あさか開成 校長雑感

校長より

修学旅行全体説明会、開催

本日、2年生の修学旅行の全体説明会を、保護者の方々にもお出でいただき開催しました。

本年度より、長らくシンガポールであったもの改め、台湾へと行き先を変更しました。台湾への修学旅行は、本校では初めてのこととなります。次年度も行き先は台湾と決定しておりますので、本年度の修学旅行が今後の修学旅行の試金石となることは間違いないでしょう。生徒に異文化をどのように味合わせるかが試されています。

台湾への修学旅行は、シンガポール比べると、飛行機に乗る時間が短いため、ゆったりとしたものとなっております。ちなみに、シンガポールの修学旅行では、最終日は、機内泊となるため、体力的にはきつい面がありました。研修内容では、シンガポール同様、B&Sプログラムが用意されており、現地の学生との交流を通して異文化体験をする機会を設けています。クラス別研修では、小籠包作り体験なども用意されているようです。

食事も、シンガポールと比べると、生徒にとっては食べやすいのでないかと考えています。今回、用意されている料理は、台湾料理、飲茶料理、広東料理、湖南料理とさまざまな中華料理が体験できるようです。中華料理の深さを味わってほしいものです。

最後に、保護者の皆さまには、お忙しい中、説明会にお出でいただき、ありがとうございます。団長として、生徒の安全の確保に留意しながら、思い出に残る修学旅行づくりをしたいと思っておりますので、よろしくお願いします。

期末考査、終了

本日で前期期末考査が終了しました。

前期も残すところ、あと1週間と少しになりました。まずは、生徒の皆さんは、しっかりと期末考査の反省をしましょう。区切りの時は、何事においても、心新たに目標を持ち、前に進むことができます。後期をスムースに発信し、充実したものとするためにも、前期をしっかりと振り返ることは重要です。できたもの、できなかったものを整理し、できなかったことには、「なぜ」の問いをしっかりと持ってください。そして、新たな目標を設定し、果敢に挑戦してください。

残り少ない前期の日程ですが、大切な行事もあります。2年生では、20日(木)に修学旅行の全体説明会が開催されます。今年度は台湾への修学旅行です。修学旅行まで約1ヶ月、しっかりとした準備をしたいものです。保護者の皆さんにも行程などの説明を行いますので、是非とも学校に足をお運びください。そして、21日(金)には、生徒会役員立会演説会、選挙が行われます。生徒会の新役員を決定する大切なものです。高い意識をもって臨んでくさい。そして28日(金)には、校内文化祭、前期終業式となります。前期をしっかりとした形で終了しましょう。

週末の大会

前期期末考査中の連休でしたが、就職希望者の受験と同様、この考査と大会が重なった部活動がありました。考査の勉強をしながらも、時間を決めて練習に励み、大会へ臨みました。

まず、ソフトテニス部ですが、高等学校新人体育大会県中大会へ参加しました。3年生の引退後、新チームとして臨む、最初の大きな大会です。今後、1年間の自分たちのポジションを伺う大切な大会であると定義できます。結果は、女子団体は3位、男子団体は7位となりました。男女とも、初心者が多い中、個人戦では思うように力を出せなかったようです。団体戦では、特に女子団体は大健闘をしたのではないかと感じております。

そして、よさこい部は「うつくしまYOSAKOIまつり」へと参加しました。こちらは3年生引退となる大会でした。ユラックス熱海を会場として、県内外から精鋭の13チームによる本戦に臨みました。結果、上位入賞こそ果たせなかったものの、審査員特別賞をいただいてまいりました。成人チームが多い中、しっかりとまとまり、そして本校のモットーでもある笑顔が素敵な高校生らしい演舞ができたと思っております。

期末考査も、あと1日、がんばれ。

就職試験、始まる

就職希望者の試験日が全員決定しました。一番早い生徒が9月16日(日)で、一番遅い生徒でも今月中に試験が終えることが決まりました。現在、前期期末考査の最中ですが、多くの生徒が考査中、考査直後の試験となったようです。

例年のこととはいえ、いろいろな不安を抱えながら、考査の勉強をすることは大変だと思っています。しかし今年度も、就職希望者は、クラスを越えて連携協力、そして励まし合いしながら、期末考査と就職試験の勉強をよくしており、その両立を果たしています。

受験日が決定したので、それぞれが持ってくる「受験届」に印を押しながら、多くの就職希望者と話す機会を設けています。同じように言うことが、緊張して言葉が出なくなることがあるということでした。そのため、背伸びをせず、自分自身をしっかりと見てもらうことの大切さを話しています。

朗報が届くことを祈るばかりです。

本日より前期期末考査、開始

前期期末考査が始まりました。期末考査は19日まで続くことになります。その間、遅くても13時にはすべてのテストが終わりますので、生徒は普段よりも早く帰れることになります。ご家庭におきましてもご指導をよろしくお願いします。

考査1週間前より、部活動も自粛され、教室で居残り勉強している生徒が目立っています。昨日も、2、3年生を中心に、多くの生徒が、学校が施錠される19時ぎりぎりまで居残り勉強をしていました。1年生も、数こそ少なかったものの、必死に勉強している姿がありました。私が、教頭として本校に赴任した4年前に比べても、考査前、考査中の学校での居残り勉強している生徒の数は、倍増したと感じています。

昨日も、放課後、用事があって2年生の教室をまわっていると、多くの生徒が声をかけてきます。問題の解き方の質問ですが、多くの場合、その期待には応えることができず、一緒に考えたり、周りの生徒に支援を仰いだりします。生徒からは役に立たない先生だと思われているに違いがありません。

考査や受験は、最終的には、誰の力も借りずに一人で頑張るしかありません。しかし、その過程においては、仲間同士、切磋琢磨することも重要だと考えます。私も、高校時代、仲間と放課後遅くまで学校で勉強をしていました。放課後の居残り勉強では、普段、話す機会の人とも仲良くなり、そのおかげで多くの友人ができたとも思っています。

頑張れ、チーム開成、「You can do it」

 

9月の花、第2弾

 

9月の花の第2弾は、授業「日本の伝統文化」の3年生の小林真優さんの作品です。

鮮やかなオレンジ色のケイトウがとても印象的な作品となっています。ケイトウは、夏から秋にかけて咲く花で、花が鶏のトサカに似ていることから「鶏頭」と呼ばれており、それは西洋でも共通で、鶏のトサカという意味の「Cock comb」が英名となっています。そのケイトウを、ニューサイラン、ドラセラを使って引き立たせ、まだ花が咲ききっていないグラジオラスを中央に置き全体を引き締めています。

今回は、花器も重要なアイテムとなっているようです。白の重厚感のある花器が安定感を引き出しているように感じました。

また、生徒に感謝です。

心躍る、国際理解講座

8月23日(木)は3年生を対象とした講演会「福島から世界へ ~国際交流に尽力されている方からの話~」、そして、9月6日(木)は1年生を対象とした講演会「共存とは ~国際協力に取り組む方からの話~」が、国際部の主催のもと総合的な学習の時間の中で開催された。

2つの講演会はテーマこそ変われども、例年、多彩な講師陣をお呼びして学年のクラス単位で実施しているものである。今年も心躍る話が聞けた。3年生を対象とした講演会では、「福島から世界へ」の題からも想像できるように、福島を拠点する企業人が考える国際交流の話であった。講師陣には、ベトナムからの技能実習生の通訳兼相談役をしている方、いわき市でフェアトレードのコーヒー豆を扱っているカフェ経営者、喜多方のお酒をブラジルに輸出しようとしている方など多方面で活躍している方をお呼びした。また、1年生対象の講演会では、国際交流を推進しているJICA二本松の方々などを講師陣として迎え、今後の国際理解の動機付けとなる話を聴いた。

同時進行で展開されているため、一つ一つの講座すべてを聴くことはできないが、時間がある限り、見て回っている。時には、足を止めて、聴き入ってしまうときがある。多くが「なぜ」と疑問符が付くときである。例えば、英語も話せないのに、最初の海外旅行がパプア・ニューギニアだったと聴けば、「なぜ」と反応しまう。その後、その人の生き方そのもの、人生そのものに触れる話へとつながっていく。人にはそれぞれの価値や文化がある。多文化なのだ。心躍る。普段の授業とは違い、生徒たちの目もいきいきと輝いているように感じる。ワクワクしているのであろう。

今年も、残す国際理解講座は、11月8日の国際交流・発表会のみとなった。まとめの時期に入ってきた。

考査、1週間前

前期期末考査が来週の13日(木)より始まる。考査1週間前より、職員室の立ち入りが禁止されるので、昨日より職員室の出入り口で「〇〇先生に質問があります」と声を出している生徒が多く見られるようになってきた。また、放課後、教室を占拠し、グループを作ってお互いに問題を解き合っている様子も見られる。通常とは少し違った活気がこの時期にはある。この時期だけ勉強すれば良い訳ないが、この時期にも勉強しないことは論外である。大きな区切りであることを意識し、自分自身のこの半年の足跡を結果として残してもらいたいものである。

また、例年この時期は、期末考査と就職試験が重なることになる。私のところにも、今週初めより「面接指導お願いします」と数名の就職希望者が来室しており、時間を調整しながら、面接の心構えや模擬面接などを行っている。就職希望者は、夏休み中も毎日学校に来て、進路室で進路研究を熱心に行ってきた。また、応募前職場見学にも積極的に参加し、職場環境をじっくりと見てきた。就職試験は今月の16日(日)より解禁となる。ちょうど考査が終わった直後あたりから、実際の試験が行われるではないかと思っている。現在、生徒は考査に向けての勉強と就職試験の対策と、その両立に向けて頑張っている。大変ではあるがここが踏ん張りどころでもあり、全力を向けて欲しい。朗報が届くことを強く祈るばかりである。

9月の花

まず始めに、今回の台風21号で被害に遭われた方々に、及び北海道での地震で被害に遭われた方々に、心よりお見舞い申し上げます。

 

9月の花を紹介します。今回は、授業「日本の伝統文化」の3年生の折笠悠路くんと8月末よりアメリカより留学してきたヒメナさんの作品です。

使っている花材は一緒で、カーネーション、雪柳、ドラセナの3種類を使用しています。しかし、印象は大きく異なります。折笠くんの作品はダイナミックさを、そしてヒメナさんの作品は繊細で可愛らしさを感じます。2人の作品とも、それぞれの個性を出していると思います。

カーネーションは、花の日に贈る花として有名で初夏の花と思われがちですが、四季咲き性の花で、条件さえ満たせばどの時期でも花を咲かせます。フリルのように波打つ花びらが重なり合い、可愛らしさを感じることができます。2人の作品とも、このカーネーションを良く活かしている作品なのではないでしょうか。ちなみに、雪柳は名前で冬の花と思われがちですが、桜などの花の訪れを告げる花の一つです。でも、今回は、花ではなく葉を上手く利用してます。生け花の奥の深さを感じました。

二人の作品は正面玄関を飾っておりますので、ご来校の際はご覧ください。

今年度後半の高校説明会、始まる

昨日は大槻中学校で、本日は富田中学校で高校説明会が実施され、本校の概況説明を行ってきた。これを皮切りに、今年度後半の中学校主催の高校説明会が各中学校で開催されることになる。

以前にも書いたが、高校説明会は、年々、1学期(6月~7月)での開催が増えてきている。中体連終了後の切り替えをスムースに行って学習を軌道にのせ、高校説明会を経て1日体験入学で志望校に関する考えを深めさせるということだろう。しかし、この後半の開催にも大きな意味がある。夏休み中の1日体験入学で得た情報を整理して、再度志願する高等学校の説明を聞く機会を設け、志望校を確定へと導いていくことである。中学校でも、「受験」という文字がはっきりと見える時期になってきたことは確かである。

本校の概要説明の内容は前半と大きく変わることは変わることないが、前半と比べると、中学生がより集中して話を着ているような感じがする。やはり、「受験」という文字が見え始めたのであろう。中には、身を乗り出して聞く中学生もおり、こちら側も話に熱が入ってくる。そのため、与えられた時間の20分を多少オーバーしまう結果となってしまった。

中学校主催の高校説明会は10月末まで続いていく。そして、11月始めには高校側主催の郡山地区高校合同説明会が実施され、今年度の説明会は終了となる。

最後に、「受験」は身につけた学問を競うことではあるが、本来、学問を身につけることは、他人との戦いではなく自分自身との戦いである。自分自身を鍛えるため、自信を持てることを実践していく。最初は小さな目標でもいい。それをクリアすることを繰り返すことによって自信が芽生えてくる。多くの知識を身につけることで人間として成長し、これから歩む人生が豊かで楽しいものになってくる。中学生や高校生の柔軟な思考ができる時期だからこそ、単に点数のみを追い求めるではなく、学問本来の楽しさ味わって欲しいものである。

センター試験、出願説明会

昨日、15時45分より、大会議室で、平成31年度の大学入試センター試験の出願説明会が開催されました。大学入試センター試験は、平成31年1月19日(土)、20日(日)に実施されることになっています。今年度の3年生は、80名を越える生徒が大学入試センター試験に挑む予定になっています。

多くの生徒が、入試のための書類作成は初めての体験になるのではないかと考えています。受験パターンの確定、志願票の作成、検定料の振り込みと、説明をしっかりと読み、間違いのないように作成し、期限までに提出できるようにしてください。それが、これからの個別の大学・短大への入学願書の作成・出願にもつながっていくと考えています。

「受験」という文字が、しっかりと見える季節となってきました。9月13日からは前期期末考査も実施されます。2つのものは、別々のものではありません。まずは、前期期末考査で、しっかりとした学習のまとめを行ってください。

We can do it.

福島 沖縄まつり、開催

9月1日・2日と、郡山駅前、開成山公園野外音楽堂で、「第2回 福島 沖縄まつり」が開催されました。このイベントは、福島と沖縄の歴史的なつながりをたくさんの人に知ってもらうために開催されたものです。このイベントを盛り上げるために、本校よりよさこい部「開成舞彩」の2・3年生の生徒たちがまつりに参加してまいりました。よさこい部の生徒たちは、会場より大きな声援をもらい、いつもどおり、元気、そして笑顔を多くの人たちに届けてまいりました。

福島と沖縄の縁については私も不勉強だったのですが、沖縄の伝統芸能として知られるエイサーの起源が福島県にあると言われていうようです。1603年、いわき市出身の浄土宗の僧侶袋中上人(たいちゅうしょうにん)が琉球を訪れました。琉球に滞在した三年間、当時の琉球王だった尚寧王と親交を深め、琉球での浄土念仏普及にも尽力しました。その時、お盆の時期に踊られる念仏踊り「じゃんがら」が琉球に伝えられ、後の「エイサー」になったと言われているようです。福島と沖縄の不思議な縁を感じます。

8月の花

本日で8月も終わりです。少し紹介が遅れましたが、8月の花を紹介します。

授業「日本の伝統文化」の3年生の鈴木佐江さんの作品が、正面玄関を飾っています。

この作品は、秋の山野草の代表である青紫色のりんどうに、淡い黄色のカーネーション、胡蝶蘭に花が似ている紫のデンファレを合わせ、左に大きく伸びるハランが全体のバランスを取っているものです。

この作品では、まだ、りんどうの花は咲いてはいないですが、青紫色のあざやかに咲くりんどうは、素朴ながら凛とした美しさがあります。りんどうは、本州でも冷涼な場所に咲く花で、現在でも薬用として栽培され、漢方では古くから竜胆という生薬として利用されています。

今月も、生徒に感謝です。

鈴木さんが1年間のイタリア留学へ

3年生の鈴木千穂さんが、9月1日よりイタリアの高校へ1年間留学します。

本日の朝、鈴木さんより、留学にあたりお世話になった担任である猪俣先生、ALTのジェイソン先生への感謝の言葉と、言葉の壁は大きいが積極的に交流をして異文化理解を深め、ひとまわり大きな人間になって帰ってきたいと抱負が述べられました。

イタリアのミラノは、現在は「ミラノコレクション」に代表されるファッションの街、またACミランやインテルナショナルミラノ等のサッカーチームがあるサッカーの街としても有名ですが、西ローマ時代には都が置かれたこともある非常に古い歴史を持っている街でもあります。

ゴシック建築の最高峰とも言われるミラノ大聖堂、ルネサンス期の代表的な建築家であるブラマンテがつくったサンタ・マリア・プレッソ・サン・サティロ教会、ダヴィンチの代表作「最後の晩餐」が描かれているサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会、また、イタリアオペラ最高峰とも言われるスカラ座もあります。

イタリアの食事、文化等を十分楽しむとともに、是非とも日本、福島の良さについて広めてください。

来年の夏の再開を楽しみにしています。

Buona Fortuna , Chiho!

桃見台保育所「ももフェス2018」でボランティア

先週の土曜日、8月25日、桃見台保育所で「ももフェス2018」が開催されました。いつも保育所実習で大変お世話なっているということで、保育所実習を体験した3年生やオイガ部の生徒等21名がボランティアとしてお手伝いをしてきました。

少し天候が危ぶまれたため、開会行事とバルーンアートの前半部分は、桃見台小学校の体育館での開催となりましたが、その後のアトラクションは、予定どおり、桃見台保育所での実施できました。桃見台保育所の遊び広場が立錐の余地がないくらい、園児の保護者や多数の地域の方々が集まっていただくことができ、大盛況のお祭りとなりました。

生徒たちは、準備から始まり、お祭りコーナー、アトラクションコーナーの補助、また、がくとくん・おんぷちゃんに変装して子どもたちとの写真撮影と大忙しでした。グランドフィナーレでは、「タッタ」や盆ダンス「ダンシング・ヒーロー」を、子どもたちとともに元気よく踊りました。生徒たちは、保育所実習で子どもたちへの触れあいにも慣れてきたようで、積極的に子どもたちに対応する様子は保育士そのものでした。学校ではあまり見せることのない「良きお姉さん」の姿が、そこにはありました。

子どもの遊び場が少なくなってきている今日、今回お祭りに参加した子どもたちは、限られた時間ではありましたが、十分楽しめたことでしょう。また、子どもが楽しく遊ぶ姿をみて、我々大人も癒やしを十分感じることができました。老若男女が集う地域のお祭りはとってもいいなと感じた次第です。

アメリカからの留学生ヒメナさん、到着

昨日、平成30年度セメスター(半期)の外国人留学生であるヒメナ・バレルディーさんのオリエンテーションが開催されました。ヒメナさんは、アメリカからの留学生で、15歳の女子生徒です。来年の2月2日まで、ホームルームクラスは1年2組に所属し、本校で学んでいきます。

本日は、国際部部長の大石田先生、1学年主任の金澤先生、担任となる1年2組の信成先生等との顔合わせ、学校の概要や学校生活の説明を受けた後、4月から来ている留学生のソンくんの案内で校舎を見てまわりました。ヒメナさんの登校は、8月29日からとなります。1年生のみなさん、楽しみにお待ちしてください。

最後に、今回、ホストファミリーを引き受けてくださった影山様に感謝いたします。

陸上部、野球部、新人大会へ

先週の土・日も、生徒はいろいろなところで活躍しました。

運動部は、多くの部で3年生が引退し、1、2年生を中心とした新人チームでの戦いが始まりました。先週の23日(木)より、開成山にある郡山ヒロセ開成山陸上競技場では、陸上部の新人戦県南地区大会が開催されました。1年生の伊藤愛渚さんが100mで県大会の切符を手にしました。また、25日(土)、野球部も同じく新人チームで、秋季東北地区高等学校野球県中支部予選に臨みました。本宮市のしらさわ野球場で帝京安積高校との1回戦です。初回表に3点をとり順調なすべり出しをしましたが、2回裏に大きな失点をしてしまい、結果、3-10で敗退しました。野球部は、明日28日、12:30より敗者復活戦があります。がんばれ。

これから、運動部の新人戦が本格化します。頑張れ、開成。

切り替えを

本日は、二十四節気の一つ、処暑です。処暑は、夏の暑さが収まり、和らいでくる頃です。しかし、今年は処暑を迎えても、真夏並みの暑さが続いています。季節は切り替えが遅れているようです。

昨日は、全校集会後、3年生はすぐに授業に入りましたが、1・2年生は課題テストのため、授業はありませんでした。本日より全学年本格的な授業の始まりです。期末考査も迫ってまいりましたので、切り替えをして、前期のまとめに入りたいものです。

暑さのためか、全体的に覇気がないように感じられました。昨日の全校集会でもお話をさせていただきましたが、3年生にとっては進路に向けた戦いが本格化してきます。切り替えをして、本番の戦いに向け、力を蓄えたいものです。

本日は、3年生を対象に、五名の講師を迎え、国際部主催の国際理解講座が開催されました。5人の講師の先生は、非常にユニークな経験を持つ方で、3年生にとっては非常に有益な講演だったと思われます。3年生にとっては、11月の国際交流発表会を除けば、国際関係の行事は最終となりました。もう、卒業というゴールが迫っていることを自覚し、最後の時期、充実した生活を送り、有終の美を飾ることを期待します。

本日より、前期後半始まる

長い夏休みが終了しました。本日より、前期の後半が始まります。特に、9月13日(木)より、前期期末考査が実施されます。また、3年生は、就職試験が9月16日(日)より解禁となり、本格的な進路シーズンに入ります。切り替えをし、緊張感を持った生活をすることを期待します。

そして、最後の夏休み中の生徒の活動報告です。

日本文化部の3年生3名が、8月20日、仙台市のせんだいメディアテークで開催された「ikenobo 花の甲子園2018」東北大会に出場してきました。見事、敢闘賞を獲得することができました。「花の甲子園2018」の本校からの挑戦は初めてとなります。

「花の甲子園」は、高等学校で池坊いけばなを学ぶ生徒が、3人一組となり、45分間で制作した作品を仕上げ、その作品についてのプレゼンテーションを行う公開コンクールです。今回本校より出場したメンバーは、井元雪乃さん、市村璃々子さん、三本木麻瑚さんの3名です。

「花の甲子園」では、テーマは「共存」と分かっているものの、どのような花材が用意されるかは分からない。そのため、夏休み中、何度も、いろいろな花材で試作をして、プレゼンの練習をしてまいりました。3人の話し合いで、衣装もゆかたを用意し、見てくれる人に少しでも爽やかさを演出しようとしました。このような「おもなてし」の精神こそ、華道につうじるものがあるだと考えます。

生徒の健闘に、感謝です。

フラガールズ甲子園、総合第2位

昨日の午後6時に、いわき市のアリオスで行われた「第8回フラガールズ甲子園」において総合2位の成績をおさた、本校フラ・タヒチアンダンス同好会の生徒たちが帰校し、大会の報告がありました。

第8回目となる今年の大会は、昨年よりも6チーム少ない、19チームでの競演となりましたが、どのチームも、趣向を凝らした衣装、非常に質の高いダンスで、どこが優勝するか分からないくらい白熱した戦いでした。大会は、課題曲と自由曲の二つの部門によるものですが、課題曲が終わった時点では、上位校は横一線だったと思っております。自由曲では、「さすが」と思えるくらい、表現力の高いダンスが次々と披露されました。本校の出演は17番目、焦らず、苦しかった夏の練習の成果を十二分に出して欲しいと祈るばかりでした。自由曲「Drum」にのり、本校のタヒチアンダンスが始まりました。あっという間の3分間だったと思います。しびれました。それ以上の言葉がでないほどのダンスでした。ぴったりと息の合った、そしてダイナミズムにフォーメーションが変わる、迫力のあるダンスでした。結果は、総合2位となりましたが、納得がいくダンスができたのではないかと思っております。そして、優勝した湯本高校を讃えたいと思います。

帰校した生徒の目からは、なし遂げた、充実したものが溢れていました。生徒たちには、「ご苦労様でした、そして、ありがとう」とねぎらいと感謝の言葉をかけました。

最後になりますが、フラ・タヒチアンダンス同好会を支えてくださった熊田様、保護者の皆さまに感謝を申し上げます。また、大会を運営した実行委員会の皆さま、そして、運営に協力してくれた国立福島工業高等専門学校、県立磐城桜が丘高校の生徒の皆さまに御礼申し上げます。

定期演奏会、盛況のうち終える

19日、本校音楽部の定期演奏会が開催され、盛況のうちに無事終了することができました。3年生にとっては、本校での最後の演奏会です。実行委員長の藤田真生さんも挨拶で述べましたが、音楽部全員で、皆さんに楽しんでいただくために、曲の選定、演出の在り方を試行錯誤し、そしてあさか開成高等学校音楽部としての音づくりに真摯に向き合い、日々の練習に励んできたようです。生の演奏では、音はその瞬間で消えてなくなります。そういった意味合いでは、今後同じ音には会うことができない一期一会的なものだと思っています。特に、感受性の高い高校時代につくり出す音・演奏は、その時代にしか聴くことができない音・演奏だと思っています。プロが演奏する音・演奏の素晴らしさとは違う、個性溢れる音が聴けるのも、高校生の音・演奏の醍醐味だと思っています。昨日の夜は、時間を忘れるような、非常に快いひとときを過ごすことができました。改めて、生徒に感謝をしたいと思います。

最後に、この演奏会開催にあたり、協賛をいただいた地域の方々、保護者の皆さまに感謝を申し上げるとともに、今後とも、本校音楽部の活動に一層のご支援とご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。

音楽部定期演奏会、そしてフラガールズ甲子園

夏休みの最後の週末となります。この週末には、音楽部の第15回定期演奏会が開催され、そしてフラ・タヒチアンダンス同好会は「フラガールズ甲子園」に挑戦します。

音楽部は、今年度3名の部員を加え、総勢16名で、「調和のとれた、心に響く音楽」を目標に、日々練習に励み、この定期演奏会を迎えることになりました。特に3年生にとっては、高校生最後の舞台です。日頃の練習の成果を十二分に発揮し、高校3年間の思いをこの定期演奏会にぶつけて欲しいと願っています。

音楽部の定期演奏会は、19日(日)、けんしん郡山文化センター中ホールで、16:30に開場、17:00に開演となっております。入場無料となっておりますので、お時間のある方は、「開成サウンド」を楽しんでください。

フラ・タヒチアンダンス同好会、過去の「フラガールズ甲子園」において、一昨年度は総合第2位、昨年度は総合第4位の成績をおさめています。本年度も、10名の新入生を部員に加え、総勢23名で、フラガールズ甲子園に向けて日々練習に励んでいるところです。夏を越え、1年生も大分上手になり、先日の公会堂で開催されたお披露目会でも、全体のまとまりが出てきました。目指せ、総合1位。

「フラガールズ甲子園」は、19日(日)、いわきアリオスで、11:20分開会、本校の出場は、課題曲の演技が13:20頃(予定)、自由曲の演技が15:00頃(予定)となっております。

 

朝河貫一博士没後70年記念シンポジウム

朝河貫一博士の命日となる8月10日、福島市のとうほう・みんなの文化センター(県文化センター)で朝河貫一博士没後70年記念シンポジウムが開催されました。本校より、朝河貫一顕彰協会によりアメリカ研修に派遣された渡邊拓真くんが、このシンポジウムに参加し、アメリカ研修の体験をもとにその成果を発表するとともに、パネルディスカッションのパネリストとして自分の考えを述べました。

このシンポジウムで、とても印象に残った言葉がありました。『無争の迎合』という言葉です。朝河博士は、日本人の国民性について、「国のためならば正義に反しても許され、正しい個人の名誉を傷つけても許される、というような思想が未だ日本から脱していない。この思想の裏を返せば、一時の国利を重んじるあまり、永久の国害を論ずる人をさえも非愛国者とする傾向があるがために、識者は世間の憎悪を恐れて、国の大事に関しても、隠しだてをせず堂々と言うことができない状況に至っているのである。あるいは、識者自らが無意識のうちにそうした思想に取り込まれてしまって、独立の思考をすることができなくなっているのである」と述べています。そうした考えのもと、早稲田大学の甚野教授はパネルディスカッションの場で、「『無争の迎合』に陥ってはいけない。朝河博士は、民主主義社会をつくるためには、議論を尽くすことが必要だと言っている」と若い高校生にアドバイスを送りました。

シンポジウムが終わった後、渡邊くんは「少しずつでも自分自身を変えていき、そして社会を変えられる人間になりたい」と私に語ってくれました。渡邊くんは、福島県の偉大な先輩の功績を辿りながら、また、福島高校や安積高校の同世代の高校生との交流をとおして、自分自身としっかりと対話しているようです。渡邊くんの今後の活躍に期待したいと思います。

最後に、このような有意義な研修を与えてくださった朝河貫一博士顕彰協会の皆さまへ感謝をいたします。

夏休みも、残すところ1週間

早いもので、夏休みも残すところ1週間を切りました。

1・2年生は本日より夏期課外に入りました。実質的には、夏休みが終わったと考えても良いかもしれません。8月22日(水)には、夏休み明けの全校集会、課外テストが行われ、前期の後半戦が始まります。

9月13日より、前期のまとめとしての前期期末考査が実施されます。前期の成績が決まるとても大事な考査です。今からしっかりと学習をして臨みたいものです。

台風一過

本日は、台風一過となり、朝から熱い日差しが戻ってまいりました。予想よりも、雨・風ともにあまりひどくなかったため、大きな被害がでなかったようです。しかし、西日本豪雨をみて、自然災害の脅威を改めて感じました。今後も、生徒への注意喚起を怠らず、安全・安心の確保をしっかりとしていきたいと思っております。

今年より県教委の働き方改革の一つとして、お盆に学校閉庁日を設けることになりました。8月13日(月)から15日(水)までは学校は閉庁することになります。夏休み前の生徒指導部からのお知らせにあったように、事故等があった場合には、クラス担任に連絡をお願いしたいと思います。

この週末も、生徒たちはいろいろなことに挑んでいきます。渡邊拓真くんは、11日(土)にとうほう・みんなの文化センター(県文化センター)で開催される「朝河貫一博士没後70年記念シンポジウムで、7月26日から8月1日にかけてアメリカで海外研修をした体験を発表します。また、フラ・タヒチアンダンス同好会は、「フラガールズ甲子園」に向けたお披露目会を実施するようです。

最後に、お盆明けの16日(木)より1・2年生の全員対象の夏期課外となります。お盆中、家族、親族との団らんを楽しみながらも、計画的な学習をお願いします。

「福島ビビンバ」を食す

昨日の午後4時頃、留学生のチョ・ソンフンくん、2年生の栗林優羽さん、寺山緒捺さんが、校長室を訪ねてきた。今月の10日に仙台市で開催される「ご当地!うまいもん甲子園」北海道・東北大会に出場するメンバーである。ソンくんより、大会で出品する「福島ビビンバ」の味を確かめて欲しいとお願いされ、吉田教頭、山見事務長とともに試食することになった。彩り鮮やかに盛り付けで、食すことをためらうほどであった。ソンくんより「よく混ぜてください」と言葉をいただいた。その後、ソンくんは「ビビンバ」は「混ぜる」という意味で、混ぜ合わせることは、お互いによく理解し合おうという考え方に非常に似ている。韓国と日本の食材を混ぜ合わせると言うことは、韓国と日本を良く理解しようということ、今のあさか開成高校です」と「福島ビビンバ」を考案した理由を語った。その言葉の中には、ソンくんの韓国と日本をつなぎたいという強い気持ちが表れているような気がした。

本日の福島民報新聞にも、ソンくんたちの記事が載っておりますので是非ともご覧ください。

ソンくんは、本校に来た平成30年度の長期外国人留学生である。長期外国人留学生とは、1年間、学校に在学する留学生を指している。ちなみに、1年に満たない留学生を短期留学生と呼び、半年、1ヶ月ほど在学する。震災前は、本校には、3・4人の長期外国人留学生が在学していたようであるが、震災後は放射線の影響で外国人留学生そのものが途絶えてしまった。その外国人留学生が復活したのが平成27年度であった。平成27年度の長期外国人留学生は、ホンジュラスから来たディエゴくんであった。ホンジュラスは現在も国内の治安が悪く、ディエゴくんが日本の平和な暮らしぶりを見て驚いていたことを覚えている。平成28年度は、ガーナのデムくんであった。デムくんは、日本文化をこよなく愛し、剣道部に所属し、部員以上に熱心に練習していていた。平成29年度は、ガーナのリズさんと中国からの長源くんである。2人とも、少し人見知りで、優しい人物であった。ソンくんを含めて、どの留学生も、夏休み前には外国人留学生であることを意識しなくなるくらい同化していった。留学生だけではなく本校生徒を含めた子どもたちの順応性の高さには驚かされてしまう。しかし、それは非日常が日常に替わることを意味しているわけではなく、子どもたちは、多くのことを感じ取り、課題発見の機会としている。デムくん、リズさんが在学していたときには、生徒たちはアフリカの児童労働について関心を高め、児童労働撲滅のためにフェアトレードについて研究をし、郡山フェアトレードマップの作成やチョコ募金等の行動へとつなげていった。また、長源くんが在学していたときには、日中の若者同士の交流を目的とした中日友好高校生訪中にも多くの生徒が参加し、日中関係を考える機会となった。ビビンバではないが、「交わる」ことによって、人は、本当の意味で気付き、考え、行動する。情報を得ても、他人事としか考えられない時は、人は動かない。情報を得て、自分自身の、または自分のすぐ近くの隣人の問題として意識した時に、人は初めて考え、動く。高校生の間にそのような機会に恵まれることは非常に重要なことであろう。

2018信州総文祭、始まる

「みすずかる信濃に若木は競い森を深める 山脈渡る風に種子を拡げて」の大会テーマで開催される今年の全国高等学校総合文化祭は、「みすずかる信濃」とあるとおり、昨日8月7日より長野県松本市を中心に開催されています。この文化祭は芸術文化活動に取り組む全国の高校生が、日頃の活動の成果を発表し、技を競い、交流を深める高校生最大の芸術文化の祭典です。運動部の大会でたとえるなら、全国インターハイに当たるものと言えるでしょう。

この全国高文祭に、美術部の3年生の栗原巳侑くんの作品が出品されています。栗原くんは、昨年2年生の時に、美術を目指す国内外の高校生が集う高校生国際美術展に出展して、見事「佳作」を得ることができました。福島県ではただ一人です。高校生国際美術展は、海外からの出品も増え、現在は芸術を志す高校生たちの登竜門的な美術展になってきているもので、栗原くんにとっても大きな自信になったようです。1年生の時から栗原くんの作品をみてきましたが、その時から技巧的に優れたものを感じるものでした。2年生なると、大きな作品にも意欲的に挑戦するようになり、色彩も鮮やかになってきました。また、栗原くんは、学校の活動にも積極的に参加・協力しています。昨年度の「あさか開成国際交流事業のあゆみ」の表紙や今年の中学生一日体験入学で配付したレインボーの栞をデザインした人物でもあります。

栗原くんには、この全国高文祭で多くの高校生と交流をして、多くの人たちの「ものの見方・考え方」を学んできて欲しいと願っています。

 

本校より、今年度の全国高等学校総合文化祭には、以下の部門に出場しております。

・美術・工芸部門

・吟詠剣詩舞部門

「開成舞彩」、4年連続大賞

先週の8月2~4日、郡山駅前大通りを中心に第54回郡山うねめまつりが開催されました。

3日の「うねめ踊り流し」では、本校のよさこい部「開成舞彩(かいせいまさい)」が創作部門の大賞に輝きました。これで、本校よさこい部は、平成27年から4年連続の大賞受賞となりました。

大きなプレッシャーの中の偉業達成、大変おめでとうございます。

「開成舞彩」の名前の由来は、“彩り豊かで鮮やかな演舞を目指す”という意味で命名されたと言われています。そのため、3年生が中心となり、毎年振り付けを見直し、その年のオリジナルの振り付けを考えているようです。今年は、「傘」や「扇子」のアイテムを使った振り付けも考案中のようです。しかし、「開成舞彩」の最も強みとなるところは、彼女たちの「笑顔」だと信じています。今回の「うねめ踊り流し」でも、彼女たちの「笑顔」溢れる演舞をみることができました。「笑顔」は、まわりの人たちも幸せにすることができる魔法のアイテムです。今後も、この魔法のアイテムを使って、郡山うねめまつりを明るく彩り、祭りに集まった人たちに幸せを送って欲しいと願っています。

なお、9月16・17日は、「うつくしまYOSAKOIまつり」です。ここでも、「開成舞彩」の魅力を是非とも伝えてください。

保育所実習、生け花甲子園、そして集中学習会

本日は、生徒が夏季保育所実習でお世話になっている桃見台保育所を訪問しました。夏季保育所実習は、今年度より始まった行事ですが、8月1日より3日まで、保育系を目指す3年生の生徒たちが桃見台保育所で、終日実習を行い、仕事に対する理解を深めようと立案されたものです。私が園を訪問した際には、子どもたちがプール遊びをしている最中でした。生徒2人が付いていて、先生の補助をしておりました。子どもたちからは、「こうちょうせんせい、こうちょうせんせい」とかわいい挨拶をいただきました。園長先生から、「生徒たちは熱心に実習に取り組んでおり、是非とも保育所の仕事の楽しさを十分に味わって欲しい。生徒たちには、とても感謝しております」との言葉があり、生徒の頑張りにうれしさを感じました。明日までの実習後、生徒たちは、8月25日(土)に桃見台保育所で開催される「桃フェス2018」にもボランティアで参加することになっています。是非とも、多くのことを学び、保育に対する理解を深めることを期待します。

がんばれ。

また、校内では、伊藤弘子先生のもと、日本文化部の3年生3名が、「花の甲子園2018」に挑戦するため、練習をしていました。8月に開催される東北地区大会では、本校の他に安積黎明高校、橘高校の3校が本県より出場することが決定したようです。地区大会では、45分の間に3つの作品(ミニチュアいけばなを含む)を完成させるとともに、その後、作品についてのプレゼンテーションがあるようです。生徒たちは、普段より授業内で作品を作っているので時間的には問題がないようですが、プレゼンには苦労している様子でした。花は、生けた人の気持ちが表れると言われていますので、生けた気持ちをそのまま話すことが大切だと思います。気負わず、自然体で望みたいものです。

がんばれ。

最後になりますが、本日は、3年生の夏季集中学習会で1コマの講座をする機会をいただきました。悩んだあげく、「学ぶこととはどのようなことか」という題で講義を行うことにしました。詳細を詰めていなかったため、具体例が多く、生徒たちは「木を見て、森を見ず」になってしまったかもしれません。反省ばかりです。でも、生徒の真剣なまなざしを感じながら授業をする喜びを久々に感じることができました。

生徒諸君、大変ありがとうございました。

桑原さん、ベラルーシへ

台湾、アメリカに行っていた一條さん、渡辺くんに替わって、1年生の桑原悠吏さんが、本日より、福島子どもの未来を考える会inベラルーシ第7回派遣団の一員としてベラルーシ共和国に出発しました。派遣団は、成田空港からアラブ首長国のアブダビ空港を経由してベラルーシに入ります。12日までの訪問期間、国立子供教育保護施設に滞在して、現地の子どもたちと交流したり、原発事故後の復興状況を学んだりする予定になっています。是非とも、同世代の交流を積極的に行うとともに、今の福島の復興の様子を伝えてきて欲しいと願っています。

2・3年生は「夏季集中学習会」へ

本日より8月3日まで、2・3年生は「夏季集中学習会」へ突入する。

2年生は、8時30分より17時まで課外授業を中心に毎日8コマ実施する。3年生は、8時30分より20時30分まで、原則自学自習で、各人がそれぞれ必要な学習をする方式になっている。

「集中学習会」は、昨年度までやっていた「学習合宿」に代わるものであるが、目的は同じで、学習習慣が定着していない現状を打破するため、そして、自己の限界を突破するために計画されたものである。一人ではくじけてしまうことも、集団で行うと、意外に簡単にできてしまうものである。また、先生方が質問コーナーを作っているため、家庭では解決できない問題もすぐに聞くことができるというおまけも付いている。

特に2年生にとっては、中堅学年のこの時期に自学自習できる学習習慣が体得できれば、その後の学力向上は大いに期待できるだろう。また、3年生にとっても、長時間集中して取り組むことで得られる達成感や自信は、今後の励みにもなる。そして何よりも、今後受験まで戦える仲間を得ることができる。

3日間という短い期間ではあるが、それぞれが自己の限界に挑んで欲しい。

レインボーグッズについて

昨日の新聞に、本校の図書委員の生徒が、中学生一日体験入学で、中学生に対して、性的少数者(LGBT)への理解や関心を示すレインボーグッズの配布活動をしたことが掲載されました。

本校では、毎年、学校共通テーマを決め、国際社会における課題について探求活動を行っています。

昨年度のテーマは「水との共存」でした。「水」は自然の象徴でもありますので、「自然との共存」と言っても良いかもしれません。昨年度のテーマを研究し続ける生徒たちは、「水研究班」を作り、猪苗代湖の清掃活動等を行っています。「水研究班」の一人が、猪苗代湖の清掃活動をつうじて、実はゴミ拾いが環境保全だけでなく世代を超えた人々の繋がりを生むことを実感しましたという言葉が今でも印象に残っています。

今年度のテーマは、「マイノリティーとの共存」です。6月には、東京のNPO法人ReBitを招き、セクシャアル・マイノリティであるLGBTについての講演会を開催しました。講演の後、生徒より多くの質問がで、生徒の関心の高さを感じました。ある生徒の「私たちに何をして欲しいと思っていますか」という質問に対して、「私たちのような人たちがいることを分かって欲しい。関心・理解があるという象徴がレインボーグッズです。そのレインボーグッズを見ただけで、私たちは安心します」という答えが返ってきました。その言葉を聞いて、図書委員が自らできることとして行動したのが、レインボーに彩りされた本校オリジナルの栞の作成でした。今回、本校を目指す中学生に、本校理解の一助として、そしてLGBTに関心を持ってもらえればということで、国際部と連携しながら、中学生への配付を行ったようです。

本校では、さまざまな価値観を受け入れ、多様性を尊重する人間の育成に努めています。また、単に考えるだけでなく、その課題を解決するためにどのように行動するかを考えさせています。そして、できたこと、できなかったことを含め、それは「なぜか」を問い、文章としてまとめる作業をさせています。

東日本大震災・東京電力福島第一原発事故以後、福島には「安全」「安心」の言葉が突きつけられ、今も多くの人が苦しんでいます。「安全」は科学的、数値的な解釈により証明できますが、「安心」は気持ちの問題なのでその解決はとても困難です。「安心」を生むためには、多くの人の関心が必要なのです。すぐに社会を変えることはできませんが、社会の多くの課題に関心を持つことは可能です。直接的に助けることはできないかもしれませんが、例えば、レインボーグッズを持ち、あなたたちに関心を持っていますと意思表示をすることはできます。

私は、「共感」「共生」することを簡単には考えていません。他者の気持ちに立つということが、それほど簡単にはできないことを知っているからです。しかし、「共感」「共生」することができない自分がいるときに、自分自身を見つめ、そして、現在の自分を含めた社会の何を変えれば、豊かな社会につながるかを考えて欲しいのです。その営みは少しずつで良いので、決してあきらめることなく、継続することが大切だと考えます。そのためにも、できなかったことを含めた自分自身を好きになり、自分自身の努力を快く思って欲しいのです。

今年度の後半は、マイノリティーの対象が障がい者となります。私は、2年前に起きた神奈川県相模原の「やまゆり園」での殺傷事件を今でも忘れることができません。今年度後半は、生徒たちとともに、パラリンピックだけではなく、障がい者と共に歩める社会づくりをじっくりと考え、私たちが生きる手がかりを考えていきたいと思っています。

一條さん、渡辺くん、出発

本日より、「ふくしま復興大使」に選ばれた一條夢叶さんは台湾へ、「朝河貫一博士没後70年朝河賞受賞高校生海外研修事業」に選ばれた渡辺拓真くんはアメリカに出発します。

台湾は、日本と同じように地震多発地域です。台湾は、2年前、今年2月にも、大きな地震があり、多数の死傷者が出ています。一條さんは、台湾の花蓮市の被災の状況を見学するとともに、高校生、中学生、そして県人会の方々と交流する予定になっています。一條さんには、同世代の交流を通じて、同じような災害も持つ国同士だからこそ共有し合える今後の社会づくりについて、しっかりと話をしてきて欲しいと願っています。

また、渡辺くんは、朝河博士が研究に打ち込んだイェール大学、ダートマス大学を訪問し、現地の学生や日系人と交流し、東日本大震災、原発事故から復興を続けている福島の現状を伝えてくることになっています。渡辺くんは、1ヶ月前から、現地のプレゼンテーションの原稿作り、そしてその英訳におわれていました。渡辺くんには、朝河博士が学んだアメリカの一流の大学の雰囲気を味わうとともに、高校生の視点での今の福島の復興の様子を現地の人たちに伝えてきて欲しいと思っています。

また、本日は、2週間に及んだオーストラリア研修からの帰国の日もなっています。現在のところ、予定どおり進んでいるということですので、午前11時頃には、バスが学校に到着することになります。

日本を出る生徒、日本に帰る生徒、生徒は大忙しです。

よさこい部、うねめまつりへの決意を語る

本校のよさこい部の紹介が、「広報こおりやま8月号」に掲載されました。

紹介されたのは、冊子の裏面の「KORIYAMA Dreamer 夢に向かう郡山人」のコーナーです。本校のよさこい部は、現在、うねめまつりの踊り流しで3連覇中です。部員は65名と、本校の部活動の中では群を抜いて多さで、全員女子で構成されています。チーム名は「開成舞彩(かいせいまさい)」です。練習場所は正面玄関前のローターリーで、暑さ、寒さ、雨に耐えながらの練習を続けています。大会の出場だけではなく、高齢者施設への慰問等、ボランティア活動もさかんな部活動でもあります。

演舞の基本となっている振り付けは、毎年、3年生が中心となり、独自の振り付けを考えているようです。今年は、扇子や傘を取り入れた演舞になりました。しかし、毎年変わらないものもあります。それは、「笑顔」です。部長の飛田愛生さんと話をした際に、「私たちは見ている全員に笑顔を届けるために踊っています」という言葉がとても印象に残っています。

夏休みに入り、4連覇に向けた練習も本格的になってきました。8月3日のうねめまつり踊り流しでは、開成舞彩の魅力を、思う存分発揮することを祈ってます。私も、必ず応援に行きます。

中学生一日体験入学、終了

中学生一日体験入学が終了しました。500名を越える中学生の皆さま、200名近くの中学生の保護者の皆さま、暑い中、本校の一日体験入学に参加していただき、大変ありがとうございました。

全体会では、生徒が本校の国際部の行事について丁寧に紹介をしました。我々教員が話すよりも、何倍も説得力があったのではないかと感じております。また、外国人留学生のソン君の登場には、中学生も驚いたのではないでしょうか。中学生には、本校において、外国人の留学生が普通に隣で授業を受けている風景が頭の中に浮かんだのではないかと思っています。また、体験授業においても、多くの生徒のサポートにより順調にすすむことができました。

あらゆる面で、生徒に感謝です。

話は変わりますが、オーストラリア研修も最終版になってまいりました。昨日で、ホストカレッジでの授業は、すべて終了しました。本日の朝は、ホストファミリーと涙の別れをしていたのでないかと思っております。そして、本日は、今年度から取り入れたキャンプ体験です。オーストラリアを思う存分、楽しんできて欲しいと願っています。

 

 

夏休みに入って

夏休みに入って三日目である。夏休みに入ってすぐ、出張が2日間続いたため、ゆっくりと校内を眺める時間がなかった。本日は出張も会議もないため、少しはゆっくりと校内を眺めることができるだろう。

朝、いつもどおり学校に来て、コーヒーを煎れて、新聞に目をとおす。夏休みに入っても、私の生活は、普段とほとんど変わりはない。新聞からは熱中症関係の記事が目に入る。複数の高校で被害が出たようである。他山の石としなければならない。早速、全校放送で、生徒へ熱中症への注意を促すとともに、各部の顧問の先生へ、より一層の生徒観察をするように指示をした。

生徒を見てみると、全学年、課外を実施しているためか、普段どおり登校風景がある。オーストラリア研修も、中日を過ぎ、本格的な現地学校での授業が始まったようである。バディとのコミュニケーションをしっかりと取りながら、内容は分からなくても良いので、授業での雰囲気の違いなどを感じ取ってもらいたい。また、ホームステイ先では準備していった話が尽きる頃であろう。これからが正念場である。一人部屋に留まらず、ホームステイ先の家族と一緒に居ることを心がけて欲しい。

来週は、7月24日に、中学生一日体験入学がある。少しは涼しくなることを祈るばかりである。

明日より夏季休業へ

本日7月17日、夏季休業前の全校集会を実施しました。明日7月18日より8月21日まで、1ヶ月強の夏季休業に入ります。

長期休業中は、長い間、学校生活から離れるため、生活のリズムを崩したり、気持ちのゆるみから事故や問題行動が発生しやすくなります。生徒指導部から「夏休みの過ごし方」を生徒に配布しましたので、家庭においてもご確認をお願いします。
夏季休業は、3年生にとっては勝負の時です。夏季休業中の学習が、今後の進路を分けると言っても過言ではありません。生活のリズムを壊さないように、毎日学校に来て学習、進路研究をするようにしましょう。また、1、2年生にとっても、いままで取り組めなかったことに挑戦できる貴重な機会でもあります。失敗を恐れず、いろいろなことにチャレンジしましょう。

そして、夏季休業明けには、前期期末考査(9月16日より9月21日)がありますので、計画的な学習を心がけるようにご家庭からもご指導をお願いします。

夏季休業中の各学年の予定は次のようになっています。

1年生:7月18日~20日 夏期学習会(希望) 8月16日~21日 夏期課外(全員)

2年生:7月18日~20日 夏期学習会(希望) 8月1日~3日 学習キャンプ(希望)

    8月16日~21日 夏期課外(全員)

3年生:7月18日~8月1日 進学夏期課外(希望) 7月18日~7月24日 就職課外(就職者全員)

    8月1日~3日 集中学習会(希望)

なお、今年度よりお盆期間中(8月13日~15日)は学校が閉庁となります。証明書類等が欲しい場合は、なるべく早く担任又は事務へ頼んでください。

 

連休中の生徒のがんばり

この3連休も、さまざまな場所で生徒が活躍しました。今回は、文化部を中心に紹介をしたいと思います。

まず、7月14日には、第56回福島県吹奏楽コンクール県南支部大会が行われました。本校は、高等学校小編成の部に出場しました。結果は銀賞と県大会出場を逃してしまいましたが、生徒たちは一生懸命、自分たちの音色を作り出していました。特に、後半部分は、全体の気持ちが一つになり、とても美しい音色を奏でることができたと思っています。結果としては残念ではありますが、8月19日(日)17:00より定期演奏会があります。今回のくやしさを、この定期演奏会にぶつけて欲しいと願っています。

また、7月15日には、第10回「踊っぺ!!YOSAKOI オットどっこい郡山」によさこい部が参加しました。今回は、2、3年生のみの出場で、かなり複雑な動きのある、そして和傘や扇子を使用した舞を披露しました。毎年、4月より、生徒自ら振り付けを考え、独創的な演舞を作り出していますが、今年はより一層華やかなものになったと感じております。観客からも、大きな声援を受けていました。よさこい部も、8月3日(金)・4日(土)の「うねめまつり」での「うねめ流し」がひかえています。3年連続の金賞なるかが楽しみです。

生徒たちの活躍に、感謝です。

オーストラリア研修に出発

本日7月13日、12時30分、24名の生徒が、小貫先生、牧野先生の引率のもと、オーストラリア研修に出発しました。

今回のオーストラリア海外研修は、7月13日より7月26日の日程で、2年生1名、1年生23名の合計24名が、現地でホームステイをしながら、ブリスベン近郊にある「リビングストン・クリスチャン・カレッジ」の授業に参加します。同校は、キリスト教に基づく教育を建学の精神に掲げ、個々のニーズに応じて、学力・生活力等の確かな力と豊かな人間性を育む教育を行っています。同校での生活では、現地校の生徒1名が本校生徒1名のバディとなり、研修活動のサポートや一緒に授業に参加することになっています。

本日は、成田空港に移動後、19時55分の夜の便でブリスベンに移動しますので、機内泊となります。明日の朝5時55分、ブリスベンに到着度、ホストファミリーと対面し、ホームステイが始まります。「リビングストン・クリスチャン・カレッジ」での授業は、7月16日からとなっています。生徒には、この2週間、いろいろなことにチャレンジしていただきたいと思っています。そして、7月26日に、一回り大きくなっていることを期待します。

オーストラリア研修生にエール

事前準備もほぼ終わり、昨日7月11日、オーストラリア研修の出発式が行われました。

国際部より記事が掲載されていますが、私よりこれまでの生徒の頑張りを伝えたいと思います。

生徒たちは、6月中旬より、毎日、現地でのプレゼンテーションの作成、練習を、放課後遅くまで一生懸命頑張ってきました。現地では、「地震と復興」、「エネルギー問題」、「日本文化やあさか開成高等学校について」等、に多面的にわたって福島県の現状を英語で伝えてきます。そのため、事前研修では、郡山市にある屋内施設の子どものためのプレイルームである「PEP Kids Koriyama」や、震災当時から今に至るまでの福島の現状と復興、放射線や環境問題、そして福島県の再生可能エネルギーを学べる「コミュタン福島」にも訪問し学んできました。

中学校までの与えられた教材を「覚える」発表とは違い、自分自身が考えていること、調べたことを「まとめる」発表で、戸惑っている生徒も多かったかもしれません。しかし、チャレンジすることには大きな意味があります。事前研修だけで、生徒は大きく成長しているはずです。

オーストラリアでは、失敗を恐れず、現地の高校生といろいろな交流をして欲しいと思っています。

なお、落語「寿限無」は、絶対にオーストラリアでも「ウケる」と思います。

野球部、夏の夢は後輩に託す

いわきグリーンスタジアムでの試合だった。

相手は、1回戦で県立石川高等学校に勝利したふたば未来学園高等学校である。1回に2点、2回に1点を先制され、苦しいスタートとなった。本校は2回戦からの出場で、スタート時に大きな緊張があったのだと思う。

3回以降は、気持ちを立て直して、必死に全員野球を展開した。ほぼ毎回ランナーを出したものの、あと1本が出なかった。「あの時・・・」「・・・すれば」とは言うまい、全力で戦っている者に失礼である。スタンドからも、生徒会役員の7名、そして野球部保護者会が全力で応援をした。

3年生の諸君、ご苦労様でした。3年生にとっては不完全燃焼だったかもしれないが、君たちが今まで必死に練習を続けてきたことを、私は知っている。昨年の秋以降は8名の部員で、除染土の搬出でグラウンドを十分に使うことができなかったという悪条件の中でよく耐えてきた。君たちの思いを、しっかりと後輩へ引き継いでもらいたい。

そして、最後に、その部員を支え続けてきた保護者のみなさんに感謝したい。

 

一條夢叶さん、「ふくしま復興大使」として台湾へ

平成30年度の「ふくしま復興大使」が決定しました。本校からは、3年生の一條夢叶(ゆめか)さんが選ばれました。

「ふくしま復興大使」は、平成24年度から福島民報社が中学生、高校生、大学生を中心に委嘱しているもので、例年国内各地を訪れ、東日本大震災や東京電力福島第一原発事故からの復興に向かう県民の思いを発信し、また、各地で先進的な地域づくりを学び、それを福島県内での地域おこしにつなげようとするものです。今年度は、7月26日より29日まで、台湾への訪問も行うことになっており、一條さんはその訪問にも行くことが決まっています。また、今年度は、歴代の復興大使と協力して、県内の地域づくりを盛り上げる実践事業も計画されているようです。

一條さんは、台湾や国内での交流活動をとおして、是非とも福島の魅力を伝えてきたいと考えているようです。

一條さんには、福島県の「今」の高校生の気持ちをさまざまな人たちにしっかりと伝えるとともに、高校生として「今」何ができるのかをしっかりと考えてきて欲しいと願っています。

留学生のソン君の生け花

今週は、生け花の話題が多くなりますが、もう一つ紹介します。

上の写真は、現在、韓国より長期の留学生として本校に来ているソン君による生け花です。作品は、リアトリスの一種生けです。一種生けは、生け花の基本だそうです。草木の自然の姿を、そのままに生けることが大切だそうです。

ソン君も、日本の心をしっかりと学んでいるようです。花のことは、全然無知な私ですが、とてもすてきに見えます。

皆さんは、どうでしょうか。現在、正面玄関に飾っていますので、来校された際は、ご覧ください。

なお、本日は、12時30分(予定)より、いわきグリーンスタジアムで、本校の野球部が夏の大会に挑みます。

私も、これから応援に行ってきます。

「花の甲子園2018」にむけて

 

日本文化部の3年生3名が、「花の甲子園2018」に挑戦するため、練習を重ねているようです。本校からの挑戦は初めてとなります。

「花の甲子園」は、高等学校で池坊いけばなを学ぶ生徒が、3人一組となり、制作した作品を発表する公開コンクールです。今年度で、第10回目を迎えるようです。

今回出場するメンバーは、以下のとおりです。

3年1組 井元雪乃   好きな花:ひまわり  生け花とは:人と繋がるツール

3年3組 市村璃々子  好きな花:ガーベラ  生け花とは:自分を表現するもの

3年5組 三本木麻瑚  好きな花:桜     生け花とは:自分の思い

是非とも、8月の地区大会を勝ち抜き、11月の京都での本戦に出場することを願ってます。頑張ってください。

第1回学校保健委員会、開催

まず始めに、西日本豪雨で被害に遭われた方々に、心よりお見舞い申し上げます。

さて、先週の7月4日、遠藤教子学校医、北畠秀樹学校歯科医の参加のもと、第1回学校保健委員会が開催されました。

学校保健委員会は、学校における健康の問題を研究協議し、健康づくりを推進する組織です。現在は、様々な健康問題に適切に対処するため、以前にも増して、学校保健委員会の役割が大きくなってきたと感じています。

今回の会では、係より平成30年度の年間学校保健計画、年間学校安全計画が説明された後、養護教諭より各種検診の実施状況、検査結果、保健室の利用状況の報告がありました。その後、各学年より現在の生徒の健康状況が説明され、学校医、学校歯科医より指導助言をいただきました。

指導助言の中で、遠藤学校医、北畠学校歯科医より、熱中症への対応について話がありました。熱中症を防止するためには、朝食をとることが大事であり、また、朝食も、パンやご飯だけでなく、おかずも食べて欲しいということでした。

今週から、また気温の高い日が続くようです。朝食をしっかりと食べ、暑さを乗り切っていきましょう。

平成30年度同窓会総会、開催

本日7月7日、本校の大会議室において、平成30年度の同窓会総会が開催されました。

今年度は、2年に1度の役員改選の年度ということで、会長が齋藤康生さん(1期生)から仲井菜保美さん(1期生)へと大きな変更が行われました。また、新たなメンバーとして、阿部 謙信さん(10期生)、武田 昌丈さん(18期生)が加わりました。

仲井新会長での同窓会活動を、学校としても積極的にサポートしていきたいと考えています。

以下、平成30年度の同窓会役員の皆さまを紹介します。

会 長 仲井 菜保美(1期生)

副会長 古宮 常雄(5期生)

副会長 渡邉 直樹(7期生)

幹事長 國分 真智子(1期生)

書 記 松井 由美(1期生)

書 記 武田 昌丈(18期生)

会 計 白土 綾香(9期生)

会 計 阿部 謙信(10期生)

監 査 松井 由美

監 査 伊東 尚敏(14期生)

広 報 上田 昌明(2期生)

広 報 阿部 謙信

 

東北地区高等学校PTA連合会郡山大会、始まる

 

昨日7月5日、東北地区高等学校PTA連合会郡山大会のオープニングセレモニーが、ホテルハマツで、東北各県より600名を越える参加者のもと開催されました。

東北地区高等学校PTA連合会は、東北各県持ち回りで開催されており、例年1500人を越えるPTA関係者の参加がある一大イベントです。今年度は本県が開催県で、「こころ豊かなたくましい人づくり ~変化に対応し、未来を拓く力~」をテーマに、本日7月6日、福島県産業交流館ビッグパレットふくしまで、例年どおり1500名弱の参加者のもと、各県の発表、研究協議が行われます。

地元郡山大会ということで、20名を越える本校のPTA役員のみなさんが、記録を中心に大会の運営をお手伝いしております。お手伝いいただいているPTA役員の皆さまに、感謝申し上げます。

また、昨日のオープニングセレモニーでは、本校のフラ・タヒチアンダンス同好会23名が、東北各県から来たPTA関係者をもてなしました。各県のPTA関係者より私に、「感動しました」「笑顔が素晴らしかったです」との賞賛の声が数多く届きました。生徒の活躍に感謝です。

 

月刊タウン誌に本校生徒の寄稿文が掲載

月刊タウン誌「街の灯 こおりやま」7月号の特集記事「水源地清掃バスツアーに参加して」に、本校の5名の寄稿文が掲載されることになりました。

この5名は、5月26日(土)に開催された郡山市の「水源地清掃バスツアー」に参加した『あさか開成高校「水」研究班』の2、3年生のメンバーです。

このメンバーがバスツアーに参加したきっかけは、昨年度、学校の総合的な学習の時間をとおして世界の水事情について調べた結果、地元郡山市の水環境はどのようになっているのかと疑問を持ち、もっと調べてみたいと思ったからだということでした。このような行動力が身についた生徒たちを頼もしいと感じました。また、このバスツアーをとおして、知識を学んだだけでなく、様々な年齢層の皆さんと交流ができたことは大変有意義なことだったと考えます。

もう一つの7月の花

 

授業「日本の伝統文化」の3年生の山本采釆奈さんの作品が、正面玄関を飾っています。

この作品は、百合をメインにしたもので、モンステラが周りを囲み、右に伸びるソケイがバランスを取っているものです。

百合は、細い枝に大きな花を咲かせます。その風に揺れる様子から「揺すり」と呼ばれ、それが変化して「ゆり」と呼ばれるようになったようです。また、漢字の「百合」の由来は、その球根である「ユリ根」にありようで、「ユリ根」が魚の鱗のように重なり合っていて100枚くらいにはなるだろうというところから百合になったといわれています。

そして、百合は「純潔」や「威厳」と言った花言葉があり、古代ギリシアやローマでは、結婚式に多く使われ、祝福の意味がありました。そして、キリスト教の時代になると、「聖母マリア」の花とされ、「聖母マリア」とともに多く描かれることになります。

また、また、生徒に感謝です。

教育実習生による研究授業

6月18日より本校で教育実習を行っている実習生も、今週で実習を終えることになります。

昨日は、その教育実習生による研究授業が、1年5組の教室で実施されました。

常に明るく、笑顔を絶やさなかった実習生も、10名を越える先生方、そして大学より教授が来校した中、緊張しての研究授業となったようです。授業自体は、少し早口にはなってしまいましたが、丁寧に指示、説明を行い、しっかりまとめをすることができました。授業の構成上「うまいな」と思ったのは、最後のロールプレイングが、本時のまとめを兼ねているということでした。

放課後、事後研究会が開かれ、板書やチョークの使い方など、細かい反省点が指摘されました。最後に話題になったのは、知識の定着だけでなく、学んだ知識をどのようにして態度として身につけさせるかの話でした。頭で分かっただけでなく、どのように自分の生き方に結びつけていくかは、我々教員にも突きつけられている問いであり、授業づくりの難しさ、そして可能性にも繋がるものです。有意義な事後研究ができたことは、実習生にとっても良かったと感じています。

実習生には、残りの時間を大切に過ごしていただきたいと思います。

野球部必勝激励会

昨日、毎年恒例の「あさか開成高等学校野球部必勝激励会」が保護者会の主催で開催されました。

私より、初戦に向け、集中力を高め、全力で戦ってきて欲しいとあいさつを述べた後、長久保幸男監督、齋藤享平部長より日頃の保護者からの支援への感謝の言葉が述べられました。

その後、塩澤峻司部長より、今までの周りからの支援への感謝とその恩返しのための必勝への誓いが、力強い述べられました。

あさか開成高等学校の初戦は、予定どおり試合が進めば、7月11日(水)12時30分より、いわきグリーンスタジアムで、石川高等学校とふたば未来学園高等学校の勝者と対戦することになっていまず。

新規高等学校卒業者の求人票公開始まる

先週より、異常な暑さが続いております。学校においても、冷房をフル稼働させ、暑さ対策をしております。ご家庭においても、お子様に水分補給のための水筒や凍らせたペットボトルの持参の協力をお願いします。

さて、7月1日(日)、全国一斉に新規高等学校卒業者に対する求人票が公開となりました。

本校においても、進路意識を高めるため、公開日に合わせて、卒業生による講演会及び求人票の閲覧を行いました。就職希望者は、希望企業からの求人票が出ているかを確認し、熱心に閲覧をしていました。

この後、夏休み始めに希望企業への応募前見学を行い、9月上旬までに応募書類を整え提出し、9月16日以降選考試験が実施されるという日程になります。

最近の気温と同じく、暑い(熱い)夏が始まっています。

7月の花に、ゴッホを想う

 

授業「日本の伝統文化」の生徒、3年生の飛田愛生さんの作品が、正面玄関を飾っています。今回の作品は、ひまわりをメインとして、アワ、チンシバイを脇役とし、そしてレザーファンで整えたものです。私は、まっすぐ天に伸びるひまわりが大好きです。そのひまわりの良さを、シンプルに著した作品だと思います。

ひまわりを見ながら、ゴッホを思い出しました。

ゴッホは、花瓶に生けられたひまわりの絵画を複数描いています。ゴッホにとってのひまわりは明るい南フランスの太陽、ひいてはユートピアの象徴であったと言われている。

絵を鑑賞することが好きだった私は、若い時は、有名な絵画が来ると、東京まで見に行っていました。ゴッホのひまわりも見ました。かなり大きな絵だったこと、黄色が素晴らしかったことを覚えています。歴史を勉強していたので、ゴッホは気むずかしい人というイメージを勝手に持っていましたが、絵を見て、シンプルに、ゴッホは情熱的で、純粋な人だったのではないかと思いました。情熱的で、純粋だったがために、その後、大きな悩み、苦悩を抱え込んだのではないかと。

また、また、生徒に感謝です。

「レヌカの学び」とは

本日6月28日、総合的な学習の時間で、1・2年生はアクティブ・ラーニングの統一授業「レヌカの学び」、3年生は大学講師による「学ぶということ ~大学の講座から世界を見る~」を実施しました。

「レヌカの学び」とは、多文化共生と人間尊重を考えるカードゲームです。ネパール生まれの女性レヌカが、日本の教育を学ぶために来日してから、行動や考え方が変化したことを題材にした教材で、自分の中にある「偏見」や「思い込み」をあぶり出すものです。例えば、「私はご飯を食べる前に必ず手を洗うのよ」という行動は、ネパール、日本のどちらにいる時のレヌカか。答えは、ネパールにいる時です。手でご飯を食べるので、必ず手を洗います。日本にいると「箸」を使うので、手を洗う必要性を感じなくなったそうです。このように、異文化理解を邪魔する「バリア(障がい)」は、自分自身の中に存在することを気づくことができます。

3年生は、福島大学、宇都宮大学、山形大学、会津大学、国際医療福祉大学から5名の講師を招き、大学における高度で専門的な分野を直接学ぶことによって、国際理解を深める機会としました。

校内スポーツ大会、無事終了

2日間の日程の校内スポーツ大会が無事終了しました。

今年も3年生が、総合優勝を成し遂げました。総合の成績は以下の通りです。

優勝 3年3組

2位 3年1組

3位 2年3組

今年度の校内スポーツ大会をみながら、またまた生徒の良いところを発見しました。クラス対抗の競技は、各競技がベストメンバーが組めるわけではありません。チームの少し弱いところを、どのようにチーム全体でカバーするかが鍵となってきます。声を掛け合いながら、励まし合って、そして皆で喜び、泣く姿を見ることができました。生徒は、勝ち負けに関係なく、多くのものを得たと思っています。

朝河貫一博士の没後70年

今年は、二本松市出身の歴史学者朝河貫一博士の没後70年です。その事業の一環である朝河貫一博士顕彰協会による高校生海外研修事業に、本校の2年渡邊拓真君が参加することが正式に決定し、先週の土曜日6月23日に事前打ち合わせが行われました。渡辺君は、昨年度、朝河貫一論文で優秀賞となり、その論文が認められたものです。

今後、渡邊君は、7月26日より8月1日までアメリカを訪問し、朝河貫一博士が研究をしていたイェール大学を訪れ、現地の学生と交流し、東日本大震災・原発事故から復興・再生をしている福島県の現状について発信をする予定です。

朝河貫一博士は、優秀な歴史学者でもあり、国際学者でもありました。安積高校卒業後、22才でアメリカに渡り、ダートマス大学、イェール大学で学び、その後アメリカで暮らすことになります。世界的視野での日本への警鐘は数多く、1941年の日米開戦の直前には、フランクリン・ルーズベルト米国大統領から昭和天皇への親書を送ることで戦争を回避しようと考えたようです。そして、自らその草案を書くなど、異国の地にあって祖国日本のことを思い続けた真の「サムライ」でもありました。

現在、渡邊君は、現地での英語のプレゼンの作成の真っ最中です。学校としても、良い研修になるように支援していきたいと考えてます。渡辺君には、現地での交流をとおして、多くのことを学んできて欲しいと願っています。

スポーツ大会始まる

本日より、校内スポーツ大会が開催されています。

梅雨の時期であることから、毎年、雨の心配をしておりましたが、今年は気温の心配をしております。

単位制高校であるあさか開成高等学校において、スポーツ大会は特別な意味があります。普段、クラス毎に授業をすることが少なく、自己の選択によって授業ごとに教室を移動する生徒たちにとっては、この校内スポーツ大会は、クラス、そして学年の団結力を高めることができる数少ない機会となっております。繰り広げられる応援合戦のもと、クラスだけでなく、学年の結束力が高まっていくを、毎年感じております。“Fair Play”、そして“All for one , one for all”の精神のもと、全力で戦い、思い出に残るものになることを願っています。

なお、日程は、明日までの2日間となっております。水分補給が必要なことから、お子様に水筒、凍らせたペットボトル等を持たせていただければ幸いです。

郡山市男女共同参画川柳コンクールで表彰

昨日6月24日(日)、郡山市男女共同参画川柳コンクールの表彰式に行って参りました。

このコンクールは、性別により個人の生き方を制限されることなく、その個性や能力が十分に発揮できるまちづくりを進める郡山市が主催し、今回で15回目を迎えたものです。今年度、本校では「マイノリティとの共存」を学校共通テーマに掲げ、特に、男女の差別、障がい者への差別等、人権に関わる問題に対して研究、行動をしており、このコンクールへの参加はその一環です。

その結果、本校の2年根本琴未さんが高校生の部最優秀賞、2年佐藤幸歩さんが同特別賞、2年池田綾乃さんが同入賞をしました。そして、生徒の活躍により、本校が学校賞にも選ばれました。入賞した作品は、以下のとおりです。

最優秀賞 根本琴未さん 「らしさとか結局お互いに同じ人間(ひと)」

特別賞  佐藤幸歩さん 「人助け女人禁止関係なし」

入賞   池田綾乃さん 「性別の「こうあるべき」は言わないで」

人権問題で一番大切なことは、バリア(障壁)をなくすことです。特に、こころのバリア(障壁)を取り払うことが大切です。この受賞を機に、より一層、人権問題に関する意識を高めたいと思っています。

研究授業週間について

大阪で発生した地震で、登校中の児童が倒れてきたブロック塀の下敷きになり亡くなるという痛ましい事故が起きてしまいました。登下校中の安全確保について、ご家庭においても再度確認をお願いします。

さて、今週1週間、本校では研究授業週間ということで、互見授業を実施しています。

互見授業とは、教員が通常の授業を公開し、相互に参観して刺激を受け合うとともに、その後の意見交換を行うことをとおして、授業の実践力を磨き、今後の教科指導の向上を目指すものです。同教科ばかりでなく、異教科を観ることにより、それぞれの教科指導の良さを自己の授業にも取り入れることができるというメリットもあります。

私も、この1週間は、転入された先生方の授業を中心に授業を観させていただきました。

改めて授業を観ると、授業づくりの楽しさ、難しさが見えてきます。私も、授業の導入には、苦しんだことを覚えています。どのように本時の内容に近づくために、生徒に驚きや疑問点を与えるいくか。生徒の身近に感じる話題を挙げながら、興味関心を高めようと努力しました。そして、授業の展開部分ですが、教師自身が熱を持って行っている授業は、外から見ると良い授業のように見えてしまいますが、生徒の学習状況はどうなっているかをしっかりと考えなければいけません。生徒が常に主体的に授業に参加し、教師とともに考えを巡らせているかが問題です。私の経験では、すらすらと流れるような授業はあまり生徒に影響を与えず、少し戸惑った位の方が、生徒は「なぜ先生は迷っているのだろうか」と思いを巡らし、授業内容をよく理解しようとしていたことを覚えています。生徒に「歴史の楽しさが分かってきました」と言われた時が、一番やりがいを感じました。

今の先生方は、導入、教材にも気を遣いながら、授業づくりをしているようです。しかし、授業とは、教材を使用しながら、生徒の資質・能力を伸ばしていくもので、教科書の内容のみを教えるものではありません。どのような力を伸ばしたいのかがはっきりと分かる授業を目指し、高みを目指して欲しいと思います。

本日、3学年保護者会開催

本日、3年生の保護者会が、13:30より、本校第1体育館で開催されます。

進路指導部より、進学・就職に対する今後の予定、手続き等について、3学年より、三者面談、夏期課外、夏休みの全般の過ごし方についても説明がされるはずである。

夏休みの35日をいかに計画的に過ごせるかは、進路達成を目指す高校生にとって格段に大切であろうと感じています。若い時の失敗は、往々にして経験のなさ、知恵の浅はかさに起因しています。初めての進学、就職に立ち向かう高校生にとっては致し方ないことなのかもしれませんが、是非とも今まで本校で進路実績を残してきた先生方や人生の大先輩である保護者のアドバイスをしっかりと聞いて欲しいと願っています。経験のなさや知恵の浅薄さを補うためには、経験を積んだ者の話を真剣に聞くことが大切だと思っています。そして、その言葉を脳裏にたたき込み、実践していくことが大切です。そして、その1つ1つの小さな努力の積み重ねが、将来において揺るぎない経験、知恵となることも事実です。

本日、学年だよりも発行されます。裏面は夏休みの過ごし方特集になっています。是非とも、家庭でもお子様とともにお読みいただき、話題にしてください。

6月の花

6月になりました。また、授業「日本の伝統文化」の生徒が、正面玄関を花で飾ってくれました。

生け花をいけるスタイルには、3つのスタイルがあるようです(花に無頓着な私は、初めて知りました)。立花、生花、自由花です。今回の生け花は、自由花だそうです。

自由花は、定まった型はなく、文字通り自由にいける様式で、幅広いバリエーションが許されているようです。現在、生け花は、床の間を飾るだけでなく、玄関先やテーブル等あらゆる場面、空間を飾るようになってきました。そこで生み出されたのが、自由花だそうです。

今回の作品は、菊とデンファーレのコンストラスト、そして大きく両脇に伸びるアレカヤシの躍動感があり、とてもバランスがとれたものとなっています。

6月も生徒に感謝です。

教育実習始まる

昨日より、卒業生が本校で教育実習を行っている。教科は保健体育である。

40年近く前、私自身も、自分の母校で教育実習を行った。2週間の実習であったが、その経験が、現在の自分の基礎を築いていると過言ではない。教育実習の間、ほとんどの時間を教材研究に費やした。事前の打ち合わせで、使用教科書を確認し、事前に教材研究をしてきたつもりではあったが、全然足りなかった。言葉の定義そのものが不十分であった。物事を正確に伝達するためには、その言葉がどのような意味を持つかをしっかりと確定する必要がある。専門用語だけでなく、何気なく教科書に書かれている言葉まで、一つひとつ丹念に調べ上げた。そして、生徒にどのように説明すれば、正確に、かつ、わかりやすく伝えられるのかを考えた。

指導教官からは「10勉強して、1しか教えられない」と何度も言われた。膨大な知識を整理し、どのように板書にするか。補助資料以外のプリントは使わず、板書で勝負しようと決めていた。研究授業の1時間前まで教材研究、板書案の作成に明け暮れていた。研究授業がどのように終わったのかも覚えていない。でも、その時から、私の教員生活が始まったような気がする。

昨年度、本校の卒業生が、初めて本県の教員になった。本県の教員採用試験は厳しいが、是非とも立ち向かって欲しいと願っている。この3週間が、教育実習生にとって、かけがえのないものとなることを祈る。

フラ・タヒチアンダンス同好会、しなやかな踊りを披露

 

昨日、うすい百貨店に行き、フラ・タヒチアンダンス同好会の踊りを見て参りました。

昨日は、同会場で第17回福島県物産展が開催されており、そのPRイベントの一環として、本校のフラ・タヒチアンダンス同好会が招待されたものです。4月当初、まったく踊ることができなかった1年生も、しっかりと基礎を身につけ、しなやかな踊りができるようになっていました。校内で何度もフラの踊りを見ている私ですが、今回の踊りには見入ってしまい、涙が出そうになりました。

フラは、文字を持たなかったハワイの人々が神への信仰の表現や、体験、出来事を後世に伝える手段として始まったと言われています。なぜ、フラが人々の気持ちを打つのか。それは、踊り手の「思い」がいっぱい詰まったものだからではないかと感じました。

本校のフラ・タヒチアンダンス部は、フラガールズ甲子園において、一昨年度は総合第2位、昨年度は総合第4位の成績をおさめています。本年度も、10名の新入生を部員に加え、総勢23名で、フラガールズ甲子園に向けて日々練習に励んでいるところです。今年は、フラガールズ甲子園で、どのような「思い」を伝えるかが楽しみです。

ちなみに、「フラ」とは踊りのことで、フラダンスというと踊り・踊りになってしまうため、ハワイでは「フラ」としか言わないそうです。

食育を考える ~保健だより6月号より~

『管子』に、「倉廩實 則知禮節 衣食足 則知榮辱(倉廩実るれば礼節を知り、衣食足り栄辱を知る)」とあります。つまり、人は生活が豊かになれば、礼儀や節操をわきまえるようになり。もっと言えば、生活が豊かになることにより、初めて誇りや恥などの外見に気を配るようになるということでしょう。

保健だより6月号が発行されました。今月の裏面の特集は、6月が食育月間ということで食育の特集記事となっています。生活の豊かさとは、『管子』にもあるように、食事をしっかりと食べるということが基本であり、大切です。お子様は、朝食をしっかりと食べているでしょうか。毎年、朝食調査をすると、90%の生徒が朝食を食べているようです。しかし、ご飯だけ、パンだけという生徒も多いのも事実です。食事はバランスです。かたよりのない食事をさせたいものです。また、朝は飲み物を飲むことも大事です。私は、インスタントの味噌汁に乾燥野菜などを加えて「おかず」としています。

詳しくは、昨日発行された保健だより6月号をお読みください。

なお、裏の特集記事は、3年生の佐藤菜月さんが編集したものです。佐藤さんに感謝です。

国際理解講演会、開催

本日6月14日、平成30年度、最初の全学年対象の国際理解講演会が開催されました。全学年で聴く国際理解講演会は年2回、6月と11月に開催されます。どちらも保護者が聴くことができます。生徒をとおして事前に案内文を配付しますので、興味のある方は是非とも11月の講演会にお越しください。

今回の国際理解講演会は、今年度の国際理解講座の学年共通テーマ「マイノリティと共存」にもとづき開催されたもので、また今年度、本校がオリンピック・パラリンピック教育推進校に選ばれた、その活動の一環として行われたものでもあります。今回の講演題は、「LGBTってなんだろう-お互いの違いを受け入れあえる社会を目指して」でした。東京にあるNPO法人ReBitより2人の講師の方に来ていただき、実体験を踏まえながらのお話をいただきました。生徒からもたくさんの質問がされ、非常に盛り上がった講演会でした。

性に関する問題はちょっとと考える方も沢山おられるかもしれませんが、「ちがい」の部分に重きをおいて考えてください。私の大学時代の友人に、非常に手汗をかきやすい女性がいました。彼女は、緊張すると、より手汗をかきやすくなり、人と接することを避けるようになったようです。他人からすると、小さな悩みのように感じますが、本人は非常に悩んでいました。特に子どもたちは、どんな小さな悩みも、その時は自分が否定されるではないかと思うくらい、大きな問題として考えている時があります。

今回の講演会は、一人ひとりが「ちがい」を持っているということが分かるだけで救われることがあることを教えてくれた講演だったと思ってます。

大学進学対策実務担当者会議に参加

昨日、平成30年度大学進学対策実務担当者会議に参加してきました。今年度は、例年とは違い、実践発表が県内の高校ではなく、県外の高校からの発表でした。久々に現場の先生方の熱い発表を聞いて、初任の頃のような熱い気持ちがわき上がってきました。一緒に行った関根進路指導主事、猪俣3学年担任も、同じ思いであったようです。非常に参考になる実践発表でした。

現在、教育界は、大きな変革期に入っています。2020年の大学入試では、現在の大学入試センター試験が大学入学共通テストとなり、国数で記述式の問題が、そして英語では外部検定試験が導入されます。この大学入試は、現在の高校1年生が対象となってきます。調査書も変更されるため、現在e-ポートフォリオの導入も進めているところです。また、2022年より、新しい学習指導要領に移行し、学習内容も大きく変わってくるため、アクティブ・ラーニング等、取り入れられるところを実践しているところです。そして、現在、再来年の高校入試改革に向けても準備を進めています。

しかし、どんなに周りの環境が変化しようとも、国際科学科としての本校の立ち位置は変わりません。英語運用能力を高めるとともに、国際理解・交流事業を活発にし、その中から課題を発見し、その課題を解決するために仲間と協力して考え行動し、常に弱き者の立場に立って、物事を考えられる人間を育てていきたいと思っています。

考査の振り返りを

昨日で、前期中間考査が終了しました。本日より、振り返りが始まります。点数が取れた、取れなかっただけでなく、考査の取り組み具合についてしっかりと振り返りましょう。特に1年生の保護者の皆さま、高校での初めての考査が終了しました。家庭でも、考査について、お子様とお話をする機会を持っていただきたいと思っています。

「学問に王道なし」という言葉があります。実は、あの数学者ユークリッドがプトレマイオス王に幾何学を教えていた際に言った言葉だと言われています(その他、諸説があります)。元はThere is no royal road to geometry.(幾何学に王道なし)だったそうです。

この言葉は、私自身も学生時代から現在まで、身にしみて感じているものです。学問は、多くの悩みや苦しみを経験しながら、しっかりと身につけるものであり、安易な近道はないと思っています。

人間には、得手不得手があり、すべての教科ができるわけではありません。また、部活動をやっている生徒は、時間をうまく確保できなかったかもしれません。しかし、言い訳の理由にしてはいけません。もともと学問には近道はないのです。粘り強く、やり抜くことが大事です。この考査で取り組めなかったことをしっかりと振り返り、次の考査では取り組めるようにしましょう。次の考査の準備は、今日から始まります。

進路だより第3号、発行

本日、進路だより(№3)が発行されました。

記事より、2つのことを紹介したいと思います。

1つは、平成30年度進路アドバイザーについてです。今年度も、昨年度同様、進路アドバイザーとして、北原洋さんに、毎週水曜日に来校していただくことになりました。進路アドバイザーとは、県の委託事業である『ふくしまで生活基盤を築くための高校生支援事業』により、高校生の就職活動を支援するために①生徒との進路相談、②求人開拓、③ハローワークとの連携、④保護者との面談等の業務を行うため、各高校へ派遣される専門員のことです。北原さんからは、「企業との思いとともに希望に満ちた皆さんの夢の実現に向け一緒に頑張っていきたい」と抱負が述べられています。

2つ目は、オープンキャンパスのお誘いです。今年度も、PTAの進路対策委員会主催のオープンキャンパスツアーを実施することになりました。今年度は、7月14日か15日の東北福祉大学、7月16日の宇都宮大学、8月5日の福島大学の3大学での実施が決定しました。生徒だけでなく、保護者の参加が可能です。昨年度も、多数の保護者が参加しました。百聞は一見に如かず。お子様とともに、実際に大学の様子を確認することは大切なことで、今後の進路決定のアドバイスにも繋がると考えています。奮って参加していただきたいと思っています。

進路だよりは、本日、お子様をとおして配付しましたので、ご家庭でも是非お読みください。

本日より前期中間考査

本日6月7日より6月12日まで前期中間考査が行われる。

先日まで、多くの生徒が、放課後、学校施錠時間ぎりぎりの19時まで、各教室・特別教室で試験勉強を行っていた。2・3年生は、仲間同士教え会いながら勉強を進める姿が、1年生については、学年の先生が各クラスをまわって、質問などを受けて付けている姿が見受けられた。職員室前の廊下にも、数学を中心に、各教科の先生へ質問している生徒がおり、この1週間、放課後はとても賑やかである。

私が、4年前に本校に来たときには、居残り勉強をしている生徒はそれほどいなかった。年々、その数は増えてきている。居残り勉強をしている生徒に聞くと、自宅に帰ると誘惑が多いということである。難敵はテレビ、携帯、そして冷蔵庫、ベットだということである。その難敵から逃れられる最適の場所が学校だそうである。また、分からないことを、友だち、先生に、すぐに聞くことができる利点があるということである。

学習は、一人ひとりの個人戦だと思いがちだが、私は集団戦だと思っている。特に、各考査もそうだが、受験などの長期間の戦いにおいては、くじけそうになる自分を励ましてくれる友、先生の存在は大きい。

考査は、その期間のまとめをする大切なものである。特に、部活動をしている生徒等、普段なかなか学習の時間を確保できない生徒は、しっかりとしたまとめの学習をして欲しい。健闘を祈る。

 

高校説明会始まる

本日より、日和田中学校を皮切りに各中学校主催の高校説明会が開始された。

いつも感じることであるが、多くの中学校で、生徒自身による進行で会が行われていることにとても好感をもっている。限られた時間ではあったが、わかりやすく本校の紹介を行った。中学生の話を聞く姿は真剣そのもので、こちらの説明を聞き逃すまいと見つめる姿を前に、自然と説明にも熱がこもった。

高校説明会であるが、年を追うごとに、6・7月の開催が増えているような印象を持っている。一昔前は、9・10月の開催が普通だったような気がする。早めに切り替えを狙ってのものだろう。今月中旬には、中体連の地区大会が終わり、多くの中学生は、この時期から自己の将来の夢を実現するために、学習に時間をかける日々を送ることになる。そして、夏休み中の1日体験入学を踏まえ、志望校の絞り込みも始まるのだろう。中学生の期待に応えられるよう、本校でも、意味のある1日体験入学となるよう準備を急ぎたいと考えている。

話は変わるが、高校でもインターハイ県大会が終了し、進路に向けて、本格始動の時期となってきた。今月の6月21日には、3年生の保護者会が開催される。進路に向けての保護者会である。

中学生、高校生ともに、勝負の夏休みが始まろうとしている。

5月の作品

 

少し紹介が遅くなりました。「5月の作品」ということで、授業「日本の伝統文化」と日本文化部で、生徒が作製した作品2点が正面玄関を飾っています。

授業「日本の伝統文化」の作品は、菊を7本使い、高さを変えながら、うまく構成されています。日本文化部の作品は、「飛躍の瞬間(とき)」の題で、入才蘭、ナデシコ、黄カーネーション、ソリダゴを使い、かわいらしく、まとまった作品となっています。

花の存在で、暗い正面玄関が、明るく、潤いのあるものとなっています。来校の際には、是非、ご覧ください。

心を動かすもの

 

今回、インターハイ地区大会から県大会まで、可能な限り選手の応援に行った。

試合を見るたびに、スポーツには、どんなに社会の潮流が変わろうとも、時代を超えて変わらない価値があるということを感じざるを得なかった。試合前に、アップを終え、集中力を高め、腕を組みしながら全員で勝利を誓い合う瞬間から試合は始まっている。自分を信じ、仲間を信じ、試合に挑む。そして、緊張しながらも、その瞬間・瞬間に、全力で立ち向い、自己の限界を超えようと努力する。ミスがあって、心が折れそうなとき、友が励まし応援し続ける。そして、敗戦の時を向かえたとき、涙しながらも、試合を振り返える。すべての瞬間に、心を動かすものが存在する。

スポーツとは何か。

スポーツとは、育てるものであろう。身体を育て、心を育て、チームワークを育て、夢を育てる。

選手たちへ、感動をありがとう。

インターハイ県大会、後半戦へ

先週末も県内各地で、インターハイ県大会が開催され、選手の応援に行ってきました。

土曜日6月2日は、女子サッカーと卓球の応援に行ってきました。女子サッカーは、広野サッカー場での、ふたば未来学園高校との戦いでした。選手は、最後まであきらめず走りきったものの、惜しくも敗退してしまいました。

その後、会津に向かって、車を走らせました。しかし、会津の会津総合体育館に到着したのは、16時ちょっと前。トーナメント表を見ると、男子団体は敗退しており、もう既に翌日の個人戦に備えて、宿舎に帰宅した後でした。福島県の広さを甘く見てました。個人戦では、持っている力を十二分に発揮してもらいたいものです。

日曜日6月3日は、ソフトテニスの応援に福島市へ。会場のあづま総合運動公園に到着したとき、女子の磐城高校との団体戦の1回戦が行われていました。デュースを繰り返す、1時間半にも及ぶ熱戦でしたが、結果4-0で2回戦へと進みました。男子の団体も、1回戦を突破しており、今後の活躍を期待したいと思います。その後、郡山市で行われているバドミントン会場に、応援に行ってきました。

感謝、感謝

本日より6月、衣替えとなりました。平成30年度も、すでに2ヶ月も経過しことに気付き、月日の流れの早さを実感しています。

本日6月1日(金)は、県下一斉の登校指導の日です。本校でも、生徒指導部の先生方による登校指導の他、生活委員、交通安全員の生徒によるあいさつ運動も行われました。また、11名の保護者のみなさまにも、登校指導、あいさつ運動の協力をいただきました。早朝からの協力に、感謝申し上げます。

また、本日は、とてもうれしいことがありました。7時に学校に来てみると、校門前にゴミが散乱していました。風が強く、近くのゴミステーションから飛ばされたものでした。このような状態ではと、ゴミを片付けていると、バレー部の生徒が数名、ちょうど登校してきたところでした。生徒たちはすぐに近寄ってきて、「校長先生、私たちがやります」の一言のもと、私より箒、ちりとりを借り、掃除を始めましたのです。残った生徒は、素手でゴミを拾っていました。涙がこぼれそうになる瞬間でした。常々、奉仕の精神をはぐくみたいと思い、本校での教育活動を行ってきました。このような形で、その結果を見ることができ、生徒たちに感謝でいっぱいです。

前期中間考査、1週間前

前期中間考査まで1週間となりました。前期中間考査は6月7日(木)から12日(火)まで実施されます。

1年生の保護者のみなさん、中学校と違い、高校の考査は4日間の日程で行いますので、考査中は遅くても4校時での放課となります。お子様が午前中で帰りますので、よろしくお願いします。

平成30年度、初めての考査となります。特に、3年生にとっては進路を決定する大切な考査であり、1年生にとっても高校に入って初めての考査となります。計画的な学習をし、現在自分が持っている実力を十分に発揮していただきたいと感じています。

すべてのことに言えますが、「どのように始まるか」は非常に大事なものです。最初の考査でうまくいけば、それが基準となり、その後の勉強もうまく進む可能性があります。また、大きなアドバンテージにもなります。1年生にとっては、3年間を左右する大事な考査かもしれませんので、しっかりと勉強をして欲しいと願っています。

1つのアドバイスですが、苦手教科をどのように乗り切るかが鍵になってくると思います。苦手教科は、自分一人でやりきるには、ちょっと大変だと思います。友達に質問したり、友達も分からない場合は、うまく先生方を活用してください。先輩方も、学校で勉強を続け、よく職員室へ質問に来ていました。

本校で第1回県中地区生徒会長サミット開催

 

本日5月30日(水)、本校大会議室において、平成30年度第1回生徒会長サミットが開催されました。県中地区の高校、特別支援学校より約90名の生徒会役員、生徒会担当の先生方にお集まりいただきました。講師として、県中教育事務所の坂本圭介指導主事をお招きし、会の全体を見ていただきました。

今回の生徒会長サミットでは、それぞれの学校に自校の学校紹介をしてもらった後、分科会に分かれ、各校の生徒会活動の取り組み、課題についての意見交換を行いました。特に、公開文化祭については、ほとんどの学校で3年に1度の開催で、その企画立案に対してアドバイスを求める声が多く聞かれました。そのため、急遽、分科会の時間を延長し、意見交換の時間を確保することにしました。

この会を終え、横のつながりの大切さを実感しました。それぞれの学校の生徒会役員は、行事の企画運営で、校内の意見を調整し、まとめ上げることの難しさを感じています。この会は、生徒会役員にとって、大きなヒントがもらえる場になっているのではないかと感じました。

この会が継続されることが、それぞれの学校、そして県中地区全体の生徒会活動の向上につながるものと考えます。今後、お互いの良さを感じ取りながら、高め合っていき、県中地区全体の学校の活性化につながることを期待します。

朝の10分を大切に

時間をコントロールすることは、とても大切なことである。特に、朝は、時間を管理することが難しい。だからこそ、強い意志を持って、コントールしようと思わなくてはならない。

5月に入って自転車被害事故が5件起きた。ほとんどの事故が、自転車で登校中に、側道から出てきた自動車と接触したものである。なぜ生徒は、自動車が側道、駐車場から出てくることに気づかないのか。その多くは、遅刻しないように急いでいたからであろう。十分な余裕があれば、事故を回避できたのではないかと思ってしまう。別に生徒だけを責めるわけではないが、事故は命にかかわることなので、万全の注意を払ってもらいたい。

事故が多発していることを聞き、先週より、校門に立っている。特に、時間ぎりぎりに来る生徒には、もう少し余裕を持って登校しようと声をかけ続けている。少しずつではあるが、ぎりぎりに来る生徒が少なくなっているような気がする。

今週末、6月1日(金)は、県下一斉の登校指導の日である。本校でも、毎年、生徒指導部の先生方を中心に、PTAの方々の協力も得て、登校指導を実施している。これを契機に、6月以降は、自転車事故を「0」にしたいものである。ご家庭からも、朝の時間の管理ついて、ご指導をお願いしたい。

剣道部、善戦

本日5月28日(月)、男女団体が勝ち残っていた剣道部の試合観戦に、郡山総合体育館に駆けつけた。男子団体は、時間に間に合わず、観戦することはできなかった。会場に到着したときに、選手より敗戦の報告を受けた。磐城高校とベスト8をかけた戦いであった。昨年、男子チームは、3年生が引退した後には部員が1名となってしまい、団体を組むことができなくなった。今年、1年生が4名入部し、また団体チームを組めるようになった。今年のインターハイにつなげたのも、一人で直向きに練習してきた3年生の松坂君のお陰である。感謝である。女子団体は、ベスト4をかけた安積高校との戦いであった。緊迫した内容で、手に汗握る試合であった。結果的には敗退する結果になったが、選手たちは非常に善戦した内容であった。素人私には、本校の選手の有効打が何本か合ったようにも思えたが、心技体そろってのものが「一本」なのだろう。「道」を極めることの難しさを感じた。しかし、男女ともよく頑張ってくれた。選手たちの活躍に感謝である。

インターハイ県大会で各地を飛び回る

先週の土・日曜日は、インターハイ県大会の本校選手の応援のため、県内各地を飛び回った。

剣道部女子の初戦は、同地区の安積黎明高校との戦いであった。思い出せば、この2校は、3年前、本校の剣道場が改修工事の際は安積黎明高校の道場で、そして2年前、安積黎明の道場が改修工事の際は本校で練習をしていた。お互いに気心がしてた同士の戦いに、運命の非情さを感じざるを得なかった。お互いの力は均衡しており、手に汗を握る試合であった。僅差で勝利した本校は、その後勝ち進み、日曜日の試合にも勝利し、月曜日準決をかけた試合にのぞむ。昨年秋は、1名で頑張ってきた男子も、チームワーク良く3回戦へ残った。

土曜日は、剣道を見た後、会津へバレーの応援に行った。本校は、2回戦からの登場であった。惜敗であった。緊張からか、今回地区大会では3位まで上り詰めた、その本来の力が出せないまま終わった。この子たちの、礼儀正しい、そして練習に直向きに取り組んでいる姿を見ているだけに、無念であった。その後、あづま運動公園に行き、陸上競技をみた。もう時間が遅く、マイルリレーの予選の後半であった。陸上の生徒には直接会えなかったが、惜敗したもののタイムを伸ばしたリレーでの気持ちを、日曜日以降の競技につなげることを期待したい。

第1回PTA役員会、合同委員会開催

 

昨日5月24日(木)、本校の大会議室において、第1回のPTA役員会・合同委員会が開催されました。新役員となって初めての委員会で、35名の方々にお集まりいただくことができました。主な議題は、学年委員会、専門委員会の委員長、副委員長等の選出、1年間の年間計画の確定、そして、本年度は東北地区高等学校PTA連合会大会が7月に郡山で開催されるため、その補助員を募るというものでした。会はスムースに進行し、最後に、学年委員会・専門委員会より年間計画の説明がありました。そして、7月に行われる東北地区高等学校PTA連合会大会にも、20名を越える協力が得られる運びとなりました。改めて、PTA役員のみなさまへ、感謝を申し上げます。

学校保健会県南支部総会、本校で開催

5月22日(火)、本校を会場として、福島県学校保健会県南支部保健主事部会総会が開催されました。今年度より2年間、学校保健会の県南支部の事務局が本校におかれることになった関係で、県南支部の会長も務めることになりました。

学校保健会は、学校保健の向上発展を目的として設立されたものです。子どもたちが安心して健やかに育っていくためには、教育の場であり、生活の場でもある学校が、常に子どもたちの身体に気を配り、安全・安心に過ごせる場である必要があります。現在、子供たちを取り巻く状況は大きく変化し、特に本県では、原子力災害以後、子供の肥満の問題、体力の低下等は、大きな問題となっております。これらの問題を解決するためには、単に知識を獲得させるだけではなく、どのように意識させ、行動させるかが大きな鍵となってくると思います。そのためにも、学校に所属する全教職が意識を持ち、学校が保護者、地域と課題を共有し、チームとして動くことが大切になります。

本校においても、昨年度より、栄養教室に保護者を加えて開催しております。そして、PTAのみなさまと協議をして、自動販売機の飲料水の内容を糖分の少ないものへと変えました。また、今年度より、生徒を対象としていたAED講習会に加え、教職員を対象としたAED講習会を、別日に開催することも決定しております。これからも、生徒の健康・安全の向上に努めて参りたいと考えています。

インターハイ県大会へむかう選手を激励

本日5月23日(水)7校時目、インターハイ県大会の選手壮行会が開催されました。私より選手へ、「自分を信じ、仲間を信じ、そして今までの練習を信じて、全力で戦ってきてください。そして、正々堂々、競う相手を讃えながら、悔いの残らない戦いをし、開成スピリットを県下に轟かせて欲しい」、また生徒会長より、「3年生にとっては最後の大会となります。全校生徒で応援します」という言葉をおくりました。

その後、各部より、「チーム全員で最後まで戦ってきます」、「一人ひとり強い気持ちを持ち、やるべきことをやってきたい」、「1戦でも多く、悔いの残らない戦いをしたい」などの今回の大会に対する抱負が述べられました。

インターハイ県大会が終わると引退する生徒もおり、このチームで戦う最後の試合になる部活もあるかと思います。一分・一秒・一点・一本を大切に、仲間との時間を十二分に楽しんできて欲しいと願います。

コーヒー講座、開催

昨日5月22日(火)の放課後、株式会社富久栄紹介の代表取締役中島茂氏をお呼びして、国際部主催のコーヒー講座を家庭科室で開催しました。中島氏は、日本スペシャルティコーヒー協会認定アドバンスドコーヒーマイスター、ブラジル政府公認コーヒー鑑定士等の資格をお持ちの方で、現在郡山市の亀田とうすい百貨店内に富久栄珈琲を展開されている方です。今回の講座は、コーヒーを楽しみながら、講義を聴くという形式のため、生徒は限定14名の参加となりました。

まず最初に、中島氏より、コーヒーについての基礎知識を聞き、その後、美味しいコーヒーの入れ方、産地、焙煎の差によるコーヒーの飲み比べをしました。今回生徒が試飲したのは、エチオピアのインガチェフ産(ウォッシュド、浅煎り)、エチオピアのグジ産(ナチュラル、中深煎り)、ブルンジ産(ウォッシュド、深煎り)の3種類でした。浅煎りのフルーティさ、中深煎りの甘さ、深煎りの香ばしさ・苦さを味わいました。ちなみに、私はブルンジ産の深煎りが好きでした。

最後に、まとめの話がありました。私は、中島氏「コーヒーは、途上国において、外貨を稼ぐ貴重なもので、現在国を動かす原動力になっている。以前は、市場が量と低価格を求めたために、品質は置き去りにされ、農家は低収入に苦しみ、児童労働が蔓延し、農園も荒れていた。しかし、現在、世界中で価値の転換が図られている。スペシャルティコーヒー(品質の良いコーヒー)の登場である。スペシャルティコーヒーは、農家の頑張りがそのまま収入につながり、消費者にとっても品質の良いコーヒーを享受することにもなった。」のという言葉に非常に感動しました。

コーヒーは、最も知られたフェアトレード(私はオールタナティヴトレードの呼称が好きだが)商品の一つです。スターバックスコーヒー、ダンキンドーナッツ、タリーズ等でも扱っています。私は、フェアトレードを、消費者の立場から、「責任のある」買い物だと思っています。この「責任のある」買い物について、今後生徒たちと話をしたいと思っています。

 

 

郡山支援学校へ

昨日5月21日(月)の午後、福島県立郡山支援学校の郷家俊哉校長のお招きで、郡山支援学校を訪問する機会を得た。郡山支援学校と本校は以前より結びつきがあり、毎年、支援学校の学習発表会の際にボランティアとしてJRC等の生徒が、またフラダンス同好会もダンスを披露に行っている。

郷家校長より郡山支援学校の概況の説明を受けた後、校内や寄宿舎を見学させてもらった。車いすで自由に移動できるように、廊下は広く、スロープも完備されていた。また、窓が広く、校舎全体が明るく、全館美術館構想と言うことですべての壁が生徒の絵で溢れていた。素晴らしい施設である。生徒もとても人懐っこく、授業にお邪魔した際には、私に近寄ってくる生徒もおり、小さな声で「こんにちは」とあいさつをした。

最後に郷家校長と、学校同士、いろいろな意味で交流活動をしましょうということで、1時間あまりの訪問を終えた。

本校は国際系の学校である。生徒にどのような力を身につけさせているかと聞かれたときにはコミュニケーション能力だと答える。コミュニケーション能力とは、論理的に物事を考え、伝える力も大切だが、相手の話を聞く力、感じ取る力、寄り添う態度も必要である。これから、いろいろな場面での交流、ふれあいの中から、その力を伸ばしていきたいと考えている。

正面玄関の花は

昼休みに廊下を歩いていたら、真っ赤な百合とグラジオラスの生け花を持った生徒が正面玄関に歩いてきた。そう言えば、いつも正面玄関には、立派な生け花があったと気付き、生徒に話しかけた。生徒は、日本の伝統文化の授業で生けた花を、定期的に正面玄関に飾っていることを私に説明した。

正面玄関に花があるだけで心が落ち着く。生け花とは相手に対する心づくしであろう。これこそ、日本文化の「おもてなし」であろうと感じた。

改めて、生徒、そして伊藤弘子先生に感謝である。

面接週間、インターハイ県大会へ

先週、教務と進路による履修指導が終わり、今週から31日まで面接週間に入ります。その期間、放課後の面接の時間を確保するために40分授業となり、月・水・金は14:40放課、火・木は7校時なので15:30放課となります。お子様が、通常より早く帰宅することもありますが、よろしくお願いします。

なお、今週末より、インターハイ県大会も始まります。県大会は次のとおりです。今までの練習の成果を十二分に発揮して、悔いのない戦いをしてきて欲しいと願ってます。

今週末

 陸上競技部   5月25日(金)~28日(月) とうほう・みんなのスタジアム

 剣道部     5月26日(土)~28日(月) 郡山総合体育館

 バレーボール部 5月26日(土)~28日(月) 河東総合体育館(26日)あいづ総合体育館(27日~)

来週末

 ソフトテニス部 6月2日(土)~4日(月)   あづま総合運動公園

 バドミントン部 6月2日(土)~4日(月)   郡山総合体育館

 バスケットボール部 6月9日(土)~11日(月) あいづ総合体育館

 卓球部     6月2日(土)~4日(月)   あいづ総合体育館

 サッカー部   6月2日(土)~3日(日)   広野町サッカー場

 

保育体験実習授業を実施

本日5月18日(金)、3年生の家庭科の「子供の発達と保育」選択者22名が、家庭科の目時教諭の引率のもと、保育体験実習授業のために桃見台保育所に行きました。このj実習授業は、桃見台保育所との連携のもと、本校では毎年実施しているものです。担当の目時教諭からは、今年度は、1日の体験実習だけでなく夏休みに3日間程度実習を行い、保育についての理解をより深めたいということでした。本日は、所長より保育所の概要についての講話を受け、その後、子供たちと直接触れあう時間を持ったようです。今回の参加者のほとんどが、保育士、幼児教育または福祉関係を目指しているということで、この体験授業をとおして、自分の進路についてより考えを深めることを期待します。

なお、生徒を受け入れてくださった桃見台保育所の所長を始め、職員の皆様に、改めて感謝を申し上げます。

履修指導について

 

本日5月17日(木)の6・7校時、明日18日(金)の5~7校時の時間に、1・2年生を対象とした履修指導が行われます。履修指導とは、次年度の科目選択の決定に際して、生徒各自が希望路や興味関心に応じた科目選択ができるように、本日は教務的観点から教務部、各教科の主任より教科の特徴について、明日は進路指導部より、進路的観点から1年生については全体説明、2年生については進路希望別に分かれ、進路実現のために必要な科目選択等について指導をするものです。その後、5月21日(月)から31日(木)まで、クラス担任よる個別の面接指導を経て、保護者の確認をもらい、6月22日(金)に次年度の科目選択を決定することになります。

本校は、単位制の高校のために、多様な教科・科目が用意されております。将来の進路にも関わる選択ですので、将来どのような職業に就きたいのか、そのためにどのような進路を目指し、どのような科目選択をしたのかなど、ご家庭でもお子様とよく話をいただければ幸いです。

英語ボランティアガイドプログラム参加者に修了証書

 

昨年度、1年間を通して実施してきた英語ボランティアガイドプログラム(コカコーラ教育・環境財団主催)が終了し、生徒33名一人ひとりに修了証書が手渡されました。このブログラムは、コカコーラ教育・環境財団が、被災三県の復興を手助けするため、特に次世代の子供たちの教育支援をする目的で昨年度より実施されたもので、昨年度本県では、本校と南会津高校の2校で選ばれたものです。本校は、2020年のオリンピック・パラリンピック開催を目の前にして、本校がどのような関わり方をすれば良いかを考えていた時だったので、生徒の英語コミュニケーションスキルの向上を図るために参加を決意しました。昨年の7月9・10日の2DAY研修から今年の2月26日の東京研修までの長期にわたる研修となりました。生徒たちにとっては、普段の勉強の他に自主課題研究をしなければならず、少し大変だったかもしれません。しかし、郡山市の英語ガイドから実際のガイドについて学んだり、郡山市国際課と協力して実際のガイドを経験したりと、普段は味わうことができない学習ができたのではないかと考えております。今年度も、昨年度のノウハウを活かし、このプログラムを継承したいと考えています。

国際理解講座、本格始動

1年生の国際理解国座

国際理解講座が、5月10日(木)より、本格的に始まりました。今年度のテーマは「共存」です。昨年度のテーマも「水との共存」でした。国際部の先生方によると、昨年度は生徒が熱心に活動したということで、自然環境との「共存」だけでなく、社会的弱者等との「共存」についてもより深く考察して欲しいということで、本年度も同じテーマにしたということでした。確かに、現在世界には、障がい者、LGBT、難民を含む外国人等、社会的マイノリティとの「共存」という課題が存在します。昨日、校長雑感にも、本校がオリンピック・パラリンピック教育推進校に選ばれたという話を書きました。今年度は、1年間、未来の世界、社会の在り方について、生徒とともに、じっくりと考えていきたいと思います。

ちなみに、次の論文は、私の授業で生徒がまとめたものです。

(平成28年度)

女性の社会進出に向けて.pdf

戦争と平和について.pdf

(平成29年度)

水との共存 ~水から考え、そして自ら考え、自ら行動しよう~.pdf

インターハイ地区大会始まる

 

高等学校体育大会地区大会が天候に恵まれて熱戦がくりひろげられています。連休中より本日まで、会場の視察と生徒の応援に駆けずり回る日々を送りました。スポーツは、どうしても勝ち負けをつけなければなりませんので、勝者、敗者の別が出てしまいます。しかし、スポーツを愛し、直向きにプレーする姿は、美しく、非常に感動するものです。県大会の出場権を得た生徒には大いに賞賛の言葉を述べたい。また、敗者についても、これまでの頑張りと再挑戦に激励を送りたいと思います。最後に、いままで支えてきたマネージャー、応援に駆けつけている保護者の皆さん、そして各競技の運営を支えている先生方に、改めて感謝を申し上げます。

連休中の生徒の活躍

 

 

連休中、多くの場所で生徒の頑張りが見られました。

5月4日・5日(土・日)には、ホテルプリシードで、日本文化部の生徒が、池坊の花展に参加し、作品を出展するとともにお手前などを披露しました。伊藤弘子先生には、日頃の部活動の指導だけでなく、練習の成果を披露する場をいただいたこと、心より感謝申し上げます。

また、5月5日(日)には、40名を越える生徒が、郡山市のこどもまつりにボランティアとして参加しました。あさか開成では、年間延べ300名を越える生徒がボランティアに参加しています。ボランティアは、自分のできるものを見つけ、周囲と協力しながら行う社会活動です。一人ひとりの力は小さいけれど、その力が集まれば大きな力になることを実感してもらいたいと思っています。

連休明けは、インターハイの地区大会です。今後も、生徒の頑張りに期待します。

生徒総会、開催される

本日5月2日(水)、生徒総会が開催されました。生徒会役員のみなさん、放課後遅くまで、総会の準備、大変ご苦労様でした。

生徒会活動とは、生徒による自発的・自治的な活動を通して、学校生活に関する諸問題の解決に取り組み、互いに協力して改善向上を図ろうとする実践力を育てるものです。現在、主権者教育の充実が叫ばれていますが、生徒が身近に感じる生徒会活動こそが、その原点であると言えると思っています。「自分たちの意思がよりよい学校をつくる」という強い気持ちを持って、違う意見にも耳を傾けながら、そして、あさか開成の良き伝統であるボランティア精神を発揮し、生徒会活動の充実を図ってもらいと願っています。

生徒の発案による難民支援への募金活動始まる

先日、3年生2名が校長室を訪れ、校内で難民支援のための募金活動をやりたいので許可が欲しいとの申し出がありました。理由を聞いてみると、昨年、講演会で聞いた難民問題で、何か自分たちにできることはないかと考えていたということでした。そして、新入生にもあさか開成高校の伝統である国際理解・国際交流の精神を学んでもらいとの願いがあり、この4月を選んだということでした。私からは、自分たちの思いがきちんと伝わるよう、具体的な計画を立て、活動をして欲しいと助言をしました。

2人で試行錯誤をしながら計画を練り、仲間を募って、本日4月26日(木)放課後より、募金活動が始まりました。事前に、昼休みの放送で難民問題への自分たちの思いを伝えたり、募金のための自作チラシを配付してのスタートでした。この思いが、多くの生徒たちの心を動かし、初日の募金活動は大成功に終わったようです。この募金活動は、28(土)のPTA総会時まで続くようです。生徒の頑張りに感謝です。

オリンピック・パラリンピック教育推進校へ

 

本日、県の担当者より、本校がオリンピック・パラリンピック教育推進校に決定されたことの報告を受け、その事業に関する説明をいただきました。これも、本校が長年、国際理解、異文化理解の教育の実践を積み重ねてきた結果だと思い、大変嬉しく感じました。実際、学校を見渡しますと、生徒が作った国際理解、異文化理解に関する掲示物がたくさんあります。是非とも、PTA総会時に見ていただければ思います。

そして、今年度は、国際部を中心に、オリンピック・パラリンピックに関する講演、行事が増えることと思われます。この機会に、オリンピック、パラリンピックの意義への学びと同時に、おもてなしの精神の育成やインクルーシブな社会の構築へ向けた教育の充実を図っていきたいと考えております。

本格的な授業開始

 

早いもので、始業式、入学式から2週間が経とうとしています。先週は、年度初めの身体測定、学習ガイダンス等の行事が多く、慌ただしい1週間でした。今週は、全学年、授業が本格始動し、学校の中も静かで、非常に落ち着いた状態です。昨日の4月18日(水)、本校の大会議室で、オーストラリア研修のオリエンテーションが開催されました。今年度は、1年生を中心に24名の生徒が挑戦するようです。オーストラリア研修は、生徒にとって不安や困難と闘いながらも、自己と世界の関わりを考えることができる貴重な体験だと考えています。生徒が、半年後、大きな成長を遂げていることを期待します。

平成30年度あさか開成高等学校、始動

 

 

 

 無事、始業式・入学式が終え、平成30年度あさか開成高等学校が本格的に始動しました。今年度は、201名の新入生を迎え、全校生徒599名での出発となりました。今年は、桜の開花が早く、入学式前に散ってしまうのではないかと心配しました。しかし、桜も入学生の顔を見たかったのか、頑張って満開の状態を維持し、桜吹雪の中の入学式となりました。

 鈴木睦治前校長が残したチューリップも無事に花が咲き始め、新入生を歓迎しているようです。鈴木校長が好きだった言葉、"March winds and April showers bring forth May flowers."を思い出しながら、今後、生徒一人一人の花を咲かせるべく、努力を継続したいと決意をしたとろこです。

 

皆さん、花を咲かせましょう。

  

 早いもので、つい3日前に平成29年度の終業式を終えました。体育館を見渡した時、やはり3年生が巣立ってしまって空虚感というか寂しさを感じました。しかし、4月からはまた新たに201名の1年生が加わるので、もう少しの辛抱でしょう。いずれにしても、この季節は別れと出会いの繰り返しです。

 さて、このコラムで紹介してきましたが、あさか開成にはいろいろきれいな花が咲きます。左の写真は私から皆さんへのささやかな贈り物です。正門の左脇にチューリップを20球、昨年の内に(用務員さんに)植えてもらいました。既に芽吹いて力強い葉が出ています。また、本校の symbol である桜の木も、右の写真のように大きな芽を膨らませてきました。どちらも、来月早々にはきれいな花を咲かせます。是非楽しんでください。そして次は、自分の花を咲かせるべく、直向きな努力を継続してください。きっと、春にはきれいな花が咲きます。"March winds and April showers bring forth May flowers." (2018年3月23日)

Old Man Winter is coming along.

   
  
    いよいよ、Old Man Winter(冬将軍)の到来、厳しい冬がやって来ます。今朝は、会津で初雪が降りました。来週から後期中間考査が始まり、3年生の大学・短大進学希望者は今週から月末にかけて受験のピークとなります。厳しい試練の時期が続きますが、負けないで乗り越えてください。
 学校の草木はもう冬に向かっています。紅葉も終わりかけ、グラウンド脇の土手は枯葉で埋め尽くされています。一方で、来春に向けて用務員さんが pansy(パンジー)の苗を植えてくれています。パンジーは冬越えすると、格段に根付きがよくなり、たくさんのきれいな花を咲かせます。きれいな花が咲くためには、人間同様試練が必要なのですね。
 pansy(パンジー)の語源は、フランス語のパンセ(「思索」の意。パスカルの著書名)だそうです。パンジーの花が人間の顔のようで、前傾し「思索」に耽っている様に見えるからだそうです。Have a look at them.  If Winter comes, can spring be far behind. (2017年11月16日)

いよいよ10月 実りの秋に!

 

 昨日10月2日は後期始業式でした。衣替えとなり、もう周りは秋の気配が濃厚に感じられます。正門近くには、夏の名残でしょうか、まだホオズキがいくつか見られます。ホオズキは英語で Chinese lantern plant(中国のちょうちん植物)や husk tomato(殻つきトマト)と言います。見たままの表現で興味深いと思いませんか。目を本校舎裏手に向けると、校章にもなっている銀杏(イチョウ)の葉がかなり黄色く色づいてきました。イチョウは英語で何と言うでしょう。ginkgo(「銀行」とほぼ同じ発音)と言います。「銀杏」の音読みを誤って発音し、誤記したことに由来するそうです。これも面白いですね。
 さて、始業式でもお話ししましたが、後期は実りの秋にすべく、各自目標 goal をもって準備し、さまざまなことに挑戦し実行してください。皆さんの実りの秋に期待しています。(2017年10月3日)