カフェ』のスタッフが各教室を見学しました。生徒の活動の様子を見ることにより、より効果的な指導をするための情報収集を行いました。スタッフも日々勉強中です。
3年生は下級生とのポスターセッションも終了し、いよいよ報告書の作成に入っていくということで、まとめ方や報告書の作成方法などをスタッフからレクチャーを受けていました。また、面接練習に来てくれた生徒もいました。緊張しながらも良い経験になったのではないでしょうか。
『探究カフェ』の最近の流行は「折り紙」です。「折り紙」の世界に魅せられた人がどんどん増加中です。教室にも高度な技術が必要な作品が飾られています。ぜひ作品も見に来てください。
こばてぃ( 小林直輝さん)、もんごー(櫻井龍太郎さん)、いつもありがとうございます。
次回は10月20日(木)です。 ちょっとした疑問・質問にも丁寧にお答えしますので、『探究カフェ』をどんどん活用してください。みなさんのお越しをお待ちしています。
進路だより第5号
進路だより第5号を発行しました。進路だより第5号.pdf
ヤコポ君 躍動す!
今年の6月1日から本校に留学してきたイタリア人のヤコポ君は、日本の伝統文化である剣道に興味を持ち、本校教頭の荒義紀先生ご指導のもと、稽古に励んできました。どこかでその成果を発揮できないか考えていたところ、県南地区高体連剣道専門部の先生方のご厚意により、地区新人大会の際、特別にエキシビションマッチを設定していただけることになりました。
会場前での写真です。荒先生にプレゼントしてもらった特製垂袋を付け、気合いが入っております。
1日目の全日程終了後、いよいよヤコポ君の出番です。戦いに臨む気迫と若干の不安が入り混じった良い表情です。
準備が整い、試合場に入ろうとするヤコポ君。先ほどまでは緊張気味でしたが、対戦相手を前に、覚悟が決まったようです。
ヤコポ君の相手をしてくれるのは、学法石川高校の2選手。どちらも高校から剣道を始めたそうで、顧問の後藤寛明先生から今回の趣旨を説明していただき、相手を務めてくれることになりました。
試合の様子は以下の動画をご覧ください。
試合は2分三本勝負。動画を観ていただけると分かりますが、学法石川高校の両選手がヤコポ君の良いところを上手に引き出してくれています。ヤコポ君も、日頃磨いてきた跳び込み面や返し胴、出ばな小手などを積極的に出していました。
その日の大会に出場した各校の男子選手が試合場後方で観戦していましたが、ヤコポ君が良い技を出すたびに大きな拍手を送ってくれました。それに乗せられるように、ヤコポ君の発する気合いも激しさを増し、素晴らしい雰囲気の中、試合をすることが出来ました。
試合終了後、学法石川高校の選手と記念撮影です(ヤコポ君の両隣が相手を務めてくれた選手)。
観戦していた多くの選手から声をかけてもらいました。まさに、剣道を通した国際交流です。
審判を務めてくださった(左から)金澤克美先生(岩瀬農業)、有賀久芳先生(安積)、正木克也先生(安積)と一緒に写真撮影です。
この場を語る上で忘れてならないのは、先生方への感謝です。公式戦の最中に(翌日も大会)このような機会を設けていただき、審判までかって出てくださいました。さらには、後藤先生から面手拭いのプレゼントもありました。先生方の懐の深さや高校生を思いやる気持ちで、心がぽかぽかと温まりました。
この日サポート役として帯同してくれた本校3年生の櫻井優和君にも感謝です。彼は、本校で培った英語力とボディランゲージを駆使し、試合に向けて稽古に励むヤコポ君を一生懸命指導してくれました。
この企画は、様々な縁とみなさんのご助力によって実現することができました。剣道の持つ魅力や可能性、そこに携わる方々の優しさや愛情に触れることができ、私自身にとっても貴重な体験となりました。
最後に、その後のヤコポ君について。今回の経験が彼の剣道愛に火を付けたようで、自らホストファミリーにお願いし、近隣で行われている稽古会に参加し始めたようです。今月イタリアに帰国しますが、ヤコポ君の修行はまだまだ続きます。
著:剣道部顧問 安藤英貴
令和4年度総合的な探究の時間成果発表会を行いました
9月30日(金)に25期生の総合的な探究の時間成果発表会を行いました。
合計12名の代表による発表はこれまでの取り組み状況の苦労や新たな気づき、解決に向けた方策の提示などがあり、どれも内容の濃いものばかりでした。質問も多く出て活気のある発表会となりました。3年生の勇姿を目の当たりにして1・2年生の知的好奇心にも火がついたかも知れません。先生方も素晴らしい発表に驚きと感動で盛り上がりました。
1年生は探究活動の本格化に向けて、2年生は中間発表に向けて、3年生の今回の発表の良い部分を吸収し、生かしてほしいと思います。来週には他の3年生によるポスターセッションも行われます。3年生の取り組みを引き継ぐことも可能ですので、積極的に3年生の話を聞いてみてください。
今年度はGoogle Meetの活用、講師を招いての講評などの新しい取り組みも多々ありました。成果発表会の開催方法・内容についてより工夫をしていきたいと思います。これからのあさか開成高校、生徒の活動を楽しみにしていてください。
『探究カフェ』開催しました
9月29日(木)に第9回目の『探究カフェ』が開催されました。
3年生は通常授業で、進路活動と探究活動を絡めた相談に来た生徒、フリースペースで折り紙をスタッフにレクチャーしてくれた生徒、自身の探究活動での取り組みの作業をする生徒などが利用してくれました。活用の仕方は様々です。自分なりの空間の楽しみ方を考えてみてください。
『探究カフェ』の効果的な活用についてスタッフミーティングも行いました。生徒のみなさんの学びの支援をしていきたいと思いますので、要望等があれば声をかけてください。
今回はこばてぃ( 小林直輝さん)もんごー(櫻井龍太郎さん)、綾さんの3人でした。ありがとうございました。
次回は10月13日(木)です。 みなさんのお越しをお待ちしています。
令和4年度生徒会役員認証式について
21日の生徒会選挙を経て、本日7名の新役員に校長先生より認証状が交付されました。生徒会長には、2年3組國分葵心さん。副会長には、2年3組小野寺陽泉さんと1年4組難波らんらさん。書記には、2年1組冨塚歩さんと、2年4組増子輝良さん。会計には、2年1組庄子諒太さんと1年1組力丸稜太さんにそれぞれ交付されました。
生徒会長の國分葵心さんより
「この度、生徒会長に任命された國分葵心です。この生徒会役員が一丸となり、皆さんが過ごしやすい学校を目指し尽力していきます。そのためにも、各公約の実現を目指し活動していきます。新生徒会をよろしくお願いします。」
広報あさか開成39号を掲載しました
福島民報社主催 ふくしまSDGs博に参加しました
9月24日(土)25日(日)の2日間、郡山市のビッグパレットふくしまで開かれた「SDGs博」に、本校日本文化部と読み聞かせボランティア部オイガが参加して参りました。
当日は、日本文化部が考案し、平田屋様とNPOしんせい様のご協力で完成した「きぼうのとりまんじゅう」(にんじんパウダーとブルーベリー餡入り)と「ハイブリッド和菓子」、「きぼうのとりクッキー」(にんじんパウダー入りクッキーとよもぎクッキー)が販売されました。また、読み聞かせボランティア部オイガは、SDGs缶バッチづくりと新聞紙バッグのワークショップを行いました。たくさんの方にお越しいただき、たのしい時間を過ごすことができました。販売したお菓子は、両日とも完売しました。
初日には、本校3年生の大和田麗さんが、福島県知事内堀様、あばれる君とのトークセッションに参加しました。2日目には、本校フラ・タヒチアンダンス同好会ALOHAの演舞があり、フィナーレには3年生の箭内佑都くんがステージに上がり、県内の中学生高校生とともに会場を盛り上げました。
県内外の約100の企業・団体が出展するブースに刺激を受け、SDGsを楽しく学び、生活に取り入れることの大切さを改めて感じました。
主催の福島民報社はじめ、本校の取組に関心を持って来てくださった方々、参加してくださった方々、お菓子をお買い上げくださった方々、励ましのお言葉をくださった方々、本当にありがとうございました。生徒の活動の励みになります。
あさか開成高校からはじめるSDGsアクション!
SDGs Day(9月)『毎日当たり前に使っている水について知り、自分の生活を振り返り、改善できることをしよう!』
今月のSDGs Dayの提言は、2年2組からです。『毎日当たり前に使っている水について知り、自分の生活を振り返り、改善できることをしよう!』
私たちは、普段当たり前に水を使いますが、人間が使える地球上の水は地球全体の0.01%しかありません。また、私たちが生活で汚した水を川に流したり、人が使えるようにしたりするためには、もとの水の数倍のきれいな水が必要になります。限りある水を無駄にしないために、節水、洗剤やシャンプーの使用量に気をつけるなど、普段の生活で自分が改善できそうなことを探し、実践してみてください!
AFSホストファミリー募集~募集説明会9月16日17日
留学生として本校で学ぶ生徒のための、ホストファミリーを募集しています。短期でも可能です。
コロナ禍でなかなか海外に行けないこのご時世です。日本にいながらにして、家族まるごと異文化交流できるチャンスです。
ご興味のあるご家庭向けの説明会を実施しますので、興味のあるご家庭は、生徒を通じてお申し込みください。
なお、一般の方向けのオンライン説明会もあります。
詳しくは、こちらをご覧ください。→AFSホストファミリー募集説明会(オンライン 2022年9月 郡山ver) (1).pdf
留学生の生活
ヤコポくん(イタリア)とトラビスくん(タイランド)は、日本の文化を学ぶために、「書道」や「日本の伝統と文化(華道・茶道)」の授業を本校生徒と一緒に受けています。
↓ こちらは、ヤコポくんの作品です。なかなかのセンスだと、先生からお褒めの言葉をいただきました。
↓ こちらは、トラビスくんの作品です。はじめての華道体験で、りんどうの紫色が気に入ったそうです。黄色の花は、マリーゴールドだそうです。黄色と紫のコントラストが素敵です。
留学生がやってきました!
本年度2人目の留学生が本校にやってきました。
トラビス・ガンウォンワッタナくんです。タイランドから来ました。
英語と日本語勉強してきたので、日本語の挨拶もとても上手です。
初日は、先生方への挨拶と全校生徒への挨拶をしたあと、さっそく、本校生徒と一緒に授業を受けました。
ホームルームは、1年3組です。これからの交流が楽しみです。
地域とともに~裏磐梯観光旅行を考える ウォーターエデュケーション日帰り体験ツアー
8月20日(土)21日(日)1年生~2年生の希望者生徒51名、教員4名が「裏磐梯ウォーターエデュケーション日帰りツアー」に参加して参りました。8月3日の大雨で当初の予定が延期になっていたため、待ちに待ったイベントです。
このツアーは、裏磐梯観光活性化協議会様の企画で実施されたもので、裏磐梯地域における誘客の推進につながる、楽しく学べるSDGs学習旅行のプランニングを目的としています。これまで、本校で2回、今回参加した生徒を含め、多くの生徒を対象とした講座(裏磐梯の水環境と多様性)とグループワーク・ディスカッション(裏磐梯でやってみたいこと・楽しくてためになる観光プランを考えよう)を行いました。その学びの中で生まれたアイディアも、今回のツアープランに生かされています。(下の写真が、事前ミーティングの様子です。)
当日は、天気に恵まれ(20日は少し雨に降られましたが)、8:00に学校に集合し、元気に出発です。
グランデコに向かう途中、3日の大雨で道路が崩れている場所をいくつも見ました。ニュースで見た通行止めになった道路は今も通れず、迂回道路を使っていました。これらの姿には、自然の脅威を感じます。
裏磐梯グランデコ東急ホテルに到着すると、午前中のプログラム「百貫清水トレッキング」を案内してくださる、富良野自然塾裏磐梯校の校長先生が笑顔でお出迎えしてくれました。トレッキングの持ち物の確認を済ませ、いざ、ロープウェイで山頂へ。ロープウェイから見える磐梯山を望む絶景に、わくわくが止まりません!山頂に到着するとすぐ、旅する蝶「アサギマダラ」が私たちを出迎えてくれました。その幻想的な風景、海を越えて何千キロもの距離を旅する「アサギマダラ」の姿に、浪漫を感じずにはいられません。まだ、解明されていないことが多いため、捕獲した成虫の翅の半透明部分に捕獲場所等をマジックで記入(マーキング)、放蝶するという方法で個体識別を行っているそうです。可憐な姿に秘めた力強い羽ばたきに感動する生徒達でした。
いよいよ、校長先生から、歩き方のポイントを教えていただき、片道60分の百貫清水トレッキングのスタートです。途中、校長先生と2名のインストラクターの先生からガイドしていただきながら、進みます。ヨツバヒヨドリに群がるアアギマダラの姿や美しいリンドウの花に癒やされながら、ブナの原生林を歩いていくと、360度回転した珍しいブナの木に出会います。さらに、その先のデコ平湿原の木道を過ぎると大きなブナの木がありました。その大きな幹に聴診器を当てると、なんと、低い音で樹液が流れる音が聞こえてくるではありませんか!「一本のブナの木から8トンもの水がわき出る」とも言われています。「森のダム」と言われるブナの自然林の大いなる力に感動する瞬間です。
そして、しばらく歩くと、いよいよ今回の目的地「百貫清水」に到着です。日本百名水の「小野川湧水」の源流部に位置する湧水です。おそるおそる、その湧き出る水を飲んでみると、冷たく、透き通ったおいしさです。試しに持ってきた「郡山の水」と飲み比べてみると、全く違うと確信しました。その昔、百貫(=千五百万円)の値以上に価値があると讃えられたそうです。ロープウェイがなかった時代、この水を求めて、山を登った先人達を思いながら、何百年も越えてきた湧水を味わう一同でした。猪苗代湖に流れる水源地「百貫清水」を後に、来た道を戻ります。大雨で流れた土砂や崩れた道、小川を飛び越え、木道を歩きながら、自然の美しさと大いなる力、そして脅威を感じたトレッキングでした。
ランチは、ホテルのカフェでおいしいチキンカレーをいただきました。トレッキングのあとのご飯は格別で、細身の体で、大盛りおかわりをする生徒もたくさんいました。
午後のプログラムは、小野川湖に移動して「カヌー・SUP体験」です。ライフジャケットを着用して、いざ小野川湖へ!穏やかな湖面で、思う存分楽しみました。インストラクターの楽しくて、ためになるクイズに答えながら、大きな湖を進みます。見えてきた磐梯山の雄大さに息を飲む一幕もありました。
カヌーやSUPの操作にも慣れてきたころ、「みんなでアート」に挑戦です。インストラクターの指示に従い、カヌーを横に連結させて、端のメンバーの手を静かに離していくと,,,なんと、「カヌーでフラワー」ができあがりました。大きな歓声とともに、その姿をドローンで撮影してもらい、「みんなでアート」の完成です。SUPでも、同じように挑戦しました。みんなで協力して作り上げたアートは、楽しい思い出となりました。
体験のあと、小野川湖の生き物たちを見せていただきました。「川エビ」や「カワニナ」、「イワナ」の稚魚の姿に、「釣りもやりたい!」「湖で実際に見てみたい!」の声も。インストラクターから「(餌になる)カワニナがいるから、小野川湖には蛍がたくさん飛び交うんだよ。」のお話に、満点の星空に飛び交う蛍の小野川湖を想像し、うっとりする生徒達でした。そして、この美しい水環境を守ることの大切さを実感しました。また、道中や小野川湖の周辺に咲いていた「オオハンゴンソウ」が多いことにも気がつきました。背の高いコスモスのようなかわいらしい姿の「オオハンゴンソウ」。群生していると、黄色のじゅうたんのようで美しいのですが、この花が「特定外来生物」。つまり、「外来生物法」により、栽培したり、生きたまま運搬したりすることなどが禁止されており、違反すると重い罰則が科せられます。「オオハンゴンソウ」は、北アメリカ原産のキク科の多年生の植物で、日本へは明治中期に観賞用として導入され、 1955年に野生化が確認.されたそうです。繁殖力が強く、在来の植物と競合して駆逐してしまうため、駆除しなければならない植物です。また、裏磐梯には、「ウチダザリガニ」という、特定外来生物もいて、駆除対象となっています。生物の多様性を脅かす「特定外来生物」について考えさせられました。
充実した一日に大満足の生徒達。今回のモニターツアーを通して、何を考え、どのようなアイディアがでるのか、楽しみです。
今回お世話になった「裏磐梯観光活性化協議会」「裏磐梯グランデコ東急ホテル」のみなさまに、深く感謝いたします。
『探究カフェ』開催しました
『探究カフェ』開催しました
9月8日(木)に第8回目の『探究カフェ』が開催されました。
久しぶりの開催ということもあり、 いつもより少し緊張しましたが、 通常どおり生徒の笑顔と活動がみられました。
今回は臨床心理士の七海圭子さんを講師に、ミニ講座「 カウンセリングの最前線 ~心と身体のつながり~」を開催しました。人間関係の問題は「 心」と密接に関わっていること、時には暴力や虐待、 ひきこもりなど様々な社会問題につながることもあるなど、 近年のカウンセリングの視点から社会問題を考えるうえでの心のケ アについてお話しいただきました。30人以上が参加し、 熱心に聞いていました。
放課後にはこわかネットのこばてぃ、 もんごーと談笑する生徒もみられました。また、3年生から面接説 練習をやってもらえたらという意見も出てきました。協力してもらえそうな返事がありましたので自分から積極的に声をかけてみてください。
七海さん、こばてぃ( 小林直輝さん)もんごー(櫻井龍太郎さん)、ありがとうございました。
次回は9月29日(木)です。 みなさんのお越しをお待ちしています。
『第74回秋季東北地区高校野球福島県大会県北支部予選』結果報告
今大会は本宮高校との連合チームとして、県北支部予選に出場しました。夏の大会後から本宮高校と合同練習や、他校との練習試合を通して、チーム強化を図ってきました。大会では1勝を挙げましたが、最終的には敗者復活2回戦での敗退となりました。大会でも試合を重ねるごとに結束が強まり、連合チームとは思えないようなプレーも見せてくれました。両校の選手の今後の成長に期待したいと思います。大会結果は以下の通りです。
福島西高校に勝利し、本校の校旗の掲揚と校歌の演奏が行われました。あさか開成高校の現1・2年生にとっては、公式戦で初めて歌う校歌となりました。この経験を生かして次の大会に向かって、また努力する決意を持った選手達の後ろ姿です。今後とも応援をよろしくお願いいたします。
美しい水環境を未来へつなぐ~水環境保全活動①ヒシ刈り
8月19日(金)1年生4名、2年生6名、3年生4名、教員3名で、猪苗代湖の「ヒシ刈り」と「アクアマリンかわせみ水族館」に行って参りました。あさか開成高校は、6年前から「水プロジェクト」と題し、安積疏水や本校の水源地である猪苗代湖の水環境保全活動を行っています。活動を通して、私たちの生活を支えてくれる猪苗代湖を誇りに思い、郷土愛を育んでいます。さらに、その活動をローカル SDGsの実践につなげています。
さて、今年度第1回目は、猪苗代湖の「ヒシ刈り」のボランティア活動と「アクアマリンかわせみ水族館」の見学をしました。
野口英世記念館の裏手にある「猪苗代水環境センター」に集合した一行は、貸していただいた胴長をはいて、いざ猪苗代湖へ!
みなさんはヒシという植物をご存じでしょうか。ヒシは一年草の浮葉植物で、湖底から茎を伸ばして水面に葉を広げています。ヒシの実は皆さんもご存知の忍者が使う「まきびし」のヒシです。実がついて時間が経つと黒く堅い実が湖岸に打ちあがります。鋭いトゲは堅く、とっても痛いです。今の時期は、実がついているものは少なく、葉がぷかぷかと浮いている状態で、花をつけているものもちらほらとみられました。
近年、猪苗代ではヒシが大量に繁殖しており、ヒシを湖中で枯死させたままにしておくと、根や茎などが腐り、水質悪化の一因となると言われています。また、ヒシが急激に生息地を広げたことにより、昔から生育していたコウホネや希少種のアサザの生息地を奪っています。そのため、毎年猪苗代湖の浅瀬に生育するヒシを刈取る作業を行っています。
胴長を着て、いざ作業場へ向かってみると、ヒシがびっしりと湖一面に広がっていました!!腰まで水につかって、ヒシを絡め取るようにしながら、引き抜いていきます。慣れない手つきで作業を進めますが、思った以上に長いヒシの根っこにびっくり!この根も残ると腐り、水質汚染の一因になります。丁寧かつ、効率的に、ヒシを引き抜き、黄色の採集コンテナに詰め、舟で運び出します。ヒシを刈り取っては運び、刈り取っては運びの大変な作業です。陸でも、刈り取ったヒシを軽トラックに積み込み、畑と作業場所を行ったり来たりと大忙しです。刈り取ったヒシは畑の肥料として利用されます。今回の作業で回収したヒシは、7.7トン。今回行った場所はヒシが繁茂する一部にすぎません。まだまだ岸に沿ってびっしりと生育しています。
そして、2時間後にはヒシはきれいに取り除かれ、湖面が見えるようになりました。しかし、湖面に浮かんでいたのは、木の枝・瓶・プラスチックゴミ…。悲しい現実。
その後、かわせみ水族館見学に行って、水辺の生き物の学習をしました。環境保全の大切さ、美しい郷土を守る使命感を新たにした生徒達でした。
【生徒の感想】一部
・ヒシを初めて見て、想像していたよりも根がとても長かったです。これを巻きとるのがとても難しかったですが、回数を重ねることに少しできるようになりました。根を残してしまうと、そこからまた繁殖してしまうかもしれないためしっかり根まで取ることが大変でした。
・ヒシは繁殖力、成長速度共に早いため、駆除してもまた茂るの繰り返しで、期間の間隔を空けずに一気に駆除する必要があるので、時間がかかる上に、ヒシは取りやすいが故に、すぐ量が溜まって、重くなるので体力をとても使うことがわかった。高齢者が多く若者が少ないので、湖を守るための今後の維持が課題となっていることも学んだ。
・猪苗代に住んでおられる方にどのくらいの頻度でやっているのか聞いてきたところ、毎週金曜日にやっているんだとおっしゃっていた。ずっと中腰でやるので私も腰がきついと感じていたが、高齢の方達は、私以上に犠牲を払ってやってくださっていることを感じて感謝の気持ちでいっぱいになった。地元の方ではない人も参加していて、猪苗代町民として嬉しくなりました。根っこが強くて、定期的に抜かないとひしの実は無くならないと思いました。
・ヒシの奥には漂流物が沢山あり、ほとんどが瓶やプラスチックのものだった。流れつく間に壊れたものの部品だったり、農業で使う土を入れる大きな袋、栄養ドリンクの瓶などを拾った。サンダルや納豆のタレのゴミなど日常生活で出るゴミもあった。しっかりも捨てないことで海や湖を汚していることを目の前で知って、悲しかった。
どんどんヒシを狩っていくうちにヒシだけでなく、流木や瓶、ペットボトルなど漂着物があり、漂着物に邪魔され後半はなかなかヒシ狩りが進まず、ゴミ回収になってしまいました。ヒシだけでなく漂着物も回収して水質を良くして、福島県の猪苗代湖を自慢したいと思いました。
・これまで猪苗代湖の湖水浴場など綺麗な部分しか見てこなかったため現状の把握がいまいち出来なかった。実際、作業を行なったが、奥に遊覧船や水上バイクが走っている様子を見たがその手前にはヒシが湖面を覆っていて、自分達が作業したところの奥のほうにも茂っていて、ヒシの繁殖力の凄まじさを体感した。一緒に作業していた人の話を聞いたが、奥のほうは水深が深く船が入れるが、手前は水深が浅く入れないため手作業で駆除していくしかないと言っていた。そのため過去3回行ったと言っていたが、手作業のため駆除期間の間隔を空けてしまい2週間でやや成長したとおっしゃっていた。ヒシも生物である以上、成長し続けるため駆除の難しさを感じた。加えて、作業仲間の人たちは高齢者の方が多く、和気藹々とした雰囲気が見られた場面もあったが、作業は肉体的で身を屈めるため足・腰にとても負荷がかかるため、ヒシ駆除の裏にももう一つの問題もあるのだと思った。高齢者が多い上に、ヒシを駆除しなければならない、人間と植物の共存は時々難しい一面もあるが、実現するためにボランティアに参加ことに加えて、何か案を考えたいと思った。
Think globally,Act locally.~SDGs東京スタディツアー
8月3日(水)~8日(月)本校主催の「SDGs東京スタディプログラム」を開催しました。コロナ禍により、海外研修の代替事業として企画された、SDGsに関する世界の実情について、英語を使って、英語で学ぶ、体験型のスタディプログラムです。「フィリピンオンラインスタディツアー」「TOKYO GLOBALGATEWAY」「JICA地球ひろば」での学習を含めた計4日間のプログラムです。1年~3年の希望者が参加しました。
***8月3日(水)4日(木)のフィリピンオンラインツアーについては、「世界の現状を知るSDGsスタディツアー~フィリピンゴミ山から見る貧困と環境問題オンラインスタディ」の記事をご参照ください。***
8月5日(金)早朝、郡山駅に集合したのは、1年生1名、2年生2名、3年生14名の合計17名。新幹線で東京へ向けて出発します。午前中に訪れたのは、「TOKYO GLOBAL GATEWAY」。「生きた英語」を体験的に学ぶことができる施設です。
「オールイングリッシュ」の環境でのプログラムに緊張した面持ちの生徒達でしたが、3つのグループに分かれての「チームビルディング」で、だんだんと緊張がほぐれてきた生徒達。伝言ゲームやジュエスチャーゲームで自然と笑顔になってきます。
セッション1は、アクティブイマージョン・エリア。英語で、「SDGs 地球の17の目標を考えよう」というプログラムです。SDGs の 17 の課題について様々なシーンの写真から推察し、問題解決に向けたディスカッションを行いました。ここでも常にエージェントが英語で話しかけてくれます。世界の課題が複合的で正解のない問いであることを再認識することができました。英語で伝えること、英語で学ぶこと、オールイングリッシュの大満足なプログラムでした。
セッション2は、ミッションカードを使って海外で遭遇しうる多様な場面に挑戦する「ホテルゾーンプログラム」。海外で実際に体験するようなさまざまな場面、状況が用意され、生徒たちはすべて英語でやりとりをします。本格的な施設にテンションが上がる生徒達です。ここでもエージェントがたくさん英語で話しかけてくれます。英語でのやりとりにも徐々に慣れてきた生徒達は、英語で伝えることの楽しさを感じている様子でした。
すべてのセッションが終わると、ミーティングルームに戻って、振り返りのグループワークを行いました。ここでの振り返りのおかげで、学びをさらに深化させることができました。半日のプログラムでしたが、自分の英語力に自信をつけた生徒も多く、未来のグローバル人材となるべく、さらに英語力を磨いてくれることを期待します。
午後は、「JICA地球ひろば」を訪れました。世界が直面する様々な課題や、開発途上国と私たちとのつながりを体感できる施設です。JICA青年海外協力隊でケニアに派遣経験がある方からのお話を聞いた後、体験ゾーンを自由に見学しました。SDGsの目標到達度がわかる展示を体験して8年後のゴールに向けて、何をすべきか、それぞれ考えるきっかけとなったようです。
大満足の「SDGs東京スタディツアー」でした。
土日をはさんで、最終日は、学校で振り返りを行いました。プログラムでの学びを発信する活動につなげます。
「8年後の未来に向けて」をテーマに、今回の学びを新聞やポスターで表現することにしました。できあがったものは、9月24日25日にビックパレットで開催予定の「ふくしまSDGs博」で展示したいと思います。できあがりを楽しみにしています。
生徒感想(一部)
・TGGセッションでは、グループでのSDGsに対するディスカッションをすることができた。SDGsだけでなく、数の表現の仕方や発展途上国と発展国のことなど基礎についても学ぶことができた。SDGsについてこれまで、自分はこの問題に対して解決策や思ったことなどどう考えているか行ってきたが、今回は、SDGsと各国に着目し、世界全体が目指すべき目標の再確認を行うことができた。加えて、日本の現状についても考えた。グループでディスカッションをすることにより意見を出したり、それに対する意見の食い違いの発生が起こるのでそれを利用してグループ内で英語で話していくため、あらゆる表現のしかたを思いつくことができた。SDGsは意外と明白に分かれていて、発展国で目指すべき目標が少なく、発展途上国で目指すべき目標がやや多い傾向にあることを学んだ。正解がない問題もあったので他のグループと意見交換をするなかでグループでは出なかった意見が出てきて、このような解決策もあるのかと講師だけでなく他のグループから学ぶこともあった。
・JICA地球ひろばでは、実際JICA職員になりケニアに行った講師の先生がケニアで何を学び何を得たか具体的に話してくれました。 「Usijali Endelea,tu」 スワヒリ語で「心配しないで、前に進むだけさ」という言葉です。この言葉に講師の方は励まされたと言いました。とても印象深い言葉でした。 そして展示の方では、SDGsに関する沢山の展示がありました。ダッシュボードやアクションカードゲーム、5Pについての説明や衣食住のSDGsなど、とにかく沢山ありました。どれもわかりやすくて興味深く、遊びながらSDGsについて学んでいる感じでした。とても面白かったです。
・今回のツアーでは、英会話とSDGsを中心に学んだ。発展途上国と発展国では目標の達成度の高低は明白だが、依然として発展国のなかでも日本のなかでも達成されていない目標は数多くある。一つ一つのゴールは壁が高いものの地球ひろばで学んだ通り、自治体や企業など小さいまとまりでも解決した事例がある。自分個人としても環境によい生活スタイルをすることができる。自分はあるイベントなどに参加することが多く自発で目標に取り組んだことがない。ある商品でも、あるものとあるものを組み合わせたことで不便さが解決した上に利点が生まれて、一石二鳥なものができた事例がある。このように、地球ひろばでは考えることがあまりできなかったが製品や産業など目標の深いところに着目し、考えたことを提案していきたいと思った。
ふくしまの今を知り、発信する~京都光華高校との交流会
8月3日(水)「ふくしまホープツーリズム」で企画された京都光華高校との交流会に参加するため、生徒9名でいわき市に行ってまいりました。
はじめは、それぞれの学校の生徒による「学校紹介プレゼンテーション」です。あさか開成高校は、学校の取り組みとして、障がい者就労支援事業所NPO法人しんせいさまとの協働事業「山の学校」の取り組みや福島の風評払拭のための「食」に関する取り組み、そして、福島民報社「きぼうのとり」を使った震災学習の取り組みを中心に紹介しました。京都光華高校は、京都の学校らしい「日本の伝統文化」を大切にする授業や礼儀を重んじる学校の特徴について、具体的に紹介してくれました。はじめは、緊張していた生徒達でしたが、プレゼンテーションが終わると少しずつ緊張もほどけ、3つのグループに分かれてのディスカッションでは、学校についての質問や震災当時の様子をお互いに話し合い、時間が足りなくなるほどでした。震災のことをあまり覚えていないという生徒も、話しはじめると、思い出すことがたくさんあったようです。福島の外から見る「ふくしま」という視点は、生徒達の新たな見方と考え方につながったようでした。
グループワークの最後には、「きぼうのとり」が両校のこれからのご縁となってほしいと願い、京都光華高校のみなさんに、持って行った「きぼうのとり」にくちばしと「×京都光華」の文字入れを行っていただきました。書いてもらったエコバッグを学校へ持ち帰り、完成させたものを、次の再会の約束としました。エコバッグは、本校の生徒に仕上げてもらいます。
今回の交流会に参加させていただき、ありがとうございました。京都光華高校のみなさま、フィールドパートナーの山口様、ホープツーリズムの皆様、関係された方々に厚く御礼申し上げます。
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交流会のあと、「いわき震災伝承みらい館」で震災学習を行いました。
たくさんの人が犠牲になった薄磯地区の様子を知り、胸がつまる思いがした生徒も多かったようです。また、減災のために海岸の整備された防災緑地の様子や久しぶりの海開きで、海を楽しむ笑顔の人々の様子を見て、復興に向かって力強く歩みを進める被災地に勇気をもらっているようでした。
薄磯海岸は、とてもきれいな砂浜でした。この美しい海、ふくしまを守っていきたいという思いでいっぱいになった生徒達でした。
あさか開成高校からはじめる SDGsアクション!!
生徒の感想(一部)
・あさか開成からは震災の時雪が凄かった地域があったことや震災後の生活の自由が制限された話が出ました。京都の高校生の皆さんからは福島の食材が美味しかった話や震災後に安全が保証されたのになんでまだ中傷的なことを言うのかと疑問に思っていたなどの話を聞きました。それを聞いて、そう思ってくれてた人もいたんだなと嬉しい気持ちになりました。他の県の人に震災の時福島のことをどう思っていたのかを知る機会があまりなかったので、今回参加して良かったと思いました。
いわき伝承館ではどれぐらいの津波がきたのかを実際にみれて改めて災害の大きさを実感しました。また、震災後の人口の変化や施設も詳しく書かれていて勉強になりました。地層について知る機会が今までなかったので目に見てわかる形で展示してあったのがとても印象的でした。
今回の交流会で語り部で話したい内容が増えたので良かったです。
・交流の中で、私が体験したことを思い出しながらお話することが出来ました。一時的に車の中に避難したこと、外で遊ぶことができなかったこと、避難してきた学生を猪苗代町で受け入れたことなど話していく中で思い出したこともたくさんありました。震災伝承館で見た津波の事や放射線のことを忘れていた部分があり、また思い出すことができました。交流の中で改めて、震災の事を風化させないためにも、語り継いでいくことが大切だと感じました。また、たくさん学ぶことができてよかったです。
・福島県産の食材を美味しいと言ってもらえて嬉しかったです。良い雰囲気で楽しく交流できました。私たちも11年たち少しずつ記憶が薄れてきていたので再度思い出したり、友達の話を聞き初めて知ることがあったりとても良い機会になりました。
伝承館では津波や地震、復興についてたくさん学ぶことができました。卒業式の日の黒板が展示してあり、涙が出そうになりました。災害はいつどこで起こるのかわからないのでしっかり逃げられるように対策したいと思います。
東日本大震災を経験していない子供達にも繋いでいかないといけない大きな出来事なので伝えて行きたいです。
世界の現状を知るSDGsスタディツアー~フィリピンゴミ山から見る貧困と環境問題オンラインスタディ
8月3日(水)4日(木)3年生18名、2年生2名、1年生1名が参加して、フィリピンオンラインスタディツアーを実施しました。With The World 様のご協力をいただき、フィリピンイロイロ市のゴミ問題と貧困問題について、映像ツアーと現地の若者との英語による対話交流を通じて学び、世界の問題を自分事として考えるきっかけとするスタディプログラムです。8月3日(水)~8日(月)の東京SDGsツアーを含めた4日間のスタディプログラムの一部として行われました。8月3日(水)~8日(月)の東京SDGsツアーを含めた4日間のスタディプログラムの一部として行われました。
1日目は、事前学習です。まずは、フィリピンイロイロ市の紹介動画を見ながら、フィリピンの町の様子や人の様子、交通や観光名所など、気づいたことをメモしていきます。思っていたよりも発展していてきれいな町並みに、「行ってみたい!」という声も聞こえてきます。フィリピン社会問題ゴミ山の話を聞くつもりだったので、「きれいになったってことかな?」と少しいぶかしげな様子の生徒もいます。明日の交流に向けて、気になったことを英語で表現します。交流で使える英語のフレーズも覚えます。
2日目は、いよいよ「フィリピンオンラインスタディツアー」です。5,6名のグループに分かれて、タブレットをつなぎます。昨日の大雨で電車が運休になり、自宅からの参加者もいたため、少し手間取るところもありましたが、スタッフサポートのおかげで、スムーズに進めることができました。バイリンガルスタッフとのアイスブレーキングから始まり、いよいよフィリピンメンバーとの交流です。英語で自己紹介して、「食」をテーマにした文化交流をします。「まんじゅう」「桃」「じゃがりこ」など日本のおいしい食べ物を紹介します。フィリピンの食べもの「HaloHaloハロハロ」「サテ(串焼き)」も紹介してもらい、おいしいものの話で、会話も弾み、自然と笑顔が増えていきます。
次はいよいよ「イロイロ市」のカラフナン地域にあるゴミ山について、映像とそこに住む高校生から学びます。フィリピンのゴミ処理の不衛生な実態とゴミを拾って生計を立てる(ウェストピッカー)の存在と生活の実態を知るにつれ、昨日見たきれいなイロイロ市の裏側にある影の部分に気づきはじめます。また、そのような状況を改善しようと活動するNGOLOOBの存在を知り、自分たちにもできることがあるのではないかとを考えはじめる生徒達でした。
グループごとに分かれて行うディスカッションでは、映像に登場した高校生がいるグループもあり、話が盛り上がります。英語での表現が難しい場面では、バイリンガルスタッフがサポートしてくれるので、生徒達は聞きたいことをしっかり聞くことができました。「どうしてゴミ山に住んでいるのか?」「政府の対応は?」などの質問に、「生活のためにあえてゴミ山に住んでいる」「イロイロ市の富裕層はゴミ山の存在を知らない。高い壁を作って隠している」「ゴミ山に住む人には、頭痛や下痢などの健康被害がある」などの話を聞き、ゴミ山問題が抱える貧困・政治・衛生問題について考えさせられました。
その後のスラム街を歩くバーチャルツアーでは、生活用水を井戸からポンプでくみ上げる様子や町中にある「サリサリストア」など、リアルな生活の様子を垣間見ることができました。グループごとのディスカッションでは、さまざまな質問や意見が飛び交います。自分が知らなかったことや考えたことを英語で伝える生徒達。英語の表現が難しい場面では、サポートスタッフが手伝ってくれます。最初は、遠慮しがちな生徒達も、終盤になると知りたいことをどんどん聞いていきます。カメラを自宅の外に移して、ライブ中継をしながら、飼っている家畜や自宅周辺の様子を紹介してくれる現地高校生もいて、生徒達はまるでゴミ山に行ったような感覚になりました。フェアトレード商品として紹介されたフルーツジュースのアルミパックを素材にした「アップサイクルバッグ」の説明では、「私たちも持っています!」とすぐにアピール。貧困問題解決のためのフェアトレード商品の購入が大切ということを改めて実感しました。
最後に本日の学びをフィリピンメンバーを含めて全員と共有して、オンラインプログラムが終了です。フィリピンイロイロ市の光と影の部分を知り、多くの気づきと学びを得ることができました。そして、ゴミ山に住む若者たちの、怒りや悲しみよりも、毎日を明るく強く、そして前向きに生きている姿が印象的でした。このような力強い生き方から、私たち日本人が学ぶことも多い気がします。そして、今回学んだ生徒達が、世界の現状を解決するために、自分たちができることは何か考え、これから行動に移してくれることを期待します。
すばらしい学びの場を作ってくださった、With The Worldの皆様をはじめ、NGOLOOBの皆様、関係の方々すべてに厚く御礼申し上げます。
オンライン終了後は、校内でのグループでの学びを全体で共有するための振り返りディスカッションタイムです。グループをミックスして、グループを作り、それぞれの学びを発表します。それぞれのグループでどのような話がでたか、初めて知ったことは何か、何を学んだか。グループごとに共通することもあれば、自分のグループでは出なかった内容もあり、新たな学びを得ることができました。
明日は、東京SDGsスタディツアーです。今日の学びを生かしましょう。
☆生徒の感想(一部)
・今回のオンラインツアーは本当に参加してよかったと思います。SDGsや貧困、ゴミ問題について話すだけでなく、多言語で伝えることの大事さも知ることが出来ました。私たちは国際科学科としてほかの学校ができないような学びに取り組んでいますが、これほどに貴重な体験ができるのはほんとに極わずかです。これを自分の進路に繋げて、もっと他の人とは違った視点、国際的な視点で物事を見れるような人材へと1歩ずつ進んでいきたいです。
・今回のオンラインツアーでは事前学習と比べてイメージがガラリと変わった。フィリピンの中のイロイロ市に焦点を当てたが、最初はビジネスパークなどがあり発展していて良い街だと思ったが、その裏ではさまざまな問題がありイロイロ市が二極化していると思った。その現状を自分たちが知って、交流のなかで現地の方々に質問を投げかけたが何にでも答えていただいて現地の方々のおかげでいろいろな知識を入れることができた。家庭科の授業でもジュースパックで作られたバッグを見たことがあり、前々からフィリピンについて一部のことを知っていたが今回は本格的にフィリピンについて知ることができた。さまざまな問題がある上にイロイロ市の一部の市民の生活が営まれており、その裏ではその問題を知らない人もいる。日本ではあり得ないことだけど、イロイロ市ではあり得ることになっていて、問題の大きさも増し続けるばかりで、SDGsに直結する問題だが解決されないのは、政府や行政が現実に目を背き具体的な政策を具現化しないことが少し要因となっていて、イロイロ市は2018年から2022年のASEAN Clean Tourist City Standard Awardに選出されているがそれもゴミが一つの場所に過剰に集められていて他が綺麗になっているだけで市民の中でも目の前の景色が綺麗か汚いかで分かれる。この問題がスラム・いじめなどのあらゆる要因にもなっているので、その元凶となっているものを素早く解決すべきと思った上にゴミの減量の努力も必要と思った。自分は、オンラインツアーのなかでゴミ山の現状についてとても印象に残った。知らされないことを自分たちに知らせてくれて良い交流となった。
・目に見える情報に囚われず、現地の人々と交流することで、現状を知ることができ、とても貴重な体験をすることが出来た!また、ゴミ山というとても大きな課題を解決するために、若者が主体となって、声を上げている姿にとても感動した。しかし、ゴミ山の問題を解決できたとしても、ゴミ山の有価物を売って生計を立てている人々の今後の生計の立て方など、まだまだ課題が残っているのだとかなり悲しくなり、私達、日本人も1つの海で繋がっているため、他人事には出来ないと改めて感じた。
【延期のお知らせ】8月8日9日ウォーターエデュケーション
8月8日(月)9日(火)に予定していた「裏磐梯ウォーターエデュケーション日帰り体験ツアー」は、過日の大雨の影響により、延期となりました。
8月8日(月)→8月20日(土) 8月9日(火)→8月21日(日) に変更となります。
日時変更により、参加できなくなった生徒は、GoogleClassroomまたは、電話にて、国際部へ連絡をお願いいたします。
承諾書につきましては、プログラムの内容に変更がないため、改めての提出は不要です。
ご不明の点がございましたら、国際部まで連絡をお願いいたします。
世界の人との交流を楽しむ~カナダマニトバ学生とのオンライン交流
7月29日(金)本校で行われた、ヨークベニマル文化財団主催の「カナダマニトバ学生とのオンライン交流」に、希望者5グループ21名が参加しました。
グループごとに自分たちで、テーマを決めて、英語でプレゼンテーションを行ったあと、意見交流を行います。内容は、「日本の風物詩」「日本のアニメ・ゲーム」「日本の文化」「SDGs」「福島県について」など、グループごとに異なります。初めてのオンライン交流に緊張した様子の生徒達も、交流が進むにつれて、笑顔になります。もっと話したい!でも英語が出てこない!この経験が、これからの英語学習のモチベーションになっているようでした。
交流を企画してくださったヨークベニマル文化財団様、カナダマニトバの関係者様に深く御礼申し上げます。
生徒の感想(一部)
・自分の英語力のなさを痛感しました。実際話しを聞いてると何を言っているか理解出来ない所もあり、もっと英語力を磨いてコミュニケーションを取れるようになりたいと思いました。発表は、とても緊張しましたが、練習の時よりも上手く話せたので良かったです。カナダについても沢山知ることが出来たので、もっと理解を深めていきたいと思いました!
・マニトバ州のことや、学校についてよく学べました。また、最初は単語の発音が分からず上手く喋れませんでしたが本番にスラスラ言えるようになってプレゼンが成功できたので良かったです!福島の風評被害の払拭ためにもなったのかなと思います。動画を本当は見せたかったのですが、なかなか再生されずに難しかったのでパワーポイントの使い方や、プレゼンのしかたなど沢山学んで将来プレゼン等で紹介する時に役立てたいです!マニトバ州の皆さんだけではなく他の外国の人と繋がってみたいと思いました!
・自分の地域の魅力を相手に伝えようとすることで、自分が知らなかった魅力的な部分を知ることができ、より福島が好きになりました。また、福島のことだけでなく、他の人たちが、日本の特徴や文化の魅力を伝えているのを見て、そのまとめ方や、表現の方法なども、勉強になりました。カナダのことも、その国の人から教えてもらえて、インターネットから知るよりも、より興味を持って知ることができました。ただ、英語が上手く聞き取れなかったり、話していることがよくわからなかったりしたので、もっと単語を日常的に調べたり、英語を聞いたりするようにしようと思います。
SDGsスタディツアー・海の豊かさを守ろう~アクアマリンバックヤードツアー&海辺の清掃活動
7月28日(木)いわき市のアクアマリンふくしま見学と海辺の清掃活動に行って参りました。春の国際理解講演会で、アクアマリンふくしまの岩田様の、海の生物を脅かす「海洋プラスチック」のお話を受けて、1年~3年の希望者39名が参加しました。
アクアマリンふくしまでは、まず「東日本大震災について」のご講義をいただきました。巨大津波が、アクアマリンふくしまの入り口まで押し寄せた海水やたくさんの生命を守るための行動、それでもなお失われてしまった多くの生命、そしてなによりも、海の生き物の命を守るために力を尽くしたスタッフの方々の熱意に胸を打たれました。
その後6名ほどのグループに分かれて、水族館のバックヤードを案内していただきました。海の生き物たちを守るために水質や水温を調整するたくさんの装置に驚きながら、先ほど聞いた震災被害を思い出します。この電源がすべて失われたとき・・・。目の前の美しい海の生き物たちの命が失われることを思うと切ない気持ちになります。また、生まれたばかりの命や豆粒ほどの海の生き物を慈しみ大切に育てる様子を目にし、スタッフの方々の愛情を感じました。また、春の講演の中で聞いた「ウミガメ」にも会うことができました。この生き物たちを苦しめるプラスチックゴミをなくさなければならないという思いを強くしました。
プラスチック海獣あらわる!!
午後は、場所を松下海岸に移して、海辺の清掃活動を行いました。美しい海岸を目にし、あまりゴミはなのではないかと思ったのもつかの間、ブロックの隙間からたくさんのプラスチックゴミが!!隙間にはさまってなかなかとれないゴミに苦戦しながらも、ゴミを誤って食べる海の生き物を思うと何が何でも取りたいという気持ちに!空き缶やペットボトル、釣りで使った網などたくさんのゴミを拾いながら、私たちの便利な生活で生まれるゴミの現実にがっかりしてしまいます。目の前に広がる美しい海を前に、どうにかして、この海のごみを減らす努力をしなければならないという思いを新たに、郡山に帰ります。
この事業は、福島県学術教育振興財団の助成によって実施された「SDGs学習ツアー」です。ここで学んだことを探究活動に生かしていきます。
あさか開成高校からはじめる SDGsアクション!!
生徒の感想(一部)
・アクアマリンが今の段階まで復興するために1年や2年かかると思っていたが4ヶ月くらいで復興していてその裏でアクアマリンの職員や飼育員のほかに関東の方の動物園や水族館の人の助けがあったり学生の助けがあることで助けられなかった命もあったけど少しでも命を守ることができたことにとても感動したし絆の大切さを感じました。
・実際の津波の映像だったり、職員の方たちがとった行動など沢山の事聞き学ぶことが出来ました。
映像でしか見たことがないので実際に見たらもっと怖いと思うのですが、映像でも鳥肌が立つくらいとても怖かったです。災害はいつ起こるか分からないので、起きた時に自分にできる行動を理解しみんなの命を守りたいです。
・津波の恐ろしさを知った。自分は内陸で育ったため、津波の恐ろしさを知らず、どこか他人事のように考えていた。ニュースなどで見ても、「海辺の方の人は自分たちの地域より被害が大きくて大変そうだなぁ。」と軽く流していた。しかし今回津波によって沢山の人が亡くなり、未だに行方不明者もおり、建物の崩壊なども酷かったことを知れた。今後絶対に起こって欲しくないが、もし11年前のような震災が起こり、復興作業が困難な時、自分は動けて体力のある若者の1人として復興作業のボランティアなどに進んで参加したいと思った。また、もっと震災のことを知り、自分に出来ることを探したいと思った。
・アクアマリンを運営する中で大切な水温を調節したりモニターを見ながら餌を与えたりという一つ一つの動きが運営する上で凄く大事なんだと気付かされました。
・魚の生息域や海の温度に合わせて水槽を管理していたのが印象的でした。魚は繊細でとても大変な作業だと思いました。またウェットスーツがオーダーメイドで体型管理もしなくてはいけないのは、初めて知った事だったので意外でした。
・砂浜の方だけでなく駐車場の方や階段の方に貝殻やタバコのゴミなどが落ちていて拾ってもなくならなくそんなに広い砂浜ではないけど沢山のゴミがあってとても驚きました。そして環境問題の深刻さを身にしみて感じました。
・タバコが多く、また、なんでこんなものが、と思うものも多かったです。海で、出したゴミだけでなく、たまに、道端に落ちているゴミなども、風に乗ってあそこに集まっていくんだろうと思いました。道端でゴミを見つけたらなるべく拾うようにしたいです。
・最初見た時海岸が少し小さい所だったのであんまりゴミがないんだろうなと思っていました。ですが、丁寧に見ていくと段差の隙間に沢山のゴミがありました。飲んだ缶のゴミやペットボトル、肉の入れるプラスチックトレー、網、タバコの吸殻、小さくなったプラスチックの破片など至る所にたくさんのゴミがありました。自分の目で環境問題の現在の状況を見ることができました。たくさんの人にこの活動に参加して欲しいと思います。やはり、自分の目で見て感じることが1番学べると思うので今の現状を知って欲しいです。今日学んだことを活かし、ゴミの処理についてもっと意識して生活していきたいです。
世界の人々とともに未来をつくるために~ブリティッシュヒルズ語学研修
7月26日(火)天栄村にある『ブリティッシュヒルズ』で、異文化体験・語学研修を行って参りました。1年~3年の希望者39名が参加しました。中世のイギリス建築や街並みに囲まれた環境に生徒達のテンションもあがります。今回は、お昼をはさんで、午前と午後の2レッスン。英語だけでなく英国文化を疑似体験することができました。
はじめは、緊張している様子の生徒たちでしたが、レッスンを通して、積極的にコミュニケーションを取ろうとする姿が見られました。元々、英語が好きな生徒たちだけでなく、苦手意識のあった生徒たちにとっても、すばらしい体験になりました。
新型コロナウイルスの影響で、海外研修が中止となったため、昨年に引き続き2年目の実施となりました。海外の経験ができない中で、福島県内で英国の文化・言語を体験できる貴重な機会と考えています。今回の研修も、感染症対策を万全に講じてただき、無事研修を終えられたことに深く感謝いたします。
生徒の感想(一部)
・本当に外国に行ったかのように思えた。全員が英語で会話をしていてとても緊張したが、とても有意義な時間を過ごせた。授業では90分長すぎると思っていたが短く感じるほど楽しい授業だった。英語で質問されて全て英語で答えるというのは難しいところもあったが単語を並べていくだけで伝えることができたのでこれからは文で伝えられるようにしたい。今回、とても貴重な体験ができて良かったと思う。これからもあさか開成の生徒として英語や外国に関わっていきたい。
・英語しか話さなかったし聞き取れない単語も多々あったが、イギリスに留学した感覚が味わえた。貴重な経験が出来たので良かった。
・1時間目はゲームみたいな感じで楽しくできました。2時間目はボランティアについて授業でした。グループに別れてskitをやりました。初めて話す人と同じグループになったけど、3年生がリードしてくれてとても助かりました。
・使う言葉が英語に変わるだけで非日常を味わえた気がしました。思っていたよりもブリティッシュのスタッフの方が話す英語を聞き取ることが出来たので、楽しかったです。講義では、先生とのコミュニケーションを取りながら問題解決をしたりヒントを聞いたりして英語をいつも以上に活用することが出来ました。
・日本語が全く無い環境で積極的な活動ができるかとても不安でしたが、先生はみんなフレンドリーで優しく2講座ともゲーム感覚で楽しむことが出来ました。また、グループ分けで1年生の子とも仲良くなれたのでとても良い経験でした。また、ブリティッシュヒルズに行ける時があれば、是非参加したいです。そして今回よりも積極的に先生に話しかけたり質問をしたりしたいと思いました。
つながるひろがるSDGs~国連 高田実様との交流会
7月26日(火)国際連合連経済社会局で活躍しておられる、郡山市出身ニューヨーク在住の高田実さまをお招きし、交流会が実現しました。本校生徒32名が出席し、高田様との貴重な時間を過ごすことができました。高田様より、国連で働くようになった経緯や国連でのお仕事など具体的にお話いただきました。また、本校のSDGsの取り組みについて、ご助言いただきました。生徒たちは、SDGsゴール7の作成に尽力した高田様のお話に目を輝かせていました。
お忙しい中、本校生徒のためにお話いただき、ありがとうございました。また、交流会実現にご尽力いただきましたみんなのふくしまネットワーク様はじめ関係された方々に心より感謝申し上げます。
なお、本日の交流会の様子が、7月27日にFCTで放送されます。11時30分からの「NNNストレイトニュース」の中で、11時40分頃から取り上げられる予定です。ご都合のつく方はご覧ください。
【生徒の感想の一部】
・今回講演会を聴き、国連という加盟国をまとめ代表する機関で働いている方のお話を直接聴けて、本人から話していただけたので国連を身近に感じながら今の現状課題に関して、その話とリンクさせながら身につけることができた。今回の話は世界規模だけれども自分の規模でもあり、エネルギーは使わないことはできない、だが使うけど別の使い方があると意識を多少変えるだけでも一人一人の多少の意識の違いが重なってその効果は大きくなると思った。今回は、他の機会では聴くことのできないことを知れて、よい貴重な体験となった。
・「差別なくみんな一緒に仕事をする」という言葉がスゴく印象に残りました!今現在争いが起こり怪我をしたり、尊い命を落とす人がいます。また、人種差別が起こっていることも事実です。だから今私たちが出来ることをして、将来そのようなことが少しでもなくなり、色んな人が住みやすい、生きやすい環境が実現できるといいなって思います!
・国連の活動内容や、SDGs7のエネルギーをみんなにそしてクリーンにという内容を中心に、国連の方々が国際的にどのような活動をしているかやSDGs達成のための課題解決策などについて学べました。また、繋がることで広がるというキーワードの大切さについても学べました。
・国境を超えてお仕事をなさっている姿がカッコイイと思いました。様々な国の方と共に仕事をし、考えを深め合うことが出来るのはまさに国連でしか出来ない事だと感じます。学校で行っている取り組みが福島県全体に広がり、そして世界に繋がっていけばいいなと思いました。自分ももっとボランティア活動に参加し、地域の方と考えや価値観を共有し、ボランティア活動の輪を広げていきたいです。
ふくしまの今を知り未来について考える~震災と復興を未来へつむぐ高校生語り部事業
7月22日(金)本校会議室にて、飯舘村の前村長菅野典雄様をお招きして、「3.11震災当事者の軌跡から学ぶ~いま私たちにできること」をテーマにご講演をいただきました。夏休みにもかかわらず、50名を超える申し込みがあり、原子力災害により全村避難を余儀なくされた当時の思いについて、メモをとりながら熱心に耳を傾けていました。およそ70分のご講演でしたが、写真や広告のキャッチコピーを活用したおもしろくてためになるお話で、時間の流れを忘れるほどでした。「第3の転換期」であったという震災・原発事故後の社会。先の読めない時代を生きるために「おカネの世界」から「いのちの世界」「こころの世界」を大切にしなければならないという菅野様のお話に、大きく頷きながら聞く生徒の姿が印象的でした。「までい(真手・全手)」(丁寧に・心をこめて)をスローガンに村の舵取りをし、震災当時住んでいた5700人の村民の生活を守るために、他の自治体や国とも協力して、「おたがいさま」と、相手を責めることなく、前向きに取り組んできた姿から、人としての生き方も学ばせていただきました。「原発事故から何を学ぶか?」「世界スケールで考えると、原発事故はSDGsにも通じる。」生徒一人一人が震災について、そして、世界のあるべき姿について考えを深めるきっかけとなりました。そして、柔軟な発想で取り組んで来られた飯舘村のさまざまな施策から、多方面から物事を捉えることの重要性も感じたようです。
お礼の言葉では、代表の生徒が、「『べっぴん(別品・心優しい気配りができる)』な人になれるように、『本を読み』知識を増やし、柔軟な発想でものごとを捉え、未来に向かって何ができるか考え、行動していきたい。」と、未来への思いを述べていました。
お忙しい中、お越しいただき、素敵なお話をしてくださった菅野典雄様に深く感謝申し上げます。
今を知り、思いを伝える
あさか開成高校からはじめる SDGsアクション! FORからWIITHへ
生徒の感想(一部)
・今日の講演会を聞いて自他の命を大切にしていこうと改めて思いました。私の住んでいる地域では、幸い被害が少なく、震災当時怖いなと思った記憶があまりないのですが、多くの方々がお亡くなりになってしまいその悲しみは計り知れないものだったのだとこの講演を聞いて思い知らされました。
また、様々な広告が印象的でした。フレーズや写真にしっかり意味があって社会問題や「優しい心を持つこと」の大切さだったり、、とても勉強になりました!
・私は今回の講演会を聞いて、心の優しさが本当に重要であることがわかりました。自分に不幸が起きた時に批判することは出来ますが、それは自分を正当化しているだけで何もできません。しかし、心の優しさがあれば、自分の意見をしっかり口にするだけでなく相手の立場を尊重できるので、1番物事を解決する上での近道だと思います。だから私はこの公演を通して心の優しさを磨いて、素敵な人材になりたいです。
・震災当時はまだ小学生にもなっていなかったので当時のことは少ししか覚えていないけど、今回、講演会を聞いて、飯舘村だけでなく、福島県の震災の対応について学ぶことが出来ました。飯舘村は村民全員が避難しなければならない所を、どうすれば村に人を残すことが出来るか考えて、少しでも村に村民を残していたのに驚きました。柔軟な考え方を持って、今の時代の流れを掴みながら生活していきたいです。
・東日本大震災を通して飯舘村であったこと、思ったことを直接聞けてとても貴重な時間を過ごしました。新聞の切り抜きの言葉も今まで気にして見た事もありませんでしたが、今回の講演会で私ももっと広い視野を持って周りの言葉とかフレーズを見てみようと思えました。私は飯舘村の3月11日をあたりまえをありがたいと思う日という所が今日で一番印象に残りました。大地震の後に起こった津波は予想外のもので、亡くなった方も大勢います。私たちが今、当たり前に過ごしている日々は一瞬にして変わってしまうこともあるのです。私も今ある当たり前はありがたいことなのだと思ってこれから当たり前の日々に感謝しながら生きていきたいと思います。
・今日の講演会では、胸を打たれるような、痛むような、あたたまるような、そんなお話ばかりでした。自分の行動を今一度見直したいと今までよりも強く思った。私は興味のある本しか読まないところがあるので自分が読まないジャンルの本を読もうと思った。本を読んで知識をたくわえた方がいい。国語力だけではなくて知識や表現力、想像力をつけたいと思った。
・「までい」の意味を今回初めて知り、これからの私たちの生活にも丁寧、思いやりというのは必要不可欠だと感じました。心に残っているのは「生きているということは借りを作ること、生きていくということは借りを返すこと」といい言葉です。私も今は家族や友人に色々な借りがある分大人になった時にしっかり返して行きたいと思いました。
・今回の講演は主に震災についてだと思っていたけど、新聞などの広告のキャッチコピーをたくさん紹介していただいて心があたたまったり、胸がチクチクするような時間でした。私が特に心に残ったキャッチコピーは''人は一生育つ''です。人間は生きている間学ぶことだらけだと思ったし、何歳になってもたくさん経験をして脳を柔軟にするというお話に心が動かされました。また、べっぴんな国をつくろうという話ではべっぴんと言ったら美人!と考えるけれど、顔とは関係なく気配りができたり相手の気持ちを理解するといった心の綺麗な人のことだということが分かりました。私もそんなべっぴんさんになれるよう、これから頑張っていきたいです。そして、菅野典雄さんが言っていた''迷った時は楽をするのではなく大変な方を選ぶ。経験は宝物になる!''という言葉に勇気をもらいました。私は新たに挑戦するということが怖くどちらかと言えばこれまで楽な選択をすることが多かったので、経験は宝物になる!という言葉を忘れずたくさんのことを経験して様々なことを学んでいきたいと思いました。
SDGsを自分ごととして考える~カードゲーム2030SDGs
7月21日(木)夏休み中ではありますが、プチ国際理解講座「カードゲーム2030SDGs」が本校会議室で行われました。希望者40名が参加し、2030SDGs公認ファシリテーターである小針丈幸様におこしいただき、カードゲームを体験しながら、SDGsについて深く学ぶことができました。
小針様の自己紹介、SDGsについてのご講演をいただいた後、いよいよ「カードゲーム2030SDGs」の始まりです。学年も関係なく、初めて会う人同士のグループで、ゲーム開始です。はじめは、ぎこちない様子の生徒達も、ゲームが進むごとにコミュニケーションが増え、笑顔になっていきます。
このゲームはSDGsの17の目標を達成するために、現在から2030年までの道のりを体験するものです。ゲームの進め方は、それぞれ設定された価値観のもとで、与えられたお金と時間を使い、プロジェクトを行い、目標の達成を目指します。さらに、各グループが行うプロジェクトによって、「経済」「社会」「環境」の世界の状況が刻々と変化します。
ゲームの開始当初は各グループが思い思いにプロジェクトを行ったために、「バランスの悪い世界」になってしまいました。この状況を改善するために、ゲームの後半では、グループ間で協力や取引を行いつつプロジェクトを行うようにした結果、徐々に世界の状況がバランスよくなっていき、目標を達成するグループが増えていきました。
SDGsの目標を達成するためには、「世界全体を考えて行動すること」「価値観の違いを理解し協力すること」「コミュニケーションをとること」などが重要であることを、このゲームを通して学んだようでした。
ゲームのあと、SDGs17の目標のカードを並べました。SDGsのそれぞれの目標に対する自分の思い確認しながら、並べ方、形で表現します。優先順位・カテゴリーなど、グループで話し合って、形を作ります。はじめの時のぎこちなさはすっかりなくなり、仲良く作業を進めます。
このプチ講座で、生徒たちが「SDGs」に対する理解がより深まり、以前よりも「世界」の問題を「自分ごと」として捉え、行動しくれることを期待しています。
本日、すばらしい講演をしてくださった小針様に感謝申し上げます。
あさか開成高校からはじめる SDGsアクション!!
生徒の感想より
・経済、環境、社会の中で1つでも欠けたら世の中が良い方向に進まないので、互いに協力して平和にしていくということが大切なのだと学ぶことが出来ました。カードのプロジェクト内容にはSDGsのことが主に書かれてありそれをひとつひとつ理解することができました。小針さんが言っていた"1人の100歩より100人の1歩"という言葉を胸にし、今後ゴミ拾いなどのボランティア活動があれば積極的に参加したいと思いました。
・物事を自分のためだけにやっていて必ずどこかが残されるということが目に見えて実感できた。実際この世界も先進国ばかりが良い思いをして、発展途上国などが良い思いをできない世界があるということを再認識することができた。
・SDGsに解決に向けて目標を持ち理想の社会を形成していくことで、より良く、住みやすい社会ができていくと思った。各国同士の繋がりもSDGsを進めていくには大事だと気づいた。
・知識を身につけても行動しなければ意味がない!ということが最も印象に残りました。また、SDGsを達成することがいかに大事かを学ぶことができました。特に環境に配慮した製品を購入するようにしたいと思いました。
・SDGsカードゲームは実際の状況とリンクしていて、私たちの行動が世界に繋がりバランスを取っていくことが大切だと実感しました。また、山の学校は私たちにも出来るSDGsの取り組みを行っているので積極的に参加したいと思いました。SDGsには、お金も時間もかかりますが、2030年のより良い地球を目指して行動したいと思いました。
・今回初めて国際部のイベントに参加しました。このように楽しみながら世界の「今」を知ることができるのはとてもよかったです。また機会があれば参加したいですし、このカードゲームの存在をクラスメイトや家族、友人に伝えたいなと思います。
『第6回探究カフェ』開催しました
7月20日(水)に第6回目の『探究カフェ』が開催されました。
今回は夏休みに入ったということ特別企画として”探究”と”日常”を面白くする「まちあるきワークショップ」を開催しました。まずはじめに、「だるまさんが転んだ」をリメイクする活動を通して、そこにどんな意味があるのか、どんな価値を見いだすのかというミニ講義を受けました(探究活動の課題解決型と価値創造型について)。その後、21世紀記念公園 麓山の杜、中央図書館、歴史資料館、(中央公民館)を巡り、ここがこうなったらいいのになと気になった場所の写真を撮りました。学校に戻り、撮影した写真の説明するとともに新しい価値を見出し、表現する活動を行いました。新しい視点や捉え方があり、意義ある時間となりました。
探究相談にも生徒が来てくれました。夏休みを利用しての施設・企業への訪問やインタビューに向けて、あるいは、探究活動の深化をめざして助言を受けていました。
綾さん(鈴木綾さん)、もんごー(櫻井龍太郎さん)とこばてぃ(小林直輝さん)、ありがとうございました。
次回は7月27日(水)の13時から16時です。みなさんのお越しをお待ちしています。
進路だより第4号
進路だより第4号を発行しました。進路だより第4号.pdf
多様な人・自然の共生について考える~「山の学校」第4回・夏
7月16日(土)NPOしんせい様による「山の学校(夏のプログ ラム)」に本校生徒3年生8名、教員2名が参加して まいりました。
前日の雨で、天候が心配されましたが、雨もあがり、山のフィールドワークも予定通り行うことができました。
午前中の山のフィールドワークでは、山の農園西側の森林の特徴を計画図と照らし合わせながら学びました。
山の中にある白い棒は、山の所有者・管理者が示されており、この棒より左側は国有林として、杉や赤松がいつ、どれくらい植樹されたものか、ということが示されています。よく見ると、この棒を境に右側は、広葉樹など様々な種類の樹木があるのに対し、左側は同種類の杉の木が植えられ、森林管理がされているの森林であることがわかります。また、国有林の中には伐採された木が切られたまま、横たわっている木がありました。これは、、「切り捨て間伐」といい、間伐で切った木の多くは値段のつかないものが多く、そのままにされているそうです。切断面の年輪をみると、何年くらい前に切られた木なのかがわかります。
下山後は、みんなで火おこしをして、お昼のカレーを温めるための湯をわかしました。なかなか火がつかず、苦労した場面もありましたが、大人も高校生も一緒になって作業をすすめます。
かまどに火がついた順に、ブルーベリー畑に向かいます。おいしそうなブルーベリーに胸が高鳴ります。みんな夢中で、ほおばります。農薬を使わず育てられたブルーベリーは、甘いものも酸っぱいものも。たくさんのおいしい水と空気と太陽をあびて、おいしさもひとしおです。昨年みんなで作ったプランターには、生命力あふれるズッキーニが元気に育っていました。
外でいただくランチは、 持ってきたお弁当にしんせい様よりいただいたサラダとNPOしんせい自慢の「にんじんおからカレー」です。自然の中でいただくランチはいつもおいしい!
午後は、「森林と持続可能な地域づくり」というテーマで、 国立環境研究所の中村先生のご講義をいただきました。 皆、メモをとりながら熱心に聞いていました。日本の国土の66%を占める森林。20年経った木は、ほとんど二酸化炭素を吸収しないので、あたらしい木を植えなければならないそうです。そのために必要な森林管理が「間伐」と「植樹」です。ゼロカーボン社会に向けて、必要な考え方が「森林吸収源」です。森の持つ多面的な役割を生かしながら、いかに森を管理していくか。二酸化炭素を吸収する「森林」をいかに育てるかが大切であるかがわかりました。また、「森林管理」と「林業」による町おこしとエネルギーの地産地消をめざす「三島町」との協働研究のお話も興味深かったです。
最後に、NTT労働組合さまのご進行 で「働くとは」というテーマで、意見交流をしました。参加は2回目という生徒も多かったのですが、 前回とは違ったメンバーでの交流により、さらに多様な考え知るき っかけとなっていました。
今回もコロナ対策含め、さまざまなご配慮をいただきながら参加させていただき、本当にありがとうございました。 ご参加されたすべての方々に感謝申し上げます。
生徒の感想(一部)
・山登りや、火おこし体験はなかなか出来ることではないので体験することができて貴重な経験になりました。
働く事についてのディスカッションをして、いろいろな大人の方の仕事についての話を聞いたことで、自分の知らなかった選択肢があることや、大変な所、楽しい所などを知ることができて良かったです。これから自分で調べてみて自分に合った仕事を見つけていきたいと思いました。
・間伐について沢山学べました。仕事については、○○さんの言う理不尽や、辛い部分もあるけど、仕事は「組織の一員になる」に心打たれました。今後は受験勉強で忙しくなると思うけど、今日学んだ事を胸にしまって生活したいです。
・森林と持続可能な地域づくりについて、わかりやすく説明していただいて、詳しく理解することができたし、実際に山に登って説明を聞けて貴重な時間になりました。ブルーベリーも美味しくいただきながら、社会人の方と将来の夢や上京した時の話などが出来てとても楽しく自分の視野が広がりました。「働くとは?」というテーマでディスカッションをしましたが、実際に働いている方の考えと私たち高校生の考えの違いや新しい発見などもできてとてもいい経験になりました。お昼のサラダやおやつのムースなど、親切に接してくださった山の学校の方々にも感謝したいです。今回、社会人の方と考えを共有するというのを事前に聞いていて不安な部分もありましたが、皆さん親切にして下さって本当にありがたかったし、とても楽しかったです。今回の経験を自分の進路に活かして、良い人生が切り開けるようにまた頑張りたいです。
第9回 凜優祭に向けて その4
皆さんこんにちは 文化祭実行委員長柴田凌汰です。
さて、皆さんが投票した凛優祭のテーマ曲が決定しました。
1年3組と2年3組推薦の、ミセスグリーンアップルの「青と夏」です。涼しい風吹く 青空の匂いに乗って、準備も進めて行きましょう。
第104回全国高等学校野球選手権福島大会 2回戦結果
7月11日(月)にヨーク開成山スタジアムにおいて、安達高校と対戦しました。
初回に3年酒井のタイムリーなどで2点を先制し試合の主導権を握りましたが、中盤に逆転を許し苦しい展開の中、5回に同じく3年柴田の3塁打で再逆転し、終盤まで緊迫した試合展開が続きました。7回・9回と失点し、追い込まれた最終回にも3年生がヒットで繋ぎ、1点を返しましたが反撃及ばず6ー8で敗退となりました。
何度も満塁のピンチがありながらも、監督が日頃から「粘り強く我慢だよ」と言い続けたことを選手達は体現し、接戦を演じてくれました。選手達のこの1年間の成長を見ることができ、とても嬉しく感じるとともに現チームのベストゲームでした。
学校が終わった後に応援に駆けつけてくれた生徒や先生方、ありがとうございました。また熱い中スタンドで2時間48分間応援していただいた保護者の皆様ありがとうございました。
夏の1勝は来年に持ち越して、明日より1・2年生とまた努力していきたいと思います。
JICA青年海外協力隊ベトナム派遣隊員(福島県出身)とのオンライン交流第1回
7月8日(金)青年海外協力隊2021年度第3次隊の幼児教育職として、ベトナム社会主義共和国に派遣されている、福島県出身の浅田美乃里隊員とのオンライン交流が実現いたしました!そして、これから定期的に交流をさせていただきます。
JICA隊員として派遣されている今だからこそ感じる浅田隊員の思いを知り、共有させていただくことで、視野を広げ、現在の自分にできること、未来のために行動するきっかけとなることを期待しています。
第1回目の今回は、浅田隊員から、ベトナムについて気候風土や文化、生活、JICA青年海外協力隊の果たす役割やベトナムの保育事情など、わかりやすく、楽しく、丁寧にお話いただきました。参加した30名の生徒たちは、初めて知るベトナムの生活に興味津々で、どのお話にも目を輝かせていました。
浅田隊員のお話を受けて、生徒からたくさんの質問が寄せられました。一つ一つの質問に、浅田隊員は丁寧に答えてくださいました。
オンライン交流のあとは、参加した生徒たちだけでフィードバックをおこないました。今日知ったことをまとめたり、ベトナムやJICAの活動、国際協力やSTEAM教育についてなど知らなかったことを調べたり、次回の交流に向けて質問したいことをまとめたりしました。熱心に取り組む生徒の様子から、今回の交流が生徒たちにとって、大きな刺激となったことを感じました。
隊員としての任務でお忙しい中、準備を含めて交流をしてくださった浅田隊員、今回のオンライン交流にご尽力くださったJICAスタッフの皆様に深く感謝申し上げます。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
世界を知り、己を知る
あさか開成高校からはじめよう! SDGsアクション FORからWITHへ!
次回は、10月7日です。楽しみです。
【生徒の感想】(一部)
・今回のお話を聞いて知らないことを沢山学べてとても楽しかったです。JICAについてもほぼ無知だったが、今回で理解が深まり、保育についても沢山知ることができました。個人的に、衛生面が1番気になり、多少の不衛生は免疫になるとは考えますが、不衛生すぎる印象だったので、どう改善していこうかと個人的にも考えてしまいました。
・ベトナムは日本よりも貧困そうなイメージでしたが、今回浅田さんのお話を聞いて、実際は予想していたよりも豊かな生活を送っている事がわかりました。私は海外との文化の違いなどが怖くて、海外への旅行はあまり考えていませんでしたが、実際に行かないと分からないこともたくさんあると知れたので、コロナが落ち着いたら海外旅行に行ってみたいと思います。コロナが落ち着くまでは、今回のオンライン交流などを通して、知識を蓄える事から始めたいと思います。
・私はベトナムと日本の教育方法は全く違うや、保育環境は崩壊しているみたいな偏見を持ったまま講座を聞いていたが、そうではなく、日本と教育は変わりないし、環境は良いとは言えないとこもあったが、子供たちは沢山笑ったり楽しんで遊んでいたりしていたので、ベトナムの保育も良いんだなと思いました。私は日本で保育の仕事をやりたいと思っていたが、案外、外国で保育の仕事をやるのもいいなと思いました。
・本日の講演会で日本とベトナムの違いや共感点などをたくさん知ることができました。ベトナムは朝ご飯を職場に来てから食べ、大人もお昼寝をすると言うことを聞きとても驚きました。日本でもお昼寝をする文化があればいいのになぁと思います。また、浅田さんのように日本だけでなく他の国の文化に触れながら働いてみたいなと思いました。
・ベトナムについて事前学習をしていなかったので、お昼寝文化や、物価が安いことなどに驚きました。また、私が思っていたよりも発展していて、郡山よりもオシャレな感じだったことも驚きました。幼稚園では生活環境や衛生環境が悪いとのことだったので少しでも改善できるといいと思いました。
・将来保育士になりたいと考えているので、ベトナムでの教育方法や日本やベトナムの子供の違いなどを知ることが出来て良かったです!ベトナムは日本よりは貧しい生活をしてるのではないかと考えていたので、豊かな生活をしていていることが分かりびっくりしたし、思った以上に日本と似たような生活をしている事が多いなと感じました。しかし、朝早くに登校してみんなで朝ご飯を食べるという習慣には驚きました。お昼寝文化があることや食べ物が150円~200円で買えてしまうこと、朝ごはんは幼稚園で大人も一緒にみんなで食べているなどたくさんのことを知ることが出来ました。もっと色んな国の教育方法や文化にも興味を持ちました。とても学びの多い時間になり、楽しかったです。次回もぜひ参加したいです!!
・ベトナムと日本の保育の違いはあまり変わらなくて驚きました。変わるところは朝ごはんを食べることや子どもと一緒に考えることなどは違うと思いました。ベトナムの良さがとてもあってすてきでした。コロナが流行った時は地域から出てはいけないなど感染予防をきちんとやっていてコロナにかかった人はあまりいないのがとてもすごいと思いました。日本も見習うべきと感じました。JICAのことを講演の時初めて聞いたのでとても感心しました。JICAで働いたら海外の人とも交流を深められることや自分の経験を他の国で活かせることができると思い少し興味が湧きました。ベトナムの子どもは日本の子どもよりも身体能力がとても高いのがすごいです。最近の子どもはあまり公園で遊んでいる様子を見かけないのでお家で遊んだり、コロナの影響でお外に出れないと思うのでどんどん身体能力が落ちると思いました。ベトナムの子どもたちも日本の子どもたちもベトナムの先生や日本の先生も違いはあるけどその文化に適していると思うととても尊敬するしわたしのいつかそういう人になってみたいと心から思いました。
・本日は貴重な時間ありがとうございました!この講演会で学べたことは大いにあります!ベトナムの教育はSteam教育を主にしてると聞いて調べてみたら日本とは違った教育方法なんだなと思いました。時差2時間はあまりないので身近に感じることが出来ました!将来ベトナムに行ってみたくなりました!フォーが大盛りサイズみたいなのが日本円で150円から200円だと聞いてベトナムに住むことを少し考えました笑
→ 知ることはとても大切ですね。勝手な思い込みで物事を判断するのではなく、自分の目で見て感じたことを大切にしたいですね。みなさんのために準備をしてくださった浅田隊員に感謝しかありません。浅田隊員やベトナムの子どもたちに、みなさんができることはないでしょうか?
『第4回探究カフェ』開催しました
7月7日(木)に第4回目の『探究カフェ』が開催されました。
今回は綾さん(鈴木綾さん)、もんごー(櫻井龍太郎さん)とこばてぃ(小林直輝さん)が来てくださいました。
前回の探究相談は大行列ができたため、今回から予約制となりました。さまざまな解決への糸口が見つけられると大好評です。探究活動に行き詰っている方はぜひお越しください。
そして、今回は教室の飾りつけに協力してくれた生徒がいました。折り紙で探究カフェの空間に彩りを与えてくれました。スタッフとともに折り紙をしている光景は今までにない新鮮な風景でした。探究カフェももう一段階ステップしたようです。このように探究カフェはみんなで作っていくものです。新しい感性で素晴らしい空間を作っていきましょう。
次回は7月17日(木)です。プチ講座も予定されいますので楽しみしていてください。
第9回 凜優祭に向けて その3
みなさんこんにちは、文化祭実行委員会です。
第9回凜優祭テーマ「Break through the limit ~限界突破~」のためのテーマ曲を、下記のように各クラスから募りました。Googleclassroom上で生徒に投票してもらい決定していきます。
2学年『出前講座』
6月30日(木)に2学年対象の『出前講座』を開催いたしました。
大学教授や専門学校の先生方から講義を受けることを通し、より専門的な教育や研究に触れることで、生徒一人一人の進路希望につながる体験的な学習ができ、2年生にとっては夏休み前に進路意識を高めるとても良い機会となりました。
生徒は自分の興味のある2つの講座を選択して受講しました。テーマ一覧は下の通りです。自身の進路希望に関わるテーマ以外でも集中して話を聞き、新たな興味が沸いてきた生徒や講師の先生方の知識を吸収しようとする姿が見られました。2年生にはこの経験を生かして、夏休み中に積極的にオープンキャンパスに参加するなど、早期の進路希望の確立に向けて行動してほしいと思います。
今回来校していただいた講師の先生方、非常に暑い中での講義ありがとうございました。今後の生徒の進路実現につなげていきたいと思います。
本校生徒3名が出演します
本校生徒出演情報です
令和4年7月10日(日)KFB公式YouTubeチャンネル『ときまるTV』に本校生徒3名が出演します。
配信では、日本の投票率が低い現状について、投票率が高い海外の国との比較をしながら話すそうです。
選挙権をもつ生徒も、これから選挙権を持つ生徒も、まずは、「政治に関心を持つこと」が大切です。
「誰も取り残さない社会実現のため」に。
「政治を自分事に」
あさか開成高校からはじめよう! SDGsアクション 「FORからWITHへ」
当日の配信サイトのURLです。ぜひご覧ください。
https://youtu.be/--MY-CQZWg0
第9回 凜優祭に向けて その2
皆さんこんにちは。文化祭実行委員長の3年3組柴田凌汰です。
先日各クラスで提案してもらった13のテーマを、Googleクラスルーム上で投票してもらった結果、第9回凛優祭のテーマが決まりました。
第9回凜優祭のテーマは、3年4組提案の「Break through the limit ~限界突破~」です。新型コロナウイルスの影響で、これまで様々な行事が中止されてきました。そんな中、制限の範囲で校内大文化祭が開催できることになりました。これまでの文化祭とは違い行動に制限がありますが、そんな中でも最大限に楽しんで行きましょう!私も実行委員会長として最善を尽くしますので、皆さんのご協力お願いします。
さて次に、このテーマに合うテーマ曲を選定します。前回同様クラスで1曲選定してもらい、クラスの代表者がGoogleで回答して下さい。その後生徒全員にGoogleで投票してもらいます。
よろしくお願いします。
第104回全国高等学校野球選手権福島大会に向けて
6月21日(火)に組合せ抽選会が行われ、対戦相手は安達高校と決まりました。試合会場はヨーク開成山スタジアムにおいて14:00からの予定となっています。皆様の応援をよろしくお願いいたします。
6月25日(土)には福島大学と練習試合を行いました。夏の本番を想定して、大学生の胸を借りて緊張感を持って試合に臨みました。試合終盤に逆転を許しましたが、最終回に追いつくなど粘りを見せましたが、最後はサヨナラ負けとなりました。タイムリーヒットが数多く出るなど良かった点も多かったですが、反省点を改善し本番の試合に臨みたいと思います。福島大学の選手の皆さん、たくさんアドバイスをいただきありがとうございました。
6月26日(日)には保護者会の主催により、開成大神宮において必勝祈願を行いました。いよいよ決戦の時が近づいてきたと選手達の士気も高まってきたようです。今年もマネージャーが1月から千羽鶴を折り始めて、選手達に向けてのメッセージを完成させてくれました。今年は「躍動」です。グラウンドで選手達が躍動し、9年ぶりの校歌を歌うことを期待しつつ残りの日数を大切に練習に励んでいきたいと思います。一戦必勝!!
キャリア講演会
6月23日(木)の5・6校時に、1・2年生を対象とした「キャリア講演会」を実施しました。講師として株式会社郡山塗装代表取締役の佐藤隆氏、夢成株式会社代表取締役の鈴木厚志氏の2名をお招きして講話をしていただきました。
佐藤隆氏より「郡山塗装の人づくり!~未来予想図をもとに成長し続ける、地域一番店ストーリー~」をテーマにして、人を喜ばせる仕事こそ人の幸福であるということや、社会貢献活動や国際交流など様々な体験を通して視野を広げることの大切さなどを伝えていただきました。
鈴木厚志氏より「楽しんで働く」をテーマにして、夢をもち挑戦し続けることの大切さや、自身の夢として掲げている思いやり溢れる社会の実現のために具体的に取り組んできたことなどの話を伺うことができました。
お二方の講話を拝聴し、生徒たちは自分の生き方や社会人として働くことの意義について、深く考えさせられた様子でした。さらにお二方とも本校の生徒達に失敗を恐れず挑戦することをメッセージとして残していただいたので、ぜひ1・2年生には勉学に部活動、課外活動に意欲的に取り組み、より一層自分磨きをして欲しいと願っています。
地域のために地域とともに ~ 猪苗代湖クリーンアクション2022参加
6月25日(土)猪苗代湖・裏磐梯湖沼水環境保全対策推進協議会主催の「猪苗代湖クリーンアクション2022」に有志生徒・教員が参加してまいりました。
猪苗代湖クリーンアクションが開催されるのは、3年ぶりだそうです。本校では、毎年多くの生徒が参加しているイベントです。それぞれの足で、舟津浜駐車場に集合し、舟津浜一帯の湖岸清掃をしました。日差しが燦燦と降り注ぐ中、時折吹いてくる猪苗代湖から吹いてくる心地良い風に癒されながら、作業をすすめました。
たくさんのゴミが落ちていました。プラスチックゴミやバーベキューの残骸、すべて人間が作ったもので湖を汚していました。それだけでなく、小枝や漂着ゴミも湖を汚していました。人間が作ったもので汚染しないことはもちろんですが、何もしないことが湖を守ることにつながるとは限りません。伸びてきたヨシを刈り取ったり、湖岸に繁茂するヒシや水草を回収したり、地道で大変な作業を続けることで、きれいな猪苗代湖を守っているのです。
本校では、学校の水源地である猪苗代湖の水環境保全活動に取り組んでいます。昨年度も、猪苗代湖の水質汚濁の原因となっているヒシ刈りや水草回収などのボランティアにも参加してきました。実際に体験・経験をすること、活動の中で出会ったすばらしい地域の人たちから、多くのことを学んでいます。
今回、参加した生徒たちも、このイベントで感じたこと、考えたことをこれからの生活に生かしてほしいと思います。
あさか開成高校からはじめよう!SDGs アクション!
【生徒の感想】一部
・猪苗代湖クリーンアクションに参加してみて、改めて自然を守ることの大切さを感じました。プラスチックゴミや木の枝などがたくさん砂浜に落ちており、綺麗な砂浜を取り戻したいという思いがとても強くなりました。袋いっぱいのゴミを見て、達成感と同時にこんなにもゴミが落ちていたことの残念さで複雑でした。これからも猪苗代の綺麗な自然を守っていきたいです!!それと同時にゴミを捨てる人が1人でも少なくなって欲しいと思いました。(2年)
・プラスチックゴミだけでなく、小枝や葉っぱがたくさんあってびっくりしました。このたくさんのゴミや枝が湖の生き物に悪い影響を与えてしまうことにゾッとしました。今回初めてボランティアに参加して、地域の人たちとお話できたり、猪苗代湖の組合があることを初めて知ることができたりして、楽しかったし、参加して良かったなと思いました。(2年)
・猪苗代湖でそこまでゴミが無いと思っていたらかなり見つかって汚染の深刻さがより分かりました。これから自分たちが環境のために、猪苗代湖のために出来ることを1つでも取り組みたいと思います。(2年)
・とても暑かったですが、たくさんゴミを拾うことが出来ました。この活動を通して猪苗代湖を綺麗に保つことに関心を持ったので、来年も積極的に参加したいと思いました!!(1年)
地域のために地域とともに ~ スポGOMI IN 郡山 参加
6月25日(土)KFB福島放送主催の「スポGOMI IN 郡山」に、あさか開成高校教員&生徒有志11チーム32名が参加してまいりました。
スポGOMIは、チームで力を合わせ制限時間内に定められたエリア内でごみを拾い、その種類と量に応じたポイントで競い合う環境美化活動です。
とかく真面目なイメージのゴミ拾いを、スポーツとして、だれでも楽しく参加できるイベントにするとは、なんとすばらしい!
本校国際科学科の今年度のテーマは、「共生」。自然だけでなく、人、地域との共生を含みます。さらに、「環境」と「平和」をキーワードに理解を深めます。このイベントを紹介するや、たくさんの生徒が申し込みをしたいと言っていましたが、すぐに募集が締め切られ、早くに申し込みを済ませた32名の参戦となりました。
当日は、真夏日で、燦燦と照り輝く太陽の元、「ゴミ拾いはスポーツだ!」の掛け声とともに競技開始です。普段見慣れた郡山駅前周辺エリアも、ゴミを探す立場では違って見えます。植木の根元や自動販売機の下まで、這いつくばってゴミを拾います。みな、獲物を探すハンターのようでした。
さて、結果は、なんと!
3位に2年生女子チーム。5位に3年生よさこいチーム。さらに、30位と青年部賞までいただき、ハワイアンズの無料チケットやフルーツセットなど、豪華賞品をたくさんいただきました。
賞に入らなくても、街のみなさんと声を掛け合い、さわやかな汗を流しながら、地域をきれいにできた充実感でいっぱいでした。
熱中症が心配できたが、競技時間短縮や水分補給など、主催者の方々のご配慮があり、楽しくイベント参加できたことに感謝です。
【生徒の感想】一部
・初めてゴミ拾いのボランティアをしたのですがスポーツということで楽しみながらできました。ゲーム感覚でみんなと協力している感じがこのボランティアの醍醐味なのかもしれません。今回が郡山初ということで楽しみながらできるボランティアとして広まってほしいです。(3年)
・とても楽しかったです。いつもゴミ拾いと聞くと、堅苦しい感じがしていたけれど、今回のイベントはスポーツとしてゴミ拾いをやって、グループのみんなと協力して他のグループに負けないようにゴミを楽しく拾うことができました。ゴミ拾いをスポーツにすることで、楽しめるし街も綺麗になるしコミュニケーションが取れるし、いい事がたくさんあるなと思いました。もっと広まって、規模が大きくなって欲しいなと思いました。今回ゴミ拾いをして、駅周辺だけでも結構ゴミが落ちていました。特にタバコの吸殻が多くて驚きました。他にもペットボトルや傘まで落ちていました。ゴミ箱の近くに落ちているものもありました。この事をきっかけに何か工夫出来ることを考えたいなと思いました。ゴミをしっかりゴミ箱に分別して捨てて綺麗な郡山、福島になればいいなと改めて考えるきっかけになりました。また機会があれば参加したいし、もう少し大人になったらスタッフとして参加したいなと思いました。賞がもらえて嬉しかったです!(3年)
・楽しみながら地域に貢献することができてよかった。いつも通っている道を掃除したが、学校に行く時は下をじっくりみることがなくそんなにゴミがないと思っていたが、今回のゴミ拾いで下をじっくり見ていたらタバコの吸殻がたくさんあって少し悲しくなった。学校に行く途中でペットボトルや缶を見つけたら拾ってゴミ箱に捨てたいと思った。結果的に開成から参加したチームのうち4くらいのチームが賞を取っていた。素晴らしいことだと思った。また、イベント運営のスタッフさんや司会をしていたアナウンサーの方に水の差し入れをしている生徒がいて素晴らしい、気遣いのできる人だと思った。見習いたいと思った。来年度以降も郡山でスポGOMIを開催して欲しいと思った。 生徒も先生も積極的に参加して、暑い中でも必死にゴミ拾いをするのがあさか開成の良いところだ。参加したみなさんお疲れ様でした。(3年)
・スポGOMIをやってとても楽しかったです。初め、郡山駅の前だけだとそんなにゴミもないだろうと思っていました。しかしゴミを集めていくうちに大量のタバコの吸い殻があって驚きました。最後にたった約40分くらいの時間で大体60kgもゴミが集まったと聞いて、今まで自分が暮らしてた街の一部分だけでもそんな大量のゴミがあったということに驚きました。もしまた、こういう機会があったら参加してみたいと思いました。(2年)
→運営スタッフに差し入れしていた生徒がいたなんて!!なんて素敵な生徒たちなのでしょう。始まる前にも、熱中症対策のタブレットを、参加する生徒たちに差し入れしてくれる3年生がいました。自分のことだけでなく、周りの人に手を差し伸べ、行動できるあさか開成の生徒を誇りに思います。
第9回 凜優祭に向けて その1
みなさんこんにちは、文化祭実行委員会です。
第9回凜優祭テーマを、下記のように各クラスから募りました。Googleclassroom上で生徒に投票してもらい決定していきます。
SDGsWeek ~平和について考える「沖縄県慰霊の日」
ただいま あさか開成高校SDGsWeek 期間です。
期間中、国際交流委員は、毎日、平和へのメッセージと曲を昼休みに流します。
本日、6月23日は、沖縄県の「慰霊の日」です。沖縄県では、学校などが休みになります。 県民の4人に1人が亡くなった1945年の沖縄戦が終結したとされる日だからです。
本日は、2年4組の国際交流委員が、「沖縄戦で犠牲になった多くの人々の霊を慰め、世界の平和を願う日です。みなさんも、沖縄県に思いをはせ、世界平和を願いましょう。」というメッセージとともに、THE BOOM『島唄』を紹介してくれました。
今年は、沖縄の本土復帰50周年という節目の年です。
平和は当たり前ではないこと。平和であり続けるために、私たちは学び、考え続けなければならないこと。
SDGsWeek中、「平和」について考えを深めましょう。
あさか開成高校からはじめよう!
進路だより第3号
進路だより第3号を発行しました。進路だより第3号.pdf
SDGs Day(6月)『 海洋プラスチック問題を解決するために マイ〇〇を使おう! 』
本日、6月17日(金)は、SDGsDayです。
6 ⽉は 3-1 国際交流委員会からの提⾔です。 5 ⽉ 27 ⽇に行われた国際理解講座「ウミガメへの⼿紙」を受けての提言でした。「講演の中で聞いたプ ラスチック問題の課題。それらの問題を解決するために、自分たちの生活を見直すことから始めましょう。」と、お昼の放送で、全校生徒に呼び掛けました。
夏休みには、いわき方面でのごみ拾いとアクアマリンで海洋生物と海の環境について学ぶツアーが予定されています。応募が殺到し、残念ながら参加できない生徒も出てしまいましたが、これからも積極的に環境について学び、学んだことを行動に生かしていきましょう!
あさか開成高校からはじめよう!
〒963-8018
福島県郡山市桃見台15-1
TEL:024-932-1714
FAX:024-932-4147
mail:
asakakaisei-h■fcs.ed.jp
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